「ファーストフード店 エロドナルド(その3)」


「さて・・・まずはこの目隠しを着けるよ?」 「め、目隠しですか!? な、何でですかぁ!?」 「何もそんな素っ頓狂な声を出さなくても・・・」  鼓膜が破れんばかりに大きな声で叫んだ彩ちゃん。そんなに驚くことを言ったつも りはないのだが? 「だって、だって・・・面接するのに目隠しなんておかしいです!!」 「嫌なら不採用だけど?」 「あぅぅ・・・それは・・・」 「採用されたいんでしょ?」 「あぅぅ・・・はい・・・」 「じゃ、大人しく着けて」 「あぅぅ・・・」  それにしても妙に採用されるのに執着心を感じるなぁ? 一体なんでだろう? 「あ、あの・・・つ、着けました・・・」  胸とアソコを両手で隠した格好の彩ちゃんがそう言うと、僕はその場から立ち上 がった。 「そう。それじゃ、今からすることに対して、大きな声を上げたり、大きく身動ぎを しちゃだめだよ?」 「ふぇ? ど、どういうことですか?」 「ようは、今からすることに抗いや否定の言葉を出しちゃダメってことだよ」 「あぅぅ・・・い、一体何をするつもりなんですなぁ?」 「それは体験してのお楽しみだよ」 「? 楽しいことをするんですか?」 「え? ま、まぁ、人によりけりだけどね」 「そうなんですか?」 「うん。僕的には凄く楽しいんだけどね」 「へぇ? そうなんですか」 「彩ちゃんが楽しめるかどうかは彩ちゃん次第かな?」 「そうですか」  何だか急に声が楽しそうになったぞ? ほ、本気で楽しい事だって思ってるのか? 「じゃ、覚悟はいいかい?」 「え? あ、はい。よろしくお願いします」 「・・・あのさ、彩ちゃん」 「はい?」 「いや、いいや」 「そうですか」 「じゃ、始めるけど・・・採用されたかったらさっきも言ったように大きな声をあげ たり、激しく身動ぎしちゃダメだよ?」 「はい、解りました」 「っと、そうだ。始める前にもう一つ」 「あぅぅ・・・今度は何ですかぁ?」 「両腕で隠してるところ悪いけどさ、上の方で両腕を組んでくれるかな?」 「ふぇ? ど、どうしてですか!? は、恥かしいですよぉ・・・」 「いいから、早くしなさい」 「あぅぅ・・・はい」  大人しく指示に従う彩ちゃん。さすがにさっき服を脱ぐ時に散々注意しておいたか ら素直にいう事を聞いてくれてるね♪  「うん、良い眺めだよ」 「や、やだ、見ないで下さい!!」 「これからする事をする為には見えないことには出来ないけど?」 「あぅぅ・・・そんなぁ・・・」  何だかさっきからこの掛け合いばかりしてる気が・・・ 「まぁ、そう言うわけだから耐えてもらうよ」 「あぅぅ・・・はい・・・」  僕はそう言うとデスクから小道具を取り出して彩ちゃんに近付いた。 「さぁ、彩ちゃん、始めるよ?」 「ひゃぁぁぁ!?」  耳元でそう呟くと彩ちゃんは物凄い悲鳴をあげた。 「どうしたの? まだ何もしてないけど?」 「ふぁ・・・ひぁ・・・きゅ、急に耳元で囁かれたからビックリしただけです・・ ・」 「ふぅん、そう。じゃ、始めるからね、今みたいに大きな声で悲鳴あげちゃダメだ よ?」 「あぅぅ・・・はい・・・」  自信無さげに頷く彩ちゃん。・・・大丈夫かな?  「じゃ、いくよ」 「は、はい、どうぞ・・・ひゃ!?」  合図と同時に手に持ってる小道具の一つの、媚薬効果抜群パウダーを肩にかけただ けなのに、早速彩ちゃんは軽い悲鳴をあげた。 「あ・・・」  自信のその悲鳴に、後悔じみた声を洩らす彩ちゃん。・・・早過ぎだってば。 「う〜ん・・・まぁ、今のはそんなに大きい声じゃなかったし、良いとしようか」 「ふぇ・・・よかったぁ・・・」 「さぁ、続けるからね」 「はい、解りました!!」  僕のその言葉に、いきなり気合の入った声で返事をする彩ちゃん。次の刺激に備え て気合を入れたのか? 「じゃ、いくよ?」 「ど、どうぞ!!」  大きい声で返事する彩ちゃん。・・・まぁ、一応僕がする刺激に対して大きな声を 出しちゃダメって言ってあるわけだし、良いか。 「さぁ、声を上げちゃダメだよぉ?」 「はい!!」  ・・・だから大きな声出しちゃダメなんだってば。 「う・・・ひ・・・ひゃ・・・ひ・・・ひぅ・・・」  徐々に・・・満遍なく彩ちゃんの身体にパウダーをふりかけていくと、彩ちゃんの 口からはくすぐったそうな・・・妙な声が漏れてきた。 「ほらほら、最初からそんなに小さく声を出してたんじゃ、先が思いやられるよ?」 「あぅぅ・・・はい・・・でも・・・」 「でも・・・何?」 「く、くすぐったいんです、何だか・・・」 「ん? そう?」 「はい・・・」 「でも、我慢しなよ? これも面接の一環なんだから」 「はい・・・」 「それじゃ、続けるよ?」 「はい、どうぞ・・・」 「じゃ、今度は少し違うから覚悟してね?」 「はい・・・ぃ!? ぃひぃ・・・」  返事をすると同時に、身体を強張らせる彩ちゃん。まぁ、いきなり身体を手で触ら れれば当然か。 「いいよ、そのまま我慢するんだ」 「は・・・ぃ・・・くぅ・・・」  彼女の苦しみながらの返事を聞きながら、彩ちゃんの身体に満遍なくパウダーを塗 りこんでいく。 「ひゃ・・・ひぅ・・・ひぐ・・・ふぁ・・・」  身体を振るわせながら俺の行為に耐える彩ちゃん。既にかなりツライ状態のよう だ。でも・・・ 「随分辛そうだね?」 「そ、そんなことないです・・・まだまだ・・・ふぇ・・・耐えれます・・・ひぁ・ ・・」 「そう? ならいいけど・・・でもね、まだまだこれからなんだよ?」 「あぅぅ・・・そ、そうなんですかぁ?」 「そうだよ。耐えれる?」 「あぅぅ・・・頑張ってみます・・・」 「そうそう、頑張って。次の奴に耐えれたら仮合格にしてあげるからね」 「はい・・・頑張ります・・・」 「でも、次のは刺激が強いからね、頑張って耐えるんだよ」  そう言うと、手に持ってるもう一つの小道具を彩ちゃんに近付けていった・・・


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