プログラム28「朝食」


プログラム28 朝起きて・・・ 「お嬢様」  むぅ、誰かが呼んでるなり。でも眠いから無視。 「かすみお嬢様」  むぅ、なかなかしつこいなり。でも寝不足だから無視。 「おい吟、いやらしく起こしてやれ!!」  むぅ、言葉遣いが悪いから無視。  ピチャピチャピチャ  ビクン!!  うやぁ、乳首が急に気持ちよくなってきた。・・・なんで? 「ふぁぁぁぁ・・・」 「・・・まだ起きないのか? ホントにとんでもないヤツだな」  ・・・だって眠いし。 「おい、もっといろんなところを舐めてやれ」  いろんなところって?   ペロペロペロ  ビビクン!! 「うやぁぁ・・・」  今度は腋の辺りにくすぐったい快感が走る。・・・これって夢かな?  ピチュピチュピチュ  ビクン!! 「ふぅぅぅぅぅ・・・」  わわわ!? 今度はあそこから気持ちいい快感が来ちゃった。・・・夢にしては妙に リアルな快感のような気がするけど? 「・・・反応はしてるよな。だったら何で起きないんだ?」  だから眠いんだってば。・・・ってだれ? 話かけてるのは。 「ち、しょうがない。おい吟、そこをどけ」  バシャーン!! 「ひわぁぁ!? 冷たーい!!」  突然、思いっきり水をかぶせられたの。そこまでされれば普通目を覚ますよね? 「うゆぅ、一体ナニィ?」  お眼目擦りながら起き上がる私。やっぱり朝はこれから始めないと。 「・・・あり?」  周りを確認して首を傾げふと思う。  ひとつ。何で裸?  ふたつ。何で牢屋?  みっつ。この、身体を舐め回す犬は何?  よっつ。ココどこ? 「まだ寝ぼけているようですねぇ、かすみお嬢様」 「ほぇ?」  声のした方を見る。 「あれ、まさひろ。なんでここに? っていうかココどこ?」  どうも頭の中が白紙だな。なんでだろ? 「・・・もう忘れたんですか?」 「えぅ?」 「まぁいい。とりあえず朝食をとってください」 「朝食?」  目を擦りながらいう私。眠い・・・ 「えぇ、早く食べてください。今日も調教を始めるのですから」 「クークー・・・」  ねむ・・・ 「・・・って寝るなよ」  あれから程なくして起こされました。(どうやって起こされたかは秘密。恥ずかし いし)んで、頭がはっきりしてきて・・・ 「あぅぅ、そういえばこのことしちゃったんだっけ?」  吟の頭を撫でながら昨日あったことを所々思い出す。・・・全部思い出すのは恥ず かしいから却下。 「どうですお嬢様。よく眠れましたか?」  パンとパックの牛乳(明○)を渡しながら聞いてくるまさひろ。 「そういう風に見える?」  それを受け取って答える。この目の下の隈が見えないのかな? 「ということは随分お盛んだったようですねぇ?」  ブハァ!! 「な、ななな・・・」  思わず口に入れた牛乳を吹いちゃいました。なんてこというかな? 「その様子ですと図星、のようですねぇ」 「・・・知らない」  プイってそっぽを向く。パンを食べながら。 「気持ちよかったでしょう、お嬢様。昨日の焼きそばの効果もありましたし・・・」  焼きそば? あぁ、そういえば夜食で食べたっけ? 「効果? 一体なんの?」 「くくく、それはですねぇ・・・」  意味ありげな笑みを浮かべながら答えるまさひろ。なんかやな感じ。 「あの焼きそばには媚薬が含まれていたんですよ」  何それ? 「媚薬って?」  パンをハムハム食べながら聞く。 「くくく、媚薬というのはですねぇ、女の身体をいやらしく敏感にさせる薬のことを 言うんですよ。しかも身体がどんどん発情してきます」  なんて物使うかな? ・・・あれ、でもちょっと待てよ? 確か昨日食べたのって インスタント・・・ 「インスタント物にそんな効果があるとは思わないんだけど?」  市販のU○Oにそんな効果があるんなら、世の中大変だし、ましてや捕まるよね、 普通。 「あぁ、あれは○FOを作るときに使ったお湯に入れていたからですよ」  なるほど・・・ 「だからあんな意味深なこと言ったの?」 「いいえ、別に・・・」  嘘だ。顔がニヤついてるからぜっっっっったい嘘だ。 「おまけにこんないやらしい犬まで連れてくるし」 「おや、お気に召しませんでしたか?」  気に召す召さないの問題じゃないんですけど? 「そういう問題じゃないよぉ」 「しかし、これからも暫く一緒にいて頂くことになりますが?」  マジですか!? ということは暫くこのコに犯され続けなきゃいけないの? 「それは無いよぉ」 「しかし私も多忙ですので」 「多忙って・・・何してるの?」 「それはまだ・・・まぁ、その内分かることですから」  できれば今知りたいんだけど? けど今はそんなことより・・・ 「ねぇ、まさひろ」 「なんです?」 「牛乳なんだけど」 「おや、牛乳はお嫌いでしたか?」 「違うの、あのね」 「はい?」 「私牛乳は○治より雪○の方が好きなんだけどな」 「・・・食中毒起こしますよ?」 「いいの、好きだから」 「・・・・・」  うーん、まさひろってばどうリアクションしたらいいのかわかんないって顔してる よ。 「今度からそうしておきましょう」  やった、ラッキー。言ってみるもんだね。 「さぁ、そんなことより早く食べ終わってください。予定より少し遅れているんです から」 「・・・? 予定って?」 「かすみお嬢様の調教プログラムです」  ・・・き、聞くんじゃなかった。 「さぁ、急いでください」  んで、食べ終わった後、すっごいことされちゃう私でした・・・


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