]].心扉


こんこんこん リズムのよいノックの音がすぐそばのドアから聞こえてきた瞬間、あたしやあゆみさんの動きは同時に ぴたりと止まってしまった。 こんこんこん こんこんこん 「お〜い、タク坊〜〜、起きてないか〜〜?」 ま…真琴さん!?なんの用であたしに!? あゆみさんも真琴さんが来た事にかなり驚いていて、顔がかなり戸惑っている。もうすぐイってしまい そうだったのに、両手で無理やり口を塞いで、溢れ出しそうな声を必死で押さえ込んでいるけど、足が がくがくと震え出して、あたしがそばにいなければ、今すぐにでもその場にへたり込んでいたと思う。 「ん……ん……真琴さん……」 がちゃがちゃがちゃ ドアノブが音を立てて回されるが、扉は一向に開く気配が無い。鍵掛けといてよかったぁ…… でも、あゆみさんってば結構大きな声を出してたのに、真琴さんは気づかなかったのかな? ひょっとして……気づいてるのかも…… あたしの頭の中に、さまざまな最悪の事態が浮かび上がってくる。 真琴さんかあたしたちがしている事に気がついていたら、どう思うだろうか? 女同士で絡み合っているあたしたちを見たらどう思うだろうか? 変態と罵られるだろうか?それとも何も言わずに去ってしまうだろうか?それとも……いっしょに…… 「……ねぇ……あゆみさん」 今にも泣いてしまいそうな顔をしているあゆみさんの耳元に口を寄せて小さな声でそっと囁く。 「ドア……開けましょうか?」 「んっ!?」 あたしの言葉があまりにも意外だったんだろう、あゆみさんは目を見開いてあたしの顔を見つめ返す。 「あたしと…あゆみさんのエッチな姿……真琴さんに見てもらいたいって思いませんか?」 「たくやくん……あっ!!」 いきなり再開し出したあたしの手の動きに、たまらず声を出してしまったあゆみさんは、今度こそしっかりと 口を押さえる。 「声…出さないんですか?……なんだか…出させたくなっちゃった……」 「んんっ!?ん〜〜、んん〜〜〜!!」 あたしは愛液に塗れた手をあゆみさんの股間から引き抜き、起伏に富んだ身体に沿ってその場にひざまずくと、 今度は両手をスカートの中に差し入れて、二本の紐を掴んで下に引き降ろした。 「んん〜〜!!」 「「やめて」って言えたらやめてあげますよ。あ・ゆ・み・さん♪」 股間からねっとりとした愛液を滴らせながら、あゆみさんの白いパンティは足元まで引き降ろされてしまった。 「どうです?女のあたしに間近で見られるのってやっぱり恥ずかしいですか?」 「い…いやぁ……」 あたしの辱めの言葉に、あゆみさんは蚊の泣くような声で小さくつぶやく。 「あゆみさんの「おマ○コ」こんなに濡れちゃってる……旦那様の前なのにあゆみさんっていやらしいなぁ……」 「そ…そんな事言わないで……だって、たくやくんが……」 今でもドアを叩き続けている真琴さんが近くにいると思うと、あゆみさんもこんな事をされるのは気が気でない ようで、今にも泣きそうに顔を歪めている。それでも言葉の端々に感じている様子をちらほらさせていた。 「気持ちいいんでしょ?真琴さんがこんなに近くにいるのに……ここをこんなに大きくしちゃってるんですもんね」 あゆみさんが恥ずかしがって抵抗できないでいるうちに、あたしは閉じられた太股の付け根、あゆみさんの蜜泉 へと鼻先を差し込んでいった。 「あっ、んっ、んん〜〜〜〜!!」 鼻先をぐりぐりと押し付けながら、舌先でこりこりに硬くなったクリ○リスを弄ぶと、あゆみさんがたまらず 声を上げる。それと同時に、あゆみさんのロングソックスを膝まで引き降ろして、内股に手をかけて少しずつ 開いていく。 「あん…いやぁ……あんん」 「お汁の量がどんどん増えてきましたよ。クリ○リスしか舐めてないのに……今度はもっと奥のほうまで舐めて あげますね♪」 「そんな……んんっ!」 あたしの攻めにすっかり抵抗できなくなってしまったあゆみさんは、あたしの為すがままに丸まった下着から 足首を抜き、太股を左右に開いていった。 うわぁ……これがあゆみさんのおマ○コか…… 「あ…あんまり見ないで……恥ずかしいよぉ……」 「そんな事無いですよ……あゆみさんのココ…とっても綺麗ですよ……」 あたしは指でVの字を作ると、あゆみさんの二つの膨らみの上に指先を置いて、やさしく左右に割り開いた。 「んんっ!」 自分でも見た事が無い部分をあたしに見られてしまう恥ずかしさに唇を噛んで耐えながらも、露わになった あゆみさんのヒクつく粘膜の蕾からはトロッと愛液が溢れ出してきている。 こくっ…… 音を立ててつばを飲みこむ。 我慢ができない。 あゆみさんを執拗なまでに攻め、あゆみさんが甘い吐息を漏らして、あゆみさんが快感に打ち震えるたびに、 誰にも触られていないあたしの身体にも快感の疼きが走り回っている。 あゆみさんのおマ○コを舐めたら……あたしまでイっちゃうかも…… 一人よがりな一体感かもしれないけれど……あたしは…… 「あゆみさん……」 「たくやくん……」 上を見上げると、視線が触れ合ったあゆみさんが小さくうなずいた。それで踏ん切りをつけたあたしは、ついに あゆみさんの―― ガンガンガンガンガン!!! 「こらタク坊!!いるのは分かってるんだ!!居留守なんか使ってないで出てきやがれ!!!」 ガンガンガンガンガン!!!ガンガンガンガンガン!!! いきなりの扉を壊してしまいそうなほどの大きな音にあたしの心臓がぎゅっと縮み上がる! ま…真琴さんってば……なんてタイミングで……でも…どうやらばれてるみたいね…… あゆみさんも押さえていたけど結構大きな声を出してたし、その前からずっと聞かれていたのかもしれないし…… でもここで終わりなんて…… いつまでもこうしているわけにはいかず、あたしはその場に立ち上がった。気分はまるで死刑囚か、はたまた女性を 官能の渦に引きずり込むアリ地獄か…… 「たくやくん……あの……」 あゆみさんも急いでブラウスの前を閉じ合わせて、大きなバストを隠している。足元に落ちているパンティとかロング ソックスとかは……どうしよう? 後ろを振り返ると隆幸さんは……まだ死んでる。 あたしはそれを確認すると、そっと手をドアノブに―― 「ちっ、熟睡してやがるな。仕方ない。あたしだけで頑張るか」 とっとっとっとっとっ………… 「………真琴さん、行っちゃったね」 「………行っちゃいましたね」 どうやら寝ているあたしを叩き起こして何かを手伝わせる気だったみたいね…… くいくい ん?袖が引っ張られてる。なんだろ? 「ねぇ…たくやくん……真琴さん行っちゃった?」 「あ…はい。もう行きましたよ。なんだか…場が冷めちゃい――」 あゆみさんに唇を塞がれてしまって、そこから先の続きの言葉を口にする事ができなかった。 「ん……はぁ……まだ…終わってないんでしょ……隆ちゃんの…お詫び……」 「え?………まぁ…終わってないですね」 そっか……あたしと同じで……あゆみさんも我慢できないんだ…… 「あゆみさん!!」 「んんっ!!はぁ…たくやくん……私…なんだか変になっちゃった……」 あたしはあゆみさんをさっきまでと同じ場所に押し付けると、あゆみさんの太股の間にあたしの太股を割り込ませて、 根元から中ほどまでを一気に擦りつけて割れ目とクリ○リスを一気に攻めたてた。 「ふぁあ!!こ…これ……あぁ、あぁん!!」 あたしの足が前後に小さく往復するたびに、あゆみさんの口からはさっきまでとは打って変わって歓喜の声が漏れ 出てくる。 あゆみさんはあたしの動きに合わせて小さいながらも腰を振り、ぷっくらと膨らんだ割れ目を滑る様に擦れ合う あたしの太ももになすり付けてきた。そのうちにあたしの太股はビショビショに濡れてしまって動くたびにグチョ グチョと音を立て始めた。 「あゆみさん…お願いがあるんだけど……」 「ああ!な、なに?ん、はぁ!!」 「あゆみさんも…あたしのアソコに…足を……」 そう言うとあたしはあゆみさんの腰に腕を回してぎゅっと抱きしめ、少し腰を落として、あたしの動きでまくれ あがったスカートから覗くあゆみさんのすべすべの太股に自分の股間をすり付けた。 「んっ…あっ…あゆみさんだけじゃなくて…あたしも…気持ちよく…して欲しい……んっ……」 「う…うん…やってみる……こう?」 ぐちゅ 「あああっ!!」 あゆみさんが恐る恐る足を動かすと、あたしの淫唇は一気に左右に開かれて、触られる事を望んでいた秘粘膜が ヒクつきながらあゆみさんの太股に吸いついていった。 「あっ!たくやくん…そんなに深く……」 「あ…あゆみさんも…んぁ!あぁぁ!!」 相手の動きに身体が反応すると、その震えが相手にも伝わって…と最高に淫らな循環があたしとあゆみさんの間で 成立している。クリ○リスは何度も擦られて包皮がめくれ、根元から先端までジュリジュリと太股の肌の上で何度 も何度も転がされ続ける。陰唇もムニュッムニュッとこね回されて、合いを伝い落ちていくほど大量に愛液をおも らししていた。 やがてあたし達の動きは太股を動かす事から、少し前に出した相手の太股にヌレヌレのおマ○コを擦りつけるもの へと変えて、一層高い声を上げながら止まる事無い快感の迸りに身悶えしていた。 やだ…おっぱいも…ジンジンしちゃうよぉ…… はっきり言って、おっぱいはパンパンに張っちゃってるし、乳首だっていじりまわされたいの……でもあゆみさん はおっぱい痛がってたから…………でも我慢できない! 「あゆみさん、ごめん!」 完全に発情しきったあたしは腰を支えていた手をあゆみさんの背中に回して、ぎゅぅ…っと胸がつぶれ合うほど 抱きしめた。 「あああっ!!」 あゆみさんが雷にでも打たれたかのように、大きく身体を跳ね上げて、旅館中に聞こえるんじゃないかっていう ほど甲高い声で悲鳴を――というより喘ぎ声を上げた。 「ダメ!!胸はダメなの!!感じ過ぎちゃうから…あああん!!」 「でも、あたしだって、あたしだって胸が切ないんですぅ!!あ、ああぁぁ〜〜〜!!」 む…胸が気持ちいい!!おっぱいが、乳首が、あゆみさんの胸で感じちゃってるよ〜〜〜!! あたしの身体はついに来た胸からの刺激に打ち震えながら、一気に絶頂のスロープを駆け上っていった。身体を くねらせて腰を突き出し、涙を流しながらあゆみさんにしがみついた。 「たくやくん、私、胸も、アソコも、スゴいの…私…そろそろ……」 「うん、うん、あたしも、あたしだって、もう…い…イっちゃうよ〜〜〜!!!」 股間の疼きが煮えたぎってもう限界!!あたしと同じように涙を流しながら身悶えしていたあゆみさんと一緒に なりながら、一気に動きを加速していく。 「あっ、あはぁ、…もう…だめぇ!!」 「んあぁ、い…イく!!あゆみさん、あたしイっくぅぅ〜〜〜〜〜!!!」 「だ、だめぇ〜〜〜、イっちゃう!イっちゃうよ〜〜〜〜〜!!!」 あたしの感覚とあゆみさんの感覚がシンクロしながら、一気に絶頂へと突入していく!! バストやおマ○コに溜まりに溜まったものが下半身から拭き出していく!! ぐちょ 「ああっ!!あゆみさ〜〜ん!!と…とまんない!!とまんないよぉ〜〜!!」 「たくやくん!!私、こんなの、こんなの…ああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」 互いの絶頂の痙攣が相手に伝わり、それが新たな快感となって延々とオルガズムが続いていく…… ようやく絶頂から開放された時には、あたしとあゆみさんは壁にもたれるように、身体を絡ませたままずるずると その場に崩れ落ちていった……


]]T.仲違へ