「羞恥都市・水飲み場」前編


「ヒック……なんで私ばっかり……グスッ……」
 葉塚学園で勤務する女教師の美琴は、メガネをはずしてあふれ出る涙をグシグシ拭いながら、一人トボトボと暗い夜道を歩いていた。
 90センチオーバーのGカップだが、さながらモデルのように高身長。女性ですらうらやむほどの巨乳だけれど、決して身体全体のラインバランスが崩れてはいない。ウエストのくびれやヒップラインの位置も形も張りも申し分がなく、むしろ胸の豊かさのおかげでメリハリが強調されているぐらいだ。
 顔は少し幼さを感じさせるけれど、見方によれば完璧すぎて近寄りがたくなりそうな美女であってもおかしくない美琴なのに、すこしあどけない感じと知的ながらも決して壁にはなっていないメガネとが人を引き寄せる魅力を与えていた。
 今日の服装はブラウスにスカート、ストッキングと典型的な女教師ルックなのだが、胸元のボタンは全開にされていて、深い谷間が覗けて見えている。スカートのラインも膝より高く、少し脚を開けばストッキングを吊るしているガーターベルト股間を彩るショーツとが見えてしまいそうな短さだ。
 一見、男性を誘惑しているような服装に見えるかもしれない……でも実際には、それは誰かに犯された後だからそう見えるだけなのだ。
 よく見るとブラウスのボタンはほとんどが取れてしまっていて、胸元でギュッと握り締めていなければ胸が丸見えになってしまう。片手は涙を拭っているから、ブラウスを押さえているのは片手だけ。それでは大きく突き出たバストを隠すのは到底無理な話だ。スカートも同様。短く見えるのは引き上げられたまま位置を直していないせいで、下着は奪われてしまっているので下腹部を覆うのはガーターのみ。ノーパンの恥丘からは何人に犯されたのかと訊きたくなるほどの量の精液があふれ出し、ストッキングの内股に膝より下に届くほどの大きな染みを作っていた。
 これが葉塚学園の女教師である美琴の、だいたい毎日の帰宅姿だった。
 学園で、そして通勤通学のバスの中で、美琴は美人であるがゆえに何人もの、いや何十人もの男の人に連日辱められていた。男性に絶対的な命令権のある葉塚市内では、こういう目に会う女性が存在するのだ。
 今日もまた、最終のバスが車庫入れされるまで、男子学生を交えた痴漢行為を延々とされ続けてしまっていた。興奮が冷めると、市内を走るバスの外に向けて裸体をさらし、犯され喘ぐところを見られた恥ずかしさと後悔で胸が締め付けられる。そして自分の不運を呪い、ノーパンの違和感に下半身をモゾつかせながら、教えてもらった歩き慣れない帰宅の道を一人さびしく歩いているのである。
「グスッ……どこかおトイレを捜さなくちゃ……」
 このままの姿で歩いていれば、強姦魔に「襲ってください」と言いながら歩いているようなものだ。ブラウスのボタンは仕方ないとしても、せめて凌辱されてしまった股間から垂れる精液の熱し松ぐらいは何とかしたかった。
 けれど、時刻は既に夜半を過ぎている。日付も変わり、誰もが寝静まっている時間である。
 泣き腫れた目で公衆トイレやコンビニを探してみるけれど、今歩いている住宅街には、残念ながらそんな場所は一つもない。大通りまで出てみれば一軒ぐらいコンビニを見つけられるだろうけれど、できれば今の姿で人が大勢いそうな場所に出たくなかった
「家まで我慢するしかないのかな……“あのトイレ”は使いたくないんだけど………あっ」
 半ば諦めムードでため息を突くと、美琴の目が住宅街の中にポツンと存在する公園の入り口を捉えた。
「どうしよう……おトイレ…入れるかなぁ……」
 葉塚市内の公園には、必ずと言っていいほど綺麗なトイレが設置されている。特に女性用は一時間おきに清掃されているかのように、いつ見てもピカピカで、入るのはともかく使用するのを躊躇してしまうほどの清潔さだった。
 そのことは美琴も知っていた。だけど、別の事実も知っているからこそ、公園の、しかも夜のトイレを使用することにはためらいがあった。それでも中出しを繰り返された股間を綺麗に死体と言う気持ちは抗えず、まるでこの場にいる誰かに気付かれないようにしているみたいに、コソコソと公園へ足を踏み入れた。
(………誰も使っていませんように)
 遠目に見るトイレの建物の大きさから考えれば、個室が一個だけと言う事はないだろう。それでも誰かがいたら使えないと知っている美琴は祈る気持ちでトイレに入り……すぐさま後悔した。
「やあぁ、あん、あ、あ、んぁあああぁぁああああああっ!!!」
 建物の中からは女性の悲鳴にも似た喘ぎ声が聞こえてきていた。美琴がおそるおそる女子トイレの中を覗くと、個室の一つの扉の開け放たれ、そこから女性ではなく逞しい男性の姿が覗き見えていた。
(やっぱり……)
 葉塚市において、女子トイレで女性が犯されている事態は少なくはない。むしろ夜ほど“使用率”は高い。
 しかも辱める行為が奨励されている場所だ。別の個室にそ知らぬ顔で入ったとしても、一緒に犯されてしまうのは目に見えていたし、実際に美琴はそう言う目にも会ってしまっている。
「あん、ああぁん、ああぁ、はぁ、あうぅ、イく、イきます、だから、もう…あああああああッ!!!」
 男性が腰を振るリズムに合わせ、あられもない女性の声と、湿った肌同士のぶつかり合うピタンピタンと言う音が女子トイレの中に木霊する。……これ以上ここにいたら、次に犯されるのは自分だ。美琴は声を上げそうになる唇を両手で押さえ、気付かれない事を必死に願いながら後退さると、“便所”扱いされている女性に心の中で詫びながら、その場を走り去った。
「ハァ……ハァ……どうしよう……わ、わたし、スゴいもの見ちゃったのかも……うぅ……」
 トイレから公園を突っ切って反対側まで走った美琴は、手近な木に手を付き、胸が弾けそうな鼓動を落ち着けようと深呼吸を繰り返す。――けれど、レンズ越しに目蓋に焼きついた男性の腰の動きが忘れ去れず、思い出して赤く火照った顔をブルブルと振りたくった。
「の…覗きたくて覗いたんじゃないんだし……それに私は……今は自分の事だけで精一杯で……」
 ボタンを失ったブラウスが開かないようにと握り締めている手に、知らず知らず力がこもる。普段が“される”側なので、他人がされている姿を見ることには慣れていない。そのせいで大きな胸を突き上げる大きな震えも全然収まらず、自分勝手な覗きの罪悪感にモジモジとしている。
「もうここにいない方がいい……出てくるのを待ってるなんて、そんな恥ずかしいの出来ないし……」
 後援を出ようと決めて顔を上げたその時、公園の隅の置かれた水飲み場を視界によぎった。
「お、お水……♪」
 ハプニングもあって、美琴のノドもカラカラに渇いていた。まるで砂漠でオアシスを見つけたような気分で水飲み場に駆け寄ると、おぼつかない手つきで蛇口を回し、真上に向かって噴き出す水にためらう事無く唇をつけた。
「ンッ…ンッ…ンッ………はぁ〜……」
 ひとしきりノドを潤し、口の中に残っていた肉棒と精液の残り香を念入りにゆすぐと、美琴は長いため息を突いて、その場にぺたんとしゃがみこんだ。
 両手は水飲み場の淵。安堵の気持ちが今だけは胸がはだけるのを気に求めさせず、首を俯かせて肩を伸ばすと、萎縮していた筋肉が伸ばされて少しだけ活力が戻り、生き返った気分になれる。
「………誰も、見てないかな?」
 公園の茂みの中に誰か……と用心して周囲を見回すけれど、トイレ以外の公園の中からは人の気配は感じられない。それでも誰かに見られているような気がして、バッグからハンカチを取り出すだけなのに、どうしても動きがぎこちなくなってしまう。
(何もやましい事をしようとしてるんじゃないんだし……ただ、体を少し拭いたいだけで……)
 深呼吸をして落ち着きを取り戻すと、美琴は改めて水飲み器に視線を落とした。
 ありふれた形で、子供の頃からよく目にする形の水飲み器だった。四角いコンクリートの柱の一番上には受け皿のような窪みがあり、底には排水溝、そして窪みの傍には上向きに取り付けられた水を飲む為の蛇口がついていた。そしてホースをつなぐための普通の形の蛇口が腰より低い位置に取り付けられていて、足元には水飲み器と同じコンクリートで出来た小さな洗い場と配水口とがあった。
 まだ設置されてから日も経っていないのだろう。蛇口の銀色にも錆びはなく、コンクリートにも染みはない。まるで初めて使うのが美琴であるかのような綺麗な水飲み器を、今から体中の精液を拭う為に使うのかと思うと気が咎めてしまう。
 もし自分なら、精液のついた蛇口から出る水を飲みたいか……と訊かれれば、すぐにNOと答えるだろう。しかも公園の水飲み器なら大勢の子供も使うだろう。だとすれば、絶対に誰もが嫌がるはずだ。
「じゃあ……し、下から水をかければ………」
 自分で口にして、すぐにその考えの恥ずかしさに顔が赤くなる。それでも美琴に出来る精一杯の妥協案に「綺麗に使いますから……」と言葉を付け足すと、ボタンのなくなったブラウスをギュッと握り締めながら、空いた手を蛇口へと伸ばした。
 何度も何度も人がいない事を確認した美琴は、乾いたハンカチを唇に加える。洗い終えた後、水滴を拭うためでもあるが、同時に声を出さないためでもある。
 そして水飲み器の側面に突いた蛇口の先端を上へ向け、蛇口を緩めると、ウォシュレットの代わりに噴き出る水を股間へとあてがった。………が、
「んッ! んんんんんんんんんぅ―――――――――!!!」
 蛇口を緩めた途端、待っていたと言わんばかりに透明な水が勢いよく噴き出してくる。その勢いに溜まらずハンカチを噛み締めた美琴は、慌てて蛇口を絞り、自分にとってちょうどいい強さに調整し、そして……
「ふッ…くゥゥゥ〜………!」
 股間で弾ける甘美な冷たさにガクッと首を仰け反らせた。
 蛇口の位置が低く、勢いも弱めたので吹き上がってくる水の高さはかなり低いし、その位置に自分の股間を合わせなければならない。水飲み器に手を突いて腰を下ろし、膝を開いて腰を引く……まるで後ろからと誘うような、とても人には見せられない姿勢を恥らいながらも取らざるを得ず、蛇口の先端にドロドロに汚された恥丘を近づけ……まるで冷水のような水に火照った恥丘を撫で上げられ、仰け反らせてた首をガクガク揺すりながら噛み締めた唇を震わせてしまう。
「や……あ……つめたっ……あ…んんんぅ……!」
 最近のウォシュレットのように温度調節が水飲み器についているはずがない。その冷たさは割れ目から脳天へと一気に駆け上がり、背筋を撃ち震わせる。けれど、股間を洗う為に美琴は唇が白くなるほど歯を強く立て、自ら腰を蠢かせて蛇口の先端に腰をすり寄せていく。
「はぁ…やァ……こんな……ひとりエッチじゃ……な…ないから……んッ! あ…あぅ……んあッ!」
 股間の内にも外にも大量に放たれた精液を洗い流すために、腰をくねらせ、前後へ揺すりたてて、水の当たる位置を微妙に調整する。その位置が変わるたびに美琴の声には恥じらいと艶かましさとが含まれ、時折蛇口が敏感になりすぎた肌に触れると、静電気でも流れたように全身を震わせ、長い髪を跳ね上げてしまう。
「んんゥ…あ…ん……腰が、勝手に……アァ…ダメ……こんな場所で…こんなに…こんなに淫らな……そんなに…変態じゃ……はぁあぁ…!」
 股間で跳ね返った水が太股を伝い、ガーターベルトで吊るしたストッキングがぐっしょり濡らす。滴る水滴は美琴の足元までたどり落ちるけれど、水流に花弁を、粘膜を掻き分けられて頭の中が真っ白になって何も考えられなくなってしまった美琴は秘所洗いをやめられず、誰もいない深夜の公園で腰を妖しく蠢かせてしまい……不意に力の抜けた膝を「カクンッ」と折り曲げてしまう。
「ひぁ、あっ、あ…あぁあああああああああっ!!!」
 腰が落ちた拍子に、ホースをつけたときに抜けにくくするため丸い返しのついた蛇口の先端が、皮から露出してむき出しになったクリトリスに直撃してしまう。冷たくも硬い金属の質感と、その先端から迸る水の冷たさに美琴はギュッと目を閉じて表情を強張らせると、反り返らせた白いノドを震わせ、必死に押し殺していた声を勢いよく迸らせてしまう。
「あっ…あっ!」
 辛うじて体重を両手で支えたけれど、蛇口に当たった思いがけない快感で腰が抜けた美琴には、すぐに体を起こすだけの力は出せなかった。水飲み器にもたれかかっていると、悩ましく膨れ上がった恥丘を蛇口の先端に擦り付け、縦筋をなぞるようにしか腰を動かす事が出来ず、ようやく水飲み器からよろめくように離れられた時には、濡れそぼったヴァギナの奥からズキズキと痛むぐらいの疼きが響くようになってしまっていた。
「私……みんなの水飲み場で…こんなに……は、恥ずかしい事を………」
 快感から逃れて呼吸が次第に落ち着いてくると、公共の施設を汚してしまった自責の念が胸を締め上げる。けれどそれ以上に、水で冷やされたはずの下腹部の奥に熱い脈動が集中してしまい、濃密な匂いを放つ汗と共に興奮の火照りを帯びた全身を艶やかに弾ませてしまっていた。
「………やだ……また…濡れて……」
 トロッと膣口からあふれ出した淫蜜がつぶやきながら、身を絞る。アレだけ冷たい目にあったのに、美琴の体の奥から熱いモノが次々と下ってきて、その場でよろめきそうになるほどの開放感に全身を支配されてしまう。
 それに――と、美琴は大きく息を吐くと、顔を赤らめながら声を出さずに思考を続けた。
(……前は洗えたけど、お尻の方がまだ洗えていない)
 十分綺麗になった内股と違い、水の届かなかったアナルの周辺はヒクヒクと妖しい収縮を繰り返しながらも、凌辱の残滓でたっぷりと汚れていた。前が綺麗になった分だけ不快感を強く感じてしまい、誰もいないこの場所でついでに一緒に洗ってしまいたかった。
「ま……前からじゃ洗えないから……やっぱり…う、後ろから……かな?」
 自分で口にした事でイメージがより鮮明になったのだろう。美琴は目を瞑って表情を硬くすると、体を揺すっている内に露わになってしまった巨乳に手を当てて昂ぶりを押さえ込もうとする。
 そうして時間をかけて覚悟を決めてから体の向きを入れ替え、今度はお尻を後ろへ突き出すように水が出っ放しの蛇口へと近づいていった。
「んっ…! ふ…ぅぅぅ………」
 最初の水が触れる瞬間は緊張したけれど、二度目と言う事もあり、冷たさに過剰に反応することはなかった。それでも、アナルのすぼまりに垂直に水が当たるように体を起こすと、弾力のある乳房がプルプルと重たげに震え、ウォシュレットよりも“太い”水流の感触に直腸の奥がくっきりと残るペ○スの感触を思い出し、ズクンと、下腹部の奥を重たく震わせてしまう。
「はっ……あ…あぁぁぁ………」
 今にもメガネがずり落ちそうなほどに蕩けた表情……冷たい水が休む事無くアナルの表面を撫で洗うくすぐったさは、次第に心地よさへと変換されていき、そのまま快感へと脳内ですりかえられていく。火照った身体に冷たいシャワーを浴びるような快感に、より直接すぼまりに水があたるようにと自らの手でヒップの膨らみを割り開くと、めまいがするほどの恥ずかしさに涙を溢れさせながら、細いけれど硬い蛇口に冷やされて強く窄まったアナルを近づけて行く。
「ダメ……それだけはダメェ……入っちゃ……そんなの入っちゃ……汚くて…みんなに…みんなの水飲み場に……ぁ…っあぁあああぁぁぁ………っ!!!」
 快感を求める誘惑には抗えず、蛇口の先端がズブッと美琴のアナルに突き刺さる。ペ○スで揉み解されていた菊座が水流に押し広げられ、グリグリと腰をくねらせて擦り付けていた拍子に入ってしまったのだ。
 そしてその直後から、アナルの外から放たれていた冷水が、直接アナルの中へ放たれ始める。ヴァギナ以上の窄まりのアナルは冷たい蛇口をギチッと隙間無く締め付けてしまっていて、ほとんどこぼす事がない。射精と違い、太くて冷たい水の噴き上げは手前から順に、それこそ浣腸されたかのように直腸を内側から押し広げて行く。
「冷たいの……冷たいのが…流れ込んで…く…来るぅ………!」
 アナルと蛇口の密着部から、時折細い水の筋が勢いよく噴き放たれる。……けれどそれもすぐに止まる。時間が経つほどにスカートのウエストが苦しくなり、腸壁に浸透した水の冷たさがヴァギナとアナルを緊縮させ、苦しみはさらに倍増してしまう。
 苦しすぎて開いたまま閉じられない唇からは呼吸と一緒に喘ぎ声が漏れこぼれ、ケダモノのように腰を打ち震わせてむせび泣いてしまう。
(あ…あああ頭が……お尻が冷たすぎて…苦しすぎて……お、おかしいの……だってこんなのが…こんなのが気持ちいいなんて……!)
 もう便意を越えるほどの圧迫感が美琴の直腸を広げきってしまっていた。……それなのに、クリトリスはこれまで以上に大きく勃起している。触れれば弾けてしまいそうな肉突起を刻一刻と直腸へ流れ込む冷たさと苦しさでビリビリと震わせながら、美琴は焦点を失った瞳をグラグラ揺らし、そして………限界が突然訪れた。
「ダメ、ダメダメダメダメダメェェェエエエエエエ!!! イイッ、イッ、イァアアアアアアアアアッ!!!」
 背筋がしなやかに伸び上がる。苦しさと恥ずかしさの末に恍惚とするほどの快感が垣間見えた瞬間、何本もの巨根を捻じ込まれて拡張されてきたアナルが内側からの圧力に屈して口を広げてしまう。まるで水進ロケットのようにアナルから透明な水を噴き出しながら蛇口をアナルから引き抜いて倒れこんだ美琴は、膝を突いてお尻を高く掲げ上げた格好で洗い場の真ん中で直腸に溜め込んだ冷水を次々に“排水”した。
「クゥウウゥゥゥ〜〜〜………!」
 葉塚学園の授業で“使用”するため洗浄された腸からは排泄物はほとんど出てこなかった。……だけど、壊れる直前まで溜め込んだ水を一気に噴き出す恍惚感に、美琴はオルガズムを迎えてしまい、ヴァギナを緊縮させて蜜を搾り出しながらイき果ててしまう。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ!」
 まだ膣の中には水が注ぎ込まれる振動がくっきりと残ってしまっている。一体何リットル注ぎ込まれたのか……それすらわからないほど大量の水に、わずかな腸液を混ぜ、美琴は全身を力ませて勢い良くアナル噴水を繰り返し続けた。
「オシ、リィ……ダ…だめ……はふっ、はァ、あ…んッ……ぁ……出ちゃう…もう……も…ォ…………!」
 盛大な“噴水”を終えても、地面に伸びたまま美琴は起き上がれないでいた。
 浣腸の経験が学園の授業の“おかげ”でないわけではなかったけれど、今はもう、どんなペ○スを捻じ込まれても感じないのではないかと思うほどにお尻の中は広がりきっていた。
 ぐしょ濡れの下半身では、アナルに小さくもぽっかりと穴の空いていて綺麗な色をした粘膜が覗けて見えている。肌に張り付いたガーターベルトとストッキングがそれをより鮮やかに彩ってしまっていて、もしこんなところを誰かに見られでもしたら、面白半分でお尻の穴をまた犯されてしまいそうだったけれど……それでも今の美琴には、もう体を動かすだけの体力が―――
「ッ………!」
 美琴の体の奥から濃厚な“何かが”膣道を下ってあふれ出してきた。弛緩し切った体はそれを押し止める事が出来ず、水飲み器に向けて突き出された股間から太股へと伝い落ちていく。
「そんな……まさか…まだ………」
 恐る恐る手を伸ばして、溢れてきたものを掬い上げる。……紛れもなく、それは子宮の中に吐き出された精液の、膣内から溢れた“洗い残し”だった。


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