「ファーストフード店 エロドナルド(その1)」


「すみません。あの・・・バイトの募集を見て来たんですけど・・・」  今時の・・・という感じとはまったく異なる、そう、真面目そうな感じの女の子が そう話し掛けてきた。 「え? あぁ・・・はいはい。バイトの募集ね」  意外と・・・というかかなり可愛いから思わず見とれてしまった・・・ 「じゃあ、履歴書と・・・身体測定表を見してもらえるかな?」 「え? 身体測定表?」  どうしてそんなものを? という表情でそう訊ねてくる彼女。ん? バイトは初め てか? 「そうだけど? ひょっとして・・・バイトは初めて?」 「え? はい・・・今年高校に上がったばかりですから・・・」 「なるほど。でも、もう身体測定は終わってるよね?」 「え? はい・・・」  頷くと恥かしそうに頬を赤らめる彼女。ふむ・・・これは久しぶりの上物かも? 「身体測定表を渡してもらった時に何か言われなかった?」 「え? えと・・・そういえば何か・・・」 「よく思い出してごらん」 「はぁ・・・」  また頷くと更に頬を赤らめる彼女。どうやら身体測定された時のことを思い出して いるのだろう。 「あぅぅ・・・そういえば・・・」 「思い出した?」 「はい・・・」 「じゃ、言ってみて」 「えぇ!? い、言うんですか?」 「そうだよ?」 「そんな・・・は、恥かしいですよぉ・・・」  顔を真っ赤にして首を左右に振る彼女。 「言わないと面接以前に不採用になっちゃうけど?」 「そんな・・・どうしてですか?」 「しっかりと自覚を持ってもらわないとうちではやっていけないからね」 「そんなぁ・・・」  泣き出しそうになる彼女。・・・良い。この時点で既に合格だな。 「わ、解りました・・・あの・・・えと・・・この身体測定の結果は、今後の就職活 動や、バイトをするためには必要不可欠なものです。この乳首の色やクリトリスの大 きさ、性感帯等の良し悪しによって今後の人生が決まるものと思ってください・・・ 以上・・・ですよね?」 「ん〜・・・まぁ、大まかだけどそんなもんかな。よく言えました」 「あ、ありがとうございます!!」  満面の笑みで悦ぶ彼女。そんなに嬉しかったのか? 今の一言・・・ 「あの・・・それで、何時から来れば良いんですか?」 「は?」 「え?」 「何が?」 「え? 何って・・・? あれ?」  どうやら彼女、えらく早とちりをしたみたい。・・・っていうか誰も合格とは言っ てないが? 「ひょっとして今のを言えたから合格と思ったの?」 「あぅぅ・・・はい・・・」  ショボンとなる彼女。・・・仕草も何ともいえないくらい可愛らしい。実に良い。 「さて・・・じゃ、早速面接を始めようか・・・っと、その前に事務所に移動しよう かな。ここだと他のお客様が見るだろうし・・・」 「あぅ・・・」  俺の言葉にまたも真っ赤になる彼女。どうやら他のお客さんにさっきの言葉を聞か れたのが恥かしかったのだろう。 「安心しなよ。今はお客様は誰も来ていないから」  そう言いながら事務所へと脚を向ける。 「あぅぅ・・・はい・・・」  そう言って真っ赤になりながら俺の後を着いてきた。 コンコン 「失礼します」 「あ、はい。ど、どうぞ」  事務所のドアをノックすると、女の子の声で返事が返ってきた。 「ちょっと入るね?」 「あ・・・店長・・・」  中に入ると、この店の制服を着た女の子が事務所の掃除をしていた。 「やぁ、由利くん。相変わらず精が出るねぇ」 「ヤダ・・・店長・・・中・・・覗いちゃイヤ・・・」  前屈しながら床を雑巾がけしてる由利くんのスカートをじっくりと見つめると、由 利くんが恥かしそうに手で隠そうとした。 「おや? 由利くん昨日粗相をしたんだね? 丸見えだよ?」 「やぁ・・・見ないでぇ・・・」 「相変わらずドジだねぇ? まぁ、僕的には嬉しいけどね」 「ヤダ・・・店長ったら・・・」 「まぁまぁ、そう尖らないで。悪いのは由利くんだろ?」 「・・・そうですけど。あれ? 店長。後の子は?」 「ん? あぁこの娘? この娘は新しいバイト希望者だよ」 「そ、そうですか・・・」 「そんなわけでちょっと面接するから、お店の方、見といてくれる?」 「あ、はい・・・」  少し寂しそうな表情をして部屋を出ていく由利くん。多分、これから彼女に起こる ことに同情してるんだろうね。 「じゃ、早速面接を始めるからね。まぁ、適当に腰掛けてよ」 「あ、はい・・・」  そう言って腰掛け椅子に座る彼女。 「まずは履歴書を見せてもらうね?」 「あ、はい・・・あの・・・」 「ん? 何?」 「あの・・・さっきの人・・・どうしてパンティを履いてなかったんですか?」 「あぁ、あれね。あれはね、ミスを犯したり粗相をした子に対する罰則だよ」 「罰則?」 「そう。まぁ、余程酷いミスや粗相をしない限りは罰されないから心配しなくていい よ」 「そうですか・・・」 「あ、あと身体測定表も見せてね?」 「あぅぅ・・・はい・・・」  またも顔を真っ赤にする彼女。早く面接始めたい・・・ 「さて、じゃ、見せてもらうね」  何々? 名前は・・・石崎 彩ちゃんか・・・可愛い名前だねぇ♪ 特技は・・ ・っとおぉ!? 新体操やってたんだ? これは色々なことが出来そうだなぁ♪ 「あの・・・何かおかしい所ありました?」  不安そうに尋ねてくる彩ちゃん。どうやら顔に出ていたようだな。 「ん? あぁ、別に。・・・さてと、次は身体測定表を見せてもらうね」 「あぅぅ・・・あまりジッと見ないで下さいね」 「ほいほい」  そう返事して彼女の身体測定表に目を移す。 「ほほぅ?」  身長・・・155センチか。新体操やってた割りには結構小さいな? バストは・ ・・おぉ!? 87センチ!? 素晴らしい・・・ウェストは・・・54か。かなり痩せ 型だねぇ。 ヒップは・・・ムヒョォ!? 86センチ!? なんと張りも良さそうだし・・・良い ね、良いねぇ♪ 「新体操してた割りには結構身長が小さいんだね?」 「あぅぅ・・・何だか他のところばかり成長するんですよぉ・・・」 「そうなんだ」  なるほどなるほど。それでこの抜群のスタイルか。えと・・・乳首の色は・・・ やっぱりピンクか。純情そうな顔をしてるしなぁ♪ 多分、自慰行為もしたことない んじゃないか? クリトリスは・・・2ミリ!? 小さすぎ・・・それだけ鍛えがいが あるってもんだけどね♪ 「あぅぅ・・・そんなにじっくり見ないで下さいぃ・・・」 「え? あぁ。ゴメンゴメン」 「は、恥かしいんですから・・・」 「そんなこと言ってるとこれから耐えれないよ?」 「そ、それはそうですけど・・・」 「まぁ、おいおい慣れていけば良いんだけどね」 「はい・・・」 「さぁて、履歴書も問題無し。身体能力も問題無しと・・・じゃ、そろそろ本番に入 ろうか?」 「え? 本番って?」 「さぁ、覚悟はいいね?」 「え? え? 何? 何ですか?」  さぁ、たっぷりと慣れてもらうからね・・・


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