その5


  ちゃぷっ、ちゅぷっ、ぴちゃぴちゃぴちゃ……。シェリナが魔法のキノコの先端部分を舐めしゃぶるいやらしい  音が洞窟内に響いていた。  夢中になって舌を使っているその表情が物凄くいやらしい。シェリナったら、大人しそうに見えてこんなにいやらしい  ことしてたのか……。  彼女はキノコを師匠のアレに見立てて吸い嬲っているらしい。虚ろな目つきは既に妄想の世界にぶっ飛んでしまって  いることを示していた。 「ふぁ…あふううんっ…エッチなお汁がどんどん出てくるよぉ」  シェリナは甘い声で言いながら、しきりに舌を動かしてキノコの先端部にある切れ込みを舐めている。あまりにも  生々しいその様子に、ごくりと思わず生唾を飲み込んでしまう。「おおおっ! いい音じゃぁ! そそるっ!   そそられるぞおおおおっ! はぁはぁ・・・ぐほおおおおおっ! そこは踏みにじるなぁ!」 「余計なことは言わないで指示しなさいっ!」  頑丈な軍用ブーツでキノコ仙人の股間をグリグリしながらリアンは命じていた。 「そろそろ良かろう。そっ、そっ、挿入じゃあああああああっ!」 「んふぁぁ・・・はいぃぃ♪」  すっかりエッチモードになっているシェリナは、素直に指示に従ってしまう。  少しよろめきながら立ち上がると、ためらうことなくショーツを脱ぎ捨てた。 「ど・・・どうなっておる? 脱いだのか? それともずらしてその隙間から挿れるのか?どうなんじゃ? はぁはぁ…」  興奮にかすれた声で言うキノコ仙人の股間を踏みにじる事も忘れ、リアンはシェリナの行為を見つめている。  かく言うアタシもふっくらと女らしいラインを描くお尻から目が離せなかった。 「ああ……お師匠様ぁ…」  ゆらゆらと歩み寄ったシェリナは、唾液とキノコ自身の分泌液に濡れた魔法のキノコをまたぐようにすると、ゆっくり  と腰を落とし始めた。  ヒカリゴケの妖しい光に白く照り輝く柔らかなお尻が地面からそそり立った赤黒いキノコに近付いてゆく。  それに従ってゆっくりと彼女の秘所があらわになっていく。ヒカリゴケは足元にも生えているので、下からライトアップ  された形になったそこが細部まで確認できた。  白い肌の中で、そこだけが鮮烈なピンク色の肉の谷間がぱっくりと開いている。  「ごくり…」と喉が鳴った。あれが女の子のアソコなんだ……そう思っただけでアタシの腰の奥も熱くなってむず痒く疼く。  後ろから見ているので、開いたお尻の谷間の奥にたたずむ小さなつぼみのような可愛いお尻の穴まで丸見えになって  いた。女の子の身体ってきれいだな…とか思ってしまう。  ついにピンクの秘裂が赤黒いキノコの先端に接していた。 「あ! んっ・・・…」  のけぞったシェリナの喉の奥から甘い声が漏れる。アタシの股間も「きゅうっ!」と疼いた。きっとリアンも  そうなんだろうな……。  シェリナはニ、三度位置を確かめるかのように腰をうごめかせ、やがて意を決したかのようにゆっくりと腰を  落とした。  ピンクの秘裂の一点に押し当てられたキノコの先端が、シェリナの胎内に呑み込まれていく。 「んあぁ……入ってくる……入ってくるよぉ……」  夢見るような声で言ったシェリナはなおも腰を落とし、魔法のキノコを完全に胎内に収めていた。  女の子の身体って凄い……アタシにもあんなことができるんだ…そう思った瞬間、さらにお腹の奥がキュンキュン  疼く。こんな事は初めての経験だった。 「おい! どうなっておるのじゃ? 完全に膣内に収めたのか? 収めたら動くのじゃっ! 女体の絶頂の締め付け  に呼応してキノコは勝手に外れる!」 「……姫様、わたし、自信がなくなって来ました」  リアンがかすれた声で言う。幼い頃から剣一筋に生きてきた彼女は、色事の修行はまったくしていなかったのだろう。  まあ、アタシもそうなんだけどね…。 「はぁぁぁ…動きますぅ♪」  シェリナは艶かしい動きで腰をくねらせ始めた。白い背中が桜色に色付き、キノコをくわえ込んだ秘裂が上下して  クチュクチュと粘液質の音を立てる。 「おおぉぉ……いい音が聞こえるぞぉ! 切れ切れの喘ぎ声もいいっ! おいっ! もっと踏んでくれっ! 気持ち  いいぞぉ!」 「うるさいっ! 姫様、大体の手順はわかりました、こいつを失神させてそろそろわたしたちも……」  キノコ仙人の股間から足をのけ、リアンはそう提言してきた。 「そうだね……と、いうわけでしばらく眠っていてね」 「ぬぁ! 何をっ! きゅうう……」  スリーパーホールドでキノコ仙人を絞め落とし、アタシとリアンは緊張とエッチな気持ちの入り混じった不思議な  気分を抱きながら、魔法のキノコへと歩み寄っていった。  続く


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