「ダイエットモニター」


 この頃何だか、うちの陽子お姉ちゃん、やせてキレイになったみたい。私がそう言うと、お姉ちゃんはちょっと誇らしげに、そうなのよ実は、とその秘密を教えてくれました。

「駅の裏に渋谷マコトエステサロンって出来たでしょ?」
「知らないよ。駅なんか行かないもん」
「そっか。久美は学校が反対だもんね」

 お姉ちゃんはJRに乗って短大に通ってるんです。

「お姉ちゃん、エステなんか行ってたの?」
「そこのお店、ダイエットコースのモニターを募集してたの。短大の友達に紹介してもらって」
「そうなんだ。いいなあ」
「じゃあ久美も行ってみる?」

 何でも知り合いに紹介してもらうと、無料のモニターになれるらしいんです。すごく効果があるらしくて、お姉ちゃんは1か月で7キロもやせたって言うんでビックリです。私も仲の良いお姉ちゃんに頼み込んで紹介してもらうことにしました。

「どんなことするの?」
「うーん、基本的には運動なんだけどさ……まあ行ってみてのお楽しみよ」

 お姉ちゃんはなぜか羞ずかしそうに答をぼやかしました。

ーーそっか。陽子姉ちゃん恥ずかしがり屋だもんね

「レオタードみたいの、着なくちゃいけないんだ」
「う、うん、まあね。ちょっとハズいかも……」
「それはちょっとヤだな。渋谷マコトさんに見られるんでしょ」
「大丈夫よ。だってマコト先生は女だもん」

 それを聞いて気が楽になった私は、さっそく次の日曜「渋谷マコトエステサロン」に連れて行ってもらったんです。事前に電話したら、制服で来て下さいと言われたので、私は通っている女子高のセーラー服姿です。マコト先生はとても落ち着いた素敵なアルトの声で、私はドキドキワクワクしながらお姉ちゃんに付いて行きました。

「お姉ちゃん」
「なあに」
「……いや私エステなんか初めてだから」

 ホントは陽子姉ちゃんがヒラヒラのすごいフレアミニをはいてたんで、思わず声を掛けてしまったんです。

ーーうわあ、見えちゃいそう。でもアシがキレイだなあ……

 お姉ちゃんは私と同じような背格好で、女の子としてはごく普通の身長なんですけど、やっぱりやせたおかげでダイタンにアシを出してもキレイなんです。私だってちょっと冒険してスカートをミニにすることもありますが、ここまでは絶対無理、ってほどお姉ちゃんのミニは見たことのない過激なものでした。私は見えても大丈夫なように黒いスパッツをはいてますが、普通の私服のお姉ちゃんはそんなものはいていないでしょう。見てる私の方が心配してしまうくらいでした。お姉ちゃんは私以上に恥ずかしがり屋のはずなのに、女の子はやせるとダイタンになれるのでしょうか。

ーーホントに恥ずかしくないのかなあ。それマジでヤバいって、お姉ちゃん……

 その時でした。たまたま強い風が吹いてお姉ちゃんのフレアミニがパッと派手にめくれ上がってしまったんです。慌てて両手で押さえた時はもう遅く、隣に並んで歩いてた私にはバッチリ白い物が見えて目がテンになってしまいました。男の人には意外かも知れませんが、高校以上の女の子はめったに白なんかはかないものです。のぞかれて一番恥ずかしい色ですから。

 私はやっぱり一言注意してあげようかと思いましたが、素知らぬ風を装ったお姉ちゃんが首筋まで赤く染めているのがわかって、何も触れませんでした。

ーーそんなに恥ずかしいのに、どうして?

 陽子姉ちゃんは私から見ても色白な美人だし性格もいいんですけど、とても恥ずかしがり屋で引っ込み思案なので彼氏がいないんです。私も似たようなもので人のことは言えませんけど。きっとダイエットに成功したことに気を良くし、頑張って積極的になろうとしているのでしょう。お姉ちゃんが無口になっちゃったので、私も無駄口を叩かずに着いて行きました。

 さて「渋谷マコトエステサロン」はうっかりすると見逃してしまいそうな、小さなお店でした。

「いらっしゃい。お待ちしてましたよ、山下さん」

 お姉ちゃんと私がドアを開けると、すぐにやって来た背の高い女性がそう言って挨拶しました。

ーーうわあ、カッコいい人……

 それが渋谷マコト先生の第一印象です。全身黒いレオタードを着用した先生は、スラリと長身でボーイッシュなショートヘアの、いかにも運動神経が良さそうな女性でした。ホントにモデルさんみたいにやせていて手足が長いから、とてもカッコ良くてステキなんです。声も電話でお話した通りの低音で、私は同性なのに不自然なくらい胸をトキめかせてしまいました。

ー良かった。こんなステキな女の人に教えてもらえるんだ……

「妹さんですね。渋谷マコトです。どうかよろしくお願いします」

 お姉ちゃんが隣で小突いたので、先生に見とれてボヤッとしていた私は慌てて頭を下げました。

「あ、あの、山下久美です。姉がいつもお世話になっています……」
「まあ、妹さんもかわいらしいわね」

 先生がお世辞を言われたのに、私は顔を赤くしてしまいました。

「どうぞこちらへ」

 先生に案内されて奥の部屋に行くまでに、まるでトレーニングジムみたいな室内では数人の若い女性が汗を流していました。私はお姉ちゃんにヒソヒソ話をします。

「お姉ちゃん、みんなレオタード着てる……」
「アンタは着替えるんだからいいの」

 お姉ちゃんはパンツが見えそうな私服のミニでいいのかしらと思いながら、場違いな服装の私たちはマコト先生の後を着いて行きました。入口は狭かったけど、中もやっぱりそんなに広くはなかったです。

「それではモニター契約に関してお話をさせて頂きましょう」

ーー契約って?無料じゃないの……

 奥の小部屋は事務所みたいになっていて、事務机を挟んで私たち姉妹と先生が向かい合わせに座りました。そこでいきなり「契約」と言う言葉を使われたので、私はちょっと驚いてしまいました。でも隣にお姉ちゃんがいて、ニコニコしているので安心でした。きっと心配することなんかないのでしょう。

「ダイエットコース1か月間無料モニターです。間違いありませんね?」
「はい」
「お姉さんはもう1か月が過ぎられるんですけど、無料モニターに妹さんを紹介して頂けましたので、ご希望なら一緒にコースを続けることが可能です。もちろん完全無料です。希望されますか?」
「はい、是非お願いします!」

 お姉ちゃんの声は弾んでいましたが、それはちょっと話がうま過ぎるのではないでしょうか。すると私の気持ちを見透かしたようにマコト先生が言われたのです。

「どうしてそんなオイシイ話が、とお思いでしょう。実はこのダイエットコースは、私が特別に研究開発したこれまでにない方法を実践して頂きますので、どうしても多くの方に試してその効果を実証したいのです。又、少々辛いこともありますので、出来れば紹介者の方と一緒に励まし合いながら実践して頂きたい、とこういうわけなのですが」

ーーえ、そんな辛いことがあるの?大丈夫かなあ……

「久美、一緒に頑張ろうね」
「え? う、うん、わかった……」

 ちょっと不安が頭をよぎりましたが、お姉ちゃんがもう1か月近く続けて、実際に7キロもやせたんです。仲の良いお姉ちゃんにそう言われたら、ウンと言うよりありませんでした。第一私の方から紹介してくれと頼んだわけですし。

「このコースは、隣の器具を用いたトレーニングとこの部屋でのボディケアが中心ですが、その他普段から私の指示に従って生活改善を行って頂きます。先程申し上げましたように、少々肉体的に辛いこともございますが、大丈夫でしょうか?」

 するとお姉ちゃんの方が答えてしまいました。

「先生、妹は私より体が丈夫だし、しっかりしているから大丈夫です。そうよね、久美?」

 うーん、お姉ちゃんの言い方は却って不安を煽るものです。でも昔から運動はまるでダメでおしとやか過ぎるお姉ちゃんが頑張れたんだから、私もきっと大丈夫だろうと思うよりありませんでした。実際お姉ちゃんより健康面では自信があります。

「わかりました。それでお願いします」
「それじゃさっそくですが、妹さんには着替えて頂きましょう。隣でトレーニングです。陽子ちゃんはその間ボディケアよ。いいわね」
「はい……」

ーーえ!? 

 1か月も通ってるからもう慣れた仲なのか、マコト先生に下の名前を「ちゃん」付けで呼ばれたお姉ちゃんが、さっきスカートがめくれてしまった時のように真っ赤になって恥ずかしそうなので、私はちょっとビックリしました。

ーーそうか。そこのイスでボディケアなんだ……

 小さな部屋のほぼ半分近く占拠する、歯医者の診察用のような大きなリクライニングするイスが置いてあったので、そこでボディケアをしてもらうことを、恥ずかしがり屋のお姉ちゃんは照れているのでしょう。やっぱり裸になってケアされるんでしょうから。

「じゃあ陽子ちゃん、妹さんがトレーニングウェアに着替えるのを手伝ってね」
「はい」

ーーええっ!? どういうこと?

 先生が真っ白くてペラペラに薄いボディースーツのような物を持って来てお姉ちゃんに声を掛けたので私はビックリしました。1人じゃ着られないないようなウェアなんでしょうか。マコト先生が説明してくれます。

「ごめんなさいね、モニター用の特別な服なのよ。他の人に手伝ってもらわないと、着るのが大変だから……」
「久美、恥ずかしがってないで服を脱ぎなさい」

ーーえーっ! や、ヤダあ……

 私は他人の前で服を脱ぐのに正直抵抗がありましたが、仲の良いお姉ちゃんと素敵な女の先生だから、ま、いっかと思って、その「トレーニングウェア」を着せてもらうことにしました。ところがお姉ちゃんはさらにとんでもないことを言い出したんです。

「下着も脱ぐのよ」
「えーっ! な、何で?」

 するとマコト先生が頭を下げて説明してくれました。

「申し訳ございませんが、これを着ると大量に汗をかいてしまうのです。ですから……」

 先生の表情は真剣そのものだったので、私も仕方なく生まれたままの姿になってから、真っ白いウェアを着せてもらいました。するとこのウェアは普通のレオタードではなく、水仕事をする時手にはめる手袋みたいな強い弾力のある生ゴム素材だったのです。引っ付いていたウェアをメリメリベチベチという感じで引き剥がしながら、下半身からはかせてもらったんですけど、物凄い密着感!これはとても1人じゃ着られないと思いました。

「せ、先生、キツイです……」
「我慢して下さい。これもトレーニングですから」

 ピチピチであまりに強烈な締め付けを私は訴えましたが、マコト先生にそう言われると耐えるよりありません。

「あら、お姉さんより巨乳ちゃんみたいね。これじゃ大変でしょうけど、頑張りましょう」

 先生にそうからかわれてしまいましたが、私はお姉ちゃんよりおっぱいもお尻も大きいと思います。だからダイエットしたいんですけど、そのせいか胸と腰の圧迫感は息苦しくなるほどでした。そして最後に背中でジッパーを締められると、首から上を除いた上半身から腰までをピチピチの白いゴムに覆われてそれを脱ぐことも出来なくなったのです。

「ではトレーニング機に案内しましょう」
「久美、頑張って来てね」

 お姉ちゃんに見送られ生ゴムの強烈な密着感に悩まされながら脚を踏み出した私は、すぐにちょっと困ってしまいました。

ーーアン、アソコが擦れちゃうよ……

 あまりにウェアの締め付けがきついので、何と羞ずかしいワレメちゃんに生ゴムがギュッと食い込んで、歩くと微妙に擦れちゃうんです。別に痛くはなく気持ち悪いだけでしたが、数歩進むと恥ずかしいことにだんだん気持ち良くなってしまいました。

ーーや、ヤダ、変なトコ当たってる……

 伸縮性に富む生ゴムが体にピトリと密着してる上に、アソコにはイヤと言うほどキリキリと食い込んでるんです。歩いてアソコが擦れてしまうのにイヤらしい快感を覚えてしまった私は、いつの間にか女の子の一番感じるイケないオマメちゃんを大きく膨らませていました。するとますます強く生ゴムに密着してズリズリと擦れてしまうんですから、これではとてもたまりません。

「さあ、こちらに来て下さい。どうしたんですか、山下さん?」

 ついつい変な部分の快感にウットリしてしまい、視線を落としてじっと床を見ながら歩を進めていた私は、先に立つ先生がドアを開けて部屋から踏み出すと、トレーニングに励んでいた他の女の人たちの視線が集中して、この生ゴムレオタードがとても恥ずかしくなってしまいました。

ーーう、ウソお! これ、スケちゃってるんですけど……

 ああ、何ということでしょう。早くもジットリと全身に汗を滴らせ始めていた私は、ムネの先っちょのピンクの乳首がウッスラと透けて見えてるのに気付き愕然としました。女子高生にしては巨乳過ぎるのもいけないのか知れませんが、いつの間にかクリちゃんと同じように両ムネの先端もはしたなくプックリと膨らんで、極薄の生ゴム生地をツンと押し上げているのです。近付いて見なければわからない程度とは言え、その恥ずかしさは私の顔を真っ赤に染めるのに十分でした。

ーーじゃまさかアソコも? そんなわけないよね……

 乳首だけでも死ぬほど恥ずかしいのに、股間がスケてたらたまりません。祈るような気持ちでおそるおそる視線を下にやった私は、黒っぽい物が目に飛び込んで来てショックを覚え、もうそれ以上恐ろしくて見ることが出来ませんでした。ヘアだの食い込んだワレメちゃんの形まで見えちゃってるに違いありません。もう全裸かと錯覚するほどの羞恥に慄え上がった私は、胸部とアソコを手で隠して立ち尽くしてしまいました。

「皆さーん、新しいモニターの方が恥ずかしがられますから、あまり見ないでくださーい」

 マコト先生がそう言ってくれたので、他の人たちも自分のトレーニングに専念され始め、私は何とか先生が手招きされている、床固定式の自転車器械まで進むことが出来ました。だけど生ゴムに食い込んだアソコ、とりわけクリちゃんが歩くたび絶妙に擦れてしまう快感はどんどん良くなってしまい、こんなことでえっちな気持ちになってしまう自分を恥ずかしく思うと、ますます羞恥と興奮が募ってアソコから快感が込み上げて来ると言う悪循環でした。

ーー先生も、見ないで……
 
 マコト先生は、首筋まで真っ赤になって俯いている私のことを、平然と見ています。この特製ウェアが女の子をこんなえっちな気持ちにしてしまうと、わかっているのでしょうか。それともこんなえっちな気持ちになってしまう私が特別で、イケないことなのでしょうか。

「この自転車の使い方はおわかりでしょう。こぐことによってカロリーを効率良く消費し、シェイプアップに抜群の効果があるトレーニング機です」

ーー自転車のサドルって、何であんなにえっちな形なんだろう……

 私は先生の説明を上の空で聞きながら、そんなとんでもないことを考えていました。飾り気のないシルバーの自転車はサドルだけが黒でしたが、その形がまるで女の子のアソコにピタリとフィットするデザインのように見えてしまうんです。正直に告白すると、中学から自転車通学の私は、時々サドルとアソコが当たるのを気持ち良く感じてしまうことがあるんです。こんな気持ちになっちゃうなんて私だけかしら、と罪悪感に捕らわれることもしばしばでした。今こんなにアソコをウズウズさせている状態で自転車にまたがったら?そう考えると私は全身が慄えるほどの強烈な興奮に包まれていました。

「乗ってみて下さい」

ーーヒイ〜ッッ!!

 自転車にまたがった途端に予想以上の鋭い感覚に襲われた私は、妙な声を出さないので精一杯でした。

ーーこのサドル、形が変……

 表面はツルツルして普通に見えたサドルでしたが、圧力を加えると中にたくさんのイボイボ突起があるのです。まるで足裏のツボを刺激する健康サンダルみたいみたいだと思いました。でもとてもソフトな弾力のあるイボイボでちっとも痛くはないんです。正直言ってとても気持ち良い刺激でした。

「腰を浮かせてはいけませんよ」

ーーうわ! そんな仕掛けがあるの!?

 先生はその自転車に付属していた黒いベルトで、私のフトモモをガッチリそれ用の部分に括り付けてしまいました。すると腰を浮かすことはおろか、股間にイボイボサドルが強く密着した状態でこの自転車から降りることすら不可能になったのです。

「いいですか山下さん。私がいいと言うまで、この自転車を力一杯こぎ続けるのですよ」
「せ、先生、動きません。無理です」
「ちょっと待って下さい。ロックが掛かってますから。まず軽く5分間試運転してみましょう」

 やはり最新の特別なトレーニング器具らしく、先生が何やら横にあったコントロールパネルのような所を操作すると、突然ペダルが動かせるようになりました。でも異常なくらい重くて、私の力では中々動きません。

「精一杯腰を落として力を入れて下さい。初めは大変ですけどすぐに慣れますよ」

 私が言われた通り腰を落ち着けて力の限りペダルを踏み込むと、ようやくゆっくり回り始めました。普通の自転車の何倍も力が必要で凄い運動量です。すぐに汗ばんで来た程で、これなら確かにダイエットの効果は大きそうでした。しかし問題は偶然なのかも知れませんが、イボイボサドルにピタリと密着してしまう、生ゴムに覆われた大事な箇所でした。いえ偶然ではないと思いました。よく見るとこのサドル妙に前後にスイングして、私の腰の動きに合わせて確実にアソコに刺激を与えるようフィットして来るんです。

ーーど、どうしよう。これ、メチャクチャ気持ちいいんですけど……ヤバい、ああ、ヤバいよ、コレえ〜!

 私はとんでもないことに1人えっちでもしてるみたいな気持ちに陥り、こぐのを一旦止めようと思いました。ところが今度はペダルが勝手に回り止まってくれないのです!

「この自転車は一度動き始めると自動的にペダル運動が始まり、サボって止めることは出来ません。セットした時間は休みなくこぎ続けねばならないトレーニング器なので、意志の弱い方でもしっかり鍛えることが出来るのです」

 一体どこを鍛えるって言うんでしょう。

ーーああ、5分って長いよ! ダメダメダメえっっ!! ヤバいよ、マジでヤバいんだって!!

 私はもう強制的にこがされる自転車の心地良さに気もそぞろで、先生の言葉も半分くらいしか頭に入りませんでした。

「5分たったわ。どうですか、ご感想は?」

 私は先生の言葉が信じられませんでした。ホントにたった5分だったのでしょうか。生まれて初めてと言って良い強烈な性的快感で、私の目はトロンと潤み小鼻がイヤらしく膨らんでいたと思います。半開きの唇からは、ハアハアと荒い吐息が洩れるばかりで、既にまともにしゃべることも出来ませんでした。

「もうかなり汗をかいたでしょう。そうやって体中の老廃物を出してしまうつもりで、自転車をこぐのです。では、30分頑張りましょうね」

ーー無理! 絶対無理!

「せ、せんせい……」
「あら、やらないうちから弱音を吐いちゃダメよ。とにかく30分トライしてごらんなさい」

ーーあーっ! そ、そんな……

 先生は有無を言わせずと言う感じで、あっと言う間に自転車を30分にセットしてしまうと、そそくさと隣の部屋に消えてしまいました。

 その日の帰り道、私はもうあまりの恥ずかしさにお姉ちゃんと目を合わせることが出来ませんでした。

「どうだった久美? 自転車気持ち良かったでしょ?」

 もちろんエッチな意味ではないと思っても、そんなことを言われた私はギクリとしてしまいます。私は何と30分のトレーニング中に3度も続けざまに気をやってしまったのです。平然としたお姉ちゃんの話ぶりからすると、こんなえっちな反応をしてしまったのは私だけなのでしょうか。

「すごく疲れた」
「でしょ? 汗一杯かいたよね」
「うん」

 自転車で気持ち良くなってしまった私は、ああ、これがイクと言うことなのか、と知識でしかなかった女の子の一番幸せな感覚を教えられた気分でした。白状すると私は寝る前に下着の上からイケない部分をスリスリしたりして「ひとりえっち」しちゃうこともあるんですけど、自転車の上で味わってしまった体がハジけてどこかへトリップしちゃったような素晴らしい快感は全然初めてだったんです。しかも降りることの出来ない自転車のおかげで、結局3度も気をやってしまったのですから、時間が来た時私は完全にメロメロフラフラの状態でした。マコト先生は私がよっぽど疲れてしまったのだと思ったことでしょう。体を抱き抱えるようにしてやっとの思いで自転車から降ろしてもらい、ヨロヨロと足を引きずるようにして息も絶え絶えに部屋まで帰りました。そこでお姉ちゃんと先生に生ゴムウェアを脱がせてもらうと、土砂降りの雨に打たれ続けたかのような大量の汗で全身がすさまじい状態になっていました。下着なんか着けていたら一発でおじゃんだったに違いありません。帰る前シャワールームで汗を流すのは、別の意味でとても気持ち良い一時でした。

「あの自転車がいいのよ。ドッサリ汗をかいて、たぶん何キロかやせてると思うわ」

 お姉ちゃんの言葉には納得でしたが、どうしても気になることがありました。

ーーお姉ちゃんは、あんなレオタードでイヤらしい自転車をこいでも平気だったのかなあ?

 もちろん体力的にキツイとかじゃなく、えっちな意味合いです。しかしとてもそんなことを聞くわけにはいかず、私はお姉ちゃんのはしたないミニスカからスラリと伸びた見事な脚線美に見とれてしまうばかりでした。

ーー私もお姉ちゃんや先生みたいになりたいな

「ところで久美。先生に言われたこと、ちゃんと実行しなきゃダメよ」
「……うん、頑張る」

 私はしばらくためらいましたが、決意を口にしました。先生が私に言ったことは次の通り。明日から毎日放課後ここに来て自転車に乗ること。そしてなるべくスカートを短くして、ナマ脚を露出すること。出来れば女子高生がよくはいているパンチラ防止のスパッツ類もやめなさいと言われました。

 お姉ちゃんのビックリするようなフレアの超ミニも、マコト先生流のダイエット指導だったのです。普通は隠したい脚をあえて露出して常に他人の視線を意識することが、何としてもダイエットを成功させると言う強い意志につながるのだそうです。

「それにね、恥ずかしい所が見えちゃいそうだって言うスリルと緊張感が、女性ホルモンの分泌を活性化してくれるのよ、山下さん。下着が見えてしまうと思えば自然と姿勢や立ち居振る舞いに注意がいくし、女性らしく美しい礼儀作法も身に付くのです」

 何だかエロオヤジが言いそうなメチャクチャな理屈にも思えましたが、生まれて初めて味わった3連続アクメの素晴らしさに心を奪われて陶然としていた私は、マコト先生のカッコ良さにもウットリしてしまい、そんなものかと受け入れていました。だから次の日から出来るだけえっちなショーツを身に着けて、先生の目を盗んでセーラー服を超ミニにする冒険にチャレンジするつもりでした。

 さて翌日の月曜から毎日放課後のエステサロン通いが始まりました。お姉ちゃんも待ち合わせて合流し、私が生ゴムレオタードで例の自転車器械に乗っている間、別室で先生にボディケアを受けています。私のボディケアはこの土日から行うという話でした。すぐに全身が汗だくになってしまい、大事な部分がスケてバッチリ見えてしまう生ゴムウェアの恥ずかしさはやはり格別でしたが、自転車のイボイボサドルによる性的快感もどんどんハンパなく気持ち良くなってしまう一方でした。信じ難いことに30分の自転車こぎの間に5回は絶頂に達してしまうようになったのです。

 バージンでアクメを知らなかった私はもちろん夢見心地で、自転車から降りて先生とお姉ちゃんにベリベリと全身に密着した生ゴムレオタードを引きはがしてもらう時には、全身が滝のような汗と体液でおおわれています。そう、下半身は女の子の歓びのお汁とおしっこも出ちゃうので、凄まじいムレムレ状態になっているのでした。夜とてもご飯が進んでしまうので極端にやせてはいませんけど、週末までに5キロは減量に成功していたと思います。

 そして次のお休みの土曜日が来ました。この日はお昼前という、いつもより早い時間にお姉ちゃんと一緒にエステサロンに向かいます。2人の色白でそれなりに美形の女の子が、仲良く超ミニスカートをヒラヒラさせていたので、道行く男性の視線を釘付けにしていただろうと思います。

 でもお姉ちゃんと一緒なら平気だし、この恥ずかしさもダイエットの原動力になるのだと思えばダイタンになれてしまう私でした。

「今日から久美ちゃんのボディケアを始めましょう。陽子ちゃんも手伝ってね」
「……はい」

 露出狂みたいなヒラヒラのミニスカとえっちなスケスケパンツをはいていても、恥ずかしがり屋さんのお姉ちゃんは先生の言葉にポッと頬を染めて俯きながらそう口にしました。

ーー私のボディケアなのに、どうしてお姉ちゃんが?

 でもその答はもううすうす勘付いちゃってましたし、恥ずかしいことに私のミニスカの中ははしたない期待で甘くざわめき、小さくて食い込む白いレースのショーツは既に潤っていたのです。

「さあ裸になってそこの椅子にお座りなさい」

 いつもはこの後2人掛かりで生ゴムレオタードを着せてもらうので、全裸になることにさほど抵抗はなくなっていたのですが、今日は別です。「ボディケア」もエロティックなものに違いないと予想していた私は、早くも込み上げるイケない興奮に体をおののかせながら、生まれたままの姿で大きなリクライニングシートに座りました。

ーー私、いつの間にこんなえっちな子になっちゃったんだろう?

 そう。淫らな行為を予想しながら嫌がりもせず、それどころか心の中ではそれを期待して体を熱く濡らしながら堂々と全裸を晒してしまうなんて、以前の内気で男の子とお付き合いしたことさえない私からは考えられない成り行きでした。でも約1週間毎日ダイエット自転車のイボイボサドルに乗り、トレーニング中の他の女の人の目を気にしながら、5回も6回も素晴らしく気持ち良い天国に昇り詰めてしまう浅ましい歓びに夢中になっていた私は、いつの間にかえっちが大好きなはしたない女の子になってしまっていたのです。

ーーや、ヤダ、先生。ゴム手袋なんかしてる……

 マコト先生はまるで手術に臨む外科医のように白い手袋を両手にはめました。薄くて弾力に富んだその素材は、この1週間トレーニング中私の全身にピタリと密着して楽しませてくれた生ゴムに違いありません。ベリベリと言う音が聞こえて、先生が手にはめる様子を見ただけで全身がワナワナと慄え、快楽の予感で体中の嫌らしい血が熱くざわめく気がしました。
 
「あ、あの、どうして……」

 ふと見るとお姉ちゃんも白いゴム手袋をはめていました。そして先生と2人で、私の手脚を黒いベルトで椅子に縛り付けて来たんです。

「どうして縛るのか、ですって?
 ふふふ、その答は久美ちゃんの体がよくわかってるでしょ」

 マコト先生より、次の陽子お姉ちゃんの言葉の方が直接的でショッキングでした。

「久美はどMなんでしょ。縛られるとドキドキして興奮するよね?」
「な、何を……」
 
 バカな、と言おうとした私の口は、マコト先生の白い手袋で塞がれてしまいました。ああ、この感触! そしてこの匂い! 私はウッと目を閉じるとだらしなく表情を緩めてしまいました。

「先生、久美ったら私よりもえっちなんです。スカートを短くするの嫌がるフリしながら、ホントはいつもパンツを見せるのが嬉しくて、すぐ濡らしちゃうんですよ」
「ふふふ、そうだね。何しろ自転車の上で気をやるのがクセになって、どんどんイッチャうイケない子だから。昨日は新記録で6回イッタよね、久美ちゃん?」

ーーバレてたんだ……

 先生が顔を撫で回し、お姉ちゃんが黒ベルトの拘束をしっかりと確かめながら、そう話し掛けて来ました。自転車アクメは私だけの秘密で、超ミニスカのスリルを楽しんでしまっていたのも隠していたつもりでしたが、2人には全てお見通しだったのです。

「へえ凄いじゃない、久美。私なんか初めは3回イクのがやっとだったのに。それでも死ぬかと思ったわよ」
「思った通り久美ちゃんはお姉ちゃんに輪を掛けたマゾっ娘さんだね。マゾの女の子はたいてい生ゴムが病み付きになっちゃうんだよ、ふふふ……」 

 先生がイヤらしく顔中に生ゴムの感触を這わせて来ると、私はそれだけで意識がボウッと桃色にかすむ気がしましたが、ここで精一杯の抵抗を口にしました。だって私まだ処女なのに、そんなヘンタイのマゾだなんて、とても認めたくはありませんでしたから。

「違います!」
「あら、素直じゃないのね」
「先生、嘘つきさんにはお仕置きが必要です」

 お姉ちゃんがそんなひどいことを言いました。なのに私と来たら「お仕置き」という言葉にも、ゾクリと背筋をおぞましい興奮が這い上がって来るのを感じてしまうんです。

「そうね。じゃ陽子ちゃん、素直じゃない妹さんに目隠ししてあげなさい」
「や、やめて……」

 お姉ちゃんが黒いゴーグルみたいな本格的な目隠しを持ち出して見せたので、私の声は不安で慄えました。

「Mの子は目隠しされると、すごくえっちに感じちゃうのよ」

 お姉ちゃんがそんなことを言いながら、頑丈な目隠しをはめてしまうと目の前が真っ暗になり、それと同時に私の中で捨て鉢みたいなアブない気持ちが頭をもたげて来ちゃいました。

ーーああ、もうダメ。どうなってもいいから、メチャクチャにして……

 これがマゾであるってことでしょうか?

「山下久美さん、あなたは自分がマゾであることを認めますか?」
「……はい」

 これ以上意地を張って「お仕置き」を追加されるのが怖かった私は、聞かれるままにはしたない告白を口にしてしまいます。

「縛られると興奮するのね?」
「はい」
「生ゴムで興奮するのね?」
「はい」
「目隠しされると興奮するのね?」
「はい」
「わかったわ。素直ないい子ね。ご褒美にオクチも塞いであげるわ」
「そんな……」

ーーせっかく正直に言ったのに……

 抗議を口にしようとした私は、鼻を摘まれると無様に口を開いてしまいます。すると柔らかいボールみたいな物が詰め込まれて、口も利けなくなってしまいました。

「ではお待ちかねのボディケアを始めましょう。もうおわかりね、久美ちゃん。女の子のダイエットには、えっちするのが一番いいのよ」
「そうよ、久美。えっちして、体中の悪い物を残さず吐き出しちゃうの」
「ん〜っっ!!」
「おやおや、耳をちょっと触っただけで、そんなに感じちゃうのかしら?」

 生ゴムが肌に触れて来ると、恥ずかしいことに自転車でイキまくってしまった体の記憶が蘇り、ゾクゾクと甘美な戦慄が込み上げて来るんです。そして悲鳴を上げようとすれば、口に詰められたボールに空いた穴から涎がダラダラと火照った頬を伝い、惨めな気持ちを盛り上げてしまうだけでした。

「耳が感じ易い子は、全身よく感じるえっちな女の子なのよ。久美ちゃんはやっぱり立派などMの素質があるみたいね」
「うふうんんっ!!」

 耳やうなじを生ゴムでなぞられるのにたまらず顔を反対側に向けましたが、そちらにも別のゴム手袋が待っていて、逃げ場を失った私はますます熱く淫らな悲鳴をくぐもらせました。

「久美、素直に生ゴムを味わうのよ」
「ふんっっ!!」

 その言葉と同時にお姉ちゃんの2つのゴム手袋が足の裏に触れて来ました。恐ろしいことにそんなあり得ない場所さえ、ズキンと甘美な感覚に襲われてしまうんです。こうして生ゴム手袋をはめた4本の手は、イヤらしく私の体中を撫で回して来ました。先生もお姉ちゃんも無言になってしまい、目隠しされて次にどこを触られるかわからないので恐ろしく刺激的で、そこをすっかり体になじんでしまった生ゴムの感触に責められるのですからたまりません。私はもうどこを触られてもビクンビクンと激しく反応してのたうち回り、体中の毛穴が開いて体液が枯れるまで流れ出していくような凄まじい興奮状態に陥りました。

ーーイヤッ! そんなトコ触らないでえっっ!!

「こんな所が感じちゃうの? ずいぶん欲張り屋さんだこと」

 どこを触られてもビンビンに感じてしまう私でしたが、脇腹をスッと撫でられると一際鮮烈な快美の矢がズンと体を貫いて来ました。そしてその手が続いて脇の下をイヤらしくまさぐって来た時のおぞましい興奮と快感は、一生忘れないと思ったほど強烈でした。

「久美は汚い所が感じるのね。マゾだから」

 そのお姉ちゃんのひどい言葉に反発を覚える余裕も私にはありません。そして続くマコト先生の言葉に私は愕然としてしまいました。

「下準備はこのくらいにしましょう」

 確かに体中を弄られたようでも、実は一番肝心ないわゆる性感帯には指1本触れられていなかったのです。

「お待ちかねのお乳を揉んであげましょう」
「んあ〜っっ!!」

 2本の手が両胸の膨らみに軽く当てがわれて来ただけで、私は塞がれた口元からイヤになるくらい淫らな呻きを絞り出していました。

「タップリ楽しめるように、なるべく軽くモミモミしてあげるのよ」
「はい、先生」

ーーこ、これは……うああ〜っ! た、たまらないいっっ!!

 左右の乳房をイヤラしい生ゴム手袋をはめた違う人の手で揉まれるなんて、とてもぜいたくなえっちだと思いました。本当に焦れったくなるようなソフトな揉み方なのに、ゾクゾクと込み上げて来る素晴らしい快感は正に圧倒的!トロけてしまいそう、と言う形容がピッタリです。同じ生ゴム手袋をはめていても、先生とお姉ちゃんの手の感触は全然違いますが。これが曲者でした。一方の側にガードを固めようとすれば反対側が無防備になってしまうし、どうにも対処しようがないのです。私はすぐに無駄な抵抗を諦めて先生とお姉ちゃんの手に官能を預け、イケない快楽の海にドップリと漬かっていました。

ーーあ、あ、ああん……お願い、もっとして、もっと強くモミモミしてえっ!

 ああ、何と言うことでしょう。肌に触れるだけでどうしようもなくなく興奮してしまう生ゴムに全身を這いずり回られている間も、さすがにそれだけではイクにイケなかった私の体は熱く淫らに燃え上がってもっと強い刺激を求めてしまい、ピンクのもやが掛かったような頭の中は「イキたい」というはしたない欲求で占められていたのです。そのため緩やかな乳房揉みに完全に焦れてしまった私は、胸をグッと突き出し生ゴム手袋におっぱいを押し付けて、もっと強く揉んで、と浅ましく訴えていました。

「あらあら、もっとおっぱいをモミモミしてって、えっちのおねだりかしら? 何てイヤらしい子なの」
「先生、休憩しましょう」

ーーそんなのイヤあっ!

 何て意地悪なんでしょう。せっかく私が恥も外聞もなくはしたない「おねだり」をしてしまったと言うのに、ここで愛しのゴム手袋は疼き上がる乳房から離れてしまったのです。そしてさらに陽子お姉ちゃんはとんでもないことを言い出しました。

「先生、私のオナニー見てくれませんか?」
「まあお姉さんの方が我慢出来なくなったの?」
「はい、したいんです。
 思い切りオナニーさせて下さい、先生!」
「ふふふ、ずいぶんとえっちになったものね、陽子ちゃん。妹さんの前で恥ずかしくないのかしら?」
「ああ……そんなこと言わないで……」

 信じられないようなお姉ちゃんの告白を聞きながら、私はこれはやっぱり悪夢の中ではないのかと思いました。だって陽子お姉ちゃんは、虫も殺さぬおしとやかなお嬢様と言う形容がピッタリの、今時天然記念物みたいな大人しい女の子だったんですから。ミニスカをはいてるだけでも目がテンになりそうだったのに、「オナニーさせて」なんておねだりしているこの女性は、全く別人なのではないでしょうか。

「そんなにオナニーしたいの、陽子ちゃん?」
「はい、もう我慢出来ません!」
「それじゃ妹さんにも見せてあげなさい」

ーーや、ヤだ!

 私の気持ちはお姉ちゃんのオナニーなんか見たくないと言うのと同時に、早く私の体を弄り回して欲しいというはしたない欲求でした。さっそく目隠しが外され、お姉ちゃんから目を背け目蓋を閉じた私に、マコト先生は言いました。

「今からお姉さんが、タップリお潮を吹いてダイエットに良い、とても気持ちいいオナニーを教えてくれますからね。ちゃんと見なさい。言うこと聞かないと、そのまま放っておくわよ」

 放っておかれるのは今の私にとって一番辛い仕打ちです。私は仕方なく目を開け普通の椅子に座って大きく脚を広げたお姉ちゃんの方を見ました。もうミニスカの下からメチャクチャイヤらしいなスケスケパンツがのぞけていて、えっちなオーラをぷんぷん発散しているようなお姉ちゃんは、まるきり別人のように見えました。

「陽子ちゃん、昨日は何回オナニーしたの?」
「じゅ、17回です、先生……」
「聞いた? 久美ちゃん。彼氏がいない子のダイエットは、オナニーが一番なのよ」

ーーあり得ない…… 
  
 何かの聞き間違いかと思いました。17回なんて、一体いつお姉ちゃんはそんな回数の1人えっちをシテたのでしょう。自転車で3回イカされた時、死ぬかと思ったとお姉ちゃんは言ってたはずです。

「陽子ちゃん、昨日一番刺激的で気持ち良かったオナニーは?久美ちゃんに聞かせてあげなさい」
「あ、あの……朝、電車の中で……」
「誰かに見られたの?」
「高校生の男の子たちが並んでた席の真向かいに座って……脚をちょっと上げてパンツを見せてあげました。そしたらその子たちも、周りの人たちもみんな私を見てたので……思い切ってオナニーしちゃいました」

ーーお姉ちゃん!

 私はその場面を想像しただけで、血管が切れてしまいそうなくらい強烈な興奮が込み上げて来ました。たくさんの知らない人達にオナニーを見せ付けてしまうだなんて……

「気持ち良かったの? 陽子ちゃん」
「はい。物凄く気持ち良くて……3回立て続けにイッテしまいました。最後は気持ち良過ぎておしっこをしてしまいました」
「よしよしいい子だ。お潮を吹いておしっこまで出しちゃえば、シェイプアップ間違いなしね」
「ありがとうございます……せ、先生、早くオナニーさせて下さい!」

ーーお姉ちゃん、気でも狂ったの……
 
 とてもまともな女の子の言葉とは思えませんでしたが、オナニーさせて、と盛りのついたネコみたいに訴えるお姉ちゃんを笑うことは出来ません。私も全く同じ心境だったのですから。それどころか17回もオナニーしちゃうなんてさぞかし気持ち良かっただろうな、と羨ましく思っちゃう有様でした。

「さあ久美ちゃんに、気持ち良いオナニーのやり方を見せてあげなさい」
「はい……」

 お姉ちゃんはヒラヒラのフレアミニを完全にどけると、椅子の上に片脚を上げえっちなパンツをモロ出しにしました。この格好で電車内オナニーをしちゃったんでしょうか。高校生の男の子たちは1日中勉強が手に付かなかったのではないでしょうか。そしてお姉ちゃんはスケスケパンツをフトモモの途中までずらします。ハッキリ言って全裸よりよっぽどイヤらしくて、ムラムラしそうな恥ずかしいポーズでした。

「口に出して説明しながらオナるのよ、陽子ちゃん」
「あ、あの……人指し指と中指をアソコに入れます……もう片手の指でクリちゃんの皮をどけて……ああんんっっ!」
「久美ちゃん、ちゃんと見てる?」

 イヤになるほどえっちな顔になったお姉ちゃんが気持ち良さそうに目を細めながら股間を弄り、とうとう感極まったような声を出すと、私は目を背けようとしていました。でもマコト先生が見張ってると思うと、見ないわけにはいかなかったのです。

「そうしてムキムキの、ク、クリちゃんを親指の腹で擦ると、凄くいいです……指は中でクチュクチュかき混ぜて……ああ、ああっ! も、もう、イッちゃいそうです!」
「久美ちゃんに見られて、いつもより感じちゃうみたいね。余った指はどうするのかしら?」
「お、オシリのアナに……入れます……んああ〜!い、いくうっっ!!」

 少し浮かせた腰の下に余った方の手指が忍び込むと、アナルに入れてしまったのでしょうか。お姉ちゃんはあっと言う間に歓びを極めてしまいました。

ーーオシリのアナって、そんなに気持ちいいの?

 もちろんそんな汚い場所を弄ったことなんかあるわけありませんが、あっと言う間にイッテしまったお姉ちゃんの歓びぶりで、私はもうソコの部分が女の子にとって立派な性感帯なんだと理解してしまいました。

ーーマゾの子って汚いトコが感じるのよね・・・・・・

 それは確かお姉ちゃん自身の言葉です。脇の下を生ゴム手袋でまさぐられた時の強烈な快感も思い出した私は、何もされてないのにオシリのアナがムズムズと疼いてしまいます。さてお姉ちゃんの本気度120%くらいのオナニーの迫力にすっかり心を奪われてそんなはしたないことを考えていた私にマコト先生がいいました。

「久美ちゃんも、これからは毎日最低10回はイクまでオナニーするのよ。わかった?」

 コクリ。思わずうなずいてしまった私に先生は続けます。

「出来るだけ恥ずかしくなるようなオナニーをなさい。学校のトイレで用を足す時は必ずオナニーすること。慣れたら授業中や登下校でもオナっちゃうといいわ。お姉さんの17回の記録に負けないよう頑張りましょう」

 もう完全に常軌を逸した内容でしたが、お姉ちゃんのオナニーを見せられてますますたまらなくなっていた私は、精一杯不自由な体を捩り、おっぱいをユサユサと揺らしオシリをプリプリと振って(欲しい、欲しい)とえっちな刺激を「おねだり」していたのです。手が使えたら一も二もなくオナニーを始めていたに違いありません。

「久美ちゃんにもそろそろ埒を開かせてあげないとね・・・・・・」
「ごめんね久美。おっぱいモミモミして欲しい?」

 再び白い手袋を両手にはめ始めたお姉ちゃんに、私はウンウンとうなずき、ブルンブルンとお乳の膨らみを揺らして「おねだり」してしまいました。

「じゃあ陽子ちゃん、おっぱいの方はお願いね」
「んんん〜っっっ!!!」

 頭の上の方に回ったお姉ちゃんが、生ゴム手袋をはめた両手をソッと両乳の膨らみに当てがい優しく握り締めて来ると、私はそれだけで凄まじい興奮に見舞われて最大限の呻きを塞がれた口元から絞り出しました。

「かわいいおチクビちゃん・・・・・・」

ーーソ、ソコは・・・・・・ウヒイイ〜ッッ!!

 お姉ちゃんのおっぱいを握りしめた手の生ゴムの指が伸びて、これまで放置されていた頂点のえっちな実をクリクリと弄って来ると、積もりに積もった欲情が一気に溶けて流れ出していくような素晴らしい快感が弾け、ウッと背中を大きく弓なりに反らせた私はその素晴らしいアクメをウットリと味わっていました。

「あらいきなりイッテしまったみたいね。少し早過ぎるんじゃないかしら?」

 お姉ちゃんはクスクス笑いながら、まだ両手でおっぱいを握り締めてじっとしていましたが、マコト先生が口枷のボールを吐き出させ、顔をのぞき込みながら聞いて来ました。

「久美ちゃん、お答えなさい。あなた今お姉さんにお乳をちょっと触られただけですぐ気をやってしまったんでしょ?」
「ち、違います・・・・・・ああんっっ!!」
「うふ、素直になってね、久美」
 
 さすがにあまりの感度の良さを認めるのは恥ずかし過ぎたのですが、お姉ちゃんの生ゴム手袋が柔らかい乳房揉みを始めるともう駄目でした。すぐにぶり返して来たトロけるような心地よさに再びえび反りになってしまった私は、アンアンとひどくイヤらしいよがり声を発しながら次の絶頂に向かって驀進して行くのを感じていました。

「アン、いくうっ!」

 またもや生ゴムの指でクリクリとチクビを弄られると、まるで焼きごてでも当てられたかのような強烈な快美の矢に貫かれた私は1分も持たずアクメに身を焼いてしまいます。でもお姉ちゃんは冷酷でした。

「まだ声が小っちゃいからダーメ。何もかも忘れて、大声でイクと言いなさい」

ーーお姉ちゃんのイジワル・・・・・・ああ、ああ〜っっ!! おっぱいが凄いの、何か出ちゃいそおっっっ!!

 それは私の錯覚ではありませんでした。もうお姉ちゃんの乳房揉みに合わせてユサユサと膨らみをはしたなく振りたくりながらさらなる絶頂へ昇り詰めていった私は、生ゴム指に強くチクビをくじられて大声を張り上げると同時に、あり得ないような体の反応を見せていたのです。

「いぐうううっっっ!!!」
「先生!
 久美、お乳が出ました・・・・・・」

 3連続のアクメで混濁して来た頭では、お姉ちゃんの言葉の意味が初めはわかりませんでした。

「あら、珍しいわね。母乳が出ちゃうなんて・・・・・・」

ーーえ、ウソ!?・・・・・・

 妊娠どころか、男の人とえっちしたことすらない私がどうしてそんな物を出してしまうのでしょう。

「ごくまれに、極度の性的興奮によって妊娠しないでも乳腺から母乳を出しちゃう子がいるのよ。 久美ちゃんは珍しい体質みたいね」
「それって、久美が淫乱だってことでしょうか?」
「もちろんそうよ。あなたの妹は、すっごいどMでヘンタイでインランな子だわ」

ーーひどい・・・・・・

 マコト先生にそんな辱めの言葉を掛けられるのは辛かったですけど、お姉ちゃんの生ゴム手袋がおっぱいに掛かってると、それだけで何もまともなことは考えられないくらい気持ち良くて、口を開くと快感のあまりすすり泣いてしまいそうな私は、抗議も出来ません。

「この子ちょっと簡単にイキ過ぎるから、しばらくお乳は握っとくだけにしといて。
 久美ちゃん、ボディケアの本番に行くわよ」

 先生がいよいよ大きく脚を割りさかれてベルトで固定された下半身に回って来ました。

ーー本番って・・・・・・イヤ、私もう死んじゃう・・・・・・

「久美ちゃんはバージンなの?」
「はい・・・・・・」
「じゃあ、オチンチンまだ入れられないわね、残念だけど」

 当たり前です! でもワナワナと慄える声でようやく「はい」と口にするのが精一杯だった私は、先生がいつの間にか用意していた「オチンチン」を見てなぜだか胸がキュンとなってしまいました。

ーー入れて欲しいかも・・・・・・ああ、何てことを・・・・・・

 私は処女にも関わらず自分の体がすっかり受け入れ体勢を整えて、男の人を欲しがっていることがわかりました。もう股間がおびただしく潤って、小さい頃盛大に寝小便をしてお布団に世界地図を書いてしまった時のようにビショ濡れ状態なのです。体中からもう1リットルくらいは悪い汁を出しちゃったかも、などとおバカなことが頭に浮かびました。

「このオチンチン、小っちゃくてカワイイでしょ、久美ちゃん」

ーーそんなこと聞かれても・・・・・・

 処女の私は、パパのオチンチンくらいしか本物を見たことはありません。先生がそう言うのですから小さいんでしょうけど、それをアソコに受け入れることを考えるととても怖い気がしました。だって細い指すら入れたことはないのですから。

「でも胴体にイボイボが付いててとっても気持ちいいのよ。それに、これを被せたら凄いの・・・・・・」

ーー生ゴムだわ!

 先生は薄くて白い、手袋と同じ素材に見えるサックを「オチンチン」にはめてしまいました。極薄なのでさほど太くなった感じはしませんが、生ゴムの感触が女の子の一番大事な部分を襲って来たら? 考えただけでも鳥肌もので、私は慄然としてしまいました。

ーーでも私に入れるんじゃないよね・・・・・・

 さすがにそれでバージンを破るようなひどいことはされないだろうと思うと、少し安心でしたが、ではなぜマコト先生はわざわざ「オチンチン」を私に見せるのでしょうか。私はそれを入れて欲しいと願う悪魔の囁きを頭の片隅に聞いて、その気持ちを懸命に打ち消そうとしていましたが、するとお姉ちゃんが言ったのです。

「先生、それを私に入れて下さい!」
「あら妹さんに見せてたのに、あなたが欲しくなったの? イケないお姉さんだこと、ふふふ・・・・・・」
「だって……ああ、オチンチンが欲しいの、お願いです、私に下さい……」

 お姉ちゃんは本当に色情狂になってしまったのでしょうか?電車の中で乗客みんなに見せ付けながらオナニーしてしまったのを初め、1日で17回もシテしまったと言う陽子お姉ちゃんは、もう大人しくて恥ずかしがり屋のお嬢様みたいな美人短大生ではありませんでした。恐るべきは渋谷マコト先生のダイエットモニターです。でもバージンなのにお姉ちゃんの言葉と同じ愛しさを「オチンチン」に感じてしまっている私は、自分がこのモニターによってもっと凄いえっちな子になってしまうであろうことを確信していたのです。
 
「では又、久美ちゃんにお姉さんがオチンチンの使い方のお手本を見せてあげなさい」
「はい、先生!」

 声を弾ませたお姉ちゃんが嬉しそうに「オチンチン」を手に取ると、マコト先生が替わっておっぱいに両手を被せて来ました。これでは私も性感の休まる暇もありません。違う人の手の感触はますます鮮烈に体中に打ち響き、ゴム手袋の指が軽くチクビにタッチして来ると、私はイッテしまわないので精一杯でした。

「オチンチンにはまずオクチでご奉仕します」

ーーお姉ちゃん! 何てイヤらしい……

 まるで蛇遣いが縦笛を吹くかのように両手で持った「オチンチン」を口に含み、レロレロと舌を絡み付かせるお姉ちゃんはすごくエッチで、生身の男の人ならとても我慢出来ず出しちゃうんじゃないかしら、と思ってしまいました。

「次はおっぱいで……」
「パイずりも堂に入ったものね、陽子ちゃん」

 こんなえっちな技があるのか、と感心してしまうくらい、お姉ちゃんは「オチンチン」に対して多彩なえっちテクを見せてくれました。おっぱいの谷間でムギュッと挟んだり、手で猛スピードでしごいたり、脇の下に挟んでみたり、オシリの狭間でシコシコしたり、足の指で弄ったり……

 そして遂に先端でクリクリと気持ち良さそうにアソコのオマメちゃんを転がしてよがりまくったお姉ちゃんは、「オチンチン」をソロソロと蜜壺の中に没入させて行きました。

ーーそんなに気持ちいいの、お姉ちゃん? 耳が潰れちゃうよ……

 気持ち良さそうに目を細め「オチンチン」をアソコの中に打ち鎮めたお姉ちゃんは、グチュグチュとリズミカルに出し入れを始めたのですが、もうまるきり浅ましい獣みたいに大声でよがり声を張り上げるもんですから、耳を塞ぎたくなってしまいました。よっぽどイボイボが気持ち良いのでしょうか。立て続けに5回くらい気をやったお姉ちゃんは、ようやく一呼吸入れたようでした。

「それじゃお姉さんの手で、久美ちゃんにソレを入れてあげなさい」
「そ、そんな……ダメえ〜っっっ!!!」

 私まだ処女なのに、そんな道具で破られるなんてひど過ぎます! 

「あら、何を慌ててるの、久美ちゃん。 勘違いしちゃダメよ、あなたに入れるのは……」

ーーま、まさか……

「ねえ久美、よく見てこのオチンチン。私が出しちゃったネバネバのオツユがベットリ付いてるの」

 先生と持ち場を交替し下半身側に回ったお姉ちゃんが、そんなことを言いながら自分のアソコから抜き取った、イボイボの胴体の上に生ゴムサックを被せた「オチンチン」を見せて、股間に近付けて来ました。

「お姉ちゃん、イヤよ、許して!」
「うふっ、女の子のイヤは好きのうちなんだって。お姉ちゃんのおツユをよ〜く味わってね、久美」

 どんなにイヤがっても、下半身のベルト拘束は完璧で全く動かすことが出来ません。そしてお姉ちゃんはとうとうその小ぶりな「オチンチン」の先っちょで、何とオシリのアナを突っついて来たのです!バージンを奪われるよりはましでしたが、お姉ちゃんのアソコが大量に分泌したネバネバを潤滑油にズブズブと「オチンチン」が打ち沈められて来ると、私を狂わせる生ゴムの感触がおぞましいアナルの内壁と触れ合って、異次元の悦楽がゾゾゾ〜ッと背筋を這い上がって来たのです。

ーーオアアア……私、もうダメ、どうにでもして!

「オシリで食べちゃったみたいね。ゆっくり出し入れしながら、オマメちゃんの皮を剥いてせんずってあげなさい」
「はい、先生」

 先生の指示通り、お姉ちゃんがアナルに入れた「オチンチン」を動かしながらクリちゃんに指を掛けました。

ーーオシリがズリズリされちゃう……うああ、す、凄い!

 生ゴム越しに凸凹した胴体が狭いオシリのアナの中で蠢くのはとてもたまりませんでした。その上さらに生ゴムの指が女の子の急所の尖りに掛かって……私はもう我慢出来ず、イク、イク、と絶頂を訴えましたが、お姉ちゃんはクリトリスの皮剥きと言う淫靡な行為を続けます。オシリのアナでアクメを迎えながら、生まれて初めてクリちゃんの皮を剥かれるのは凄まじい興奮を呼び起こし、私は何だか解剖されている実験動物みたいな恐ろしい気分に陥ってしまいました。

「ねえ久美。ちゃんと剥かないからいっぱい垢がたまって白くなってるよ。お姉ちゃんがお掃除してあげる」

 相変わらずアナルの「オチンチン」を出し入れしながら、お姉ちゃんが生ゴム指で剥き上げられた露頭をクリクリ擦って垢を落として来ると、あまりに強烈な気持ち良さで私はわけがわからなくなり、怪鳥のような恐ろしい悲鳴を張り上げていたと思います。そしていつしか私は完全に気を失ってしまいました。

「お、お姉ちゃん……恥ずかしいよ……」
「言わないで久美。私だって……」

 お姉ちゃんと私は強烈な羞恥と快感でともすれば萎えそうになるダイタンに露出した脚を奮い起こして、サロンからさほど遠くないコンビニまでの通りを進んでいました。失神してしまった私が意識を取り戻したのはちょうどお昼時で、マコト先生は私たちにお金を渡すとお弁当を買いに行かせたのです。

 これはもちろんただのお使いではなく、とても恥ずかしいマコト先生流のダイエットトレーニングメニューでした。朝着ていた自前のヒラヒラミニが恥ずかしいのはもちろんですが、一番恥ずかしいのは私たちに嵌められた首輪が短いチェーンで繋がれ、私の左手とお姉ちゃんの右手にまとめて手錠が掛けられていることです。これでは並んで体を寄せ合いながら歩くよりないのですが、首輪と手錠で繋がれているだなんて、どう見てもえっちなヘンタイプレイ中の女の子2人ではありませんか。それに超ミニスカで白い物がチラチラ見え隠れする上に、ノーブラの胸元はガッとはだけられて乳房の谷間がバッチリのぞけてしまっているのです。

「お、お姉ちゃん! 気持ちいいの、あ、あ、あ、もうたまらない……」
「久美、くじけちゃダメよ、頑張って」
「わかってるよ。わかってるけど……ううん、ダメ、ダメえっ!」

 そしてこのダイエット散歩の仕掛けは露出狂みたいなはしたない服装だけではありませんでした。何とお姉ちゃんも私も服の下に例の生ゴムウェアをピッチリと着用させられているのです。スカートの下にハイレグパンティをはいてるように見えますが、よく見ると生地が薄過ぎて黒いヘアやアソコの具までバッチリ見えちゃってます。

 さらに問題なのは股間にギチギチに食い込む生ゴムウェアが歩くたびに気持ち良くアソコを刺激してしまうことでした。おまけにクリちゃんの皮は剥かれているので、もうハンパじゃないオナニー同然の心地良さが股間を突き上げて来て、ダイタンに露出した生白い脚がワナワナと慄えまともに歩けません。

 でももっと凄いのはアナルでした。 外に出される前に、マコト先生は私たちを床に四つんばいにさせると、お尻にイチジク浣腸液をチュルチュルと注入して、丸っこい中太のプラグをフタとして挿入したんです。ところがこのプラグは電動で圧力が掛かると激しくバイブレーションを起こすと言うイヤらしい代物でした。それをオシリのアナに詰め込み生ゴムウェアで締め付ければ粗相の心配はないのかも知れませんが、狭くてきついアナルの圧力が掛かってしまいジジジーと小刻みに慄えてしまう心地良さはアナルバイブを入れられているのと変わりません。

「ああ、もうガマン出来ないよお姉ちゃん! お、オシリが凄いの……」
「ダメよ! こんな所で……」

 休日とあって駅前の人通りはかなりのものでした。たくさんの人が破廉恥なミニスカの上、首輪と手錠で繋がれた私たち姉妹に好色や嫌悪の視線を送って来ています。だけど目も眩むような恥ずかしさの中、アナルからジーンと背筋を這い上がる痺れるような快感がこらえきれなくなった私は、ウウッと呻いてしゃがみ込んでしまいました。当然お姉ちゃんも一緒に地べたに座らねばなりません。超ミニスカで脚を投げ出すともう生ゴムの「ハイレグパンティ」はモロ出しになってしまいました。

「お姉ちゃん、ごめんなさい……ホントにしなくちゃいけないの?」
「先生のお言い付けは絶対よ。契約したでしょ、私たち」
「ああ……」

ーーもう死んでしまいたい……

 マコト先生は、途中で立ち止まったりしゃがんだりしたら、その場でオナニーして気をやるように命令されたのです。ふと気付けば、私たちに注目している男の人たちのヒソヒソ話が耳に入りました。

「おい、見てもいいのか?」
「どうせAVの撮影だろ」
「スゲーな、スケスケパンツ丸見えじゃん」
「2人とも結構カワイイけど、ヘンタイなんだな」

ーーや、ヤだ・・・・・・みんなに見られてる!

 駅前でせわしなく行き交う人たちは地べたに座り込んでミニスカの股間と緩めた胸元からセクシーな肌を露出している私たちにチラチラと視線を送って来ていましたが、首輪と手錠を見てアダルトビデオの撮影だろうと判断したのかだんだん遠慮がなくなり、男性を中心に人だかりが出来始めてしまいました。

ーーお、お姉ちゃ〜ん、死ぬほどハズカシイよう・・・・・・

 私は救いを求めるかのように、唯一の心の支えである陽子お姉ちゃんの手をしっかりと握り締め、至近距離に寄せ合っている顔を見ました。すると陽子お姉ちゃんの日本人形みたいに整った色白の顔も真っ赤に火照り、私より余裕がありそうに思われたお姉ちゃんもやっぱり羞恥に苦悶していることがわかって、ますます追い詰められた気持ちになってしまいました。そしてお姉ちゃんは私の耳元で囁いたのです。

「さ、一緒にオナりましょ。お姉ちゃんだけに恥をかかせちゃイヤよ……あ、あ、いい、いい〜……」

ーー待って、私も一緒にオナニーするわ……

 お姉ちゃんが私と繋いでいない方の手を股間にやると、小声で快感を口にし始めました。私も清水の舞台から飛び降りるような覚悟を決めると、生ゴムウェアの食い込む女の子の部分に指を這わせます。先生の言い付けでは気をやるまでオナニーしなければいけないのですが、幸いと言うべきかアナルプラグの振動だけでも極めてしまいそうな快楽を味わってしまっていましたし、さんざん生ゴムの感触に責められプックリと大きく膨らんでいた剥け豆をウェア越しに指でスリスリすると、あっと言う間に天国が見えて来ました。

「おい、こいつらオナり始めたぞ」
「うわ、もうたまんねえな」
「俺もう我慢出来ねえよ」

 周りを取り囲んだ男の人たちの興奮した声が聞こえると、生ゴムで覆われた大事な部分に痛い程の視線が集中するのが感じられ、私はとうとう弾けてしまいました。

「アン、いくう!……」

 お姉ちゃんも何か口にしてましたからイッタのだと思います。ところがもうノルマは達成したのに、私はジーンと甘美に痺れ切った腰を上げることが出来ず、恐ろしい欲求が込み上げて来るのに慄然としました。

ーーもっとシタイ……ああ、私こんな所で恥知らずにオナニーなんかしちゃうイケない子なの、お願い見て見てえ〜

 お姉ちゃんの体の慄えもビンビンに伝わって来て、私と同じ気持ちなのがわかります。こうして私たちは仲良く2度目の野外露出オナニーに突入してしまいました。見られてる、と意識すればする程際限なく興奮が高まって、体の中でえっちな欲情の炎がボウボウと燃えさかっているみたいでした。さらに二度三度と極めてしまった時の心地良さはもはやこの世のものとも思われぬ素晴らしさで、結局私はここで3回も絶頂を極めてしまったのでした。

 その後ごく近所のコンビニでお弁当を買い、サロンに帰って来るまでの道のりでも何度か同様の路上オナニーを演じなければならなかった私たちは、もうヘロヘロになって脚を引きずるように何とか歩を進めました。そして帰路の途中から、生ゴムによる発情よりもっと恐ろしい生理現象に襲われ始めた私たちは、サロンが見えて来た辺りで限界が近付き脂汗を滴らせて苦悶していました。

「お姉ちゃん……おなかが痛い……」

 出掛ける前マコト先生に注入された浣腸液が猛威を奮い、キリキリと下腹部に差し込むような激痛がやって来たのです。すると経験があるのか、お姉ちゃんはとっておきの手段を教えてくれました。

「歩きながらオナるのよ、久美。
 快感で痛みを忘れられるわ、ウウッ!」

 お姉ちゃんも痛いのか、そう呻き声を発すると、自由な手を股間に入れてまさぐり始めました。私も背に腹は替えられず、道行く人の視線を嫌と言うほど気にしながらも歩きながらのオナニーに挑戦しました。

ーーあん、いいっ! お姉ちゃん、気持ちいいよ!

 確かにそうやると一瞬でも強烈な快感で苦痛が引いてくれるのです。私はもう少しも途切れないようにせわしなく生ゴム越しにクリちゃんやワレメちゃんを指でスリスリと刺激しながら、必死で歩きました。途中で私もお姉ちゃんも何度かイッテしまいましたが、もう立ち止まることさえ恐ろしくて出来ません。灼熱の溶岩みたいな汚物がおなかの中で煮えたぎり、今にも噴出してしまいそうだったのです。

「マコト先生!」
「ただいま、帰りました」

 サロンの入口にマコト先生が出て待っておられるのが見えました。わざわざ出迎えて下さるのでしょうか。先生はおだやかな微笑みを浮かべておられて、私たちは幸せな気分を味わいましたが、ところが……

「い、イヤッ、ダメダメ、出ちゃううっ!」
「久美っ! もう少しよ、頑張って!」
「もう無理い〜っ! イヤあ〜っっ!!」

 後もう少しと言う所で、私のおなかはとうとう限界を超えてしまったのです。ストッパーの働きをしてくれていた振動プラグも、津波のように押し寄せる排泄物をせき止めることは出来ませんでした。下腹部から下品な破裂音が聞こえたかと思うと、生ゴムウェアの食い込むオシリから茶色い流動物がニュルニュルと噴出して、露出した内股を伝い落ちていくのを、呆然と立ち尽くした私は視線を下げて見つめるばかりでした。そして私の巻き添えで足止めを喰らったお姉ちゃんも、同じ屈辱を晒してしまったようでした。ですが白状しなければなりません。私は路上で大便をお洩らしすると言う、死にも勝る大恥をかきながら、それまでで最高の心臓が止まりそうな強烈なアクメを覚えていたのでした。

「ふふふ、ウンチしながら気をやるとは大したヘンタイ娘だね、あなたたち……」

 その後先生に連れられて奥の部屋に入って私たちは、並んで四つんばいにされ両手を背中で縛り直されると、床に置いたお弁当を犬のように口を付けて食べるように命令されました。そしてその間に、マコト先生は汚物まみれになった私たちの下半身を清めてくださったのです。屈辱的な食事と、汚物を処理する先生の生ゴム手袋の指がアナルの中でクニクニと蠢く快感の板挟みは、私を完全に打ちのめすのに十分でした。

「食後の運動に、久美ちゃんは自転車に乗っといで。その間お姉ちゃんはボディケアだよ、ふふふ……」

 その後乗せられたダイエット自転車は、これまでと違っていました。何とサドルのイボイボがジーッと小刻みな振動まで加えて来たのです。それに私の生ゴムウェアの股間では、クリちゃんが剥け豆状態にされアナルには新たに生ゴム巻きの小型バイブが仕込まれて動いていたのですから、マスクで隠した口にボールギャグが詰められていなかったら、大声でよがり狂って、他の女性の人たちを驚かせてしまったことでしょう。数限りない絶頂を極めた私は、自転車をこぎながら完全に気を失っていました。 

 次に私が意識を取り戻した時、すすり泣くように淫らな女性のよがり声とグチュグチュと言う水音と共に、信じ難い光景が視界に飛び込んで来ました。床に仰向けになった全裸の男性の上に、やはり全裸の女性がまたがって繋がりすごいスピードで腰を上下に動かしていたのです。

ーーお姉ちゃん……マコト先生!?……一体、どういうこと……

 盛大によがり泣きながら激しく腰を振っているお姉ちゃんの姿もショックでしたが、下で寝そべっているのがマコト先生だったことに、私は大きな衝撃を受けました。

ーーマコト先生って、おとこだったの……

 何だか悪い夢でも見ているような気持ちの私が目を覚ましたのに気付いた2人は、私が生まれて初めて見る男女の交わりをやめてくれました。そして食事の時と同じような、全裸で四つんばいの後ろ手錠姿だった私の顔の前にマコト先生が、立派な男性となって素晴らしいシンボルを屹立させて言いました。

「お姉さんのえっち汁を、あなたのオクチで清めなさい」

ーー陽子お姉ちゃんのおツユ、しょっぱい……

 私はそんな感慨を持ちながら、先生のおちんちんを頬張りクチュクチュと淫らな音を立てて舐めしゃぶりました。するとビクビクと脈動する熱い肉塊がググッと一段と大きく膨らんだような気がして、喉の奥にビュッと冷たい粘液が放出されたのです。処女の私でも、それが子供を作るための男性の大切な精液であることがわかりました。

「一滴残らずゴックンするのですよ」

 私はもちろん喉を鳴らして苦い液体を飲み干し、全然勃起が治まらないペニスからその残滓を残さず舐め取るべく舌と唇を使いました。

「ではお姉さんがしていたように、私の上でダイエット運動しましょう」

ーー私、バージンなのに!

 すると私の怯えをなだめるようにお姉ちゃんが背後から抱き締めて来ました。脇の下から差し込まれた両手がおっぱいを捕まえて優しく揉みほぐしながら、耳元に口を寄せ軽く噛まれると全身がゾゾッとなっておののいてしまいます。

「大丈夫、怖くないわよ、久美。こんなに濡れてるんだから、ちっとも痛くなんかないわ」

 そう耳元で囁くお姉ちゃんの片手が股間をまさぐり、私のワレメちゃんの唇をくつろげるようにするとドドッとおツユが滴り出ました。こうして私はお姉ちゃんに導かれて、仰向けで寝そべるマコト先生のオチンチンの上に腰を下ろしていったのです。

「こんなかわいいお嬢さんの処女を姉妹揃って頂けるなんて光栄です」

 お姉ちゃんが言った通り、一瞬血が出て痛みが走りましたがすぐに引き、次第に気持ち良くなってしまいました。何しろ先生のペニスは私をえっちに狂わせる生ゴムサックを被っているのですから。気がつけば私はさっき見たお姉ちゃんと同じ、いやそれ以上に激しく狂ったように腰を上下させ、初体験なのにセックスの快楽を心ゆくまで味わわせてもらっていたのでした。

 それから数日後。パパが早く帰宅したので、私たちは家族4人揃って食卓を囲んでいました。パパが嬉しいことを言います。

「陽子も久美も、やせてキレイになったんじゃないか?」

 私は陽子お姉ちゃんと顔を見合わせて微笑み、ついでに体を突き抜ける快感で軽くアクメを覚えていました。お姉ちゃんもお尻の位置をずらして、体を一瞬くねらせたのでイッテしまったのではないかと思います。今私たちはダイエットのために、2人で協力して生ゴムウェアを1日中着用しているのです。そして女の子の部分とオシリのアナに、2本のオチンチン型筒具をくわえ込み、四六時中前後でキュンキュン締め付けて快感を味わいながらトレーニングしています。時々脱ぐ時には滝のような汗と体液がたまってますから、シェイプアップ間違いないと思います。

「わかる、パパ?」
「そうだな。ダイエットでもやってるのか?」
「うん。駅前に渋谷マコトエステサロンって出来たでしょ……」

 するとママも興味を示してくれました。

「最近私おなかの脂肪が気になるのよね〜」
「ママもダイエットやってみる?」

 私たちが嬉しくなってママにもダイエットモニターを薦めると、ママは大いに乗り気のようでした。これでパパもきっと喜んでくれることでしょう。

ーーマコト先生、3人も相手にして大丈夫かな?

 それだけが心配です。

〜おしまい〜


<完>