第1話「私って露出狂でしょうか?」


 俺は東京の片田舎にある共学の見蔵町山高校で数学教師をしている呂糸  一樹(ろいと かずき)33歳独身だ。  大学の時に如何わしい野望を叶えるために必死で心理学を覚え、それを 実践するために教師になったが、その野望はあっけなく夢で終わった。  そう、俺が必死に覚えた心理学で純真無垢な女子高生を意のままにしよ うと思ったが、上手くいくはずがなかった。  そもそも純真無垢な女子高生っていうものが現実にはいなかったさ。  まあ、お嬢様が通っている女子高や名門校でも行けば出会えるかも知れ ないが、俺の高校はそんなレベルの高いもんじゃない。  大学を出てから数年、見蔵町山高校で教師をしているが、そんな女子に 出会ったことがない。 「昨日、彼氏と3回ヤったとか」「相沢ってイケメンの割に包茎だぜ」と か、ここの女子高生は下品すぎる。いや、これが今の女子高生の現実なの だろう。 「はあぁ〜、俺が求める女子高生はいずこに..」  俺は女子高生というものに希望を抱きすぎたのだろう。  結局、俺の覚えた心理学は生徒たちのカウンセリングに役に立ったよう で、まあいつのまにか信頼される安心教師みたいにされてしまった。  そんなつもりで覚えた心理学じゃねーよ!これは俺の野望のために使い たいんだよぉ〜!ああ、本当にどこかにいねーのか。純真無垢な女子高生 がぁぁぁ〜〜  まあ、この高校で教鞭をとっている限り、俺はお悩み相談室の無害先生 を続けることになるんだろうな。  そんな日がずっと続くと半ば諦めたところに、俺の人生を変える女子が 現れた。  その女子は白野 結紗美(しろの ゆさみ)高校2年生。俺が担任をし ているクラスの女子で1年生の時も俺の生徒だった。  今時の女子としては珍しく、髪も染めず、アクセもつけず、おっとりと した優しい感じの子だ。そして俺の見立てではかなりのデカいおっぱいを 持っていると見た。顔も可愛くて、高校生になっても化粧をしないですっ ぴんできているので男子たちの人気も高いはずだ。  そう、俺が求めてる純真無垢に最も近い女子なのだが、1つだけ大欠点 があった。それは頭がその..かなり..いや、ものすごく悪い!  これだけの容姿とスタイルを持っていても未だ彼氏が出来ないのは、男 が引くほどのオツムの持ち主だからだ。  俺が求めているのは純真無垢であって純真無知は論外なのだ。  そんなお馬鹿な白野 結紗美がある日、真剣な顔をして俺に相談してき た。 「先生って..心理学が得意なんですよね?」「ああ、だからいろんな奴 の相談を受けているんだがな..」 「それじゃ、私の悩みも聞いてもらえませんか?」「成績のことか?」 「ち、違います!性格判断のことでちょっと相談に乗って欲しいんです」 「性格判断?ああ、よく雑誌に書いてある適当な診断のことか..」 「じ、実は幾つかの性格判断をしたんですが、全て同じ答えが出たんです」 「お馬鹿ってことか?」「ち、違いますっ!!んもぉ〜」 「すまんすまん、で!どんな結果が出たんだ?」 「えっと..私どうやら露出狂みたいなんです。先生もそう見えますか?」 「・・・」俺はどう答えたらいいんだ?どんな性格判断だ.. 「わ、私..そんな性癖なんて無いんです..でも、どの性格判断をして も..私に露出癖があると..」 「・・・」こいつは何の性格診断をやってるんだ?露出狂ですなんていう 答えが出るわけがないだろう。 「私..どうしたら..」 「・・・」俺はこいつの担任を2年間やってるけど、これはどう判断すれ ばいいんだ。  もし、他のクラスの女子がこんなことを言ってきたら、絶対に俺をから かうつもりか嵌めるつもりでやっているはずだ。  いや、白野以外の女子なら、こんなくだらない悩みは即門前払いをする。 「えっと..それはどの雑誌の..性格判断だ..教えてくれないか」 「と、友達が..持ってきた性格判断ですが..変な答えが出たから他の をお願いしたんだけど..全部結果が同じで..」 「ああ、そういうことか..お前、からかわれてるんだよ。俺が後で注意 するから名を教えてくれないか?」 「それは違います。私の友達は、そんなひどい子じゃありません」 「いや..しかしな..」「私はこの結果が違うってことを証明するため にどうしたらいいか先生に相談にきたんです」 「・・・」そもそも、その性格診断が怪しいだろ。誰かがふざけて作った ものに違いないのに、こいつはそれに気づかないのか? 「先生!お願いですから、私が露出狂でないことを証明してください!サ ンタが居ないことを私に納得させた先生なら出来ると思うんですっ」 「はあああ〜」そういえば、こいつ高校1年までサンタを信じていて、俺 が去年の冬、必死にサンタが居ないことを教えてやったんだ.. 「先生、どうかお願いしますっ」ぶるるんっ。  俺の目の前で白野 結紗美の見事なおっぱいが揺れた。それを見た俺に 魔が差してしまった。 「そ・そうだな..要はお前が露出狂でないことを..はっきりと自覚で きればいいと思うんだが..」「自覚ですか?」ぶるんっ、ぶるるんっ。  俺の間近で美味しそうなデカパイが無防備に揺れてる。こいつのおっぱ いを見たことは1度もないのだが、おっぱい好きの俺がはっきり言う! <白野 結紗美は絶対に最高のおっぱいを持っていると!!>  今こそ!今こそぉぉ〜、俺の心理学が本領発揮をするときではないだろ うかぁぁぁぁ〜!俺の心理学は如何わしい野望を叶えるためにあるんだぞ!  どうする?どうする〜?果たして、俺の心理学で白野 結紗美のおっぱ いを見ることが出来るのだろうか?  だが、いくらオツムが弱くても年頃の女性で恥じらいもあるんだ。  おっぱいを男に見せるなんて無理な話だ。いや、こんなおかしな性格判 断を真に受けているんだ。何か突破口はあるのかも知れない。  大体、白野 結紗美は俺の目の前でおっぱいを揺らしすぎだ。ブラをし ているのにこの威力かよ!せめて..たった1度でいいから眺めてぇぇ〜! 「先生?ずっと黙ってるんですが..何かいい案思いつきましたか?」 「そ、そうだな!それじゃ、えっと、まずはおっぱいを出して確認しない かぁぁ〜。服を捲ってぶるんと出しすってのは〜」「はあ?」  しまったぁぁぁぁぁ〜!俺何言ってんだぁぁぁぁ〜!!  俺の馬鹿台詞に白野 結紗美の瞳の光沢が消え、表情も無くなっていた。  って言うか俺は何血迷ったことをしたんだ。欲望をそのまま言葉に出す なんて俺の方が相当オツムが足りないんじゃないかぁぁぁ〜!  いやいや、俺ここで怯むなっ!何のために心理学を学んだんだ!  コ、コホン..「す、すまんっ。変な意味で言ったんじゃない。これは その..まずは心理学的に..どういう心情の変化が出るかというのを確 かめるためにな」  俺やばい..もう言ってることに説得力ねぇぇぇ〜! 「先生?つまり、実際に私が露出行為をして..そういう性癖が出ない ことを確認したいということですか?」「うん!そう、そうなんだぁぁ」 「・・・でも、それは嫌ですっ!私、お医者さん以外の男の人におっぱいな んて見せたことが1度もないんです..」「そ、そうだよなぁぁぁ〜」 「・・・で、でも..先生の心理学って..お医者さんみたいな感じかな..」 「う、うんっ!ほ、ほら、こういうのってメンタルヘルスカウンセラーっ て言って、お医者さんみたいなものでな..」  って俺パニくってないか?これもあのぶるんぶるん揺れるおっぱいがぁ 悪いんだぁぁぁ〜。 「先生が..お医者さんなら..み、見せてもいいんですが..」 「!!マジッ、マジっすかぁぁ〜、いやすまん。ちょっと言葉が乱れてし まったな..コホン」俺最低..もう無理っぽい..  でも目の前の白野 結紗美は顔を赤らめながら、俺の言葉をぼーとして 聞いており、意外な言葉を出してした。 「えっと..先生の前で見せるのは..恥ずかしいから出来ないけど.. 先生や人の居ないところなら..」 「!!そ、そうか!なるほど、人が居ないところなら」  何か俺の方が白野 結紗美に助けられているよな..いや、本当に人の 居ない場所を用意できれば、おっぱいを出してくれるのか!? 「よしっ!い、今すぐ俺が何とか用意しよう!そ、それならいいな?」 「は、はい..それだったら..おっぱいを出しても」  ともかく、この時の俺は必死に場所を用意するだけで頭がいっぱいで、 人が居ない屋上をセッティングして白野 結紗美に小型インカムを渡して 指示を出すところまで、とんとん拍子で進めたのだ。 <先生?私の声聞こえますか?本当に誰も来ませんよね?> <ああ、問題ない。先生は遠くで誰も来ないように見張っているから>  って言う俺だが、実はこっそり屋上に隠れてて白野 結紗美が本当にお っぱいを出すか見守っていた。 <先生、それじゃおっぱいを出しますね> <ああ、思い切り出していいぞ!>ごくりんっ。  俺はまだ半信半疑だった。誰にも見られないところでおっぱいを出すっ てことは、出したフリをして誤魔化すことだって出来る。  大体、露出癖があるかないかの判断で、露出行為をさせるなんて普通に 考えればおかしいと思うはずだ。  もしかして白野 結紗美を使って誰かが俺を嵌めようとしているのか? そんな野暮な考えまで思うほど、これは結構異常な光景なのだ。 <先生、捲りますよ〜><えっ?>  まさか本当に捲るつもりなのか?と驚いた次の瞬間、白野 結紗美は屋 上で服とブラを捲って見事なおっぱいを出してきたのだ。 <先生、おっぱい出しましたよ> <そ、そうか..>  待て待て待てぇぇぇ〜!白野 結紗美、お前ってやつは何で本当におっ ぱいを出しちゃうんだぁぁぁ〜?  確かに俺が提案したことだけど、年頃の女子高生が屋上でおっぱいをポ ロリンするかぁぁぁ〜。オツムが弱いとこにつけこんだ俺が一番悪いんだ けど、マジでおっぱいを出してるんじゃねーよぉぉぉ〜! (って言うか!俺の想像を遥かに超えたおっぱいじゃねーかぁぁぁ〜!! あれはDカップか?いや、Eカップに近づいてるDと見たぁぁぁ〜。しか し揺れが半端ねぇぇなああ〜。生のおっぱいはあんなに揺れるのかぁぁ〜。 それに乳首も真っピンクで綺麗な円柱だし、乳輪もいい感じの大きさじゃ ねーか!ちきしょぉぉ〜、もっと近づいて見てみてぇぇよぉぉ〜) <先生?あの先生?いつまでおっぱいを出したらいいんですか?> <!!あ、すまんっ..えっと..今、どんな感じだ?> <すごく恥ずかしいです..ただ恥ずかしいだけです..> <な、なるほど..> <もう服を戻してもいいですか?> <そ、そうだな。すまんな、恥ずかしい目に遭わせてしまって>  これで俺の欲望が果たされたはずだ。あの白野 結紗美をおっぱいをこ っそり見ることが出来たからな.. (いや..やっぱ、もう1度!もう1度だけ..見てぇぇぇ〜)  おっぱい好きの俺の頭の中に白野 結紗美の至高のおっぱいのイメージ が焼きついている。あのおっぱいを1回だけ見て満足できるか?俺。  そう、俺は禁断の毒りんごを食べてしまった気がする。俺がその気にな れば白野 結紗美のおっぱいを何度でも見れる気がした。  なら、今こそ俺の心理学が本領発揮すべき時じゃないだろうか?それは 取り返しがつかない道を歩くことになるが、そんなの関係ねえぇ! 「先生?今回ので結果わかりました?」 「・・・す、すまん、ちょっと判断が難しくなった」 「えっと、それじゃ..もう1回します?」 「!!ふぇ、マジ?コ、コホン..い、いいんか?」俺動揺しすぎっ! 「良いですよ。ちゃんと判断して欲しいので..」  どうしても結果を知りたい白野 結紗美が俺にとんでも提案をしてきた。  お前、それって..またおっぱいを出しますかって言ってるんだぞ!  こんな事を言われたら俺の出す言葉は決まったようなものだ。 「そっか..じゃあ、もう1回だけ頼むとしよう」 「先生、ありがとうございます」ぶるるんっ。  白野 結紗が笑顔で俺にお礼を言ってきた。それも、あのデカパイを揺 らしながら。  さて問題は、どれぐらい間を置いて頼むとするか..すぐにでも拝みた いところだが、白野 結紗が連日で恥ずかしいことを引き受けるわけがな い。だが、俺のおっぱい好き衝動がどれぐらい抑えられるかだ.. 「えっと..その..今度はいつが良いかな?心理学的には..は、早い 方がいいんだがな..」 「そうなんですか?じゃあ明日お願いしていいですか?」 「ぶほぉっ!あ、明日ぁ?」 「えっ?明日じゃ駄目なんですか?」ぶるるんっ。  白野 結紗美がきょとんとした顔で俺にとんでもないことを言ってくる。  もちろん、俺にとっては土下座してよろしくお願いしますとお礼を言い たい気持ちだよ。  また明日、あの白野 結紗美のおっぱいが見れるなんて嘘みたいだ。  もしかしたら、俺の心理学で露出狂に仕上げることも出来るのかも知れ ない。 「よし、わかった。明日も検証してみよう」 「はい」ぶるるんっ。  そう、この瞬間から俺は後戻りが出来ないことを知った。  そして、ここから俺が毎日書き綴る結紗美の露出日誌が始まるのであっ た。


第2話へ