プロローグ


(だ・大丈夫っ!多少のエッチな仕打ちなんて乗り越えてみせるわ。社会 人になったんだから、こんなことで負けてたまるものですか!)  先週まで女子高校生であった桜野 結愛子(さくらの ゆあこ)は、想 いを寄せている彼氏と同じ会社へ入社した。  が、この会社はセクハラがまかり通ることで有名だった。  結愛子は全てを承知して入社を決め、彼氏の川阪 隼人と一緒に仕事が 出来るのなら、どんな羞恥でも我慢して乗り越えようと誓っていた。  けれど、最初の新入社員研修から結愛子はとんでもない目に遭わされる ことになる。  新入社員研修は入社前の3月下旬から始まり、外には先週降った雪が溶 けずに残っている。  研修場所は社内の会議室を借りて行なっていた。どんな新人が入ったか 廊下から見て分かるように巨大な透明ガラスのパーティションで仕切って いた。  そして、今年は研修初日からパーティションに多くの男子社員が詰め寄 っており、彼らの目当ては今年入社した容姿端麗・スタイル抜群の結愛子 だった。 「うぉっ!聞いた話より可愛いじゃねーか」「ここに入社するなんて、す げーことだぜ」 「ああ、何せここはブラック会社もといピンク会社だからな。いひっ」 「セクハラが横行するここに入る女子社員なんて、社長令嬢のお仲間ぐら いだから、もしかして我がままお嬢の関係者じゃねーか?」 「いや、それが聞いた話だと我がままお嬢に睨まれてるようだぜ。何か地 元のミスコンで連続優勝をあの子が阻止したって話だぞ」 「おいおい、我がままお嬢を敵に回した女子社員ってほとんど辱しめられ て辞めてねーか?そういうのを分かって入社してんのか」 「もちろん、全てを知った上で入社したらしいって噂だぜ。理由はこの会 社に働いてる彼氏のためらしいぞ!」 「うわっ、どこの馬鹿野郎だよ?自分の彼女をピンク会社に入れるなんて、 頭がいかれてるぜ。まあ、俺たちはあの子が辞めるまで楽しめればいいん だけどな」  鼻の下を伸ばした男子社員たちが、結愛子を見ながらずっと談笑してお り、当の結愛子はただ黙って我慢するしかなかった。 (想像してたよりもひどいピンク会社だわ..けど見られるぐらいは覚悟 してたんだから我慢しなくちゃ..まだ辱めを受けてることもバレてない んだし..)  男子社員たちに注目されている結愛子は顔を真っ赤にしながら、研修を 受けていた。すでに研修初日から、結愛子は社長令嬢の息がかかった先輩 OLたちから辱めを受けていたらしい。 (私だけショーツ没収なんて、ふざけてるわ。こんな幼稚なイビリなんか で挫けてたまるものですか)  研修初日からノーパンを強要された結愛子だったが、幸いなことに辱め を受けてることに男子社員たちは気づかなかった。  が、2日目に辱めを受けていることを知ると大騒ぎとなった。透明ガラ スのパーティションには砂糖に群がる蟻の様に美人新入女子社員の辱しめ を何とか見ようと集まってきた。  そう、美人新入女子社員と言っても過言ではないほど、結愛子の容姿は 美しく、天から舞い降りてきたんじゃないかと思うぐらいだ。  それも身体のラインは完璧に近く、推定Dカップのおっぱいは服を着て ても弾力を見せ付けて、ぶるんぶるんと揺れており、ウエストは男子が好 む程度にしまって、ヒップはお尻好きを魅了させるラインを描いていた。  かなりエロエロなボディを持っていながらも、顔の方は大和撫子を思わ せる清純さと清楚さがにじみ出ているのだから、男にとっては実にたまら ない。それでいて元気で運動・スポーツが大好きと言うのだから、天は彼 女に何物を与えれば気が済むのだと思うぐらいだ。  そんな素晴らしい女性が辱めを受けているとなれば男なら誰だって見た いだろう。  パーティションからは丁度、一番前に座席に座っている結愛子の全身が 覗けるようになっており、ほとんどの男子社員たちの視線は足を大きく開 いて座っている結愛子の股間へ集中した。  よく見てみると、結愛子の股間の前には500mlのペットボトルがキャップ が取られた状態で3本置かれていた。 (少しでもこぼしたら、スカート没収なんて何て会社なの..こんなこと で負けてたまるものですか!本当にここはふざけた会社だわ)  どうやら、結愛子は先輩OLたちからペットボトルに触れないように強 制されたらしい。  この会社のスカート丈は膝上10cm以上の短いものとなってるので、足 を閉じて座ってなければ必ず下着が見えてしまう。  ましてや大股で座ったら下着は丸見えだが、そんな生易しい辱めじゃ済 まなかった。  今日の研修が始まる前、結愛子は今日も先輩OLたちにショーツを没収 されたらしく、男子社員たちもノーパンであることに気づき始めた。 「おいおい、やっぱ穿いてねーよな?真ん中のペットボトルが邪魔で見え ねーが、ありゃノーパンじゃねーか」 「ああ、もろノーパンだぜ!見る角度次第で、おま●こ丸見えらしいぞ。 まあ、ここからだと影もかかるからはっきりとは見えないがな」 「相変わらず、我がままお嬢のイビリは半端ねーな。けど、ノーパンで股 開いてるのに、よくあんな凛とした顔で座っていられるよな」 「ああ、すげー根性だが研修2日目でノーパン大股じゃ、明日はどうなる んだ。くくっ」  明日の結愛子の姿を想像し、男子社員たちが股間を勃起しながらニヤニ ヤしていたが、午後にはブラまで没収されたのでDカップのおっぱいまで が透けて見えることになった。 (・・・私が辱めで泣くと思ったら大間違いだわ。悔しいけど泣いてたまる ものですか!こんなイビリになんか負けないんだからっ)  先輩OLからのイビリに必死で耐える結愛子。もちろん、この辱しめは まだ序章にすら過ぎなかった。これから本格的な結愛子の恥辱が..いい や媚肉料理と呼ばれる程の辱めが始まろうとしていたのであった。


第1話へ