Dルートその5


 あれ?…まっくら……  あたしが室内に入ってすぐに気付いたのが、部屋がさっきよりも暗くなっていると言う事だった。あたしが…  その…(ぼそぼそ)一人エッチ……していた時は、視界を塞ぐぐらいにブラインドの羽根が傾いていて、薄暗か  ったと言っても室内にいくらか光が差していたんだけど、今はしっかりと羽根同士が閉じ合って、モノがそこ  にあるというのが見えるぐらいの薄暗さしかない。歩いたりするのは多少注意してれば困らないけど、色や  細かいところはぼんやりしてしまい、あたしの立っている部屋の入り口からはベッドの向こう側に立っている  先生の顔はほとんど見えなかった。 「せんせ〜〜、なんで部屋をこんなに暗くしてるんですか? よく見えないんですけど……」 「あ…そ、それはですね…その……つ、次のマッサージはバスローブを脱いでもらうので、それで……」 「ぬ、脱ぐんですか、これ!?」  長い時間着ていたせいで、ずいぶんと身体になじんでしまったバスローブを抑え、薄い闇のベールの向こう  から声をかけてきた先生を見つめ返した。その表情は見えないんだけど、声を聞いていると少し慌てた感じ  がする…… 「ツボの正確の位置は…その…布地越しではよく分かりませんから……脱ぐのが恥ずかしいかと思って、僕  からは見えないように部屋もこうやって暗くしていますし、ですからバスローブを脱いでベッドにあがって  頂けますか?」  そうなんだ……ここまで着たんだし、見えないって言うんなら……  さっきのオナニーで濡れてしまったアソコや水着は枕元にあったティッシュで拭いたけど、明るいところで  見れば濡れているのが分かっちゃうぐらいに湿気ている。どうやってごまかそうかと思ってたけど……マッ  サージでこんなところを触らないだろうし、この暗さだったら……  このまま買えると言うのも先生にも、紹介してくれた美由紀さんにも悪いし、何より前半のマッサージが  スゴく気持ちよかったあたしは、ちょっと迷ったけど、逆光で脱ぐところが見えないように扉を閉めて  から、脱げ内容にとキツく縛った腰紐を解いて、誰にも見られない闇の中で肩からバスローブを床へと  滑り落とした。  あ、向こうに行ったら見えちゃうか……  一度は脱ぎ捨てたバスローブを拾い上げて、胸の上から身体の正面を隠すように両手で押さえながら、  マッサージをされるためにベッドへと近づいていった。 「それじゃ、お願いします」  ほとんど裸の状態で人に近づくというので、やっぱり少しは腰が引けちゃってる情けない格好でベッド  の側まで来ると、なぜか先生はあたしに背を向けていた。あたしを見ないようにかな、と思いつつも、  バスローブをそこに置き、再びさっきと同じ場所にうつ伏せで横になった。 「あの…もう横になりましたから、こっち見ていいですよ」  そう言うと、見えない後ろの方で先生が動く気配がした。それにドキッと胸を振るわせながら、最初の  時と同じようにベッドを軋ませながら近づいてくる先生をじっと待ちつづけた。先生の手があたしの  身体に直接触れるのを今か今かと待っていると、あたしのお腹の横辺りのベッドの上に何かが置かれた  ように、ベッドが小さく軋んだ。  なんだろ。マッサージに何か道具でも使うのかな? ベッドの横のワゴンにいろいろと入れてあったし……  なんとなく何があるのか気になったので、顔を押し付けていた枕から少しだけ顔を上げて、横目で斜め下に  視線を向ける。  それほど離れていないし、まだ昼間で日差しが強くてブラインドを通過してくる光も少しはあったから、  それが丸みを帯びて、横に幅が広いもの――洗面器だと言う事がわかった。そして、あたしが頭の中に  ?マークを浮かべながらソレを見ていると、先生はその中に手を差し入れ、少し掻き回してから引き上げた。 「それでは…始めます」  ぴちゃ 「きゃぁん!!」  いきなり脹脛に触れた水滴が落ちてきたような感触に身体中の筋肉が反射的に収縮し、あたしは頭を後ろ  に反らせて、思わず開いた唇の奥から短く、大きな悲鳴声を上げた。 「だ、大丈夫ですか? そんなに驚きました!?」  ここまで過剰な反応をするとは思っていなかったんだろう、あたしの声に続いて先生も慌てて声を出し、  すると妙な感触の後に一緒に足に貼りついていた圧力がすっ…と遠ざかっていった。 「なにこれぇ!? き…気持ち悪い〜〜」  脹脛の膨らみに貼りついた少し生暖かい感触はトロッとした感じで、足元を見ようと上半身を起こして身体  を捻るあたしの目には見えず、横を向いた足の表面をつつつ…と伝い落ち始めた。 「あの…ローションを塗ろうとしたんですけど……」 「ローションって……これを塗るのがマッサージなんですか!?」  薄暗い室内でうっすらと見える先生の困った顔に、あたしは訳がよくわかんない声で話し掛ける。  指先で触れると、ねっとりと糸を引くぐらいベトベトしていて、肌の表面を流れ落ちようとしていた水滴も  落ちきらずに途中で止まっていた。 「コレを…もしかしてあたしの体中に塗るんですか?」 「あんまり…こう言うのは……」  指に擦りついたローションをお腹に擦り付けてみると、汗をかいているのもあるけど、指先がすぅ〜っと  抵抗も無く肌に上を滑る。 「んっ…!」  ローションを塗りつけたところから突然、ゾクッとするような甘い感触が走り、ビキニに包まれたおっぱい  がプルプルと細かく震える。  結構…気持ちいいかも……  お風呂の中で胸を触ったりするのとはまた違った新鮮な感触、いつまでも身体の芯に残って震える刺激に、  あたしの身体は……ちゃんと反応しちゃうのよね…… 「このローションは数十種類のローションが練りこまれていて、肌に塗り込めば美容効果、健康効果があるの  ですが……おイヤならやめておきましょうか?」 「い、いえ、やっぱり…その……お願いします……」  へ…部屋が暗くてよかった……今のあたしの顔って、ものすごく熱くなってる……きっと真っ赤になってる  だろうな……でも…我慢できるかな………  つぶやくような小さな声でマッサージを続けると言ったあたしは、先生に赤くなっているのがばれる前にと、  すぐにうつ伏せになった。 「―――うんっ!!」  背中の真ん中辺りに、ねっとりとしたローションが垂らされると、無意識にあたしの身体はビクンと震え、  口からも声が漏れてしまう。 「ソレでは背中から行きますから、もしイヤならそう言ってくださいね」 「は…はい……んっ!……あっ!!」  背中の一点に垂らされ続けたローションが先生の両手で背中に塗り広げられていく。ローションに小さな池  を中心に手のひらで円を描くように動き、さっきも指圧で揉まれたところで微妙に力を加えながらムラ無く  背中一面にローションが塗り広げられていく。 「あっ……あんっ………ああっ!!」  少しだけ温められたローションの塗られる範囲が増えていくと、今まで触れたことも無いような敏感なポイント  を触られて、身体を振るわせながら声を上げてしまう…… 「ここが…弱いんですか?」 「んあぁぁ〜〜!! や…そ、そんなと…だめぇ!!」  脇って…こんなに、あっ、ヤァ!! こ…声が……出ちゃう……そんなにそこばっか…ひゃあん!!  既に背中にはローションは塗り広げられていて、徐々に横の方――わき腹やわきの下なんかにねっとりと手の  ひらが這いまわってくる。それに……わき腹を二本の指でくすぐるようにして焦らしたり、す〜〜っと肋骨に  沿って撫で上げられたりされて、我慢しようにもまるで自分の身体じゃないかのように、先生の前で敏感過ぎる  ぐらいな反応を見せてしまう。 「んんっ……あ…す…すご……あ、はああぁぁぁ〜〜!!」  どうしよう…あたし…背中で…背中いっぱいで感じちゃう♪ こんなの、こんなの初めてぇ♪ 「そろそろ下の方に行きますね」 「し…下ぁ……そんな…まだ…心の準備が……んんっ!!」  もうちょっとでイっちゃいそうだったのに、まるでお預けをくらったかのようなタイミングで、指の先まで  念入りにローションを塗りこめた先生の手があたしの足首に移る。そして、洗面器に差し込んでタップリと  ローションにまみれた両手が吸いつくように脹脛の丸みを揉みまわしていく。 「あっ…やぁ……そんなところ…ああぁ…やぁ……」  しゃぶられているかのように錯覚するぐらいにベチョベチョに、濡れた指が脚の指の間をねちっこく出入り  すると、くすぐったさと混ざり合って何倍にもなった快感に、身体の奥が熱くとろけて、口と股間から涎と  なって流れ出し始めた。 「相原さん…感じてください……そうすれば…楽になれますから……」 「だ…だめぇ…これ以上…されたら……お…おかしく…おかしくなるぅ……」  先生に足の間に入られて、お餅のように弾力のある張りを持つ太股の柔肉を親指と人差し指で作った輪っか  で雑巾を絞るように揉み解されて、付け根の辺りも指先でくすぐられる。でも、あと少しで一番感じちゃう  ところなのに、先生の指は水着のラインを超えずに、膝から股間の間をねちっこく滑りながら往復しつづける。  も…こんなんじゃ……いやぁ……先生の手が…動くだけで……きもち…よすぎるぅ……♪ 「せ…せんせ……お、おね…がい……ゆるし…てぇ……や…も……い…いや……」  頭の中を真っ白にされるまで、背中を、太股を、指先を、今までそんなところで感じた事が無いような場所  で感じさせられて、ついに、あたしは言わないと心に決めた言葉を口にしちゃった…… 「何を…許して欲しいんですか? ちゃんと言わないと…僕には分かりませんよ……」 「い…いじわるぅ……お…お……コ……そこを…も…揉んでください……」 「よく…聞こえませんでした……もっと大きな声で……」 「そんな……い、言えば…いいのね……お、おマ○コ……おマ○コを…も、もっとぉ!! おマ○コ、おマ○コ  をグチャグチャにして欲しいのぉ!!」  もう意識が半ば飛んでいるあたしは、恥じらいもなく最後の言葉を言い終わると、それまでなんとか繋いでいた  理性の糸をプッツンと切ってしまい、枕を握り締めていた右手を身体の下から水着の中に差し込んだ!! 「はぁん♪ クリが…すっごくコリコリしてるぅ♪ せんせぇ…もう…こんなに濡れて、指が…指が入っちゃうぅ〜〜!!」  膝を立てて少しだけお尻を上げながら、ビキニの中で大量の蜜を溢れさせているおマ○コに指を二本根元まで捻じ込むと、  イソギンチャクを思わせる肉ヒダでそれをしっかりと締めつけながら、絶頂のスロープを一気に駆け上がっていく!!  ぢゅぷ、ぐちゅ、じゅぷじゅぷ、くちゅ、ぐちゅ 「い…いやぁ! 聞かないで、音が、で…出ちゃうぅ!! い、いやぁん! 気持ちい…いい!! すっごく、  濡れてて…ギチギチなんですぅ……せんせぇ…お願い…ここ…ここをマッサージしてください!! 蛇無いと…  じゃないとこのまま…い、イくッ、ひぃ!!」  今までで一番オナニーで感じているんじゃないかと思うほどの快感が、カクカクと揺れる腰の奥から次から次に  漏れ出してくる。足から静電気のようにビリビリと感じる先生の手のひらの感触と一緒になって、泣いちゃう  ぐらいに気持ちがいいのぉ!! 「………分かりました。だったら…思う存分マッサージしてあげますよ。その代わり……」  じゅぽっ 「きゃあん!!」  おマ○コを掻き回していたあたしの右手がいきなり掴まれたかと思うと、無理やり引っ張られて、水着の中から  引き抜かされた。そして―― 「あなたには……硬くなってしまった僕のこれをマッサージしてもらいます……いいですね?」  手を導かれたのは……先生のおチ○チン。  うそ……大きい…それに……熱い……  愛液にまみれた手に逆手で握らされたおチ○チンは、女性よりも女性みたいな外見の先生には不似合いなぐらい  の大きさを持っていた。太くて…長くて…カリもすっごく張ってる……それに先っぽもドロドロに先走りを溢れ  させてる……こんなに…興奮してたんだ…… 「うん……分かりました……せんせぇのこれぇ……あたしが…マッサージしてあげます………」  そして……形を確かめるように手を動かしながら、おチ○チンにゆっくりと、あたしのローションを塗りつけて  いった……… 「あ…相原さん!! そんな…もっとゆっくり!!」 「や……感じさせてあげます……」  丸で焼けた鉄のように硬くて熱いおチ○チンのカリを手探りで指先を使ってめくり上げながら、さっきまでの  あたしがそうされていたように手のひらでつるつるの先っぽを磨くように回しながら擦ってあげる。先端から  溢れた我慢汁を潤滑剤代わりにして、激しく擦り上げちゃう♪ 「だめっ!! そんなに擦ったら…僕の方が!! んっ!!」 「せんせ…イっちゃいそうなんだ……おチ○チンがスゴくビクビク震えてる……」 「そんな……こんな…こんなぁ!!」 「ふふふ……イってもいいんですよ♪ 何度だって…気持ちよくしてあげますから……♪」  先生の手が止まってある低ど意識がはっきりしたあたしは身体を捻って先生の顔を見ながら、順手に持ちなお  した手で、本気でちぎっちゃうんじゃないかと後で思うぐらいに力いっぱいおチ○チンを扱き上げた!! 「あああああああああ!!! あっ、はぁぁ、い…いやぁ……んっ、はああぁぁぁぁ〜〜〜!!!」  きれい……本当に男の人なのかな……もっと…もっと感じてる顔…見たいな……  細く整った顔を股間からの強烈な快感で歪めながら、先生はあたしの左右に手をついて、まるで女性のように  髪を乱れさせて身体を震わせていた……  でも、股間で隆々としているものは正真正銘男の人のおチ○チンで、先っぽの穴は魚のお口のように込み  上げてくる圧力でパクパクと開いたり閉じたりしながら、白いローションを解き放つ瞬間までジッと快感  に耐えていた。 「僕…女性に…女の人に、出しちゃう!! あ…あひぃ、あっ、だめっ、やっ、あっ、あっ、あああぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!」  びゅく!!  そして、先生の頭が白衣に包まれたしなやかな身体と一緒に跳ねあがり、一瞬遅れて髪の毛が宙に待った瞬間、  あたしの方を向いた男性器から大量の白濁液が迸り、目の前の美貌がぶる理と震えるたびに、あたしのお尻に、  お腹に、男の欲望の証が何度も打ち付けられた。 「はぁぁ……んっ……こんなの…スゴすぎる……擦られて…イっちゃうなんて……初めて………」 「じゃあ……今度はあたしの番ですね………まだここにも…ここにもローションを塗ってもらってないから………  もう…焦らさないで……」  全てを出しきって、ベッドに倒れこんだ先生に見えるように、あたしは先生の温もりの残る精液を水着の上から  お尻に塗り広げていった。 「相原さん……もう…ひどいんだから……あんなに強くして……」 「先生だって…マッサージって言って、あたしを感じさせてたくせに……んっ……」 「んむ……」  そして……ベッドから起きあがって振り向いたあたしは、身を起こし、とろんとした目つきで髪の毛を整える  先生に近寄って……深く、激しく、互いの唇を貪るような濃厚なキスを繰り返した………


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