\.抱壊


「それじゃあ、まずお布団を敷いてくれるかしら」 「…はい?」 え、今すぐしてくれるんじゃないの? いきなり肩浮かしを食らわされてしまった。このまま一気に、なんて期待していたあたしの顔が唖然としてしまう。 こ…このひじに引っかかってるブラはどうなるの? 「え、あの、その…」 「なに、相原くん。そんなにすぐしてほしいの?」 「あ…いえ…あの……」 松永先生の言葉と少し意地悪そうな微笑に、あたしは何も言い返せなかった。 「まだ到着して一時間も経ってないのに、いきなり畳をビショビショにするわけにはいかないでしょ?掃除が大変よ」 「……わかりました、布団を敷けばいいんですね」 そう言うと、あたしは松永先生の腕の中から離れ、布団がしまわれている押入れに向かおうとした。 …早く布団を敷いて、松永先生とあんな事やこんな事を… …でも、急いで敷くと、なんかあたしがスケベって言ってるような気もするし… …でもでも、逆にゆっくり敷くと、その気がないって思われるかもしれないし、こんなところでほったらかしに されたら… …でもでもでも……… 何とか冷静になろうとするけど、頭の中では松永先生にどんなことをされるか、ということや、布団を急いで敷く かゆっくり敷くか、といったことでいっぱいになる。 そして、押入れに手をかけたとき、 「相原くん」 「は、はいぃ!」 あぁぁ、声が裏返っちゃった… 「ふふ、そんなに緊張しなくてもいいのよ。ゆっくりと敷いてくれれば」 ……どうやらあたしの心のうちは先生には丸見えだったようである。 先生の言葉で少し気のほぐれたあたしは、その場で少し深呼吸。 す〜は〜、す〜は〜 「ただパンツも脱いでね」 す〜は〜、す〜は〜、す〜ぴた …今なんて言ったのかな、松永先生? あたしは、なにいってんですかあなた、という思いを込めて、松永先生に視線を向けた。 「ほんとわかりやすいわね、相原くんって。後で脱ぐなら今脱いでも同じじゃない?それに私、長旅で疲れてる でしょ?だから目の保養に相原くんのお尻が見たいな〜と思って」 「で、でもだからって」 そんなむちゃくちゃな理屈が聞けますか。それなら人間、いつも全裸でいなきゃならなくなるでしょうが。 「心配しなくても大丈夫。あたしも脱ぐから」 そう言うと松永先生は、いきなりタンクトップの裾をつかみ、一気に捲り上げた! 少しはあたしの話も聞いてください!……って、口に出してなきゃ意味無いか。 ぷるん 松永先生…やっぱりノーブラだったんだ…… 形のいい松永先生の双乳があたしの目の前で反動に揺れている。大きさ、形、ともに文句なし!あたしが男 だったら(シクシク)我慢できずにむしゃぶりついてるかもしれない。 そう言えば裸のお付き合いを何度かしている割に、先生の体をじっくり見るのってこれが初めてのような 気がする…… そう思うと、上半身裸で堂々と胸を誇示している松永先生のからだをついつい凝視してしまう。 「ふふ、相原くん、そんなに見つめちゃ恥ずかしい」 なんて言いながらも、胸の下で手を組んで、あたしに向けて、さらに強調する。 うわ〜、ああやってポーズを取るのか…勉強になるな…… 「ふふふ…そんなに見たいなら今見せてあげるわ」 そんなあたしに微笑を向けながら、松永先生はスカートのファスナーを下ろし、何のためらいもなくストンと 床にスカートを落とした。 スカートの下から現れたのは、ムチッとした二本の太股と、赤のレースのパンティに包まれた恥丘だった。 レースが多く使われているパンティはスケスケで、真紅の中に黒い股間の翳りを透かし見せている。 それ一枚だけを身に纏った松永先生からはあたしやあゆみさんには無い「大人の魅力」がにじみ出ていた。 あたしは顔を真っ赤にしながらも、松永先生から目を離せず、ぽ〜っと見つめていた。 (今は)同性のあたしの目から見ても、松永先生の裸体は綺麗だった…… 大きさや形も然る事ながら、上から下まで、完璧なバランスを保っている。胸やお尻だけじゃなく、全体を ひとつとして、本当に綺麗……それに比べて、ただ胸やお尻が大きいだけのあたしなんて…… 「さぁ、これで相原くんと同じね。もう恥ずかしくないでしょ?」 その言葉に、魅了されていたあたしの意識は少しだけ現実に引き戻された。 「あ、あの、その……」 すでにあたしの体は準備万全。乳首はビンビンに勃起し、股間から溢れ出した愛液が太股をビショビショに 濡らしている。 でもだからって自分から脱ぐのには抵抗がある。それに目の前にスタイル抜群の松永先生がいるとなれば、 なおさらだ。あんなのを見せ付けられては、自分の姿に自信が持てない。 結局、あたしは晒すのが恥ずかしくなった胸を両手で隠し、その場に立ち尽くして、おろおろするだけだった。 「?どうしたの。私だって裸なんだから、もう恥ずかしくなんてないでしょ」 あたしの態度を訝しんだ先生が、あたしに近づいてくる。 それに合わせて後ろに下がろうとする。 …え? でも、一歩も行かないうちに押入れに襖が背中にあたる。 結局逃げることができなかったあたしは、松永先生を前にしてその場にへたり込んでしまった。 そんなあたしの行動に、松永先生も怪訝そうな芳情になる。 「本当にどうしたの?相原くん、さっきから少しおかしいわよ。胸を隠したりしてるし」 松永先生は、子供に話すように前かがみになって、少しでもあたしの視線に合わせようとする。 その結果、あたしの目のすぐ前に、松永先生の胸の谷間が来ることになった。 「……だって恥ずかしいんだもん」 …なに…あたし…なに言ってるの? 先生の胸をこんなに近くで見るのが恥ずかしいあたしは、目を逸らしながら何とかそれだけを口にする。 「一体何を恥ずかしがるの?もうそこまで脱いじゃえばいっしょでしょう?」 「……だって松永先生の裸が綺麗だと思ったから。あたしが、なんて不細工なんだろう、て」 途端、心の奥の触れてはならない部分から、恥ずかしさ、羨ましさ、自己嫌悪、劣等感、などなど、さまざまな 感情があたしの内側に溢れてくる。 なんで…なんでこんなこと考えちゃうの……あ、あたしは…… それらの感情に心が押しつぶされそうになり、一雫、涙が頬を伝う。 いやな女なんだな、あたしって…… 事故で女性になってしまったあたしは、自分が美人だと思い込んで、周りのことなんか何も考えずに行動して いたのかもしれない。 男が女になって気持ち悪いだけなのに、周りから同情されていたのをチヤホヤされているのと勘違いしていた だけなのかもしれない。 ただ、自分の都合のいいように、もう自分が傷つかないように、あたしの心が壊れてしまわないように……… 何でこんな事を考えるんだろう?ほんのちょっと自分に自信が無くなっただけで……あたしってこんなに簡単に 壊れるんだ……… 自然と、胸を隠していた腕が、自分の体を強く抱きしめ、体を少しでも小さくしようと、身を竦める 「何を言ってるの、この子は」 あたしの耳元で、あきれたような声が聞こえる。そして、いきなり顔をつかまれると、有無を言わさず、唇を塞がれる。 「ん〜〜〜!」 心がどん底な状態でいきなりキスされたので、あたしは目を白黒させ、混乱しまくり。 ………あったかい でも、触れ合う唇から、先生の暖かさが感じられる。 目を閉じてすべてを受け入れる。ただ、松永先生の唇のぬくもりが、あたしの唇から心にゆっくりと染み込んで くるような気がした。 からだのこわばりが消え、腕が解ける。まるで悪い呪いから開放される様に、あたしの心が軽くなっていく。 今度のキスはさっきよりも短くて、一分ほどで離れていった。 ゆっくりと目を開けると、松永先生のいつもと違うやさしい顔が目の前にあった。 「ほんと、何を言ってるんでしょうね、この子は」 そして先生は、自分の体を抱いていたあたしの両腕を優しくほどくと、自分の手といっしょに、あたしの体の 両側に手を着かせる。 近くにあった松永先生の顔が更に近く、胸が触れ合い、互いに押しつぶされるぐらい、あたしの顔に近づいてくる。 ほとんど、のしかかる、と言う感じだ。 松永先生の顔、いや、瞳を見ていると、だんだんと心臓の鼓動が早くなってくる。 どくん、どくん、どくん…… 「……相原くん、私の胸の鼓動が聞こえる?」 聞こえはしない。ただ、あたしの心臓が奏でるリズムとは別の鼓動が、押し付けられている先生の胸から感じられる。 「…聞こえません。でも、あたしの胸で感じてます」 「あら、いい答えね……相原くん、あなたが自分で自分を不細工だなんて言っても、あたしには嫌味にしか 聞こえないわよ」 言いながら、より一層自分の胸をあたしの胸に押し付けてくる。あたしの両手は、襖を破らないよう、自分 の体を支えるのに精一杯で、松永先生の体を引き離すことができない。 「あ……」 「私の鼓動が早くなってるのがわかる?それはあなたがすごく魅力的だからよ。あなたとこうして触れ合ってる だけで、私はすごく興奮しちゃうの」 松永先生がゆっくりと、あたしの体を登ったり降りたりするように体を動かす。 「あんっ!」 押しつぶされた胸の間で、乳首同士が引っかかり、互いに弾きあう。 「あ、ん、あぁ……」 「ふふ、気持ちいい?気持ちいいでしょ?」 乳首が引っかかるところを見つけると、そこを重点的に責め、コリコリと互いの乳首を擦り付けあう。 「あぁ、いい、いいです、気持ちいい」 さっきまであんなに落ち込んでたのに、快感にはすぐ反応しちゃうんだから……あぁぁ! 乳首からの連続した刺激は、電流となって、あたしの頭に叩きつけられる。 そしてその衝撃がいやなことを一時的にでも忘れさせてくれる。いや、忘れることはできないけど、快感に 身を任せることで、少し気分が楽になる。 あたしが快感を受け入れ始めると、松永先生は少し体を離し、少しあたしのからだを降りていって、乳首に 吸い付いてくる。 チュク…レロ…ん…はむ…ん〜…チュル…はぁ…… 「ふぁぁ!」 「……相原くん、あなたこの旅館にきて、すでに二度、多分もっとたくさんの男の人とエッチしたでしょ」 松永先生は、愛撫の手を休めることなく、あたしに質問してくる。 「は、はい……でも、何で、わかるんですか?」 あたしは今日の分、二回の事しか話してない。なのに何で…… 先生の指が、つつ〜、とあたしのからだを下へと降りていく。臍のあたりをくすぐられた時、 「あぁっ!」 「ふふ……例えば、相原くんが感じやすくなったとか……」 指は止まることなく、いまだパンティに覆われた、愛液が涌き出る泉に到着する。 「胸が大きくなったとか……」 むにゅ 片手で、下から持ち上げるように、あたしの胸を揉み上げる。 「やあぁぁ」 「ここの締りが良くなったとか……」 ずちゅっ! 「!あぁぁぁ〜〜〜!」 パンティの股間の部分を横にずらしたかと思うと、松永先生の細く長い中指が一気に最奥まで突き込まれ、 子宮の入り口をノックする! 「以前はこんなに締めつけて無かったわよ。それに奥のほうは絡み付いてくるようじゃない。愛液もネバネバ してるわね。羨ましい」 え……松永先生があたしを…はぅっ! くちゅ、くちゅ、くちゅ……カリ…ずちゅぅぅ 「んん、ふぁぁ、あぁぁ!」 まるであたしの感じる所を知っているかのように、あたしの中を掻き乱す。 「まぁ、こんなのは徐々に変化していくことだから関係無いけどね。本当のところは、ただの勘」 「はぁはぁ、勘、ですか?」 「そうよ。こんなことは、あれこれ考えるよりも勘のほうが当たるのよ」 ……人生経験の差ってやつですね。 「……相原くん、今なにか変なこと考えなかった?」 「いえ、なに、もぉぉ〜〜!」 いきなりクリ○リスを摘まれる、と言うより、親指と人差し指で捻り潰される! 「そうならいいんだけど」 そう言うと、簡単に手を離し、クリ○リスが開放される。 「はぁ、はっはぁ、はぁぁ……」 さっきの凄かった。もうちょっとでイッちゃうところだった……もう、あのままイかせてほしかった…… 「先生、もう、イかせて……」 いつもなら恥ずかしくて言えないようなおねだりが、荒い息に押し出されるように口から出てくる。 「だ〜め、もうちょっと話をしてあげるから。話は戻るけど、相原くんはこの旅館だけじゃなく、町や学園でも、 いろんな男性が相原くんに近づいてきて、体を求めてきたでしょ?それが相原くんが魅力的っていう証拠」 そ、そっか。男の人にエッチなことされるのは、あたしが魅力的だからなんだ。 松永先生にそう言われると、少しだけ自信が戻ってきたような気がする。 「それにおっぱいがおっきいだけ?そんなことはないわよ。相原くんはアイドル以上にかわいいし、胸も大きい だけじゃなくて、形もいい。味だって美味しいわよ」 先生の口が、乳首を甘噛みしながら、チュウチュウ音を立てて、吸い付く。 「あぁぁん。先生、あたし母乳なんか出ませんってば〜〜」 「あら残念。それじゃあ乳腺刺激ホルモンでも注射してあげましょうか?持ってきてるけど。相原くんの おっぱいなら飲んでみたいわね。たくさん出そうだし」 なにやら怖いかどうか分からないことをいいながら、手のひらで、ゆっくりと感触を味わうように胸を揉まれる。 「あぁ…じゃなくて、何でそんなの持ってるんですか!絶対いりません!」 ふたなり薬と言い、母乳の出るようになる薬と言い、旅行になんて物持ってくるのよ! 「それじゃ次の機会に……あと全体のプロポーションだって抜群よ。最初に相原君のメイド姿を見た時、その場で 押し倒しちゃいたいぐらいかわいかったんだから。それを我慢して、キスで済ませてあげたんじゃない。おまけに……」 「…先生、もういいです。あたしが悪かったです」 あたしは恥ずかしさに顔を真っ赤にして、先生の話をさえぎった。 こんなの誉め殺しじゃない。自信がつく以上に、恥ずかしくって顔を覆いたくなる。ところどころ突っ込みたく なったけど……裸を見られる恥ずかしさより、きついかもしれない…… 「そう?もう少し言いたかったのに残念ね」 ……あれ以上何があったんですか?ちょっと興味があるかな?でも恥ずかしい…… 「それじゃ、物分りのいい相原くんにはご褒美として……」 ぞくり 壁際(襖際?)に追い込まれたこの状況、松永先生の性格、それにあの艶のある笑み……次に言うのは…… なんとなく予想できるので、残った理性が少し警戒してしまう。 「安心しなさい。相原くんの思ってるようなことはしないから」 「……本当ですか?」 あたしは疑問の声を上げるが、先生の微笑みに、つい警戒を緩めてしまう。次の瞬間、 「一度や二度じゃなくて、何度でも思いっきりイかせてあげるから」 回転、あたしの視線にいきなり天井が見えた。 違う!松永先生にお尻を引っ張られて、仰向けにされたんだ! 証拠に、目の前に天井。視線を上に向けると、後ろにあった筈の襖が見える。下に向けると微笑を浮かべた 松永先生の顔が見える。 「な、何するんですか!」 「だって、下着を脱がせるにはこうするしかなかったんですもの。最初に脱がなかった相原くんが悪いんだから。 ちょっとぐらい我慢してね」 と言いながらパンティの横の紐をつかむと、するり、と魔法のように脚の先まで脱がされてしまった。 「こんなにビチョビチョなんだから、履いてても意味無いわよ。ほら、聞こえる?」 びちゃ 松永先生の手から畳の上に、パンティが落とされる。しかし布なら、ふわり、と落ちるはずのそれは、びしょ濡れ のタオルを落としたときと、ほとんど同じか、それよりも濡れてるような音を出した。 つまり、それだけ、あたしのおマ○コから…… 「あらあら、真っ赤になっちゃって。そんなところもかわいいわよ。でもいくら恥ずかしがっても、あなたが出した 液体ということは変わらないけど」 「いやぁ、そんなこと言わないでぇ……」 自由になった両手で顔を覆う。しかし、そんなことでこの羞恥が終わるわけが無い。 「こんなに大きく足を広げて……でも本当に綺麗ね、相原くんのおマ○コ」 くちゅ、くちゅ…… 「ん…あ…あ…あはぁ…」 「こんなに濡れてても、形は崩れてないし、愛液も粘り気があって」 ずちゅ…ぬち、ぬっち、ぬちゅ、ぬちゅ…… 「はぁぁう…!」 「この締めつけ、まるで処女のおマ○コのようね」 クリクリ…クリ……キュリ! 「!んああああ〜〜〜〜!」 あたしの背中が反り返り、ブリッジの態勢になる。そして松永先生の指がおマ○コから離れた瞬間、ドスン、と 音を立てて、崩れ落ちる。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 「ふふふ、かわいいわよ相原くん……さぁ、今あなたのおマ○コにされたことを、順に言ってみなさい。 そしたらイかせてあげる」 な、もう、イかせて…… イく寸前まで連れて行かれたからだは、今日一日の快感全部(除外項目あり)を思い出し、もう既に我慢の限界まで きていた。 イかせてあげる、と言う言葉に反応し、朦朧とする頭で、今さっきされたことを思い出す。 「はぁはぁ…はい。さ、最初に、先生の指があたしのおマ○コの入り口を…はぅ!」 「あら、どうしたの?相原くんの言ったことを、そのまましただけなんだけど」 くちゅ、くちゅ…… 二本の指が余り奥には入らず、入り口のあたりを上下左右に掻き回す。 「はぐっ…次は、い、いきなり深く指を入れられて、ねじる様に……かはっ、あぁぁ!」 突き込まれた二本の指が、肉壁を巻き込むように左右に回転する。 「そ、そのまま、クリを、クリ○リスをぉぉ…」 「こうかしら?」 きゅり 「あああぁぁぁ!!」 本日三回目のクリつぶし!からだ中に電気が走ったような衝撃が走る。 でも松永先生は今回もすぐに離してしまう。 「はぁはぁはぁ…ま、松永先生ぇ〜」 「どうしたの相原くん?言いたいことがあるならちゃんといいなさい?」 もう気が狂いそうなほど感じまくってるあたしに、松永先生は冷静に答える。 「お、お願いします。イかせて、松永先生イかせてください!」 「はい、よく言えました。それじゃ、お望みどうりイかせてあげるわ」 ずちゅう! 「はぐぅぅ!」 勢いよく二本の指がおマ○コに突き込まれる。しかしその後、動く気配が無い。 「ま、松永先生?」 「相原くん、潮の吹き方って知ってる?」 潮?吹き方?まさか! 「どうやら知らないようね。なら先生として、あなたに潮の吹き方を教えてあげるわ」 あたしが、はっ、とするより早く、松永先生の指が小刻みなピストンで、あたしの秘所で一番感じる所、Gスポット を掻き回す! 「あああんんんんんあああいいいいいい!!!」 「ほら、ここよ!ここの上側をえぐるのよ!」 ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ!!! テクニックも何も無い、同じ場所をこすられるだけなのにぃ、こ、こんなにぃぃぃ!!! 「そ…した……で…出ちゃうっぅぅぅぅぅ!!!」 お腹に力を入れて、必死に何かに耐える。身体を限界まで反り返らせて、歯も食いしばる! や…やだ!なに!なんなのよ〜〜〜! 「イきなさい!おもいっきり吹いてイッちゃいなさい!!」 「あ…い…あ…ああ……ひ…あ!…ああ!ああああああああああああああ!!!!」 ぷしゃ! あたしの中で何かが弾けた。開放されたそれは、溜めていたものを一気に外へと噴き出させる! 「あああ!!あああ〜〜〜〜ああ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」 「ほら、出てるわよ!相原くん、出てるわ!!」 はぁぁぁぁ、出て、る、イく、イくうううぅぅぅぅぅ!!! ズチュズチュズチュズチュぷしゃ!ぷしゃぁぁ!ズチュズチュぷしゃぁぁぁぁ!! 背中を限界まで反り返らせ、手がなにかをつかもうと虚空をさまよい畳を引っかき、口は涎を流しながら大きく 開けられる。 「ひあああぁぁぁぁぁぁ!とめ、もうと…め…ああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 声を出そうと我慢しても、全然意味が無い! あたしが潮を吹いて、絶頂に達しても、松永先生の指は止まらない!!その指に突かれて、そのたびにあたしは 何度も何度も絶頂を迎える!! 「あああああああぁぁぁぁぁ!!あああ〜〜〜〜!あぁぁぁ………あ…ああ…あ……ああっ!は…あ………」 限界まで開いた口の中で、声を出そうと舌がフルフルと震えてる…… ぷしゃ!ぷしゃぁぁ!………ぴゅる…ぴゅ…… 松永先生の手で、絶頂の更に上まで連れて行かれたあたしは、いまだ断続的に吹き続ける潮をそのままに、 全身細かく痙攣させながら、開いているはずの目の前が暗くなっていくのを感じた…… 意識が無くなる瞬間、先生の声が聞こえた…… 「あらあら、畳がビショビショ。だから「布団を敷きなさい」て言ったのに」


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