第6話


 「はぁはぁ、うっ・・・は〜何やってんだろ。」
 俺は今最高に情けない気持ちになっている。雨宮さんはとても淫らで綺麗だった。佐藤や水野におどされてやっているだろうとは思っているけど、とてもエッチだったんだ。あの雨宮さんが人前で裸にされて感じてしまうなんて今まで想像だにできなかった。できれば俺一人だけが見たかった。雨宮さんの裸を見れたのは嬉しいが他の奴にも見られたのは最高にむしゃくしゃする。それにしても雨宮さんのマ○コは綺麗だった。角度の問題や水野の指が邪魔ではっきりとは見えなかったけど、時たまとピンクの肉壁が見えていた。その姿にたまらなくなった俺はショーの最中に抜け出してトイレの個室に篭り、一人慰めていた。
 「そろそろ教室にいかないとな。」
 時計を見るともう授業が始まっている時間になっていた。早く佐藤に金渡さないとうるさそうだな。
 「やっぱ、あの後いっちゃったのかな〜」
 俺は陰鬱になりながら教室へと向かった。

 「雨宮さんってすんげ〜エッチだんたんだな、頼めばやらしてくれっかな〜」
 「お前じゃ無理だよ馬鹿。まぁ、胸ぐらいは触らしてくれんじゃね。」
 「でも俺が聞いた話じゃ好きな奴いるらしいから無理じゃねか。」
 「それって五十嵐先輩じゃねぇの、去年までいた。あ〜てか絶対処女じゃないよな〜」
 「五十嵐先輩はプレイボーイだもんな〜絶対手だしてるよ。」
 「じゃあやっぱり頼めばやらしてくれるんじゃ!」
 「「「「お前は無理だつってんだろ!」」」」

 「雨宮さんって変態だよね〜今度からシカトね。」
 「え〜シカトじゃなくていじめちゃおうよ〜もちろんエッチなのでさ。」
 「あんたの彼氏が雨宮さん好きだからって酷いね〜まぁ反対はしないけどさ。」
 「ん〜でも佐藤さんと水野が指揮とるんじゃない。」
 「佐藤さんって絶対サドだよね〜目超怖かったよ。」
 「雨宮さんって五十嵐先輩と付き合ってたよね。処女じゃないなら結構際どい事もさせられちゃうんじゃない。」
 「私は皆の前で処女輪姦みたかったな〜」
 「お前・・・結構鬼だな・・・」
 
 「やったね恵子ちゃん、12万だよ、12万!何買おっか迷っちゃうね。」
 「ふふ、まだまだ儲かるわよ。とりあえず本番はまだ早いけどフェラぐらいさせてもいいかもね。」
 「犬の格好させて校舎散歩とかよくないですか。途中でおしっこさせたり。」
 「里美もよく考えつくわね。うん、それも楽しそうね。」
 「それにしても媚薬って本当に効くんですね。あれ通販ですよね、雨宮さんのお茶に混ぜましたけど副作用とかないんですか。」
 「さあ、副作用があっても別にかまわないからいいわよ。それより例のもの持ってきた。」
 「はい、大丈夫です。万事ぬかりはありません。セット完了ですよ〜」
 「そう、フフ、楽しみね。」

 「彩ちゃん彩ちゃん、ん、ん、はふ、あ、あ・・・んん!」
 彩ちゃん、可愛かったな〜
 私こと入江恵は親友の彩ちゃんにも隠している秘密がある。それはレズビアンだということだ。男に興味はなく、女の子に性的興奮を感じると認識したのは中学2年生の時だ・・・
 他の女子がかっこいいよね〜などと噂してる男子から告白されたりもしたが何とも思わなかった。その時はまだ男の子に興味を持てないだけでいずれは付き合ったりするんだろな〜などと考えていてレズだなんて疑いもしなかった。だけど、進級して初めての体育の時間、バスケで大活躍している彩ちゃんを見たとき私の心臓は大きく跳ね上がった。その日から彩ちゃんのことばっかり見ていた、プールの時間なんて至福の時だった。もちろん彩ちゃん以外の女の子の裸も見ていましたが。中学3年の時に彩ちゃんは初恋に落ちた、相手は隣のクラスの・・・名前は忘れたのでXとする。Xは図書委員のおとなしめのやつで割りとハンサムで女子の人気も高かったような気がする。彩ちゃんの貞操の危機だと思った私はXに告白して付き合うことにした。彩ちゃんは悲しそうな顔をしていたが恵ちゃんだったらといってくれた。その言葉でますますグっときてしまい、思わず襲ってしまいそうになった。高校に入るのを期にXのことは振ってしまった。ちょっとたちの悪い振り方をしてしまったが半年近く私の体を自由にさせていたのだから別にいいだろう。高校に入って五十嵐とかいう変なのが付きまとってきたが、あんな軽そうなのは彩ちゃんのタイプではないので無視。問題は神田とかいうやつだ。これといった特徴もない平凡な奴。彩ちゃんはあんな男の何処がいいのだろうか。今のところクラスメート以上になる気配がないのでほおっておいているが近づいてくるようなことがあったら排除しなければ。佐藤のショーはしばらく様子見かな、傷心した彩ちゃんを慰めて関係を持つのもいいかもしんないしね。まぁ、彩ちゃんの処女は私のものだから、本番は絶対ゆるさないけどね。
 「あ、やばい、もうこんな時間だ。」
 こんなところでオナッてる場合じゃなかった。早く教室に戻らなければ彩ちゃんの教室に入ってくる時の表情を見逃してしまう!

 私の胸は期待でいっぱいだ!


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