C76夏コミ用ドラクエ3二次創作小説
「人妻勇者」番外編・「少年戦士」-2


「待っ、待って、出ちゃう、また、またあああぁぁぁ!!!」
 薄暗い倉庫の中で、全裸にむかれて手足を縛られ仰向けに転がされたラクトは、泣きじゃくりながら悲鳴をあげ、ローションにまみれた女戦士の尻の谷間に挟まれた肉棒から高々と真っ白い精液を噴き上げた。
「ふふふ…ラクトの童貞精液、これで三発目〜♪ ああァ〜ん、背中に熱いのがァ……♪」
 ラクトの腹部に跨り、張りのあるヒップを反り返る肉魔羅に押し付けていた女戦士は、背中の曲線に沿って伝い落ちてくる若くてピチピチした精液の感触に身震いする。
 精液が噴き出した瞬間、亀頭に擦り付けていたアナルの中にも少し入ったかもしれない。どちらにせよ、今まで食ってきた男戦士の中でもとびきり若く、とびきり活きのいいペ○スと精子であることに違いはなかった。
「一人前の戦士になるのを待たないで、今すぐ童貞食べちゃおっかな〜…♪」
 この女戦士の悪癖は、女を知らずに剣だけ振ってきたような無垢な少年にオンナを教え込むことだ。
 もちろん顔の好みだってあるし、屈強で精悍な顔つきの男ばかりが集まってくる騎士団では、年下好きの女戦士の食指が動くようなことはなかった。
 だからこれまでは、主に繁華街で少年たちを“買って”楽しんでいた。自分から逆なナンパして童貞狩りしたこともある。けれどゾクゾクするほどの怯えた表情を浮かべ、それでも快感に屈して大量の精液を撒き散らすラクトとの行為は、それらをはるかに上回る。
 なにせ貞操観念が低くて童貞でない少年も多い昨今、ラクトは正真正銘の童貞で、皮かむりの初々しいペ○スも女を喜ばせるのに十分すぎるほどの大きさを誇っているのだ。調子に乗ってアナルを擦り付けていると、逆に腰砕けにされそうになり、そのまま快感の誘惑に負けて、直腸の奥にまで飲み込んでしまいたい衝動に駆られてしまう。
 だが一方で、この行為はラクトにとって拷問にも近いものだった。
 女戦士の手で強引にずり下ろされた包皮は、ペ○スの根元でバンドで留められ、戻れないようにされてしまっている。射精を押しとどめるほどではないけれど、それでも圧迫されて狭まった射精管を、むき出しの亀頭を尻や太股で擦り上げられて昂ぶった興奮を乗せて煮詰められた精液の塊が駆け抜けるのだ。
 快感は自分の手で射精するのとは比べ物にならない。女先史の肌と触れ合って生じるオルガズムはあまりに強烈で、どんなに射精しても腰の震えは収まるどころか、天井知らずにますます昂ぶってしまうほどだ。
 かみ締めた歯の隙間から喘ぎがこぼれ、それでも本人の意思とは無関係に精力が無尽蔵に湧き出してくる若くて健康な身体は、女戦士との“触れ合い”を求めて生殖器を硬く充血させてしまう。
「んあァ! や、それダメェ〜〜〜!!!」
「んフフフ〜♪ ラクトちゃんの大好きな素股でシコシコですよ〜♪」
 女戦士が大きく後ろに仰け反った体位で太股の間にペ○スを挟むと、それだけでどんな訓練にも根を上げなかった少年が腰を震わせる。
「ここ地下だから、どんなに声を上げても誰も来ないし……ほォら、よがり声を聞かせてよ♪」
 身体を重ねる前にタップリと股間に滴らせたローションをさらに追加し、女戦士はダイナミックな動きで尻を浮かせてはラクトのペ○スのカリ首を内股で擦り上げた。
「んあああああァ! ひッ、あッ、あ、う…動いちゃヤァあああァん!!!」
 戦士としての訓練で鍛え上げられた太股が、普段は包皮に包まれて刺激に慣れていない童貞少年のカリ首をこそぐ様に扱く。
 ローションの量が増えたことで、狭い地下の一室の中には太股とペ○スの擦れあう音がやけに大きく響き渡る。その音の中心で、太股に左右から挟み込まれ、さらに裏筋に女戦士の秘所を押し付けられ、ラクトは声と身体を身震いさせながらノドを喘がせる。
「いいわよ、またビクビクしちゃってる。先走りもこんなに勢いよく打ち上げちゃって……ふふふ、そんなにお姉さんの太股が気に入ったの?」
「も…もう……許…し…てェ……ヒック…ア…アウゥ……」
「ダメよ、一人前の戦士なら、女の前で涙を見せずに腰振りなさい」
「やァ! よじら、ないでェ! もげる、おチ○チン、もげちゃうゥ!!!」
 ローションにまみれたペ○スは十分すぎるほど滑りはよいのだが、女戦士が太股に力を込めてよじるようにすり合わせると、圧迫された亀頭に横向きの捻る力が加えられる。太股と付け根で扱かれる動きはそのままに、より複雑な刺激を与えられたラクトは、もはや歯を食いしばることも出来ないほどに大きく喘いでしまう。
 女性が羨ましがるほど細身の身体をガクガクと震えていた。開いたままの唇は、端からこぼれる唾液を啜り上げることもままならず、亀頭の先端から断続的に透明な先走り汁を噴出させてしまうほどにラクトの意識と理性は女戦士の太股に削り取られていく。
「ほらほらほらァ……お姉さんの太股、気持ちいいんでしょう? 出したかったらいつでも出しちゃって構わないんだから……ただし、悲鳴はきちんと上げてね♪」
 もう心ここにあらずと言った様子で束縛された身体を痙攣させるラクトの上で、女戦士もラストスパートをかけ、自らも快感を貪ろうと秘唇と淫核をラクトのペ○スへと押し付ける。
「はあッ、ああァ、ああああああァ!!! ダメ、ボク、もう、ダメ、やアッ! ンァアアアアあああああああああアッ!!!」
 ラクトが首を仰け反らせて腰を浮かせた瞬間、女戦士の股間で擦られすぎて真っ赤になったペ○スが真っ直ぐ天井に向けて精を打ち放った。
「っく…んは…あァ〜…………♪」
 その直後に肉棒を駆け巡る脈動をクリトリスで直接感じて女戦士もオルガズムへ昇りつめると、射精を繰り返す肉棒にタップリと吐淫してベトベトにする。そして太股をキツくよじれば、間髪いれずにラクトも再絶頂に達し、尿管に残る精液を押し出すように新たな精液が根元から射精口へと一気に駆け抜ける。
「んあァ――――――――――――――――――――――――……ッッッ!!!」
 肉茎の裏側に、同じく絶頂痙攣をしている女戦士の女陰がある。それが女性の性器なのだと気付くと……途端にラクトの脳裏には“あの人”の姿が思い浮かび、絶頂の余韻に入ろうとしていた肉棒に急速に力が漲っていく。それに続くのは。続けざま三度目にして、今までで一番強烈な射精を伴う絶頂だった。
「あゥん! あ、ああァ、あッ、んああああ、も、もうボク、あ…あゥ…あッ――――――……!!!」
「ん…ふッ……♪ スゴォい……身体がザーメンまみれに……ああァん……体中…ラクトくんに穢されちゃったァ♪」
 真上に舞い上がった精液は、そのまま真下へと落ちていく。後ろに傾いた体位でラクトのペ○スはわずかに女戦士のほうに傾いており、天井近くまで上昇した精液は鎧を外した女戦士の胸や腹部に降り注ぐ。そうして顔にまで精液が飛び散った女戦士は、初めて女の身体の感触と温もりを知ったペ○スから吐き出された濃厚で、火傷しそうなほど熱い精液をむしろ嬉々として受け止め、塊のようなそれを指先で口元に運び、ジュルルル…ッとわざと音を響かせて吸い上げる。
「こんなの浴びせられたら……我慢なんて出来るはずないじゃない」
「ひ…ッ!? あ…あの……」
「うるさい、肉バイブは黙ってチ○ポおっ勃ててればいいのよ」
「で、でも……く…訓練…が……」
「あ〜ら、これだって足腰鍛える訓練よ。じゃあそういう訳だから……口答えしてるくせに勃起も出来ない新米君には、まずおしおきのほうが先かしら?」
 さすがに三度目、四度目、五度目と連続してアクメに達して射精したラクトの腰はガクガクとして力が入らない。それに最後に思い浮かべた人物と自分の上に跨る人物が別人であるという事実が、すぐには興奮を呼び起こせず、女戦士のイタズラ心に火をつけることになってしまう。
「わかってるんでしょうね。上官がケツを出せといったらケツを出すのが軍隊ってところなのよ。あんたには文字通り……尻の穴で差し出してもらうからね」
 女戦士はその整った顔を淫靡に歪めると、股間に垂らしたローションを今度は自分の右手にまぶしていく。それが文字通り自分のアナルを犯すための準備だと気付くものの、手足を縛られたラクトには逃げ出すこともできない。
「やめっ……それだけは許して、いや、いや、や…やめてェええええええェェェ!!!」
 地下の一室で、少年戦士の悲鳴が迸る……けれどそれを聞きとがめるものは誰もいない。
 そしてラクトは女戦士の気が済むまで繰り返し勃起させられ、その回数と同じだけ床に白濁液をぶちまけ続けさせられる。気を失うことすら許されずに、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、女戦士の指はラクトの直腸を深く抉り抜いた―――


 −*−


 ―――ヒック……ク…ゥ……ウぁ……アアァ……ンァアァァァン………
 ラクトは一人、地下室に取り残されていた。
 泣きじゃくるラクトに興奮が抑えられなくなり、幾度となく若いペ○スを乱暴に弄んだ女戦士は、床に撒き散らされたおびただしい量の白濁液に、ふと正気に返っていた。
 もうどれくらいの時間、ラクトをペ○スから精液を強制的に吐き出させていたのかもわからない。これが女性と肌を重ねた初体験であったラクトにはあまりに刺激が強すぎ、そして残酷すぎる責め苦を夢中に施していたが、精液で出来た水溜りの中で床に突っ伏して泣きじゃくる姿は、正気に戻ればさすがにやりすぎたと悟ったのだろう。ラクトの手足の戒めを解くと、自分の身体の精液をラクトの服で拭い、鎧を身につけてそそくさと部屋を立ち去っている。
 ただ、去り際に耳元で「この事をばらされたくなかったら…」と囁かれた衝撃は、純真無垢だった少年の心に更なる傷痕を残すのに十分すぎるものだった。
 しかし―――
「レン……さ…まァ……」
 ずっと縛られていて美味く力を込められない手で、半勃ちのペ○スを弱々しく握り締める。そして辱めを受けている最中、何度となく思い浮かべていた遠め目のレンの姿に語りかけながら、その手を前後に動かす。
(ボクは……これからどうすれば……)
 もう女戦士に逆らうことは出来ない。逆らえば、お尻の穴の奥まで犯し抜かれた事を公言されてしまう。ハズかしさもあるけれど、それ以上に念願だった王宮騎士団にいられなくなるかもしれないことのほうがショックだった。
 だから、心の支えが必要だった。
 ラクトはまだ弱かった。だから絶対的な強さとそして美しさを少年の心に衝撃的に叩きつけた“勇者”に無意識にすがり付こうとしてしまう。
 このまま何もしなかったら、ラクトの心は壊れてしまう。ただの憧れであってもいい。ラクトの居場所を守るために、少しでも勇気をくれる存在に頼りたかったのだ。
(ボクは……こんなに弱いけど……でも……でもォ………!)
 精液を全て吐き出し、包皮が元に戻れないほど亀頭が腫れあがったペ○スを握り締めたまま、ラクトは床の上で背中を丸める。どうせ精液で汚れているのだから、精液の水溜りにいることを今更気にはしない。立ち上がる気力さえない少年が自力で立ち上がるには、体力よりも何よりも、粉々に砕けた心こそ先に修復するべきなのだ……が、
「おやおやおや〜? このようなところに誰かいるでありますね?」
 いきなり地下室の扉が開けられ、白衣を着た変な男が入り込んできた。
「き…きゃああああああァ!!!」
「むむむ、何故に悲鳴でありますか!? 我輩、男には興味はなく、興味があるのはこの部屋にある資材だけなのでありますからしてェ!!!」
 思わず叫び声を上げてしまったけれど、白衣の男は妙にずれた事を言い放つ。そして精液を踏んでいるのも気にせずに部屋の奥にズンズン進むと、うず高く積まれた資材に目を留め、嬉しそうに駆け寄っていく。
「ありましたありましたありますたですぞォ〜! さて、そこな少年、早速なのでありますが、これを運ぶのを手伝いなさいであります!」
「え……ボク…です…か……?」
「そーであります! どこからどーみたってキミ、男の子じゃないですか! それともなんですかー!? 君は我輩一人にこれだけの資材を運び出せと言うのでありますかー!? 言っておくでありますが、我輩の研究室は城の地下なので、上がって降りてで大変なのでありますよー!!!」
「でも……ボク……汚れてて……は、恥ずかし…い……」
「か――――――――――! そんなの我輩には関係ないであります! いいからさっさと服を着て荷物運びをするのですヨ!!!」
「む、無茶苦茶だァ!!!」
「無茶も当然! 我輩は誰でも勇者になれる武具を作っているのであります! それはまさに神への挑戦! 選ばれし者だろーがなんだろーが、我輩の科学技術の粋を持って、わが生涯の全てをかけてでも成し遂げねばならない至上命題であります、故に無茶振り大いにケッコー!」
「勇者に……なれる………?」
 いつものラクトなら夢物語として聞き流し、この変な人物からそそくさと距離を取っていただろう。けれどそれがウソでも夢でも幻でも、あの練兵場でみた勇者の女性に一歩でも近づけるなら―――
「わ…わかりました! に、荷物運び、是非…是非ボクにやらせてください!!!」


 −*−


 こうして、少年戦士のラクトはアリアハンの技術開発大臣と出会い、彼の研究に協力するようになる。
 研究室に入り浸るうちに、所属は本人の知らぬところで騎士団から開発局に移される。……が、あれほど騎士団での訓練に情熱を燃やしていたのに、それがどうでもいいことになっていた。それほどまでに、研究室での日々はラクトにとって新鮮で、驚きに満ちたものだったからだ。
 正直に言って、大臣の開発する武具はどれもこれもが怪しいものばかりではあったが、今までにない着眼点の独創的なものが多かった。それらを操るためにラクトは一心不乱に身体を鍛え、実用化の目処が立った動力機関内臓の新型鎧の装着者に選ばれる。


 ラクトが騎士団に入団した頃から三ヶ月が過ぎようとしていた。
 時を同じくして、新たな魔王の影がアリアハンに迫ろうとしている……それは同時に、勇者が冒険の旅に出る事をも意味している。
 これは、その戦いに付き従うことになる、若き戦士の物語。
 そして、勇者の物語が再び語りだされようとしている―――勇気と冒険と、そして淫欲に満ちた女の勇者の物語が……