第2話「私、癖になりそうです」


<せ、先生..外の様子は..どうですか?> <大丈夫だ。今なら問題ないぞ!捲ってもいいぞ!> <は、はい!じゃあ捲りますっ>ぶるるんっ〜!  屋上での露出癖検証から1週間後、今日は誰も居ない理科室で白野 結 紗美におっぱいを出させた俺。  もちろん、俺が理科室にこっそり隠れて見ているのを白野 結紗美は知 らない。  己の欲望に勝てなかった俺は、2・3回程度おっぱいを見たぐらいじゃ満 足できずに適当な理由をつけて露出癖検証を続けていた。 <今日の感じはどうだ?何か変化はあったか?> <特にありません。ただ恥ずかしいだけです> <そ、そうか..もうちょっとだけ出したままで良いか?> <は、はい..恥ずかしいけど頑張ってみます>  俺の言う事を素直に受け止めて、おっぱいを出し続ける白野 結紗美。  やばいっ、やばすぎるっ!このおっぱいは見れば見るほど病みつきにな ってしまう。見飽きたなんて言葉は絶対に存在しない気がする。  それほどまでに俺の想像を遥かに超えた白野 結紗美の神乳っ!俺だけ が拝むことが出来る最高のおっぱい。制服を着ているときは、それほど目 立たないが、こうやって生で出すとものすごい破壊力がある!  本人はDカップと自己申告したが、俺に言わせればEカップ寸前のDっ てとこだろう。  童顔で可愛い顔をしてながら、あんなエロいおっぱいを持つなんて、最 強じゃねーか!おまけに乳輪も乳首もほどよい大きさで綺麗なピンク色な んだぜ。今日の夜のおかずのも白野 結紗美で決まりだなっ! <先生?そろそろしまっていいですか?> <ああ、しまっていいぞ。今日のテストはこれぐらいにしよう> <はい。今日も見つかりませんでしたね〜> <いや、見つかったらまずいだろ!> <そ、そうですよね..えへへっ>  白野 結紗美は服を元に戻すと何事も無かったかのような表情で理科室 を出ていった。  何か俺1人だけが興奮しっぱなしって感じだ。正直、白野 結紗美には 露出癖がほとんど無い気がする。  こうして隠れて見て分かったが、白野 結紗美はおっぱいを出しても、 背徳心からくる恥ずかしさでドキドキしてるだけで、性癖からくるもので はないだろう。  あいつにしてみたら、危険なかくれんぼしている感覚なのかも知れない。 まあ、ハラハラドキドキしているのは露出癖に通じるものがあるが、あい つは隠れることだけを楽しんでいるようだ。  もちろん子供と違って高校生が、ただ隠れただけで素直に楽しめるわけ がない。その楽しさを引き出してるのが、あいつにとってはおっぱいを出 すってことだけの事だ。  きっと白野 結紗美にとっては、この行為はどんどん露出行為からかけ 離れてるようで、難易度の高いゲームを遊んでる感じだった。 「はああぁ〜、あいつはやっぱ露出狂にはなりそうにないな..」  そう、白野 結紗美が屋上で数回、おっぱいを出したときに、この結論 は出ており、いっぱいおっぱいが見れた俺はそろそろ幕引きをするつもり であった。  けれども、俺の脳裏から白野 結紗美のおっぱいが忘れられなかった。  せめて、あと1回、もう1回と繰り返し見てみたいと言う俺の欲望が、白 野 結紗美におかしな提案をしてしまったのだ。 「どうだ?そろそろおっぱいを出して何か感じはじめたか?」 「・・・今日も恥ずかしかったけど..別に..感じるってことは無かったで すね..」 「なるほど..感じないってことは露出癖は無さそうだな。しかしな..」 「しかし?」 「データと言うのは幾つかないと答えを導くことができない。心理学的に も..えっと、もう少し違ったデータが欲しいところだが..」  これはかなり苦しい状況だ。遠まわしにおっぱいを出し続けてと要求し ているよな? 「・・・そうですよね..違ったデータも必要ですよね〜」 「だよな〜。そ、そこで..屋上以外でも、おっぱいを出すのはどうかな?」 「・・・それって、周りに人が居ないってことですよね?」 「当たり前さ!心理学的には場所を変えるっていうのも必要なんだ」 「わかりました。それじゃ場所の方は先生にお任せします」  おいおい、こんな馬鹿げた提案に同意するのかよ〜。いいのか?それで! 「じゃあ、今度は屋上以外でおっぱい出していいんだな?」 「はい。どうか、よろしくお願いします」白野 結紗美が俺に頭を下げて きた。 「ああ、任しておけ」  こうして今に至るわけで、俺は白野 結紗美のおっぱい見たさに露出行 為をする場所探しの日々が始まった。 (次あたり美術室あたりで出来そうだな。デッサン台に乗せて、おっぱい を出させてみるか..ごくりっ)  傍から見れば、校内のあちこちで女子生徒におっぱいを出させて、それ を隠れて見ながら喜んでいる変態教師の構図そのものだ。  もう、2週間以上に渡り、俺は白野 結紗美に毎日おっぱいを出させて いる。露出調教エロゲーかよ。いくら何でもそろそろ白野 結紗美自身も 変に思ってきてるんじゃあないか〜。いや思うはずだっ!  そんな俺の疑問に白野 結紗美は満面の笑顔で答えてきた。 「先生っ、明日はどこでおっぱいを出すんですか?あ、あの!放課後なら 教室でも平気だと思いますよ〜」  何故か白野 結紗美が楽しそうに俺に場所の提案をしてくる。 「いや、さすがに教室はまずいだろ」 「そうですか〜。数分ぐらいなら平気ですよ〜」  おいおい!普通、お前の方が嫌がるんだぞ。何か、こいつの方が楽しみ はじめてないか?案外、露出癖に目覚めたとか!!  ごくりんっ。ここは、ちょっと確認してみるか.. 「えっと、そろそろ俺の前でおっぱいを出すってのは..ど、どうかな?」 「絶対、嫌ですっ!」急に瞳の光沢が消え、即答で拒絶する白野 結紗美。 「あっ、すまん。今のは、心理学のテストでな..お前にその露出癖が.. あるかを確認しただけで..」 「!そうだったんですか。ご、ごめんなさい先生」  私ったら勘違いしちゃいましたっていう顔で、再び笑顔を見せてきた。  どうやら露出癖に目覚めたってわけじゃなく、白野 結紗美にとっては 未だに鬼ごっこやかくれんぼをしているような感覚でやっているだけだろ う。  あと、おっぱいを出すドキドキハラハラ感が白野 結紗美にとって心地 良いものになってきているようだ。  俺としては、このドキドキ感を何とかして露出癖に変えたいところだが、 このオツムの弱い白野 結紗美にどうやって感じさせるかだ。  人が居ない場所を用意すれば、そこがどこでも白野 結紗美はおっぱい を出してくれる。  ただ、本人に露出癖が目覚めない以上、いつかはこの行為に飽きてしま うはずだ。だと言って、今の段階じゃおっぱいを出す以上の行為を受け入 れるはずもない。  ここは多少リスクを犯しても進展させるしかないよな.. 「どうしたんです?先生。何か難しい顔をしてますよ〜」 「あ、すまん。えっと、お前にちょっと確認したいことがあるんだけど.. 聞いていいか?」 「?はい、構いませんけど..」 「これはその..いやらしい気持ちで聞くわけじゃないんだが..えっと、 直接でなければ..俺におっぱいを見せられるか?」 「???えっ」 「つまりだな..写真などで、お前のおっぱいを俺に見せるのは可能か?」 「・・・う〜ん..それって私が露出狂かどうかの判断に必要なことですか?」 「も、もちろんさ!すっごく重大なデータが得られるんだ!そ、そう、お かず..じゃなくて!し、し、心理学的にっ!」  ってまた俺、失言してしまったああ〜。これじゃ一発アウトだろ! 「・・・あ、あの..写真だと恥ずかしいので..写メで..いいですか?」 「へっ?写メ?」 「だ、駄目でしょうか..写メだと..」 「そ、そ、そんなことはないぞぉぉぉ〜!うんうん、写メが一番最適なん じゃないかなぁぁぁ〜」  写真が恥ずかしくて写メがOKだなんて変だろ!とつっこみたいが、白 野 結紗美がおっぱいを撮ってくれるなら、どうでもいいさぁぁ〜。 「あ、あの..送った写メ..すぐに削除してくれますよね?」 「ああ、もちろんっ(嘘)!これはあくまでも心理学的に必要なことで、 写メを保存する必要はないから、必ず削除するさっ(嘘)!」 「そ、それなら..今日から..先生のところへ..送ります」  マ、マジっすかぁぁぁぁ〜!今日から俺の携帯に白野 結紗美のおっぱ い写真が送られてくるのかよぉぉぉ〜。えっと、メモリ十分空きあったよ な..いやいや、ここは純正メモリに入れ替えるべきだよな。一番サイズ がでかくて安心なやつを買おう!しかしな〜、俺が本当に削除すると信じ てるのか?まあ、ここは白野 結紗美がより安心する言葉をかけとくべき だな! 「そうだ、おっぱいだけ写した写メでいいぞ。万が一の流出を考えて誰だ が分からないようにすることが大事だからな」 「は、はい。わかりました」  素直に笑顔で答える白野 結紗美。やっぱ、こんなに事が捗るのなら、 純真無垢より純真無知の方がいいのかも知れない。うんうん。  ちなみに、この俺が白野 結紗美の顔出しおっぱい写真をすでにいっぱ い隠し持っていることは言うまでもない。  この俺が見るだけで満足するわけでなく、無音シャッターでちゃんと毎 回撮っているさ。  だから、俺のPCのフォルダ”白野 結紗美の校内露出巡り”には、あ いつのおっぱい写真が着々と増えていってるのだ。  だが、やっぱり隠して撮った写真よりも、あいつ自身が撮った写真の方 が絶対興奮することに間違いない。  はてさて、白野 結紗美はどんなおっぱい写メを送ってくるのだろうか。  真面目なあいつのことだから、必ず1枚は今日中に送ってくるはずだ。  そして家に帰った俺に早速、メールが来ましたと言う朗報が届いた。  差出人は..ごくりんっ..白野 結紗美だああああああぁ〜。  俺、落ち着け!落ち着くんだっ!ただの確認メールかも知れないじゃあ ないか!そうだ、件名だ!件名でどんなメールだが判断できるはずだ。  いくぞ俺!見るぞぉぉ見るぞおおおお〜。  件名【おっぱい撮りました///】  ド直球かよぉぉぉぉ〜!!間違えて違う奴に送ったらどうするつもりだ よぉぉ〜。ちゃんと添付ファイルのマークがついてるし..これはまず.. ズボンを下ろすべきだなっ!!  よしっ、パンツ一丁になったから、思い切り堪能してやるぜぇぇ〜!  興奮した俺が震える手で添付ファイルを開くと、画面いっぱいに肌色が 広がっていく。まあ、ここまでは良かったのだが..    本文【ごめんなさい..ピンボケしました】  確かに思い切りピンボケしている..何か震えながら撮った感じがした。  考えてみたら、俺におっぱいの写真を撮って送るんだから、相当恥ずか しかったのだろう。  きっと、これでもマシな方で白野 結紗美が顔を真っ赤にし、沸き立つ 羞恥に手を震わせながら写メを撮ったに違いない。  そう考えると、このピンボケ写メには十分の価値があるだろう。    俺にとっては満足したものになったが、ここは心を鬼にして返信するし かない。ピンボケがひどすぎて分からないと返事してみよう。  きっと、この返信を見て、もう1回挑戦するのは間違いないし、白野  結紗美にはどんどん恥ずかしいことをさせなければならない。  さあ、手の震えが納まるまで駄目出しをしてやるぜ!家でどんどん恥ず かしいおっぱい写メを撮り続けるんだな。  案の定、白野 結紗美は根が真面目なせいか、それから数時間は俺の携 帯のメール着信音が定期的に鳴っていた。  途中からはほとんどピンボケがない、白野 結紗美の見事なおっぱいが 写っていたが、撮った本人はまだ納得いかないようだった。  0時近くまで送り続けるので、俺の方から逆にピンボケしてないから、 今日は送らなくてもいいよとあいつに返信する有様だ。  まさか、たった1日で俺の携帯には白野 結紗美のおっぱい写メが溢れ るとはびっくりだぜ。  これで俺におっぱいを直接見せられないっていうんだがら、如何せん納 得がいかない。  翌朝、俺は準備室へ白野 結紗美を呼びつけて、昨日の写メの結果を、 心理学っぽく伝えようと考えていた。  だが、白野 結紗美の方が喋り始め、俺に質問してきたのだ。 「あ、あの先生..送ったメール全部届きました?」 「ああ、全部返信したはずだが..」 「でも..朝のは返信してないですよね?」 「えっ?朝も送ったのか」「はい」  俺が慌てて携帯をチェックすると登校前に5通も送ってきてやがる。 「えっと、朝のはシャワーしてた時なので..ちょっとぼやけてます」  おいおい、俺は別に四六時中送れと言った覚えはないんだが..何でこ んなに送ってくるんだ? 「そうだ!トイレの中なら送れるかな〜。でも音がしちゃうし..先生な ら音を鳴らないように出来ませんか?」 「えっと..それぐらいなら..すぐに出来そうだが..」 「!本当ですかっ!じゃあ、お願いします」  ものすごく明るい笑顔を見せて俺に自分の携帯を渡す白野 結紗美。  近くで白野 結紗美がじっと見ているので下手なことは出来ないが、俺 はあいつの画像フォルダに入ってるファイル数を見てギョッとした。 (・・・こいつ、俺に送った写メはほんの一部だったんだ..どんだけ.. 昨日だけで恥ずかしい写メを撮ったんだ..) 「先生、フォルダの中は見ちゃ駄目ですよぉ〜。まだ削除してないんです から〜」「あ、当たり前だ..」(って言うか怖くて見れねぇぇ) 「それにしても先生..恥ずかしい写メ撮るのって..結構面白いですよ ね?」「そ、そっか..面白いか?」「はい、癖になりそうです」  おそらく今の白野 結紗美にとっての面白いという表現は、気持ちいい と言ってるようなものだろう。本人に自覚がないだけで、これは露出癖が 少し目覚めているようなものだ。  ともかく、露出癖に目覚めてきているのなら、俺にとっては計画通りで もあり、これをきっかけにもっと暴走してもらいたいものだ。 「よしっ、これで無音になった!試しにここで服を捲って撮ってみるか?」 「はあ?」俺の言葉で白野 結紗美の瞳の光沢が消え、恐ろしい形相を見 せてきた。 「い、いや、冗談だよ!お、俺がそんな変なこと要求するわけないだろ..」 「あっ..ご、ごめんなさい..私ったらつい..」  あれだけ俺におっぱいの写メを送っていながら、こんな反応を見せるとは 思いもしなかった。 「あの..先生..少しの間だけ背を向けてもらえませんか?」 「・・・ああ、構わないが..」まさか..ひょっとして..  俺が背を向けると、白野 結紗美はごそごそ音を立てながら何かをし始 めた。 「先生、もう振り向いてもいいですよ〜」 「ああ〜」俺が振り向くと、少し顔を赤くした白野 結紗美がにっこりと 笑顔を見せていた。 「先生、携帯の設定ありがとうございます。それじゃクラスに戻りますね」 「ああ、また放課後な」  もうすぐ始業のベルが鳴るせいか、白野 結紗美は慌てて教室へ戻った。  その直後、俺の携帯のメール着信音が鳴り響いた。  件名【さっきは変な顔をして、ごめんなさい】  やっぱり白野 結紗美からのメールであり、このメールにも添付ファイ ルが付けられていた。 「おいおい..だから何で直接は駄目なんだよぉぉぉ〜!!」  思わず俺は大声をあげて叫んでしまった。そう、メールには俺が背を向 けた際に思い切り服を捲りあげて、おっぱいを撮った白野 結紗美の写メ が送られたからであった。


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