プログラム22「知りゆく禁断に果実」


プログラム22 大人の玩具  あれから歩いて5分。意外と広い場所だったから驚く。だってこういうのて普通狭 い地下室でやるもんだし。 「さぁ、着きましたよ」  猿轡を外しながら語ってくる。 「うゆぅ、ここでなにするつもり?」 「まぁ、それは楽しみにしていてください」  そう言って胸の縄を解くまさひろ。息苦しかったから楽になったよ。 「別に楽しくないよぉ」  ふてくされて言う私。そりゃそうだ。こんな恥ずかしい事されて悦ぶなんて変態か 只の馬鹿だよ。 「・・・かすみお嬢様は、本当に扱いづらいですねぇ」  わーい、誉められちゃった(?)。 「それでいいと思うけど?」 「まぁ、これからする事に根をあげなければいいですけどねぇ」  むぅ、やっぱり何かするつもりみたい。どうせHなことだろうけど・・・ 「さぁ、まずはこの上に乗って頂きましょうか?」  指さす方を見る。 「何じゃこりゃぁ!?」  思わず叫ばずにはいられない。だってそこにはおとなのおもちゃが腰の辺りまで伸 びた棒のようなものがあるだけなんだもん。 「・・・何するの、これで?」 「まぁ、手っ取り早く中で感じてもらうための調教器具ですよ」  別に感じさせなくてもいいのに。 「やだよぉ、こんなの。第一、こんなことする義務って無いと思うけど?」 「言ったでしょう。お嬢様を牝奴隷に仕立て上げると。その為の一環ですよ、これ は」 「や、だからぁ、そんなのになる義務が無いと思うんだけど・・・」 「まぁ、仕事ですから」 「仕事って、私たちの執事が仕事じゃないの? それともこれってバイト?」 「いいえ、こちらの方が本業です」  じゃあ、執事の方がバイトなんだ。でも、一日中家にいたのにどうやってこっちの 仕事してるんだろう? 「何か考えているようですが、そろそろこちらに乗っていただきますよ」  考えを途中で中断される。って、まだ乗せたいみたい。このいやらしい棒の上に。 「むぅ、それはやだ」 「はい? それはどうしてです?」 「だって、さっきした時凄く痛かったんだよ? それなのに慣れてない私にこんなの に乗れって言うのは酷いと思うよ?」 「安心してください。これは私のものに比べれば遥かに小さいサイズですので」  言われてまじまじと確認してみる。ホントだ、確かに小さいや。けど、それでも幅 3cmはあると思うんだけど? 「大きいのには変わりないと思うけど? それにこんなのにどうやって乗れって言う の?」  両腕は縛られてるから手を使って・・・っていうのは却下される。マジでどう乗る んだろう? 「それはもちろんお手伝いしますよ」  そう言って私の身体を引っ張る。って・・・ちょっと!? 「わわわ、待ってよ。まだ心の準備とか色々出来てないんだから!? それに、私の意 思の尊重とか無いの? 急にこんな事やれって言われても同意できないよぉ!?」  焦る焦る、本気で。予告無しに乗せられたらそりゃあ苦痛ばっかりになるだろう し。 「・・・てめぇ、黙っていりゃあいい気になりやがって」  な、なんか物凄い形相で睨んでくるんだけど? 「うゆぅ。そ、そんな目で睨まなくても・・・ね?」 「第一、てめぇの同意なんて必要ねぇんだよ!! てめぇは只の牝奴隷なんだからな !!」  うわ、なんか言葉遣いが凄く悪くなってる。それともこっちが本性? どっちにし ろやばくなってるよぉ。 「わわわ、お、落ち着こうよ、ね? 話し合えば解るよ」  そう言ったのが失敗だったみたい。顔がもう、プチッてきましたっていう表情に なってるもん。うぅ、怖いよぉ。 「・・・・・」 「うひゃあ!?」  何も言わずに身体を引っ張る。そんで持ち上げてそのまま・・・  ぬぷぷぷぷぷぷぷ・・・ 「いたぁぁぁい!!」  問答無用で乗せられる。痛いなり・・・ 「覚悟しろよ? たっぷり泣かせてやるからな」  カチッ ヴィィィィィィィィ  スイッチらしいものをいれたまさひろの言葉と同時にあそこに入ったおとなのおも ちゃが震えだす。 「うひゃあ!? な、何?」  痛い中に、微妙なくすぐったさがあそこを襲う。 「や、や、いやぁん。これ変だよぉ? くすぐったいよぉ」  その言葉を聞いてニヤッて笑うまさひろ。どういう事? 「どうだ? 痛くないだろう。こうやって快感を感じれるようにしてやる」 「痛いのは痛いよぉ。でも気持ちよくも無いんだけど? っていうかなんでそんな言 葉遣いになったの?」 「てめぇがおとなしくしねぇからだろぉが」  うーん。まるでヤクザみたい。というよりそっち方面の人なのかな? 「まぁ、そのうちわかるさ。中を掻き回される快感がな」  ・・・くすぐったいだけなんだけど? それともこれが気持ちいいって事なのか な? 「さて、馴染んでくるまで時間もかかるでしょうし、他の部分も責めて、早く馴染め るようにして差し上げましょう」  あ、元の口調に戻った。・・・って他の部分って? 「ひゃうぅぅん!?」  いやらしい声をあげる私。まさひろが急に両方の乳首を摘んできた。 「くくく、オナニーをするときは乳首を特にいじっているみたいですねぇ? それな のに色素がまったく着かないのは、やっぱり遺伝ですかねぇ?」  乳首を舐りながら言うまさひろ。うぅ、気持ちいいなり。 「・・・? 遺伝ってどういう事?」 「おっと、口が滑りましたねぇ。この事は今は伏せさせて頂きますよ」 「んくぅ。そんなの卑怯なり」  尚も乳首を責められて感じる私。・・・なんか気になるんだけど? 「まぁいいじゃないですか。それよりどんどん感じてくださいよ? 中が感じてくる まで・・・」 「ふゆぅぅぅぅぅぅ!?」  あまりに気持ちいい感覚に思わず叫んじゃう私。・・・さっきから不意打ちばっか りされてる気がする。 「ク、クリトリスはダメェ!!」  なんか、油断してる間にまさひろはクリトリスを摘んでいたの。 「さぁ、どんどん感じなさい。そして一度イってしまいなさい」 「ふぁぁぁぁぁぁぁ!!」  乳首とクリトリスを責める指の動きが激しくなる。馴染みのある快感に頭が真っ白 になる。 「あぁぁぁぁぁぁ!! いくぅぅぅぅぅ!!」  軽く絶頂を迎える私。オナニーしててもこんなに早くイった事ないんだけど、まさ ひろってやっぱりうまいや。 「くくく、以外に早かったですねぇ?」  はぁはぁと荒い息をする私に言ってくる私。ちょっち恥ずかしかったから赤面し ちゃう。 「あれ?」  と、そこに妙な違和感が走る。嫌な感じじゃなく、逆に気持ちがいい感覚。 「ふぇ? な、何? 中が気持ちよくなってきた・・・」 「ほう? 意外と早かったですねぇ? どれ、完全に馴染んだか試して差し上げま しょう」 「え、何?」  カチッ ヴィン ヴィン ヴィン 「うにゅぅぅぅぅぅぅぅ!?」  スイッチが押された音と同時に激しくくねりだすおとなのおもちゃ。そしてその動 きは私に信じられないくらいに快感を与えてくる。 「ふわ、ふわ、ふわぁぁぁぁぁぁ!!」  なんともいえない快感が走る私のあそこ。これがSEXの快感なのかな? 「んく、んく、ふぅぅぅぅぅ!!」  いっちゃった。いくって言葉を言う暇すらなく。そして今までで一番激しく・・・ 「くくく、完全に出来上がったみたいですねぇ。そろそろ本番に戻りましょうか」  まさひろのいやらしい笑みを聞きながらも、あそこの中を掻き回される快感に浸り きっている私でした・・・


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