最終話「鯉町教授の怒り」


今日も鯉町教授のところに捕虜の映像が届いた.. 鯉町教授は娘や妻の陵辱なシーンを見て今日も怒りに震えていた。 「ぬぬぬーーモロダウスめ。よくも我が娘と妻をーーー」 愛する娘と妻を奪われた鯉町教授はさらに大きく叫んだのである。 「おおぉぉーわが娘、わが妻ーーー!!」 「わしの羞恥リンクルがあと1歩で完成したと言うのにーーあと1歩だったのにー」 「じゃが、わしにはモロダックとエスパー戦隊がおる!!必ずやモロダウスを 倒して娘と妻を取り返してみせるぞーーー」 鯉町教授は今日も固く決意した。だが、怒りだけはまだ収まる様子はなかった。 「モロダウスめーーー何度も何度も注意をしたのにぃぃーーー」 ぷるぷるぷるっ。(怒りに震える鯉町教授。) 「こんな安物テープで写しやがってぇぇーーこれじゃくっきり鮮明に見えんではないかーー」 って怒りに震えるのはそこかいっ!!と思わず突っ込みたくなる状況であった。 「モロダウスめ。わしの送った高級保存用テープを何故、使わん!!」 「むむぅぅ!!もしかして、わしをナメてるという事か!!」 しかし、正解は娘の純美がわざと500円5本パックの安いテープに写して送っていたのであった。 「モロダウスめ〜!今度こそ高級保存用テープで映す様に断固として要求しなければ!!」 鯉町教授が相変わらず1人でくだらないことをやってる中、基地内ではモロダックの エスパー戦隊のメンバーたちが、いつもと変わらない生活をしていた。 [基地1階] 基地1階の片隅ではエスパー戦隊の鯉町 助次(中3)と安川 出来助(中3)が何か こそこそ話しをしていたのであった。 「安さん。これを見ろよ。凄いだろ。」助次が出してきたのはコンサートを念写で取った アイドルのヌード写真であった。 「おおっ、さすが助次、相変わらず見事な念写だな。だが、これでは面白みがないな。」 「面白みとは?」 「せっかくの念写だ。シーンを思い浮かべてやったほうがそそるぜ。」 「なるほど、でも安さんはいいよな。透視能力で簡単に見れるからな。」 「まあ、そうだが透視能力も良し悪しだぜ。」 「そうか?」 「ああ、パットなんかして誤魔化してる女なんて一発でわかるからな。」 「ふーん」 「それよりも今度はシーンを加えての念写を頼むぜ。」 「しかし、少し練習しないとな・・・」 「練習か..」出来助は辺りを見渡すと1人の女性が歩いているのに気づいた。 そう、その女性は同じエスパー戦隊の泉野 夕里(高1)であった。 「おい、あっちを見ろよ。助次。ちょうど良く夕里が歩いてくるぜ。」 「本当だ。よしっ。夕里で念写をやってみるか!」 助次は早速、夕里に向かって念写を始めた。もちろん夕里も2人が居ることに気づいたので あった。 (・・・また、あの2人何かやろうとしているわね..よ〜し、心を覗いてみるか。) 夕里は相手の心の中を見れるエスパー能力を持っており、その力で助次の心の中を 覗いたのであった。 (バツ印?いや...大きいバツ印..それに鎖に縄..で裸の私...) イメージ化していく映像を夕里は頭で整理していった。 (そういう事..X字で磔られている私ってこと?あんにゃろー!人を勝手に想像するなんて!) (よしっ。そっちがそういう事ならこっちもお返しよ!) 夕里は頭にあるイメージを思い浮かべた。実は夕里は心を覗くだけではなく相手に イメージを送る能力も備わっていたのであった。 (今度の新刊ネタの親子ネタでもくらいなさい!!) 夕里は趣味でやっているヤオイ物の内容を無理矢理、助次の頭の中に送り込んだので あった。 助次の頭の中に鯉町教授との甘いひと時のイメージが炸裂した。 同時に助次がものすごい悲鳴をあげて床を転げまわった。 相当、とんでもないネタだったのだろう...(あわれ..(;_;)) 「うぎゃぁぁーー親父ぃぃーーそんなもん、入りきれねーーうごぉぉーー」 ゴロゴロゴロッゴロゴロゴロッ..ゴツン! 床を転がっている助次は何かに当たった.. 良く見ると人の足であり、その足は同じエスパー戦隊の百合條 蘭子(小4)であった。 「何やってんの?新手の嫌がらせ..」冷たい口調で蘭子は言ってきた。 「違うっ!夕里のやつが変なイメージを植えつけたんだ!」 「そう..」 「夕里、よくも変なイメージを!!」助次は怒って立ち上がった。 「いいじゃないの。それより背を向いていいの?」 「はっ!?し・しまった!!」 助次は何かに慌てた。だが、それは遅く、後ろに立っていた蘭子がニヤリと笑って あることを仕掛けてきた。 「浣腸ぉぉ!!」ずぼっずぼぼ! 蘭子の的確な指浣腸が助次のアナルに見事に入ったのであった。 冷静な蘭子がたった1つ見せる無邪気な悪戯なのだが、実はただの指浣腸では なかった。 前立腺を強烈に刺激する脅威の指浣腸。 健康男性なら、わずか数秒でアレを放出させてしまうのであった。 小さな放出音と共に助次の顔が真っ赤になった。 「未熟者...」蘭子は平然な顔をしてその場を去ろうとした。 「こ・こら..蘭子!!こんなイメージでイくのが癖になったらてめえのせいだぞ。」 「イくのが悪いんだよ..」蘭子はそう言うとさっさと行ってしまった。 「助次ってヘ・ン・ターーイ!!あははは」夕里が腹をよりじながら笑っていた。 「ヤオイもん書いてるお前に言われたかねえよ。」 「それはそうとさっさとパンツ履き替えに行ったら?匂うわよ。」 「お・おぼえてろ・・・・ゆ・夕里っ!!」 助次は腰に手を抑えてかけ逃げる様に去っていった。 「それはこっちのセリフよ。毎回エッチな事をしてくるんだから。」 「・・・さすが..ここのエスパー戦隊に残るだけのことはある..」 出来助は少し青ざめた表情で夕里に関心していた。 まあ、エロ度MAXの鯉町教授の下にいる女の子だから、これぐらい対抗手段を 持ってないと大変かも知れない。 [基地2階] 「ちくしょぉぉぉぉぉぉーーーちくしょぉぉぉぉぉぉーーー!!」ダダダダダダァァッッ 助次は股間を押さえながら涙目で走っていた。 ドンッ!!ぐにゅぅぅぅぅぅぅーー「ん?何だ急に真っ暗になったぞ!?」 何か助次は柔らかいあるものに顔を突っ込んでしまったようであった。 「ん?こ・これはもしかいて・・・お・おっぱぁぁ〜〜」 「・・・気付いたなら早くどきなさい。助くん。」 「真っ暗だぁぁーよく、わからない♪わからない♪」むにゅむにゅ どうやら助次は目の前から来た女性の豊満な胸に頭を埋めてたのであった。 「・・・相変わらずへたっぴーね。」 「僕は何のことがわからない♪わからない♪」むにゅぐにゅ 「そろそろ、どいてくれないかしらん?」 「わからない♪わからない♪」もみもみむにゅぐにゅ 「そう?じゃあ、いいわよ。そのまま昇天しなさい。」ぐにょぉぉぉぉぉぉーーー 目の前の女性が自分の胸を両側より強く押して助次の頭を完全に埋もれさせてしまう。 ジタバタ・・・ジタバタ・・・ジタバタ・・・ジタバタ・・・ジタバタ・・・ 「そろそろ昇天したかしらん?」 女性が手を離すと助次は急いで呼吸を始めた。どうやら後1歩で花畑が見えたようであった。 「牧花さぁぁぁーーん!!僕を窒息させる気かぁぁぁぁーー!!」 「大丈夫よ。蘇生すればエスパー力がアップするかもよん。」 「そんな事あるか..はぁはぁ」 「まだまだね。教授だったら失神するまで味わうわよん。」 大きな胸(Hカップ)を揺らして微笑んでるのは、同じエスパー戦隊の立花 牧花(19歳) であった。 巨乳の割にはノーブラで歩く姿は男性たちの注目の的と言えよう。 しかし、本人には羞恥心はなく男性たちを悩ます存在でもあったが襲うことだけは 大変危険で出来なかった。 牧花の巨乳は別名ハイパーカップと言われ、巨乳を一度大きく振れば鉄筋を軽く曲げ、 石塔を一瞬で粉砕する巨乳の使い手であった。 人はこれを超乳拳と呼んだ! 過去、多くの拳の達人が牧花に挑戦し、至極の表情で玉砕されることが何度もあった。 そう、どんな朴念仁でも牧花に倒される瞬間は桃源郷を見たかのような満足しきった顔で 敗れてしまうのだ。 だが、鍛えているのは上だけではない!! どんな頑丈なバイブでも快感が高まると潰して壊してしまう超膣圧の持ち主でもあった。 まあ、そんな牧花であるからここでエスパー戦隊として居られるのである。 「そう言えば助くん、また夢精しちゃったの?元気ね..」 「違う!これはあの蘭子にやられたんだ!」 「あら、それはお気の毒ね。まあ蘭子ちゃんの唯一の悪戯だから許してあげてね。」 「うううぅぅ、今度こそもう絶対にやつに背を向けないぞぉぉー」 「でも..出した割には元気じゃない?テント張ってるわよん。」 「こ・これは牧花さんが胸で押さえつけたからだよ!」 「あら、そう?じゃあ抜いてあげよっか?」ぺろん♪ぽろろん♪牧花は何と大胆に上着を 捲りHカップの巨乳を出したのであった。 「おおおぉぉぉーー、それってパイずりっすかぁぁー!」 「そうよん♪さあ、お姉さんのおっぱいに挟んでみるぅ?」 「おおおぉぉぉーーお・お・おっぱぁぁぁぁーーいぃぃぃーーー!!  ・・・で・でも駄目だぁぁぁーー駄目だぁぁぁーー!!」 助次は何故か自分の欲求を押さえ始める。そんな助次に生乳を大きく揺らして挑発する牧花。 「どうしたの?ほれほれ、おっぱいだよぉー♪」ぶるんぷるん♪ぶるんぷるん♪ 「牧花さんのおっぱいは!おっぱいは危険なのを承知なのにぃぃー身体がぁぁーー」 そう、助次は数度、パイずりの誘惑に負けて息子に相当なダメージをうけていたからであった。 金属バットさえ軽くぺったんこにする牧花のパイ圧は洒落じゃすまないレベルだった。 「ほぉらー♪こっちのおっぱいは甘いわよぉぉーー♪」 「ま・牧花さぁーーん・・・やめてくれぇぇーー」 フラフラと巨乳に自然に近づいてしまう下半身..ああ、悲しき男のサガである。 「ぁぁぁ...もう駄目だぁぁぁーー!」おっぱいの魅了についに負けようとした時.. ダダダダダダッダダダダダダダダァァ!! 「牧花のおっぱぁいぃぃーは儂のもんじゃぁぁぁぁぁーーー!!」 おっぱい発見センサーを内蔵しているのかと思うほど、牧花の生おっぱいを嗅ぎ付けて 教授が猛ダッシュで来たのであった! 思い切り助次を跳ね飛ばし、牧花のおっぱいにダイビングする教授。 だが、胸に思い切りうずめた教授の方から明らかにパイずりとは違う異常な音が聞こえる。 ゴリィィグシャッバキバキボキボキィ・・・・・・・・ 「お・親父ぃぃぃーーー!!」心配して叫ぶ助次。 そんな助次に鯉町教授は牧花の胸の中で大きく叫ぶ。 「これこそ至悦ぞぉぉ!!これしきの事で怯んではおっぱい道は極められぬぞぉぉーー!!」 「・・・・懲りない教授ね..まあ、ここまでくると立派ね♪」 「親父・・・・・・・」 「おっぱいの中で絶えるなら本望なり!否、膣の中ならもっと本望なり!!」 「誰が、そんなの突っ込むのよ!!」 呆れる牧花の胸中で吼える教授。 毎日、こんな感じでモロダウス打倒に向けて闘志を燃やし続ける鯉町教授であった(笑) って言うか、これじゃお互いいつまでも結局つかなくない? そして肝心の闘いがないままに作品が終わってしまう羞恥痴隊モロダックだった。 <おわり>  ※そのうち、続きの方を書かせていただきますm(__)m ひとまずこれにて..


「羞恥痴隊モロダック」完