れいなの独り言
図書室の思い出
 

2001/9/14

諸事情があり,残念ですが,あとわずかで「真夜中の図書室」が閉鎖されることになりま
した.
残された時間があと僅かということで,センチな気分になってますが,振り替えってみれ
ば良い思い出ばかりです.
いろいろと自分が思うこと,感じたことを今まで独り言に書き綴ってきましたが,最後と
いうことで,いつか書こうと思っていたことを一気に書いてみました.

まずは昔を振り返って・・・・・
そもそも,沼さんのところにお世話になることになったのは,私の突拍子もないメールか
らでした.
その当時は,投稿を募集していたわけでもないのに,「いきなり投稿させてくれませんか?」
とのメールを送ったんです.
沼さんにしてみれば,突然の申し出に驚いたと思います.
その後,メールのやり取りがあり,快諾を頂き,今に至ったわけです.

掲載にあたって沼様にはいろいろと心配りを頂いて,バックの色,文字の色など,いろい
ろとサンプルを頂き選ばせて貰いました.
自分の作品がどの様な形でUPされるのか,ドキドキしながら心待ちにしていたことを昨日
のことのように思い出します.

題名「もうひとりの自分」についても,あれこれ相談して決めたものです.
最終的に2つの候補に絞られ,「もうひとりの自分」が誕生しました.
けれど,もう片方も捨て難くて・・・・
実は,前回の20話を一区切りとして,次回からの題名をもう片方の候補だったものに変
えようと話し合ってたばかりなんです.
題名の変更に関しての詳細は,今後間借りをさせて頂くところで説明できればなぁ・・・
と思っています.

自分の作品がUPされた時は嬉しいやら,照れくさいやら・・・・
無我夢中で書いていました.
でも,段々これでいいのかなぁ?などと考えるようになってきたんです.
最近こそ,掲示板に書きこみをして下さる方や,メールを下さる方ががいらっしゃるので
すが,当初は読んで下さった方の反応が伝わってこなくて不安になりました.
もちろん,今も不安で一杯ですが・・・・
そんな時にも,沼様から感想,励ましのお便りを頂き,無事にここまで書き続けることが
出来たと思っています.
特に,男性としての視点から見た意見なんかを頂いたことは,すっごく参考になりました.
確かに感想を掲示板に書きこむことって,なかなか出来ませんよね.
でも,実際に自分が小説を書いてみて,読み手の感想こそが励みになることがよくわかり
ました.
自分もお気に入りを見つけたら書き込むようにしなくちゃ!って思ってます.
そんな中,書き手の私がどんなことを考えて書いているのか,少しでもわかって頂きたく
て独り言を書き始め,沼様に独り言のコーナーまで作って頂いちゃいました.
本当に感謝です.

さて,沼様にもお話したことがない告白を少し・・・・

私が投稿を始めた理由と,投稿先が何故ここであったのか.
沼さんの作品で,一番好きなのは淫獣の森です.
好きなんですよね・・・えへへっ.
江頭さんの極悪さ,好きです!
でも,やっぱりお話の終わり方が好きですね.切なさが・・・・・たまらない・・・・
私,こんな結末きっと書けませんね.
さて,話を戻しますね.投稿した理由.
もちろん沼様の作品に惹かれたということもありますが,一番引き付けられたのはHPの名
前でした.
女性の場合,この手の小説はネット以外ではそう簡単に入手できませんよね.
まぁ,レディコミがかなりの売れ行きとは聞きますが,なかなか購入するのは・・・
人の多い大手の本屋さんで購入する勇気などありません.かといって人気の無い本屋さん
で買うのも・・・
人気が無いというのは,逆に目立つんですよね.
リスクがありますよね.
買っているところを見られて,家まで尾行・・・なんてことが.
実際に本屋さんからの帰り道,尾けられたことがあるんですよ.
その時はレディコミ買ったわけではないんですけどね.(苦笑)
以来,恐くて・・・・
読みたいけれど,入手できない・・・
これってジレンマですよね.
だから,ネットを始めて官能小説を読めると知ったときは嬉しくて.(苦笑)
いろいろなジャンルの作品が読みたい放題!

日頃,会社から帰宅して,なんやかや済ませて一息つくと,時すでに真夜中.
会社で色々なことがありますよね.嫌なことも沢山.
眠りに就く前の一時,ネットでこっそりと小説を読み,自分の世界に浸れる.
昼間の自分を解き放つ時間.
まさに自分にとって,ネットは誰にも邪魔されない真夜中の図書館なんです.
「ネットって図書館みたい!すごぉーい!」って思いました.
そんな時に「真夜中の図書室」を知ることになり,自分の思いにぴったりの名前!
そしてステキな作品.
そんな場所を見つけたことが,ちょっと嬉しかったんです.
だからとても気に入ってしまったんです.

もちろん,いろいろな小説サイトに行き,いろいろな作品を読ませて頂きました.
ただ,自分の経験と同じような内容の小説に巡り合うことがなかなかなかったんですね.
自分と同じ思いを持つ主人公に巡り会いたいと思いました.
そして,それを読んだ人はどう感じるのか知りたかったんです.
そして何よりも自分の気持ちを整理したかったんです.
自分の中でMってなんだったのか・・・・・・・
彼の存在は,なんであったのか・・・

一部の男性の人で,大抵の女性なら,無理矢理でも感じるだろ?
ましてMなら誰に肉体的を傷つけられても感じるんだろ?って思ってる人,いますよね?
Mなら,相手が誰でもOK!なんでも出来るぞ!って感じで.
でもね,ちょっと違うんですけど・・・・・.
チャットなんかで話をしていると,誤解してる人多いんですよね.
もぉ,いきなり命令的な発言されちゃうし・・・・
一部の情報だけで思い込んでほしくないんですけど.
肉体的な部分だけでなく,精神的な部分もすっごく大きいんです.
私の場合は,トラウマも大きな影響を与えてますし.

一部誤解されてる方に,少しでも理解して頂けたら・・・そういう気持ちもありました.
でも,「もうひとりの自分」を読んで,余計,誤解しちゃう人もいるかも・・・
なにせ素人が書いてるので,思うように表現できてないから.
難しいかな・・・?
自分の思いを理解してくれる人を,見つけるのって難しいですよね.

沼さんって,以前の彼と共通点があるんです.
私のプライベートを何も聞いてこないところが似てるんです.
そして,そっけないように見えても,気を配ってくれるところが.
お世話になって約1年くらい経つと思いますが,お互いにプライベートなことは何も知ら
ないんです.
年齢,住所,職業,もちろん名前も・・・
やはり小説が小説ですし,一般男性にすれば"どんな女性が?"と興味が湧くと思います.
でも,聞かれた事は一度もなかったんです
プライベートなことに,とても配慮して下さって,それが私にとっては,心地よかったん
です.
安心できて.

ここにお世話になって約1年.あっという間でした.
ちょっと振り返っただけで,こんなに書くことがあるんですよね.
ステキな時間だったと思っています.
この場をお借りして,沼様に心から御礼を言いたいと思います.
そして応援して下さった皆様に・・・・・・
本当にありがとうございました.

今後,れいなはぺたさんの御部屋で続きを掲載させて頂くことになりました.
うにゃ!!さんに口添えを頂き,ぺたさんに引越しを誘っていただきました.
御二人とは最近知り合うことが出来たばかりなのに,親切にして頂いて本当に感謝してい
ます.
今後とも,宜しくお願いしますね!

支離滅裂な独り言になってしまいました.ごめんなさい.
とりとめのない,独り言を最後まで読んで下さった方,ありがとうございました.

まだ,「真夜中の図書室」が閉鎖されるという実感がわきません.
いつの日か,復活してくれそうな気がしてなりません.
最後になりますが,御承知の通り,今回掲載した小説は完結しているものではありません.
実は25万アクセスの御祝いに,沼様に贈ろうと書き始めていたものです.
今回,掲載を見送ろうか,それとも急遽仕上げてしまおうか迷いました.
けれど,これは「真夜中の図書室」25万アクセスの為に書いていたものなので,やはりこ
こに掲載してほしくて途中ではありますが掲載をお願いしました.
そして,いつの日か「真夜中の図書室」が復活されることを願って,仕上げることも止め
ました.

復活された時に,また続きをこの場所で・・・・・・・・・  


	・・・・・・・・・・・・・・その日まで・・・・・・・・・・・・・・・

                                                         
                     玲奈
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