第2話「菜奈緒はやっぱり..」


1時間後、撮影は始まった。 台本どおり男優の1人が街中でスカウトした素人の女の子を説得させ、納得した 女の子が1人全裸になるためこの建物の中に入るシーンから始まっていた。 その女の子が建物の中に入り、男優2人が外で待つところでそのシーンの撮影 は終わった。 そう、この建物内の映像は一切ないからであった。 建物の中は撮影外であった為、入口にはすでに作山がいたのであった。 そして例の女の子が作山に近づき、聞いてきた 「ねぇ。私はこれで終わりだからもう帰っていいの?」 「ああ、もちろん構わないよ。ただばれない様にここの裏口から帰って行ってね。」 「じゃあね。作山ちゃん。」と言いその女の子はさっさと裏口から帰ってしまった。 その子が裏口から帰ると作山は私のいる部屋に向かってこう言ってきた。 「菜奈緒さん。もう出てきていいですよ。さあ早く。」 その言葉と同時には私はその部屋から出てきて作山のいる所まで歩いて行った。 そして作山の近くまで来たら作山は思わず私を眺めてこう言った。 「ひゅー。さすが一流アイドルだけあって見事なプロモーションだね。」 作山はそう言う中、その前にやってきたのはぬいぐるみの頭だけをかぶった全裸の 私だった。 弾力のあるCカップの乳房もほとんど縮れのない整ったアンダーヘアも丸出しの 状態で私はきたのであった。 そう私は自分の性癖に勝つことが出来なかったのであった。 あの時は脱がないと決意したつもりだったが部屋の片隅においてあるぬいぐるみ の頭にだんだんといつもの衝動が沸いてきたのであった。 だがその湧き上がる衝動を抑え何度か脱ぎそうになった手をおさえ我慢もした。 そう何とか清純派アイドルとしてのプライドを出して我慢してきたがこれが逆に私の 性癖を高めてしまったのであった。 体中がどんどん火照ってしまい自然に着ていく服が身から離れていってしまったのだった。 そして気づいた頃には全ての衣類は脱ぎ去られぬいぐるみの頭をかぶった私がそこに いたのだった。 結局、私はそのはしたない姿のままで自分のマネージャーの前に来てしまった。 それもどこも隠さず私は全てを見せつけているかの感じで立っていたのだ。 作山はそんな私の裸体を前にしても平然とした表情で何かを確認していた。 「うーん。これなら今回のビデオ成功しそうだな。」と私の体を上下に舐めるように 見ながら私の胸を軽く手の平で転がしながら見つづけていた。 そして作山は私の乳房をすくい上げ平然とした表情で私に聞いてきた。 「菜奈緒ちゃん。これサイズはどれぐらい?」 「・・・Cカップです...」 「そうか、Cか。これなら充分だな。乳首もちょうどいい固さになってるし。」 作山は指で私の乳首をコリコリと擦りながら言ってきた。 まるで私の体を”商品”として扱っている売人みたいな感じであった。 作山は乳房の確認が終わると全身を舐めるように見て、横からのラインや 肌の細やかさや色、腋の下の状態やアンダーヘアーの状態等を確認していた。 もう作山にとっての私は清純派アイドルとしての菜奈緒ではなく、ただのAVに 出演する女としての扱いしかしていなかったのであった。 体全体の”商品”としての吟味が終わると、次にとんでもない指示を出してきた。 「じゃあ、ちょっと下も確認したいから足を思い切り開いてみて。」 「!!・・・・・・」 本当ならここは抵抗したい所だがなぜか今の私にはまるっきり抵抗心がなくあっさりと 作山の指示通り開いてしまった。 思い切り開いた足からは当然、私の秘部が全て丸見えとなってしまった。 だが、作山はその秘部から見ようとせず私の後ろに回りお尻の方から確認していた。 「お尻もまるっきりたるみがなくていいね。じゃあ、次は陰毛を。」 作山はほとんど縮れのない整ったアンダーヘアを手にとってなぞりながら 「なかなかいい毛並みしてるね。何か手入れでもしてるの?」 「いえ...そのままです...」 「へぇー、そのままでこれじゃ他の女の子に羨ましがられるね。」 「・・・・・・・・・」 「じゃあ、次は大陰唇を確認させてもらうか。」 作山はそう言うとしゃがみ、平気で両指で私の大陰唇を掴んできたのであった。 「けっこう、ぷっくりしてるね。ただ閉まりがいいのは難点かな。」 作山は私の大陰唇を開閉させながら確認していた。 「次はこの中だけど、菜奈緒ちゃん、悪いけど大陰唇を自分の手で開いて見て。」 「!!」(そ・そんな...なんでそんな事を...) さすがの菜奈緒も少し戸惑った。作山は秘部の全てを自分から見せる様に指示 してきたのであった。 「うん?どうしたの?菜奈緒ちゃん。無理ならここでやめるけど?」 「・・・・・・・・」作山は本来、強制する所を無理強いさせない感じで 言ってきたのだった。 「もし、だめなら今、服を持ってきてあげるから。」 「・・・・・あのー・・み・み・見てください....」 私は慌てて両指を自分から股に持っていき大陰唇を掴んで両側に開いたのであった。 「うーん、もう少し思い切り開けないかな?」 「・・・・これで、いいですか。」私は思い切り大陰唇を開いたのであった。 その瞬間、開いた大陰唇の間から一筋の液体のラインが床まで繋がった。 そう、中に溜まっていた愛液が大陰唇を完全に開いた事によって全て垂れて しまったのであった。 「菜奈緒ちゃん。けっこう濡れていたんだ。もしかして愛液が出る方?」 「はい。多いほうです...」 「いいね。画的にもけっこうこれはポイント高いね。それに小陰唇もなかなか  綺麗なピンク色をしてるね。」 「・・・・・・・」(こ・これ以上・・言わないで・・) 「!!あらら・・・・またすごく濡れてきてたね。ここでこんなになっても  しょうがないからもう手を離していいよ。」 私は作山の指示の通り手を離しようやく少し落ち着いてきた。 「ふむ。これなら充分、代役が務まるよ。菜奈緒ちゃん。嬉しいかい?」 「・・・・・・・・・」 「まあ、いいか。それより、撮影中は声は厳禁だよ。それは守ってくれよ。」 「は・・はい。」 「それじゃ、今からあの子の代役始めるよ。準備はいいかい?」 「はい。お願いします....」 「よし、早速外に出て行こう。」と私のお尻を軽く叩き私を出口の前まで 行かせたのだった。 私は出口の前でしばらく立ち止まり少しこれからの事を考えたのだった。 (ああ、これを開けたら私の全てが晒されるのね...) でももう後戻りは出来ず、ゆっくりと扉を開け始めた。 そう、ここから私の本当の羞恥が始まろうとしていた。


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