「パンチラ同好会の躍進」


 作:二次元世界の調教師

 白だ 白だ 白だ〜
 ミニの下から のぞくかげ
 白いパンツの パンチラ〜

 命を賭けて のぞいたよ
 かわいいあの子の パンチラを
 飛べ 飛べ 飛べ パンチラ〜
 行け 行け 行け パンチラ〜

 パンツは白だ〜 パンツは白だ〜
 おお〜パンチラ〜 パンチラ〜

例の「パンチラ薬」の失敗から1週間もたたない日曜日。僕達パンチラ同好会のメンバーは、と言っても2人だけど、近所のデパートの非常階段の踊り場なんぞと言うビミョーな場所で、パンチラ同好会のテーマソングを歌っていた。普通は使わない階段だから誰もいないのだが、それでも公共の場所でこんなくだらない上にえっちな歌を歌うのは物凄く恥ずかしい。が、隣でアホ丸出しの大声でこの歌をがなり立てている我らがパンチラ同好会の会長にして、偏差値80超えのスーパー高校生、海藤秀君がどうしても歌うのだ、と言って譲らないものだから仕方ない。

「やあ凡人君。
 準備は万端かね。」

 ようやく恥ずかしいテーマソングを歌い終えて、息まで切らせながら、ヤツが銀縁眼鏡の鼻の部分を指で持ち上げる、正に鼻持ちならない気障な仕草で聞いて来た。

「準備って、別に・・・」

 僕は口ごもってしまった。若い女性のパンツを拝める穴場を発見したと連絡を受け、恒例のヤツの自宅の大邸宅で行われる例会の前に、僕達はこのデパートで落ち合ったのだが、何か準備が必要だと言う事は聞いていない。が、僕の反応は予測ずみだったと見えてヤツは、ハッハッハッと笑ってみせた。慣れてしまった今ではどうって事ないけど、そうでなければずいぶんイヤミなヤツに見えるだろう。

「ナニの方は元気か、と言う事だよ、凡人君。
 今日こそ君は、白い生パンツを大量に見る事が出来るだろう。
 こんな千載一遇のチャンスに、せんずる元気もないようでは、一生後悔させる事になるからな。
 俺様としてもそれは本意ではない。」

 ううむ。何が「俺様」だ。ヤツらしいシャレとわかっているからツッコミを入れる気はない。そんな事より僕は、若い女の子の白い生パンツを想像して、思わず唾をゴクリと飲み込むわかり易い反応を示していた。昨日も寝る前に一発抜いてしまってたけど、せんずる元気がないなんて事があろうはずがない。ヤリたい盛りの高校2年生の男子なんだから。もう期待でわくわくした僕は股間のモノをビンビンに勃起させ、ジーパンの前部を痛いくらい張り切らせていたのである。

「よし!
 出撃するぞ、凡人君!」
「は、はい!」

 うう。何でこんなヤツに頭を下げにゃならんのだ。そう思いながらもノリで最敬礼してしまった僕は、ヤツと一緒に問題の場所に向かった。ヤツが言うには「若い女性の白パンツが見放題の穴場」だそうだが・・・ん?な、何だここは?僕は思っても見なかった「穴場」の看板を見て、目からウロコが落ちるような思いには・・・残念ながらならなかった。「キッズランド」と看板に書かれたそのコーナーは、公園にあるような簡単な遊具類が置かれた小さな子供のための遊び場で、日曜日とあって沢山のガキで溢れかえり、周りにはまだ若いお母さんやらお父さんらしき人々がごったがえしていた。

「凡人君、すべり台に注目するんだ。」

 さすがに親の目があるからだろう、ヤツは僕の耳元でヒソヒソとそう言った。小さな子供が遊んでる所をジロジロ見たりしたら、アブない人間と思われてしまう。(いや確かにアブないと言えばアブないわけだが)僕はなるべくさり気ない風を装いながら、それとなくすべり台に視線をやった。すると・・・

 ふむ、確かに。暑い時期なので、多くの女の子たちは短いスカートをはいており、すべり台の上で完全にパンツを見せていた。もちろんちまたの高校生のようなパンチラ防止の黒いのをはいてるわけでもなく、真っ白のパンツが見放題の状態になっていた。

「どうだね、凡人君。
 俺様が言った通りだろう。」

 こ、コイツ・・・「若い女性の白い生パンツ」が見放題と言ったって、若過ぎるだろ!ほとんど小学生でも中学年以下や幼稚園児、さらには学校へ上がる前の幼児しかいないぞ。僕は急速に股間のボルテージが下がってしまうのを感じていた。が、ふと見るとヤツは相変わらずズボンの前をしっかりたくましくさせていた。こ、この、ロリコンヘンタイめ!

「どうした凡人君。
 やけに浮かない顔をしているようだが。」

 当たり前だ!何が嬉しくてメンスもまだのようなガキンチョのパンツなんぞに欲情せにゃならんのだ。そりゃ世の中にはそういう趣味の男もいるだろう。例えばうちの正人兄ちゃんなら喜ぶかも知れない。が、僕はノーマルなんだ。まるでワカメちゃんみたいな、小さな女の子のパンチラを見たってちっとも興奮出来やしないよ!僕はこんなガキより、むしろ周りにいるオシャレした若いお母さんたちのパンツを見たい!キレイな人もそうでない人もいたけど、ガキンチョのパンツを目撃して萎えかかった僕の股間は、お母さんたちに救われてまだ硬度を保っていたくらいだ。

「会長、若い女性と言うのは・・・」
「将来性は十分だぞ。
 ほら見ろ、あの・・・」

 ヤツはそこで声を押し殺すと、次々とすべり下りて来る女児のパンツの品評を始めやがった。やれあの子のパンツはアニメキャラのプリントが付いてる、だの、あんな柄物のパンツをはくようじゃ将来が思いやられるな、だのと。たまらず僕が絞り出した声は心なしか慄えていたように思う。

「か、会長・・・」
「ははは、シャレだよシャレ、凡人君。
 本気にして怒らないでくれたまえ・・・」

 この野郎!お前の股間は明らかに本気じゃねえか!僕は呆れながらも、こんなションベン臭いガキンチョのイチゴやらクマさん柄のパンツなんぞにまで欲情する事の出来る、ヤツのストライクゾーンの広さを羨ましく思った。鬼のような頭の良さに加えて、こんな幸せな性癖まで持ち合わせていようとは、全く神様は不公平だ。

「あーっ!
 いたいたーっ!
 秀ちゃーん!」

 と、その時脳天気なまでに明るい女の子の声が「秀(しゅう)ちゃん」とヤツの名を呼ぶのが聞こえ、僕はビックリした。一見クールなバリバリの天才児で、学校ではほとんど他人と話している所さえ見掛けないヤツを、名前にちゃん付けなどして呼ぶ女性は、あの女優と見紛うような上品な美人のお母さんしかいないはずだ。あるいは典型的なお嬢様美少女であるヤツの妹の早苗ちゃんも、僕の知らない所ではそんな呼び方をしてるのかも知れないが。いずれにせよ、その声はヤツのお母さんとも早苗ちゃんとも違い、僕は聞き間違いか、あるいは「しゅうちゃん」と言う同名の他人を呼んでいるのではないかと思った。

 が、その声の聞こえる方を見ると、山田高校の制服を着た見た事のない小柄な女の子が、手を大きくこちらに向けてふりながら、こちらに向かって早足でやって来る所で、ヤツも、おー、こっちだ、と言うような大きなジェスチャーで答えていたから、間違いない。一体誰なんだ、このやたらと明るいノリで現れた女の子は?

「凡人君、紹介しよう。
 わが同好会の新入会員となったヨウコ君だ。」
「秀ちゃん、だーれー、このひとー?」

 さすがにここで「パンチラ」と言う言葉を発するのははばかられたらしいヤツが、「同好会」の新入会員だと紹介した「ヨウコ」さんは、いかにもオツムの弱そうな口調で僕の方を見ながら言った。ちょっとバカっぽくておデブちゃんだったが、そこそこカワイイ女の子だ。何よりスカートがかなり短くて、お肉のたっぷり付いたフトモモが露わなのが目に痛く、僕は再び股間が充血して来るのを感じていた。

「ヨウコ君、コイツは我らが同好会の会員ナンバー1番のボント君だ。
 凡人と書いてボントと読む。」

 余計な事を言うなよ!

「変なのー。
 あ、でも、じゃ、先輩なんだー。
 ヨロピクね、ボンちゃん。」

 う〜ん、そうゆう言葉遣いって流行ってたんだっけ?「ヨロピク」なんて妙な言葉をしゃべったヨウコちゃんはペコリと頭を下げる。ツインテールって言うんだろうか、髪の毛を両側にまとめて縛ってて、背が低いから頭のてっぺんの中央の髪を分けられた部分が薄くなってて、妙におかしく見えた。が、僕の視線はそれより、かなりの巨乳と思われるムネの谷間がゆるく着崩したブラウスの胸元からチラリと見えて白いブラまでのぞかせている部分に集中していた。えらく丁寧に長々とお辞儀をしてるのは、決して彼女が礼儀正しいからではないだろう。これはもう確信犯に違いない。何て良い子なんだ!僕はいっぺんに感激してしまい、ふと見るもヤツもしっかりヨウコちゃんのムネに見とれていた。「パンチラ同好会」と言う看板だが、僕達にとってはもちろんブラチラも大歓迎だ。

 ヨウコちゃんはようやく顔を上げると、ニッと笑った。美人ではないけど、まるで小動物のような愛嬌のある子供っぽい顔だったが、僕はもちろんの事、いつもはクールなヤツまでハッと居住まいを正し、彼女のムネの谷間に見とれていた事に非常に気まずそうな様子を見せていた。

「あのね、アタシ、葉っぱの子って書いてヨウコ、ってゆーんだけど、みんなからパーコって呼ばれてるんだー。
 だからあ、秀ちゃんもボンちゃんも、パーコって呼んで欲しいのにゃ〜」

 な、何なんだ、コイツ・・・マジでバカっぽいし、おデブだけどもちろん許す。バカでぽっちゃりでエロい子の方が、かしこくてスマートでマジメな子より百倍いいのは言うまでもない。

「それではパーコと呼ばせて貰おう。
 パーコ君、早速だがそこのすべり台をすべって見せてくれないか。」

 お、おい!そんなとんでもない、嬉しい事アリかよ〜、と思ってると、何とパーコは、うん、いーよー、と軽く返事すると、恥ずかしげもなくガキンチョどもの群れの中に堂々と入っていった。背は低いけど、それだけは評判の良いカワイイと言われてる山田高校のセーラー服を着た、れっきとした女子高生だぞ。ホントにいいのか!?

「ふふふ、ここからが本番だぞ、凡人君。
 しっかりナニを勃たせて見るが良い。」

 何つーおゲレツな事を言うヤツだと思ったが、パーコは意外にもガキンチョどもの中に入っても全く気後れする様子を見せず、おねーちゃんとあーそぼー、などと言ってあっと言う間に小さな子供達の集団に溶け込んでしまった。こりゃあ将来は保母さんに向いてるな、などとつまらない事を考えていると、パーコは早速ガキンチョに混じってすべり台に上がり始めた。おいおい、その激ヤバのミニスカでホントにすべるのか?スカートの中が丸見えだぞ。まあイマドキのジョシコーセーだから、黒いのでガードしてるんだろうな・・・

「凡人君。
 例のクスリを彼女に飲ませてみたのだが・・・」

 僕がついどきどきと期待しながらパーコに視線を送っていると、その気持ちを見透かしたかのようにヤツがそんな事を言う。な、何い!あの「白いパンチラを無意識に見せたくなる」世界を救う大発明のクスリの事か?そのクスリで、早苗ちゃんやお母さんのパンツが拝めると思ったのに、ヤツと2人切りでないと効果が発動しないという、僕にとっては致命的な欠陥が発覚して裏切られたばかりだ。まさか、パーコはあのクスリのおかげで、僕達が夢にまで見た白いパンチラをここで見せてくれると言うのか?しかしここはヤツと2人切りどころか、大勢の人の見つめる公共の場だ。クスリの改良に成功したとも聞いていないのに。

「彼女のような素質のある女性には、俺様が計算したよりはるかに効き目が強いようなのだ。
 さあ、見るがよい!」

 ガキどもに混じってキャーキャーはしゃいでいたパーコがいよいよすべり台をすべり下り始めると、僕の目はテンになった。あり得ない!何とパーコは周りのガキンチョの女の子達と同じような白パンツしかはいておらず、モロに絵に描いたようなパンチラを見せ付けながらすべり台を下りたのである。いやこれは「パンチラ」と呼べるような代物ではない。「パンモロ」だ。実にけしからん!なーんて事はあるはずもなく、余りにもオイシイ眺めに僕はズボンの前が痛い程に股間のモノをムクムクと張り切らせていくのを感じていた。う〜ん、見るからにバカだけど、彼女は本当に天使のようなすばらしい女の子だ。ガキどもに囲まれてももほとんど違和感を感じさせない無邪気なパーコだけど、カラダだけはしっかり成熟していてセーラー服の下からエロエロの白パンツを見せ付けてくれるのだから、僕は本当に夢を見ているような有頂天な気分になっていた。

 が、やはり場所が場所だけに、いくらパーコが天真爛漫な天然えっちな女の子だと言っても、2回3回と白パンツをモロに見せながらすべり台で遊んでいると、周りのお母さん達がざわめき始めるのがわかった。お父さん連中はもちろん、無言でパーコの素晴らしくエロいセーラーパンチラをしっかり楽しんでいたに違いないが。とうとうお母さん達の中から、ちょっとあなた、とパーコに注意をしようとする人が現れた。これはマジでヤバイ。僕達は慌ててガキンチョの群れの中にパーコを迎えに行き、え〜っ、もっと遊びたいのに〜!と結構マジでそんな言葉をほざく彼女を何とか連れ出すと、ヤツの大邸宅へと場所を変える事にしたのである。

 され連れて歩いていても、パーコはちょっと困ったハズカシイ女の子だった。何しろヒラヒラのセーラー服のスカートがやたらと短いので、健康優良児のようなムチムチのフトモモがモロに露出しててスッゲーえっちだし、ちょっと風でも吹こうものならモロに白いパンツが見えてしまう。しかも彼女自身が全くそれを気にしていない風なので、連れているこちらの方がハズカシクなってしまうという、困った子なのだ。いや、それはパーコに対して失礼かも知れない。確かに白パンツを見せてくれるのはとてもいい子だ。「パンチラ同好会」などというサークルを作って活動している僕達にとっては、理想的なすばらしい女の子なのだけど、やっぱり町中ではハズカシイのだ。僕はまるで露出狂の彼女を持ったかのような複雑な心境になっていた。

 そして道すがら、パーコが恥ずかしげもない明るく元気な声でヤツと話してくれた同好会入会のきっかけは驚くべきものだった。ヤツが例によって最新のブルセラ雑誌を買おうと本屋で手に取っている所を、何と同じコーナーにいた彼女の方から声を掛けて来たと言うのだ。これは僕がヤツと知り合いになった時と逆パターンだ。そして彼女は何ら悪びれる風もなく、こーゆー雑誌に興味があるの?と普通の男子なら誰でもYesと答えるに違いない問いを発すると、自分も女の子のパンチラに興味があるからお友達になってよ、とフツウあり得ないような迫り方でヤツと仲良くなり、ヤツの家の例の部屋まで入り込んで、「パンチラ同好会」に入会した、と言うウソのようなきっかけだと言う。

「アタシ、パンチラだいすきなのー」

 おいおい、さすがに白昼の路上の通行人も沢山いる中で、そんなハズカシイ言葉を口にするなよ。

「お、おい、パーコちゃん・・・」
「何なら、ここで見せたげよっか?
 えいっ!」
 
 うわっ!パーコがいきなりペロンと自分のミニスカをめくって白パンツを見せて来た。道行く人もビックリして足を止めた人もいる。これはいくらなんでもやり過ぎだ。でも僕の股間は正直にもうはち切れんばかりになってズボンを強く突き上げ、歩くのも苦労する程になっちまってた。

「えへへ〜。
 ねえ、アタシのパンチラ、コーフンしちゃう?
 秀ちゃん、ボンちゃん?」
「おい、パーコ。」

 たまりかねたヤツが実にクールな口調で言う。この状況で、こんなに冷静に語れるとはさすがヤツだ。しかもクールな口調と裏腹にズボンの前は僕以上にモッコリと膨らませてると言うのに。

「俺様の家に来るまで、ムヤミにパンツを見せるな。」

 パンチラに掛ける情熱では人後に落ちないヤツらしくない言葉だが、珍しくまともな意見だと思った。しかし、このカラダだけえっちに成長した小学校低学年児みたいなパーコが聞き入れてくれるのだろうか?

「わかったあ〜。
 えへへ、アタシのパンツ他の人に見られるのがヤなんだね。
 きゃーっ!
 秀ちゃんとボンちゃんに好かれて、パーコ困っちゃう〜!」

 おいおい、今日会ったばかりだぞ。なのにまるでもう三角関係の恋人同士のようなノリで、1人で盛り上がっているパーコだったが、とりあえず自分から勝手にスカートをめくってパンツを見せてしまう、ハズカシイマネだけは防止出来たようだ。これはもしかしてとんでもない女の子が仲間に入ったのかも知れないな、と僕はルンルン気分で楽しそうにミニスカをヒラヒラさせながら歩くパーコを見て落ち着かない気分だった。が、ヤツはこんな天然エロ娘を連れ歩きながら、相変わらず一見クールな様相を崩さない。あんなに股間をモッコリさせてるくせに、と僕はヤツを見ながら、頭の良さ以上に尊敬出来る冷静さだと感心していた。



 さて「パンチラ同好会」会長のヤツに注意されて路上で自らミニスカをめくってパンツを見せるという露出症のようなマネをやめてくれたパーコだったが、大人しくしていたかと思うとヤツの家まであと少しと言う辺りで、モジモジと困った様子でミニスカの前部を両手で抑えると、

「おしっこー」

 と困った事を口走る。お前は幼稚園児か!が、幼稚園児ならいざ知らず、巨乳巨尻の女子高生が超ミニスカセーラー服でそんな格好をすると、これはヤバイくらいにエロかった。

「あ〜ん!」

 コラあっ!ションベンをガマンするのにそんなえっちな声を出すな!パーコが両手でアソコを抑え仕切りとモジモジしながら、トイレではなく別の感覚に責められているかのごとき声を出すものだから、僕達は参ってしまった。

「もうじきだ、ガマンしろ!」
「え〜ん、イジワル〜!
 洩れちゃううっっ!!」

 おいおい。とうとうパーコは一目もはばからずアソコをせわしなく揉み始めてた。男の場合緊急時にはナニを揉んでガマンするが、女の子にもそれが可能なのだろうか?わからないが、とにかくパーコはもう歩けなくなり、しゃがみ込んだために白いパンツが丸見えになった股間をギュウギュウと両手で揉んでいる。これはもう「オナニー」してるのと変わらんぞ!見ている僕まで股間がムズムズして弱ってしまった。

「ボント君、手伝ってくれたまえ。
 パーコをお姫様だっこして運ぶんだ。」

 パーコのオナニーまがいのトイレのガマンを妙な気持ちになってオロオロしながら眺めるだけだった僕と違い、やはり冷静なヤツはそんな判断を下していた。「お姫様だっこ」だって?!見るからに重そうなパーコを見てると気が重かったが、町中でお洩らしさせるわけにも行かず、僕とヤツは協力して小柄だがお肉のタップリついたパーコをだっこして運んでやった。その間彼女はやはりパンツを丸出しにしながらその上から手でしっかりと揉み込み、とても気持ちよさそうに目を細めて、ああ、ああ〜、とはばかりもなく大きな声で悶えている。コイツ、マジでオナってるんじゃねーのか!?

 ヤツの家はすぐそこだったが、ちょっとおデブなパーコを運ぶのは2人掛かりでもとても大変だった。さらに門を入ってからもまだ家の玄関まで距離がある。僕達が参ったな、と目を見合わせ、汗だくになりながら運んでやっている間も、パーコはいかにも気持ち良さそうに悩ましいよがり声みたいのを発しながら、モロ出しのパンツの上からグイグイ股間をモミモミとやっている。コイツ、ぜってーオナニーしちまってるよ!少なくともいい気持ちになってるのは間違いない。パーコの顔が真っ赤になって小鼻が膨らみ、何とも言えないえっちな顔になってる所からそれがはっかりわかるのだ。たく、何てふてー女だ。

「あ〜っっ!!
 も、もうダメえ〜っっ!!」
「もう少しだ、ガマンしろっっ!!」
「イヤん、出るうううっっっ!!!」
「うわ、バカ!
 やめろっっ!!」

 ジョーッッッ!!! 

 とうとうパーコはガマン出来ず、僕達が抱っこしてるのにも関わらずおしっこを始めてしまった。ヤツの家の玄関はすぐ目の前に見えているんだが、もうどうしようもない。パーコは白パンツをはいたまま生暖かいおしっこを大量にお洩らししてしまい、当然パンツはビショビショ、抱っこしてやってる僕達の手や体にまでおしっこを引っ掛けやがった。すぐに手放して下ろしてやれば良かったんだけど、不測の事態にさすがのヤツも頭が回らなかったと見え、抱っこしたまま失禁されてパーコのおしっこを浴びてしまった僕達は、彼女のおしっこが治まってからようやく下ろすと言う手順前後をやってしまってた。

「え〜ん、パンツがビチョビチョになっちゃった〜!」

 それより僕達におしっこを引っ掛けた事を気にしろよ!そこはヤツの屋敷の敷地内だからまだ良かったものの、マジで小学生よりタチの悪い行いをしてしまったパーコに、しかし僕は不思議と腹は立たなかった。それどころか、お洩らしして濡らしてしまったパンツをやはり少し濡れた超ミニスカの上から両手で押さえて真っ赤になってモジモジしてる彼女が愛おしくさえ思えてしまう。いや何をカッコつけてるんだ。そうではなくて、僕はオツムは弱いがしエロエロでかわいいジョシコーセーに、はっきり欲情してたのだ。

「ここでパンツを脱がれては困る。
 かわいそうだが、家まではそのまま行ってもらおう。」

 パーコにおしっこを引っ掛けられたにも関わらず、ヤツの口調はやはり冷静だった。パーコもさすがにぶーたれたりせず、大人しくションベンパンツをはいたまま家の中へと向かい始めた。うーむ、これから始まる「パンチラ同好会」の例会は波乱の幕開けを迎え、前途多難を思わせる。

「ただいまー」

 ヤツがそう言いながら玄関のドアを開けると、「お帰りなさーい」と涼しげな美声が聞こえた。美しいお母さんの声だ。こんな隠したい状況で、堂々とした態度のヤツは敬服に値するが、凡人の僕からすれば、黙って部屋まで行かせて秘密裏にパーコの始末をしてやれよ、と思ってしまう。もしかすると余りにも頭の良過ぎるヤツは、しょーもない所の理性がぽっかり欠落してるのではなかろうか?

「あら、いらっしゃい、ヨウコさん。」
「こんにちはー!」

 どうやら既に何度か家に連れて来たらしく、現れた上品で美しい和装のお母さんと、激ヤバミニスカートのパーコ(しかも失禁中・・・)と言う好対照の2人は、そんなあいさつを交わしていた。

「おじゃましまーす!」

 そしてパーコは大きな声でそう言うと遠慮もなくずかずかと上がり込んで行く。パンチラ必至のミニスカで、しかもそのパンツはお洩らししてビショビショだと言うのに、コイツの度胸もやはり凡人の僕には計り知れないものがあるようだ。僕達もパーコの後を追う形で、慌ててヤツの家に上がって例の部屋に向かったのだが、そこでヤツの取った行動にも僕はぶっ飛んでしまった。何とヤツはお母さんを呼び止めるとヒソヒソと打ち明け話をしたのだ。

「あらまあ〜」
「早苗に持って来させてくれ。」

 お母さんが目を丸くして、キョトンとした様子のパーコをまじまじと見ているので、まさかと思ったのだが、どうやらそのまさからしい。ヤツはパーコがお洩らししてパンツを濡らしてしまった事を正直にお母さんに話し、替えのパンツを何とあのかわいい早苗ちゃんに持って来させるように頼んだらしいのだ。一体どうゆう神経をしているんだ!

「お兄様、失礼致します。」

 ヤツの部屋に入った僕達3人の前に、そういつもの礼儀正しい言葉使いでいそいそと現れた早苗ちゃんは、やっぱり今日もいい所のお嬢様らしく完璧な立ち居振る舞いで、お人形さんみたいなかわいらしさに、僕はずっき〜んとなってしまった。1学年違うだけなのに、行儀悪くフローリングの床にどてっと手足を投げ出して、え〜んパンツが冷たいよ〜、とぶーたれているパーコとはえらい違いだ。おい、ションベンパンツが早苗ちゃんにも見えてるじゃねえか!汚いもんは隠しやがれ!

「あ、あの、お兄様・・・
 これをお持ちしました。」

 そして今日早苗ちゃんが手に持っているのは、いつもの茶菓子などではなく、何と女の子用のまっさらな白パンツだった。ハズカしそうにほっぺたを真っ赤に染めて、そんなはしたない物をヤツに差し出す早苗ちゃん。彼女はそれをお洩らししたパーコが履き替える事を知っているのだろうか?

「これは早苗のパンツか?」

 おい!何のためにそんな事をあえて聞く必要があるんだ?ヤツは、そんな僕にとってはとても嬉しい質問をかわいい妹にしていた。早苗ちゃんはますますハズカしがりながら、そうです、お兄様、とつぶやくように言う。く〜っ、たまんねえな〜!

「あんがとー、さなっぴ〜」

 コイツいつの間に、海藤家の人間とこんなに親しくなったんだ?パーコが、そんな無理矢理な呼び名で早苗ちゃんにお礼を言うと、恐らくパンツの用途を聞かされてはいなかったんだろう、早苗ちゃんは怪訝そうな顔で言う。

「ヨウコさん?」
「アタシ〜、ションベンちびっちゃって〜、パンツがビッチャンコなのら〜
 だからあ、さなっぴのおパンツ、貸してもらうのら〜」

 極力感情を現さぬようしつけられているであろう早苗ちゃんも、さすがに引きつったような複雑な表情を見せていたが、それでも健気に「ごゆっくりどうぞ」と丁寧にお辞儀をすると、部屋から出て行ったのである。ごめんよ、早苗ちゃん。全く、このバカ女のおかげで・・・おい、トイレにでも行ってさっさと履き替えて来いよ!

「さなっぴのおパンツ、かーいーなー」

 手渡された早苗ちゃんの、純白で無地の小さなパンツを目の前で広げながら楽しそうに言うパーコに、さすがのヤツも呆れ顔で、早く履き替えて来るように言ったのだが、パーコは重たそうな手足を投げ出したまま腰を上げようとしなかった。

「秀ちゃん、パンツ脱がせて〜
 ボンちゃんは、パンツはかせて〜」

 な、何と傍若無人な・・・が、僕はパーコの毒に完全に当てられて、彼女に早苗ちゃんのパンツをはかせてやるという想像で、ついついコーフンしてしまった。そしてそれはクールを装いながら、ヤツも同じ気持ちだったらしい。

「仕方ない、毒喰わば皿までだ。
 ボント君、手伝ってくれたまえ。」
「わ〜い。
 赤ちゃんみたい〜!」

 パーコはもう床に仰向けになり膝を立てて脚を広げ、両手でいらっしゃ〜いと僕達を歓迎するようなポーズで、まるで赤ちゃんがおむつを替えてもらうかのようなノリである。が、頭の中は赤ちゃん並でもその栄養素が全部ムネとオシリに行ってしまったような肉感的なパーコのカラダは立派なオトナで、僕達はもう慄えるほどコーフンしながら彼女に覆い被さるように迫って行った。

「それにしても、ひどい濡らし方だな・・・」

 ヤツがマジで濡れ雑巾のようにパーコの股間に貼り付いたションベンパンツに手を掛けて言う。それをずり下ろしていくと、当然ながら女の子の大事な部分が現れ、ほとんど処理してないと思われるパーコのボウボウのアソコの毛がジットリと濡れてるのがめちゃくちゃにエロい。そして情けないけど女の子とした経験のない僕は、生まれて初めてお目にかかるアソコの姿に全身がおののく程の感激を覚えていた。ちょっと直視するのが怖いくらいで、これぞ正しく「目の毒」だと思った。

 ヤツが顔をしかめながら、濡れパンツを脱がせ爪先から抜き取ると、今度は僕がまっさらなパンツを穿かせてやる番だった。パーコのムチムチで太過ぎるアンヨは、やりたい盛りの高校2年生男子には反則級に魅力的で、僕の股間はもう爆発寸前だ。そしてちょっとグロテスクなアソコを、もともと早苗ちゃんの物である純白パンツで覆ってしまうと、ヤツが僕の気持ちも代弁するかのように、とんでもない提案をパーコにしたのである。

「パーコ君、そこでパンチラを俺様達に見せてくれたまえ。」
「わ〜い、見てみて、アタシのパンチラ〜」

 う〜ん、それは「パンモロ」であって、「パンチラ」とは言えないのではないかと思ったが、こんな千載一遇のチャンスを棒に振ってしまうには、僕達の股間は余りにもムズムズと暴発寸前になっていたのだ。

「よし、それでは生パンツを見ながらせんずるぞ、ボント君。」

 ま、マジかよ・・・いつも、ここの例会では、お気に入りの雑誌のグラビアでせんずって終わるのが恒例だったが、ヤツとお互いのオナニーを見合った事はさすがにない。が、今日のズリネタは二次元の雑誌のモデルではない。頭の中はカラッポで容姿も若干劣ると言え、カラダのエロさなら天下一品のパーコが、生の白パンツを、どうぞ〜、と惜しげもなく見せてくれるのだ。ついにヤツがズボンを下ろしてパンツからイチモツを取り出すとあっと言う間にシコシコと始めると、僕も意を決してオナニーを始めたのである。

 おおっ!これは最高に気持ちいいぞ。何しろ夢にまで見たセーラー服のジョシコーセーの生パンツを
至近距離でしっかりと拝みながらせんずらせてもらうのだ。僕はすぐにも出してしまいそうな快感を味わいながら、シコシコとナニをしごく手をどんどん高速化していった。

「アタシもしたいっ!!
 おなおなさせてっっ!!」
「パンツははいたままだぞ。」
「うんっ!
 あ、あああ〜っっっ!!!
 気持ちいいよおっっっ!!!」

 日本の将来を担う僕達若者が、オナニーの見せ合いっこなどと言う無益な行為にふけっていても良いのだろか?こうしてパーコと言う最強のパンチラ娘をメンバーに入れた「山田高校パンチラ同好会」は躍進の道を歩き始めたのであった。

〜おしまい〜


<完>