■第五話


「じっとしていろ」
男は私の股の間にしゃがむと
シュワワワワ
泡を私の股間に塗りつけた。
「ひゃあ!」
「じっとしてろって。暴れると切れるぞ」
そう言って見せたのは髭剃り。
「まさか・・・」
「ああ、きれいなツルツルま○こにしてやるよ」
「いや!そんなの」
「なんだ、逆らうのか?」
逆らったらどうなるか・・・それを考えると言われた通りにするしかない。

何分かして作業が終わり、残った泡をハンカチで拭き取られた。
「おお、子供みたいだな。ピッタリ閉じてて綺麗だぞ」
毛を剃られて割れ目が丸見えになっている。言いようの無い恥ずかしさが襲ってきた。

「じゃあ本格的な撮影会を始めようか」
手を後で組め、足を広げろ、後を向いて壁に手をつけ・・・など、色々と指示を出される。
見られて撮られる度、変な気分になる。もうヤケだ。どんなポーズでもとってやる、とすら思えてきた。が、
「おま○こを指で広げろ」
要求が過激になってきて流石に躊躇った。でも抵抗なんてできない・・・

言われたとおりにおま○こを指で広げると、男はローアングルから突き刺すように視線を這わせる。
「へぇ、処女なんだな。膜まで綺麗に見える」
(あああ・・・奥の奥まで見られてる・・・撮られてる・・・)
恥ずかしさで死にそうだった。
「濡れてるぞ」
「嘘!」
自分でも信じられないことに、私のそこは確かに潤んでいた。
「見られて感じてるのか」
「そんな訳・・・」
男は私の言葉を無視して片手でカメラを構えたまま、もう片方の手で鞄に手をいれた。

「処女ならコイツは使わない方がいいかな?」
そう言って取り出したのは男性器の様な形の・・・バイブだった。
「ダメッ、そんなの入れたら・・・」
「はは、処女の癖にコレが何に使うモノだかわかるのか」
そう言われて更に恥ずかしさがこみ上げてくる。
「こっちなら使えるな?」
そう言って今度はピンクのローターを取り出した。
「そんなの・・・」
「どっちがいい? 選ばせてやるよ」

選ばなきゃいけないならどっちかなんて決まっている。できればどっちも遠慮したいけど・・・
「・・・そっち」
「ああん? どっちだって? こっちか?」
そう言ってバイブを顔に押し付けてきた。
「いやっ・・・そっちです」
「どっちだよ。ちゃんと言え」
「・・・ローターがいいです」
「それをどうして欲しいんだ?」
「え?」
「何を、どこに、どうして欲しいのか、ハッキリ言え。言わないなら俺の好きにするぞ?」
そう言って今度は胸にバイブを押し付けてきた。

恥ずかしさで頭がおかしくなりそうになりながら、口から言葉を搾り出す。
「・・・・ローターを、私のアソコに・・・」
「アソコってドコだ? ハッキリ言えっての」
「ローターを、私のおま○こに入れて欲しいです!」
「ふーん、そんな所に入れて欲しいのか。口にでも咥えてもらおうかと思ったが、まあリクエスト通りにしてやろう」
「なっ・・・」
引っ掛けられたことに気付いて悔しさがこみ上げる。

「じゃあお望み通りに」
そう言って鞄から小さな三脚を取り出してカメラを固定し、ローターを私の膣に押し込んできた。
「ひぃっ・・・」
そんな所に物を入れたことは無いので異物感が怖かった。
カチリ、と男が電源を入れるとヴヴヴヴ・・・と中でローターが動き出した。
「あああ・・・」
電池ケースを細いベルトでふとももの部分に着けると、男はまた鞄を開く。

「よし、次だ」
裸のまま初めての感覚に悶える私に男が言う。
「まだ・・・何かやるんですか」
「そうだよ。ほら、壁に手を着け」
腕を引かれ否応なく言われた通りのポーズにされる。
股間に取り付けられたモノを除けばさっきもやらされた格好だ。

「そのポースのままでいろよ」
男はそう言ってまた鞄を漁りはじめた。


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