「通学バス(その15)」


 はぁ……はぁ……はぁ……  自分の吐く息の音がやけに大きく感じる。  吸う音はほとんど聞こえない。ひょっとしたら呼吸していないんじゃないかと、馬鹿な事を考えてしまう。  吐いた息はちゃんと私の鼻に触れている……熱く湿っているから、なんだかくすぐったくもあり、気持ち悪く もある。  身体……重たい……  時折芯から震えの走る身体を支える力もなく、私は目の前の何かにすがりながら床にぺたんとお尻をついてい た。胸はその何かに押しつぶされ、下着の中はお漏らししたかのようにびちゃびちゃに濡れている……  あぁ…胸を押さえつけられてるから苦しいんだ……  軽い酸欠にかかっているのかもしれない、目蓋を閉じ、真っ暗で何も見えない世界から、身体を動かそうと思 って、視界の窓をうっすらと開き、少しだけ意識に光を差し込ませる……  それと同時に瞳に映った、汚れたレンズの向こう側は……暖かな温もりを持つ人の肌色だった。 「せんせぇ…飲んで…くれたんだぁ……はぁ…これがフェラチオラなんだ……」  頭の上の方からまだまだ幼そうな男の子の声が聞こえてくる……あ…そうだったっけ……私…痴漢させてあげ てたんだ…… 「……んくっ………」  最後の方の記憶があんまりない…でも……  男の子の太股の上に頭を乗せていた私は端から涎をだらしなくこぼしていた唇をキュッと引き締め、口の中に 溜まっていた唾液を飲みこむ。それは…味も匂いも何も感じない筈の自分の唾液ではなく、まるでチーズのよう な濃厚な匂いを感じさせる液体だった……  これ……男の人の精液……  口の中だけじゃなく、顔についた精液の匂いも鼻へと漂ってくる。  その匂いを嗅ぐまいとできるだけ息を止めて身体を起こすと、快感でぼやけた目の前におチ○チンがあった。 それが…私のした事を物語っていた…… 「先生…ありがとうございました。僕、とても気持ちよかったです。これが女の人なんですね」 「……あ…うん……気持ちよかったんだ………」  ずれた眼鏡の位置を指先で直すと、その指先にねっとりとした液体がこびりつく。男の子の感極まった声をお ぼろげに聞きながら視線を向けると、それは見慣れた白く濁った液体だった。  ………見なれているのね……私…もう精液なんか見なれてるのよね……  さっきまでの男の子たちの透明な精液じゃない、その苦い味を忘れられないぐらいに散々飲まされた男の人の 精液……まだ透明な液体の方が多かったけど、その白濁が私には許す事のできない穢れのような気がして、指同 士を擦り合わせて消してしまう。でも…本当は消えたわけじゃない…私の身体にすりこまれただけ……あの時の ように…… 「あの…先生、僕も…ダメですか?」 「できれば僕も……先生にしゃぶってもらいたいです……」  床から立ちあがる事も出来ずに自分の指を見つめていた視線を上げると、私の左右に二人の男の子が……そし て、裸の股間でおチ○チンを大きくした男の子たちが、頬を赤く染めた女の子が、荒い息を吐きながら私と三人 の男の子の周りを取り囲んでいた。 「先生…僕らも早く実習の続きがしたいんです。じゃないと……先生の中に精液を出すまで我慢できません……」 「あ…出し…たいの……?」  私がぼんやり見上げてそう言うと、二人の男の子は顔を見合わせて少し考えてから、はっきりと頭を上下に動 かした。  そっか…じゃあ私も頑張らないと……  まだ二人しか相手にしてないんだから、引率を引きうけた以上、せめてみんなの相手を一回はしてあげないと ……でも、身体の方は言う事を聞いてくれなかった。 「あっ…!」  座ったままじゃ痴漢できないと思って立ちあがろうとしたけれど、太股の辺りまで私のアソコから噴出した液 体で濡れている足はマラソンでもしたかのように重くって、少し立ちあがった途端、膝がガクガクと震え出し、 そのまま前へと倒れていった。  ドサッ  目の前の男の子に頭からぶつかりそうだったので咄嗟に身体を捻り、みんな車内に立って集まっているせいで 空いていた座席に倒れこんだ。  や…やだ、スカートが……  その拍子に、女の子に舐めまわされたり、アソコからお漏らししてしまったお汁で濡れ光るお尻が剥き出しに なってしまう。 「あっ…先生のお尻……」 「ごくっ……スゴく柔らかそう…最初のヤツはアレを触ってたのか……」 「ねぇねぇ、あれって…やっぱり潮を噴いたのよね。こんなところであそこまで感じちゃうなんて、先生ってス ケベよね……」  自分ではすぐに隠したと思っていたけど、頭がぼ〜っとしていたせいで反応が遅かったみたいで、お尻が見え る位置にいた生徒たちの視線が私の豊満なお尻のお肉に突き刺さる…… 「先生…もういいですよね……」 「そうだよね…そんな格好で僕たちを誘惑してるんだから……先生だって早くしてもらいたいんだよね……」 「う…うん……」  熱病に侵されたかのようにふらふらと近づいてくる男の子たち……私の身体を求めて近づいてくる彼らの言葉 に私は…うなづく事しかできない…… 「じゃあ…よろしくお願いします」  腰が抜けて立つ事が出来ない私は座席に座りなおし、伸びてくる男の子の手をじっと待つ……  むにゅ 「んんっ……!」  や…やだ……声が出ちゃった……  左胸に触れてきた男の子の手は揉むと言うよりも握ると言う感じで強く柔肉に指を食いこませてきた。加減を 知らないのか、まるで握りつぶされているかのように、セーラー服の中でFカップの胸が力任せに形を変えられ ていく。 「わぁ…スゴく柔らかい……痴漢するんだから…もっと触ってもいいんですよね……」 「で…できればもっと優しく……んあっ!!」  若さゆえの荒々しさで何度も胸を鷲掴みで揉み潰されるたびに、強烈な刺激が頭の先まで突き抜けて行く。そ して、芯まで熱く火照っていた身体はそんな乱暴な愛撫でも喜悦の快感を感じてしまう…… 「ねぇ、僕にも片方揉ませてよ。一人占めするなんてひどいよ」 「僕も! 僕も先生のおっぱい、触ってみたい!!」  座席の表面を覆う布地に爪をたてて必死に声が出そうになるのをこらえていると、別の手が伸びてきて、最初 の子の手が触れていない膨らみの根元辺りを揉んできた。 「そ、そんな…あああっ!!」  ギュッと閉じた太股の奥で子宮に震えが走る。薄手のセーラー服を挟んで、次々と私の胸の膨らみを揉み始め る小さな手…… 「本当だ、こんなに柔らかいなんて思わなかった…僕の手が埋まっちゃいそう」 「乳首がコリコリしてる。これって感じてるんだよね、そうなんでしょ、先生?」 「おっぱい出るかなぁ……ねぇ、先っぽ吸ってみようか?」  や…ひ、ひどい……こんなに痛いのに……やめて…やめてよぉ……んっ!…や…助け…て……  私が抵抗しないのをいい事に、乳首を無遠慮に摘ままれて引っ張りまわされ、奪い合うかのように柔らかな二 つの膨らみに手がめり込んでくる……自分でも大きすぎると思うほどに成長した胸から次々と刺激が沸き起こる たびに、口から熱い吐息が漏れてしまう…… 「先生…僕の、舐めてよ……もう痛いぐらいに大きくなってるんだ……顔をこっちに向けて…ほら…先生……」  頭を掴まれた感触がする……その力に逆らう事無く首を捻ると、座席の上に立ちあがった男の子が、自分のお チ○チンの根元を掴んで私の顔に突き付けていた。このバスに乗っている男の子の中では大きな方だと思う…分 厚い皮の袋から真っ赤な先端が見えている。おチ○チンの先端のお口からは透明な液体が零れ落ち、セーラー服 の肩の辺りに雫となって落ちて、小さな丸い痕をつけている…… 「…もっと…近づいて……うん…じゃあ……」  胸を押さえつけられて動けない私は、さらに数cm近づいてきた男の子の股間に手を伸ばし、縮こまって皺だ らけの下の袋に人差し指の先を滑らせながら、薄く開いた唇をそっと近づけ……熱い吐息を吹きかける…… 「あ…ああぁぁ…やあぁぁぁ〜〜!!」  その途端に彼のおチ○チンが大きく震えて――  ビュクン!! 「あっ……」  まだお口で舐めてあげていないのに、男の子の精液がおチ○チンから勢いよく吹き出てくる……すぐ前にあっ た私の顔に、眼鏡に、口に、匂いを感じない透明な液体が次々と降り注いでいく……  私はその光景に驚きながらも、あんまり反応を見せずに、口を少しだけ大きくあけて少しでも多くの精液を口 の中に飛びこまさせてあげた…… 「うわっ、もう出したの!? 汚〜い!」 「だ…だって…先生の指が僕のアソコに触るんだもん……」 「嘘だ〜〜、僕だったら先生にしゃぶられたって、もっと持つもんね」 「……じゃあ…君のも舐めてあげる……こっちに来て……」  流れ落ちてくる精液を拭おうともせずに、胸を揉んでいる男の子の一人にそう言うと、その子はビックリして 動きを止めてしまった。 「い…いいの?」 「うん……私…飲んであげるから……きて……」 「じゃあ…僕、やってみたい事があるんだけど……」 「………いいよ…私に出来るなら…してあげる……」 「ほんとっ!? やったぁ!」  私がゆっくりとだけど口にした言葉を聞くと、男の子は他に私の胸を触っていた男の子立ちの手を払いのけ、 セーラー服の裾を持って一気にめくり上げてきた。一番上までめくり上げられると、服と一緒に上に引っ張られ ていた乳房が重力にしたがって落ちてきて、重そうに揺れながら元の形へと戻っていった。  ち…痴漢って服まで脱がせるの!?…そう言えば…昨日の女の子もそんな風にされていたっけ……  今までは触られているだけで、胸自体はみんなの視線からセーラー服で隠されていたけど、散々乱暴に扱われ たのに感じてしまっった大きな膨らみを見られていると思うと…今までとは別の恥ずかしさが込み上げてくる… … 「一度こんなおっきなおっぱいに擦りつけてみたかったんだ……」  さっき射精した子を押しのけて座席に上ってきた男の子は、同じようにおチ○チンを手で支え、皮に包まれた おチ○チンを乱暴に弄ばれて真っ赤になっているおっぱいの中ほどに押し当ててきた。  なんだか…くすぐったい…この子はこれで気持ちいいの…? 「んっ…はぁ…やっぱりスゴく気持ちいい………それに見ろ、俺は全然射精なんかしてないぞ!」  私のおっぱいをおチ○チンでツンツンと突ついてくる男の子は、勝ち誇ったかのようにさっきの男の子を見下 ろしている。なんで射精しないからと言ってこんなに喜ぶんだろう……射精した方が気持ちいいのに……  どうせなら…気持ちよくなってほしい……自分がこんな目に会うのなら、せめてこの子達だけでもと思った私 は、よそ見をしている男の子のおチ○チンをそっと握り締めてあげる…… 「いっ!?」  驚いて振り向く男の子。そちらに視線も向けず、私はおチ○チンの根元に指を当てて、皮を引っ張って、まる で赤いゆで卵のようなおチ○チンの中身を露出させた。 「どうせなら…こっちの方が気持ちいいんじゃないかな……」  そして小さな筆で文字を書くように、慌てて腰を引こうとする男の子のおチ○チンの根元を押さえ、左手で持 ち上げた胸の柔らかな膨らみを押し当てて、その先っぽを包み込んであげる…… 「先生、やめて! だ…だめぇぇ〜〜〜!!」  ビュクン! ビュクン! ビュクビュク!!  それとほとんど同時にめり込んだおチ○チンの先端から射精が始まって、精液の出口に密着したおっぱいの桃 色の肌に熱い飛沫を何度も叩きつけてくる……目を閉じ、男の子の震えるおチ○チンの感触と、先っぽと胸の間 から溢れ落ちていく精液の感触を、静かに感じ取る…… 「あ…はぁぁ……」  何とか私から離れようとするけど、おチ○チンを握られて動けない男の子は、私のおっぱいへの長い射精が終 わるまで…みんなに射精の瞬間を見られている恥ずかしさに身を震わせながら、窓と私の頭に手をつき、ジッと 立っていた…… 「ね…気持ちよかったでしょ……」  目を開け、汚れた眼鏡越しに男の子を見上げると、顔を真っ赤にし、口をキュッと引き結んで黙っていた男の 子はこくんとうなずいた。 「喧嘩なんかしないで…気持ちよくなって……それでいいじゃない…みんな気持ちよくなれれば……」 「……じゃあ…僕とも…気持ちよくなってください……先生……」  私の言葉を引き継ぎそう言いながら一人の男の子が私を取り囲む輪の中から一歩前に出てくる。  その男の子は…バスの一番前に座っていた男の子…私と…初めてエッチした男の子…そう…あの男の子……  顔は少し俯き気味だけど、さっき私にズボンを脱がされる時に射精してしまった股間のおチ○チンは天井を向 き、立派に大きく勃起していた。  拒む事なんて無い……たしかに男の子や女の子に触られるのは恥ずかしいし、怖いけど……みんなが気持ちよ くなれるなら…… 「……うん…いいよ……私と…気持ちよくなりましょう……」  私は…男の子を迎えるように両手を向けた……それが…「私」なんだから……


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