第1話「安堂 優華、自転車にて」


 学生の間で広まっているある恥ずかしい都市伝説がある。  これが真実でどうかは誰にも分からない。  ただ午後6時16分26秒にある件名のメールが届くと、恥辱な行為を翌日 に行ってしまうという噂が学生の間に飛び交っていた。  そのメールの件名は”全裸登校メール”。  不思議なことにこのメールを受け取った少女は必ず露出狂の性癖が潜ん でおり、そのメールの言うがままに従ってしまうようだ。  果たして、こんなメール1つで全裸で登校する女子はいるのだろうか?  そんな中、今日もまたある少女にこの恥ずかしきメールが飛んでくるの であった。  安堂 優華(あんどう ゆうか)、高校2年生。  高校では風紀委員をやっており、生徒たちの信頼が高い女子で容姿もす ごくよく、Fカップの巨乳が実に見事である。  当然ながら、風紀委員という真面目なことに取り組んでいる彼女には露 出狂の性癖などなく、生まれてから1度も露出行為をしたことはない。  そんな彼女に”午後6時16分26秒”、”件名:全裸登校メール”と書か れたメールが自宅のPCに飛んできたのであった。 「これって..噂で聞いたことがあるわ。この私に届くなんて..」  普段ならこの手の悪質なメールは中身を見ずに削除する優華だが、この 日は何故か、そのままダブルクリックしてしまった。 (あっ..何で開いちゃったのよっ!)  もしこれがウィルスメールであったら大変なことになったが、中身はた だ1行だけのテキストで書かれたメールであった。 ---------------------------------------------------------------- 差出人:   (空白) 宛先:    安堂優華さん 送信日時: 午後6時16分26秒 件名:    全裸登校メール 内容:    「安堂優華さん、あなたは明日から裸で登校してください」 ---------------------------------------------------------------- 「これが全裸登校メールの中身?ただのテキストじゃない..」  どうやら最近噂になっている”全裸登校メール”の都市伝説とは違う気 がしてきた優華。 「たしか..午後6時16分26秒にこのメールが届くと、翌日には全裸登校 するという馬鹿げた都市伝説だけど..これは馬鹿馬鹿しいわね」  いろいろな都市伝説を耳にするが、この噂ほど実現性のないものであり、 テキストだけのメールを見て優華は呆れていた。 「バカなメールよね..これで全裸登校するわけないじゃない」  優華は都市伝説のことを気にするなく、この日はそのまま寝る事にした。  翌日、目を覚ました優華は昨日のメールのことなど、すっかり忘れてお り、いつものように玄関の前に停めてある自転車に乗って通学しようとし たが、ある異変が起こっていたことに気づいた。 「あれっ..サドルがない!もしかして盗まれたの?」  自転車を見るとサドルが無く、自転車でなければ遅刻してしまうので、 今日はお尻を付かずに走ればいいやとそのまま登校することにした。  優華が通う高校はここから自転車で30分のとこにあるため、とても歩い て通学するわけにもいかなかった。もちろんバスや電車などの交通手段も ない。  ちなみに優華が乗る自転車はママチャリでは無く遠い通学路を考え、ス ポーツタイプのものであった。 「30分..我慢して漕いでいくか..」  こうして、サドルがない自転車で行く事になったが、上り下りの多い通 学路のため、しだいに疲れてきた。 「はぁはぁ..座りたい..」  つい、股間を中央の棒(ハンドルとサドル間を繋ぐフレーム)にお尻を付 けて座りだす優華。  がしかし、このままではパンツが汚れてしまう。だからと言ってパンツ を脱いだら大事な所が見えるであろう。  活発な風紀委員で有名な優華は普段、パンツくらい見られてもサービス サービスと気にしない性格だったが、さすがに秘部モロ出しで自転車をこ ぐわけにはいかないだろう。 (もう駄目、疲れた、座りたい…   だけど…座ると股間部分だけ変に汚れちゃうし    今日は体育あるから皆と着替えとかしないといけないのに…     パンツの…特に大事な部分が汚れているは何かした様に見えて恥 ずかしいし・・・でも今ノーパンも………うーん)〔しばし考え〕  周りを見渡し  (でも、ほんの少しだけなら…バレる事は無いか・・大丈夫よね?   ここ殆ど人道りの無い所だし、学校で大事な部分の汚れたパンツを晒 すよりは…いいよね…ええい女は度胸!!) 「えいっ!」と優華は声をあげてから、安易な答えを出してあっさりとパン ツを脱いでしまった。  ノーパンとなると甘美な感覚が身体中に湧き出してるみたいであり、股 間を抜けるそよ風が変に気持ちいい。  そしてフレームに座ったときに伝わる心地よい冷たさ、お尻を突き出す 姿勢で走るスポーツタイプの自転車だけに後ろから見えてしまっているだ ろう自分の股間に対する興奮もすごく心地良かった。 「…スカートを取ったら…もっと気持ちいのかな…」  よく周りを見れば..この辺りは人通りがほとんど無い町外れ。  スカートの方を見れば股間から溢れた恥ずかしい汁がシミとなって浮き 出ている。 「やだぁ..このままじゃスカートにシミがついちゃう・・・」  愛液のシミが広がるのを何とかしなければと思った優華は即断で「ええ い脱いじゃえ」と何故かスカートを脱いでしまった。  がこの時、優華はある大きな間違いを犯していた。  それは、自分が脱いだ服をカバンにしまわず、その場で脱ぎ捨てていた ことに。  パンツもスカートも無造作に道の上に捨てられており、気づいて取りに 戻ったとしても、その時には無くなっているのは間違いない。  そんな重大な過ちをしてることに優華は気づかずに下半身丸出しで自転 車をこぎ続けていた。 「ハァハァハァ・・き・・気持ち・・いい…、凄い…これ・・こんなにも気持ち良 いものだなんて…ぁぁ」  甘美な快感に酔いしれ、愛液を撒き散らす優華のおまんこはクリトリス がいきり立ちそれを包む皮を飛び出し、自転車の濡れたフレームに激しく 擦りつけられていた。  自転車をこぐのとは別な意味で動かされるその腰使いのそれは滑稽では あるがとても隠微な姿だった。  又、上着を着ている為、見た目には解らないが多分その隠れた乳房は紅 潮し、乳首もブラを突き破ろうとせんごとく起立していたに違いない  そして興奮も絶頂に近きづき、今にも逝かんという時、何時通る登校路 の下り勾配の長い坂道にさしかかった。  優華は自転車を止めると  「下を脱いでこんなに気持ち良いんだから…   全部脱いでココを一気に下ったら…もっと、もっと気持ち良いかも!!」  そう小声で歓喜した言葉を言うと上着とブラを脱ぎ捨てカバンを開け携 帯を取り出した。 「ぁぁっ、全裸になってしまったわぁぁ..けど気持ちいいよぉぉ〜〜。 この爽快感をみんなに伝えなくちゃ..」  そう言った優華は何故か自分の携帯に転送しておいた全裸登校メールを 再び開いたのであった。 「やっぱり転送してのね..そんな気がしてたのよ..」 ”安堂優華さん、あなたは明日から裸で登校してください”  この何気ない言葉がすごく気持ちよくてたまらない優華。  そして優華はこのメールに対して、[全員へ返信]ボタンをクリックし て返信メールを作成しはじめてきた。  カタカタッ「優華はこれから裸のままで自転車で登校します」  恥ずかしい返事を書き、そのまま送信ボタンを押してしまった。 「ああっ..送ったわ..これで全裸で登校するしかないわぁ〜」  携帯を鞄にしまうと改めてハンドルを握り全裸姿で助走を付けて坂を下 り始める  お尻を突き上げ前傾姿勢に、小石を跳ねる振動で胸をプルプル揺らし、 股間を擦り抜ける風に愛液が混じり後方に飛び散る。  ただ田舎だけに、ここまで人に会わずに来たが登校時間帯中盤の時間の 学校付近は流石にまだ沢山の生徒が通学路にいるだろう。  そんな姿の優華が自転車で登校する生徒の中を擦り抜け走る。  ひとこぎごとプルンプルンと豊満な乳を揺らし追い抜いてゆく優華。 「おおっ、素っ裸だぞ、すっぱだか!」 「写メで撮って知らせようぜ」パシャパシャ..  途端にあがる歓声、その声に気づき振り向く者、追いかける者が出てきた。  そして、下りの勾配が緩やかになってくると自転車に追いつく生徒も出 始め、ついにには男子達が優華の自転車を取り囲んできて、こう話しかけ てくる。 「すげぇ〜、あのメールの返信は本物かよ」 「本当に風紀委員の優華が裸で登校してくるとはな」 (ぁぁ..やっぱりいろんな人に返信されてしまったのね)  男子たちは優華の自転車を停めさせて、優華のおっぱいやおま●こを弄 りはじめてきたが、優華はそのままこの恥辱な行為を素直に受け入れてし まった。  そして、自分の自転車を降りた優華は男子たちに言われるがまま、男子 たちの自転車に乗り移り彼らのサドルに愛液をたっぷりつけることとなった。  そう、残された優華の自転車の中央フレームにも優華の愛液で濡れ滴っ ており、すっかり露出の虜になっていたのだ。 「風紀を取り締まる風紀委員が素っ裸じゃ、示しがつかねーな」 「そうだよな。今日は校内一の問題不良女子を取り締まるんじゃねーのか」 「まあいいじゃねーか。取り締まれる方も楽しいことになってそうだから」 (楽しいこと?それはどういうことなの..)  今の言葉に疑問に思った優華に応えるように男子たちが裸の優華の身体 を抱き上げて校門の方へ向かっていった。  校門の方へ行くと、優華が取り締まるはずだった問題不良女子が別の風 紀委員や生活指導の先生と何か揉めていたようであった。  普段は遅刻ばかりしている彼女が今日に限って早く起床して登校してお り、校門前で待ち受ける生活指導の先生と風紀委員(どちらも男性のみ)の 制服チェックを受けていた。  それも着ている制服のスカートが違反しているとの事で「この場で没収 します」と言われてきた。  本来なら「ふざけるな」と怒り奮闘する所だが、何故か彼女はこの命令に 逆らえず違反しているスカートを脱ぎだした。 「これでいいんだろ..スカートぐらい、てめーにやるよ。変態野郎っ」 「うん、よく見たら下着も校則違反ですぞ」「そうだ、違反だな」 「なっ!ちょっと待てよ、てめーら?」  スカートを風紀委員に渡したところで今度はパンツも違反していますね と言われて彼女が困惑する。 「こんなとこでパンツなんか脱げるかよっ!」  パンツ没収に混乱を隠せない彼女の耳に生活指導の先生が「パンツがこ れならブラも違反かもしれんな」と信じれらない言葉が聞こえてきた。  ついには制服の上着をはだける様に言われ、混乱しながらもまたしても 逆うことが出来ず、言葉に従い上着をはだけることになった。 「やはり…違反だな、ブラも脱ぎなさい、早く」「えっ..そんな」  いつもだったら、ここで相手を殴ってでも抵抗する彼女が素直にブラを 取り、Fカップの豊満な乳房を露にした。  ぶるんっ「違反したブラです..受け取ってください」 「うむっ、ブラは預かっておくが、もう1つの違反品も早く渡すように」 「わ・わかりました」  言われるがままに彼女は素直にパンツを降ろして上着1枚だけの下半身 丸出しの状態になった。  これだけでも恥ずかしいというのに、生活指導の先生が他に違反が無 いかと残った制服の上着の中をまさぐってきた。  それも堂々と乳房を摘んでみたり揉んでみたり、あげくにはおま●こ に何やら隠してはいないかと陰唇を掴まれ、広げられてから弄繰り回し てきたのであった。  気がつくと風紀委員の男子たちにも違反の物を塗っていないか(リップ 等)と肌・唇・乳房・乳首・おま●こを舌で舐めまわされていた。 「ぁぁ..本当にあのメールどうりになってしまったよ..」  どうやら、彼女にも全裸登校メールが届いており、それを見た彼女も優 華と同じように「馬鹿にしてるのかこいつ」と「やれるもんならやってみろ」 と返信を叩きつけて全く信じなかった。  そして優華と同じに翌日にはメールの事などすっかり忘れて登校したら、 こんな恥辱な目に遭ってしまったのだ。 (ぁぁ..何でこんなことに..でも気持ちいいぃ..)  彼女も露出の虜に落ちていっている様であり、一通りのチェックが済む と過去の違反も含めての罰を施行することになったが、タイミングよく全 裸の優華も校門の前に辿り着いた。 「おやっ、風紀委員ともある君が裸で登校するとは重大な規律違反だね」 「まあまあ先生、ここは彼女も一緒に仲良く罰を受けてもらうことにしま しょうよ」 「なるほど、それは名案だな。2人とも、全校生徒が登校を終えるまで校 門で逆立ちを続けるように」 「は・はい..」「わかりました」  しかし、2人とも上手く逆立ち出来なかったので先生が気を利かし校門 に足を縛りつけ逆立ちの格好に固定した。  しかも、只の逆立ち姿勢ではあまり罰にならんと足をYの字に開いて、 2つのおま●こがモロ見えになる様にしてきた。  不良少女の彼女も逆立ち姿勢なので、はだけた上着は既に腕の方にまで 落ちて優華と同じ全ての恥部が丸見えになった。    こうして全裸でYの字に足を開いて逆立ち姿勢になっている2人の横を 生徒達が続々と登校してくる。  見ていないフリをしながら皆、2人の丸出しのおま●こをしっかり見て 校舎に入っていく。  男子生徒は食い入るように覗き見ていき、女子生徒は明日はわが身なの か?と慄いていた。  今後、さらに酷い恥辱がくるのは分かっているが、2人にとっては、も うどうでも良い感じになっていた。  だって、これ以上ない幸せを味わうことが出来たから...  風紀委員の優華と不良少女のダブル全裸登校が校内で騒然となってる中、 校門のところでは林檎をかじっている1人の少女が立っていた。  アンティークドールが身につけるドレスを着ていて、とても違和感のあ る少女だった。  カリカリッ..カリカリッ.. 「この林檎、なかなか美味しかったわ..2人とも返信、ありがとう」  そう言って、食べかけの林檎だけを残して、一瞬で消えた謎の少女。  どうやら、あのメールを出した差出人がこの少女であるのは間違いない であろう。  ただ、この少女が何者であるかは不明なのであった。 後日談:学校側の報告によると、安堂 優華は風紀委員の重責で、不良少     女は悪ぶることを続ける事の心労が絶えず、身体の不調が続いて     いたのが原因で今回のトラブルを引き起こしたものとまとめていた。


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