後書きその1


たくや(以下・た):「と、言うわけでぇ、「山野旅館にようこそ」完結を祝いましてぇ〜〜――」 真琴(以下・真):「悪人全員捕まった事を祝ってぇ〜〜――」 全員(以下・全):「「「「かんぱ〜〜〜い♪」」」」 「山野旅館にようこそ」 祝・完結記念 後書きだよ、全員集合!! 飲めや飲めや飲めや!! 見せます出します聞かせます、山野旅館の裏事情!! 真:「ささ、タク坊、あたしが注いでやるからグイッと飲みな。今日は無礼講だよ」 た:「だからあたしは一応未成年なんですってば!」 真:「アレだけ脱ぎまくってるのに、いまさら未成年もクソもないだろうが。ほら、ググッと飲みなって」 た:「……うぇ…にが……やっぱり飲みたくない……」 明日香(以下・明):「たくや、なにやってるのよ。飲んじゃダメに決まってるでしょ!」 真:「おっ? 最終話にギリギリ滑りこみで登場したタク坊の旦那じゃねぇか」 明:「旦那はたくや!……あっ……」 た:「………(真っ赤)」 真:「ひゅ〜ひゅ〜、熱いね熱いね〜〜♪」 た:「ま、真琴さん!」 隆幸(以下・隆):「へぇ〜、あれが噂に聞いてたたくやちゃんの恋人か。綺麗な娘だな」 あゆみ(以下・あ):「もう、隆ちゃんってば……でも忙しいのもやっと終わったね。はい、どうぞ」 隆:「おう、サンキュ。んぐ…んぐ…んぐ……ぷはぁ! 効くぅぅ〜〜〜!! はい、次はあゆみの番だな」 あ:「あ…私はいいよ……だって……」 遼子(以下・遼):「もうすぐ出産だって言う自分の奥さんにお酒を勧めるなんて何を考えてるんですか!           はい、あゆみさんにはオレンジジュース」 あ:「ありがと、遼子さん。それに…私ってお酒に弱いから……」 松永先生(以下・松):「そうよね。あゆみさんってばビールいっぱいで真っ赤になっちゃうんですもの。そこが            また可愛いんだけど…うふふ……」 た:「ちょ、ちょっと待って下さいよ! あゆみさんに手を出したらダメですよ、絶対にダメ!」 隆:「そうだそうだ! でもまぁ…3Pだったら……」 あ:「隆ちゃん……」 真:「タカ坊…まだスケベが治ってなかったのか……」 遼:「はぁ…まったく、男って言うのはこれだから……」 明:「たくや、やっぱりここの仕事やめて帰ってきなさい」 松:「そうね、それがいいかもしれないわね」 た:「う…う〜ん……そうしようかな……」 隆:「しくしくしく……みんなでよってたかっていじめやがって……」 た:「いじめられるのがイヤならエッチな事を言わなきゃいいのに……」 真:「違うだろ、タク坊。そんなんじゃせっかくのメイド服が泣いてるぜ。こう言う時の台詞の相場は「エッチ    なのはいけないと思います!」だろ?」 た:「はは…そう来ましたか……ここで放送してるのかなぁ……」 隆:「お…俺はエッチなのか……いや、断じて違う! これは健康な成年日本男児の正常な欲望なのだぁ!!」 遼:「はぁ……私、本当にこんなところに就職してよかったのかな……」 真:「あたしらは助かってるけどな。梅さんがいなくなって人手は減るし経理ができるヤツもいないし纏め役も    いないしって時だったから」 あ:「うん、遼子さんがいてくれなかったら大変だったよね。それに私は遼子さんやたくやくんがいてくれて    嬉しいし」 た:「あゆみさん、真顔でそう言う事言いますか……そう言われると――」 遼:「やめられませんよね…ふぅ……」 明:「でも、たくやは男になったら戻ってくるのよね?」 た:「えっ!?………ええ…まぁ………」 真:「なんだぁ!? タク坊、帰っちまうのか?」 た:「いえ…あの…今すぐって訳じゃ……」 明:「けど、薬が完成したら戻るのよね?」 あ:「たくやくん…帰っちゃうんだ………そんな………」 た:「あの……その……」 松:「うふふ…早く戻ってらっしゃい♪ 片桐さんがいなくて寂しいでしょうけど、いつでも慰めてあげるから……♪」 隆:「ううう……たくやちゃんが帰ったら、俺は…俺は…(誰に抜いてもらえばいいんだ!?)」 遼:「……………早く帰った方がいいかも知れませんよ。これ以上身体を汚されないうちに」 た:「あ…だからですね……その…もう少しならいてもいいと思うんですけど…早く帰らなくちゃって言うのも    ありますし……それで……えっと…あの……………あっ、あそこに人が倒れてる!」 真:「なに言ってんだい。ここにあたしたち以外いるわけないじゃないか………ほんとにいるよ、おい。しかも    二人も」 「………………………………」 「……zzz……zzz……zzz……」 隆:「確か今日は他にお客もいないはずなんだけど……どうしてここにいるんだろ?」 た:「なんか…どこかで見た事があるような……片一方は白衣きてるし……」 明:「私も……それに、あっちの変に角張ったのは見ているだけでふつふつと怒りが湧いてくるんだけど……」 あ:「あ、そうだ」 た:「あゆみさん、誰だか知ってるんですか?」 あ:「こんなところで寝てたら風邪を引いちゃう。毛布を持ってこないと」 た:「だからそうじゃなくて……」 明:「やっぱり天然なのね……」 真:「ま、起こしてみればわかる事さ。お〜い、起きろ〜〜」 「う…うぅぅぅ……文字数が…文字数が…………ん?」 「私は……私はノーベル化学賞を………ムニュムニュ……」 た:「ち、千里じゃないの!? あんたどうしてこんなところに??」 千里(以下・千):「う〜〜(かなり低血圧)…あ…先輩、お久しぶりで……」 た:「そんな事より、何であたしの薬を開発しているはずのあんたがここにいるのか説明しなさい!」 明:「あ、そういえば山野旅館の登場キャラ全員を集めるとか言ってたから、私が寝てるところを引っ張ってきた    んだっけ」 真:「おお、見事な忘れっぷりだね」 た:「そう言う事は先に言ってよね……で、もう一人のほうは?」 千:「ん〜〜…あ〜〜…これですか? これはですね……」 鶴翼斬魔(以下・鶴):「うむうむ、寝起きにご飯を食べると言うのも無理矢理詰めこんでる感じでなかなか乙な物            ですな。と言うわけで、でも車には変形できない謎の金属生命体、「山野旅館にようこそ」            の作者、鶴翼斬魔でございます」 全:「「「「「えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」」」」 鶴:「いや〜〜、そんなに驚いてもらえるとはなによりなにより、はっはっは♪」 た:「――じゃあ、こいつが毎回毎回あたしをエッチな目に合わせてるわけね……」 鶴:「………は?」 明:「たくやを男に戻さずに私と離れ離れにして……」 鶴:「あ…あの……なんでみんなして詰め寄ってくるんでしょう?」 遼:「私が夏目たちに弄ばれたなんて言う状況を作ったのも……」 鶴:「え〜〜…それはゲームのほうでもそれっぽかったけど……」 真:「あたしがぺちゃぱいだって…胸無しだって…洗濯板だって…原作じゃちゃんとあったんだぞ……」 鶴:「待った待った! 日本刀を取り出すな! それに美乳でしょ!? 胸がないって言ったのは隆幸さんだし!」 隆:「お、俺か!? 俺は胸が大きい方が好きって言っただけだぞ!」 あ:「私は…その…隆ちゃんと…結婚させてもらえたし……あの…えと……」 千:「続編が出ない状況で先輩の研究を続けていられるのも、まぁ、この作者のおかげですから私的には文句は    ありませんね」 松:「うふふ…相原君を可愛がらせてもらえるんですもの。私は味方してあげるわよ」 鶴:「じゃ…じゃあ……」 た:「多数決の結果、生かしておいてもいい三票、白紙一票、袋叩きが四票で――」 真:「死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 ザシュ! 鶴:「うぎゃああああああ!!!」 鶴:「いてててて…また傷が増えた。と言うわけでして、今回の山野旅館の後書き兼誰も突っ込んでくれなかった    裏ネタ裏設定暴露会の進行を勤めさせていただきます鶴翼斬魔です。今回のアシスタントは――」 明:「たくやの恋人は私なの!…と、思ってはいるんですけど最近ちょっと不安な片桐明日香と――」 千:「解説だったらお任せ下さい、某宇宙戦艦の人よりも説明して見せます河原千里が先輩の女になったメカニズム    を6時間たっぷりと説明させていただきます」 鶴:「いや…それはいい……これ以上睡眠時間が減るとマジでヤバいし……」 千:「ちっ、公演料をもらう予定が……」 た:「ははは…千里は相変わらずね……」 明:「あっちは放っておいて進めるわよ。今回は山野旅館一応完結記念のおまけとして、日頃御愛顧してくださっ    ている読者の皆様に山野旅館の裏事情を説明しようと言う話です」 鶴:「そうそう、山野旅館は「とっとと終わらさんかい」とツッコミが来そうなほど長く続きましたからね。それに    鶴は疑問系ツッコミに対応するのが好きですから。非難系は悲しいけど……」 千:「疑問はこの箱の中の紙に書いてあるんですね。それでは早速私が……(ごそごそ)」 鶴:「あっ!? くじ引きを楽しみにしてたのに〜〜〜!」 千:「そんな事はどうでもいいんです。おっ、最初からこれですか、と言うようなのが出てきましたね。まず最初    の疑問は――」 その1:なんで梅さんがたくやちゃんが温泉でエッチされているビデオを持っていたのか? た:「そうね……今にして思えば何であんなビデオがあったんだろ? 温泉でエッチしたのなんて……」 明:「やっぱり……また男といやらしい事をしてたのね……」 た:「あっ!? ち、違うのよ明日香、あれは男三人に襲われて無理矢理――」 明:「問答無用!」 た:「きゃあ〜〜〜〜!!」 遼:「でも……スゴくイヤらしかったですよね……私もあれを見せられて興奮して…その……あんな事を……」 鶴:「あ〜〜…遼子さんは思い出さない方がいいですよ。トラウマになってますからね」 千:「どうせあの梅とか言う人が仕掛けていた隠しカメラで撮ったんでしょう。原作でもそのような設定があり    ましたからね」 鶴:「それでは本人にお聞きしましょう。只今刑務所暮らしの梅吉さん、どうぞぉ〜〜!!」 全:「「「「「えええぇぇぇ〜〜〜!?」」」」」 ピポッ 梅吉(以下・梅):『ほっほっほ、久しぶりじゃのう、皆の衆』 隆:「う、梅さん!? それよりもいきなり出てきたこの画面はなんだ!?」 鶴:「現在生中継なのです! と言うわけで、『』に変換するのが面倒くさいので手っ取り早く聞きますが、    例のたくやちゃんのビデオはどこでどこからどうやって入手した物なんでしょうか?」 梅:『あれか? なかなかよく撮れていたじゃろう。そう、あれは思い起こすも十二年前、坊ちゃんやあゆみ    が働き出すよりも昔の事じゃった。うちの温泉でAVを撮りたいと言う連中が来てのう、その時にワシ    の剛直に目をつけ、その時同伴しておったうら若きAV娘を三人を……』 鶴:「中継ここで終わりま〜す」 梅:『待て待て待て! ここからがええところじゃのに、若者は気が短くていかん』 鶴:「やったらさっさと話さんかい」 梅:『仕方ないのぉ……あれはワシが自分で撮影した物じゃ。あそこまでばっちりよく撮れておったじゃろう?    くっくっく』 た:「えぇぇぇ!? う、梅さん、もしかしてあの時あそこに……」 梅:『おお、おったとも。おぬしが目隠しされてからこっそり浴場に入っての、あのお客様三人と一緒になって    存分に楽しませてもらったわい。すぐに色狂いになってペ○スが四本になっているのにも気付かずに腰を    振りおったぞ。あの時のたくやの具合のよさと来たら…くっくっく……どれだけ目隠しを外してやろうか    と思ったことか。さすればあの時からお主はワシのメス奴隷よ』 た:「なっ…なっ…なぁぁ……!!」 あ:「梅さん……本当にそんなひどい事を……」 梅:『むっ、いや、ごほんごほん、ワシとしてもお客様のご要望でな、いやいやながらもしたがったわけじゃ、うむ』 オジさんC(以下・C):「おやおや、嘘を言ってもらっては困りますね」 た:「ああっ!? またいきなり現れたぁ! しかも、佐藤先輩のお父さん!?」 C:「久しぶりですね、たくやさん。どうです、これから私の部屋で一晩……」 明:「何を言ってるのかしら……(手をバキボキ)」 真:「お客さん、従業員に手を出すのはご遠慮してもらえますかね?(包丁キラーン)」 C:「はっはっは、これは恐いお嬢さんたちだ。だが、それがなんとも魅力的だ」 真:「み…魅力的って……」 隆:「真琴さん…ただのお世辞だって」 真:「やかましい! お前は一言も言った事ないだろうが!!」 隆:「…やぶへび……」 た:「それで梅さんの言った事が嘘って一体どう言う事なんですか?」 梅:『そ…それはですの……』 C:「あれはこの番頭さんから持ちかけてきた話なんだよ。「新しく入った従業員を犯さないか?」とね。わざわざ    風呂掃除の後の入浴時に連絡までくれたよ」 た:「梅さん…そんな事まで……」 梅:『はて、何の事じゃったかの? 歳をとると物忘れが激しくなっていかんの』 C:「まぁ、たくやちゃんがオナニーしているとは思いも寄らなかったけどね」 明:「へぇ……そう……」 た:「あああっ! そんな事まで言わなくていいのにぃ! 明日香、あれはね、その時は明日香の事を思って    その……」 C:「たしかペ○スをいれて欲しいと言っていたが……」 た:「え〜ん、もう言わないでぇぇぇ〜〜〜!!」 真:「つまり…これも梅さんの仕掛けた罠だったって言う事だな? どうせ撮ったビデオで脅迫でもするつもり    だったんだろ?」 梅:『いや…まぁ……あのビデオはパソコンに取り込んだり、みやげ物としてダビングしたり、いろいろと……』 た:「み…みやげぇぇぇ〜〜〜!!!」 C:「ああ、確かにもらったよ。アレはいいものだったが、娘に麻美に見つかってしまってね…実に残念だ」 梅:『おい、作者! これ以上ワシの罪が増える前にはよう消せ!』 鶴:「はいはい…っと」 パチン 真:「ちっ、逃げやがったか。どうせ他にもやらかした事があるだろうから全部白状させてやろうと思っていた    のに……」 鶴:「ま、それは鶴がおいおい説明させてもらいます。っと、結構時間がたってるな。というわけで今回はこれ    まで、たくやちゃんの秘密が暴露される次回をお楽しみに〜〜♪」 た:「つ、続くの……これ……」


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