第6話「限度を知らない子供たち。」


衣愛代が100人の子供たちの輪で羞恥をされてる中、作山は校門の所でその行為を 落ち着いて見ていた。 そう、やはり今回も作山は謀ってこのロケをセッティングしたのであった。 実は作山はある事実を知っていてそれを衣愛代に隠していたのだった。 そう、それは前回衣愛代が出た寝起きがあった番組は今、子供たちの中では8割も 見てるという番組だった。 当然、この番組でやったギャグはその翌日には流行るほど熱中してるものだった。 もちろん衣愛代のあのパジャマおろしも体操着おろしと言う形で少し流行っていたの だった。 その流行りの中に当本人がくれば好奇心旺盛ないたずらが好きな子供にとっては 本人に向かってやってしまいたくなるだろう。 その行為を期待してこのリポートを組んだのだが正にその期待どおりの子供たちは 動いてくれたのだった。 そう今、作山の目の前には予定どおりのシーンが完全に再現さえつつあった。 そのシーンを見ながら作山は「あーあ。衣愛代ちゃん。しゃがんだったか。ばかだな。 あのまま立っていれば良かったのに。まあいい画が取れるからいいか」 作山が小声で言っている中、その小声どおり新たな危機が衣愛代に迫ってしまった。 そう、作山の言う通りあの輪でしゃがむのは無謀な行為であった。 なぜかと言うとそれはしゃがんだ事によって子供たちが届かない位置を全て届く範囲 に自分から行ってしまった事であった。 衣愛代の下半身に触られる事が出来なくなった男の子たちは今度は何と上半身の方 へ目を向き始め、触ろうとした手が今度は衣愛代の上着を脱がしにかかってしまった。 「いっせいのせ!それー引っ張っちゃえー」 あっと言う間に衣愛代のジャージは無理やり後ろに引っ張られ脱がされてしまった。 「!!ちょっと、やめなさい。それ返しなさい。」 衣愛代がジャージを返す様、説得している中、今度は後ろにいた男の子たちが 上着をめくったのであった。 「ブラジャーだ。ブラジャー!!」 「きゃ!!もう止めて!!お願い。」 意外に子供たちの腕力は強く、必死で上着を掴んでたにも関わらず力負けし、 上着を剥がされてしまったのであった。 だが、剥がされたのは上着だけではなかった。 もうすでに別の男の子が衣愛代のブラを掴み、思い切り引っ張ってブラを 外してしまった。 「わーおっぱいだーおっぱいだー」 「いやああーーー」 子供たちの輪で、外からはしゃがんだ衣愛代は見えないがその中の衣愛代は 正に生まれたままの姿になっていたのだった。 その上、子供たちは何と無邪気ないたずら心から衣愛代の下着も服も輪の外の それもカメラマンの映している範囲に放り出してしまった。 カメラマンも驚きのあまり、少しの間だけ水色のフルカップブラと同色の ショーツを映してしまったのであった。 司会者もあまりの展開に言葉を出す事が出来ず困惑していたのであった。 一方丸裸にされた衣愛代は子供たちにいいように触られ、掴んだりしたのだった。 特にCカップの胸は子供たちにとって格好のいい獲物であり数人の手で無茶苦茶 に揉まれていたのだった。 「いたい!!いたた・・ちょっとそんなに!!」 「うわあーこんなにおっぱいってつぶれるんだー」 「もっと、つぶしちゃえー。」 「先っこのこれ硬くなってるよ。引っ張るともっと何かなるかな?」 「だめーそれは引っ張らないでー。いたた・・・」 「それ、今度は倒しちゃえー。」 子供たちは無理やり衣愛代の両腕を引っ張り、しゃがんでる衣愛代を倒そうとした。 衣愛代は何とか手を付き倒れるのを塞いだがこれが逆効果になってしまった。 手をついた衣愛代はちょうどお馬さん状態になってしまい、子供たちの攻撃範囲を 自分から広めてしまった。 「今度はおしりをやっちゃえー。」 「それーかんちょーだー。」 「きゃっ!!ちょっとやめてーー!!」 「それー乳しぼりだー」 「いたたーやめてー」 そんな状況が数分続いた中、1人の男の子が「それ。みんな散らばれー」との声で 100人もいた子供の輪が一瞬のうちにばらばとなり、衣愛代の羞恥姿が露わに なった。 カメラマンがちきんと外したのでカメラには映らなかったがそこには胸を丸出しに して座っている衣愛代の姿があった。 衣愛代は子供たちにくしゃもみにされたショックで半ば放心していたのだった。 そのせいか子供たちが離れてもどこも隠さずぼーとしばらく座っていたのだった。 体中は子供達の校庭で遊んだ汚れた手垢がつきまくっており、特に胸はひどく泥と砂 だらけになってる事から相当子供たちに揉まれた様子が伺えたのだった。 作山は子供たちが離れたと同時に衣愛代の側にすぐに行き自分のジャンバーを 衣愛代に被せたのだった。 その数分後、衣愛代もようやく落ち着きすぐに作山が呼んだロケ車まで行き着替えた のだった。 だがあまりの出来事で衣愛代の体に震えが始まっていたのだった。 子供たちに全裸にされた事に相当ショックを受け手で物が掴めないほど震えていた。 そんな中、例の子供たちがロケ車の周りまでみんなきたのだった。 そう、作山が衣愛代に変な恐怖感やトラウマを残さない様に子供たちにすぐに謝る様 に説得に走ったのだった。 子供たちもかなり悪気を感じた為、素直な気持ちで衣愛代に謝り始めた。 当然、衣愛代もその子供たちのその気持ちを受け止め子供たちを許す事にした。 その後、子供たちの提案により衣愛代の汚れた体をきれいにしたいとの事で近くの 銭湯を貸切にして衣愛代と子供たちでスキンシップが行われたのだった。 衣愛代にはちょっと恥ずかしかったが相手は子供という事もあって素直に入り子供 たちが本当に純心であることもわかり今回は大目に見ようと思った。 TVの方としてはジャージを下ろされたシーンは流れはしたがそれ以降の恥ずかしい シーンは流れておらずほっとしていた。 ただ全て脱がされた時に放り出された下着のカットは映ってしまい、これぐらいなら しかたないと諦めた衣愛代であったが、後日このシーンがハプニング大賞を取って しまった事にはかなり衣愛代にとって恥ずかしかった。 だが、これがきっかけで不思議に子供向きの番組が3本、レギュラー出演が決まり、 衣愛代としては結果的にはまた良かったものとなった。 だけど、作山の野望はまだまだこれからが本番で有る事を衣愛代は知らなかった のである。


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