第10話「飛び出る乳首」


 さっきまで、見事な盛り付けだった結愛子の女体盛りの料理。  今では、その面影も見当たらないほど食い尽くされてしまった。  身体の上に残っているのは、乳首を隠してる2つの大トロと秘部を隠してる  アワビだけになっており、もはや料理などと呼べるものではなくなっていた。  ただ恥部をギリギリ隠している裸の女としか見えてないだろう。  今すぐでも、ここから逃げ出したい。  そう思う結愛子だが、今、少しでも動けは隠している箇所も全て晒すことに なってしまう。  けど、このまま居ても晒されてしまう可能性もある。  頭の中で苦渋の選択が迫られてるのだが、考えてる間にも更なる羞恥が結愛 子に襲ってきたのである。  こんな恥ずかしい姿でいたせいか、大トロの下に隠れていた乳首が変化し始め、 大トロの刺身が少しずつ盛り上がっていく。  ついに、平らだった刺身の真ん中に見事な突起が出始めてしまった。 (あぁぁっ..こんな状況で..どうして..)  裸でいる恥ずかしさと男子社員に視姦されているうちに、結愛子の乳首は悲し い事に反応し始めてしまったらしい。 (こ・これ以上..勃たないでっ..)  じわじわと硬さを増す乳首を抑えようと必死に願う結愛子だったが、願えば願 うほど逆効果となっていく。  こんな屈辱的で今でも全てを晒される恐れがあるというのに、なぜ乳首が勃つ のだろうか。  決してこれは感じて勃ったわけではないと結愛子は願いたかった。  けど、そんな思いとは別に身体は徐々に火照り、変な疼きを感じるようになる。  その疼きに応えるかのように結愛子の乳首は更に固くなっていき、まるで刺身 をどかして欲しいかの様に訴えてきている。  そんな様子を男子社員たちはニタニタしながら見ており、視線を気にしてしま う結愛子の乳首の硬直はさらに増してきてしまうのであった。  ぼそぼそ「おい、見てみろよ。刺身の真ん中に見事なポッチを作ってるぜ」  ぼそぼそ「ありゃ、ニップレスじゃねーぜ。直に乳首の上に乗せてるじゃないか」  ぼそぼそ「あれ?でも良く見ろよ。ポッチが消えていってるぜ」  ぼそぼそ「まじかよ..せっかく刺身が落ちるのを見たかったんだけどな」  結愛子の乳首の上に乗った刺身は急に男子社員たちの期待を裏切るかのように 突起を失っていく。  そう、皆は結愛子が興奮を抑えたかの様に思っているが、実際は興奮は収まら ず、ますます乳首は固さを増していっている。  それなのに何故、突起が消えたかは結愛子自身が良くわかっていた。  そう、実は乳首の上に乗ってるのは隼人が用意した本マグロの大トロであり、 舌の上でとろけるような至極のものだが、それはつまり大トロの融点が低い為、 口の中の温度で実際にトロリと溶けるからだ。  それと同じ現象が皮肉にも乳房の上で起こっている。  火照ってきた身体に汗をかいてきた乳首、この2つの条件が重なって大トロを 溶かし始めてきたのだ。  もちろん、スーパーなどで売られている大トロでは、こんな現象はおきない。  極上品の大トロだから成し得る現象なのだ。  要は結愛子の乳首がどんどん大トロを溶かしながら先に進もうとしていた。 (だめぇぇ..これ以上、固くならないでぇぇーー)  結愛子の乳首は、もはや止まることなく固くなっていく。 (このままじゃ、刺身から出ちゃう..出ちゃうーー)  どんどんと固く張っていく乳首に身体の方もますます火照っていく。  ついに薄皮1枚のところまで乳首が大トロを溶かしており、小さな音と共に乳頭 が刺身を突き破って飛び出てしまった。  ピリッ。ピコンッ。  大トロを破った結愛子の左の乳首が弾くように飛び出していくと、右の乳首の方 もその後を追うように大トロを突き破り元気な姿を出してしまう。  これで刺身が落ちる心配はなくなったが、それ以上に恥ずかしい姿となってしま った。 唯一の救いと言えば結愛子の乳頭が刺身から出てるのは、わずか2・3ミリ程度な ので遠目からでは気付かないことだった。 だが、近づけば明らかに色が異なる卑猥な円柱の姿が丸見えとなってしまう。 もはや、バレるのは時間の問題であり、すでに、それに気付いた者がこちらに箸を 持って近づいてきたのである。  そう、それは陰健課長であり、わざとらしく箸で結愛子の乳頭を箸で擦り始めた のであった。 「桜野くん。この大トロ、一部色が落ちている気がするんだが、気のせいかな」 「あ・あの・・・そ・そこは!!」 陰健課長はわざととぼけたフリをして箸で結愛子のピンクの乳頭を弄り始めた。 「!!ひゃぅっ・・・」 「何、変な声出しているんだ?うん?この大トロの真ん中だけやけに固いなぁ〜」 ぐりぐりっ。「ぁぁぁ...」 結愛子に何かを求めてるかのように陰健課長が執拗に乳頭を擦っていく。 ぎゅりぎゅり。「ぁぁっっ..課長..それはち・違いますっ..」 「違う?何が違うのかね?」ぎゅりぎゅりっ。 「それは...わ・私のあれなんです...」 「あれって何だい?桜野くん?」ぎゅりぎゅりっ。  陰健課長の顔が徐々に豹変していく。結愛子はその顔を見て求めてる答えに気付 き始めた。 (そうか..わ・私に言わせる気なのね..この卑猥な状況を..) 「うーん?桜野くん?黙っていたらわからんよ。」ぎゅりぎゅりっ。 「・・・ち・ち・乳首を擦ってるんです..」 「乳首?君はニップレスをしてないのかい?」ぎゅりぎゅりっ。 「・・・・・し・して・・ま・せ・・」 「うん?何を言ってるがわからんな?」ぎゅりぎゅりっ。 「してません...」 「何をかね?」ぎゅりぎゅりっ。 「ニップレスをしていません...先ほどの突起は私の乳首が勃ったものです..」 「なるほど。でも今は興奮を押さえて勃ってはないんじゃないか?」ぎゅりぎゅりっ。 「いえ、今でも固く勃っています。乳首が刺身を突き破ったんです..」  結愛子の大胆な発言を聞いて、課内がざわめき始めた。  だが、そんな事を気にせず陰健課長は次の行動を起こし始めたのであった。 「そうか、これは乳頭だったか。しかし、乳首が刺身を突き破るなんて珍しい光景 だな。皆も珍しいからこっちへ来て見なさい」 「ちょ・ちょっと課長・・・」  陰健課長の言葉と共に男子社員たちが一斉に近寄って結愛子の乳首を見始める。  大トロを突き破って飛び出た結愛子のビンビンのピンクの乳首に男子社員たちの 興奮は更に高めることになった。
第10話後編
「すげー!乳首が刺身を突き破ってるぜ〜!」 「そんだけ固くて立派ってことかい?」 「桜野さんって意外にスケベだったんだ」 「ち・違うっ!こ・これはその・・・」  結愛子は必死に言い訳を考えようとしたが、こんな状況で言い逃れが出来るはず がなく、返答に困ってると陰健課長がとんでもない事を言ってきた。 「桜野くん、もうそれじゃ隠してる意味がないだろ?取ってもいいんじゃないか?」 「いやっ..と・取らないでください」 「そうか..それなら取らないでおこう」  あっさりと引き下がる陰健課長に少し怖さを感じる結愛子だが、その理由が男子 社員たちの声でわかってきたのだ。 「おおっ、開いた穴が広がってきているぜ」 「桜野さんのピクピク乳首が刺身をどかしているぞ」 「もうすぐで乳輪も見えるんじゃないか〜」 (ぁぁっ..そんなぁぁぁっ)  結愛子のビンビン固くなった乳首が振動を繰り返す度に刺身に開いた穴が広がっ ていく。  まるで男子社員たちに見せ付けるかのように結愛子の乳首が穴を広げてるような 感じであった。 「ぁぁ..見ないでぇぇ..」  甘い吐息が含んだのような結愛子の小さな悲鳴が聞こえてくる。  そして、新たに起こった卑猥な反応に戸惑い始めた。 (うそっ..乳輪までも..盛り上がってきている..)  膨らんでくる乳輪の状況に結愛子は動揺しはじめた。乳輪が膨張するなど、よほ ど感じたときにしか起きないからであった。 (うそよっ!そ・そんなに興奮してないわ..)  男子社員たちに見られて興奮が止まらないなんて信じたくない結愛子だが、乳輪 の膨らみは増してきている。  さっきみたいに箸で弄られるならともかく、ただ見られるだけでもこんなにも感 じるなんてあり得ないわ。あり得ない..  心の中で乳輪の変化を拒む結愛子だが、これが現実だと思い知らせるかのように、 乳輪は男たちの視姦に応え、ますます膨らんできた。  そんな乳輪に刺激されたのが、乳首の突起もさらに増し、遠くから見ても分かる ほど結愛子の乳頭が刺身の中央から飛び出ていたのだ。 「見てみろよ!桜野さんの乳首がもっと飛び出てきたぜっ」 「こんなに乳首が大きかったとは驚きだな」 「桜野さんって意外にスケベだったんだ」 「へへっ、乳輪の方もぷっくらと膨らんでいねーか」  乳首が突き破ったことで盛り上がらなくなった大トロの刺身が、男たちの視線で 再び隆起していく。 (ああぁ..盛り上がらないでぇぇぇ〜〜)  乳輪で盛り上がる刺身に辱められる結愛子だが、身体の中を駆け巡っている快感 の刺激があがっていることに気づいた。 (感じてるわ..見られて感じてしまうなんて..)  視姦で疼いてしまうはしたない身体に結愛子は悔しさを覚えた。  けど、結愛子の乳輪の膨らみは増すばかりであり、乳首もヒクヒクしながら、ま だ固くなろうとしていた。  もう、2つの乳首はほとんど姿を出しており、ぷっくりと膨らんだ乳輪も見えて きている。  これ以上、穴が広がらないように結愛子がおっぱいからの振動を出さないように 身体を動かさないようにした。  だが陰健課長はそのことに気づいており、結愛子が乗っている台の方を揺らして きた。 (ぁぁ..そんなぁ..)  このままじゃ、穴がどんどん広がる恥ずかしい状況を見せることになり、また理 を失ってしまうかも知れない。  今の状況を抜け出る方法は1つしかない。結愛子は苦渋の言葉を出すしかなかった。 「課長..やっぱり、おっぱいの刺身を2つとも取ってください。お願いします」  自分からお願いするのは悔しいことだが、理性を保つにはこれしか方法が思いつ かなかった結愛子であった。  だが、そんな結愛子の足元を見るかのような言葉を陰健課長が出してきた。 「いや..よく考えたら、それを取れば桜野くんのおっぱいが丸出しになってしま うじゃないか。私もそこまでは出来ないな」 (そんなっ..今さら取らないなんて..いや、違うわ..)  陰健課長の顔を伺うと、明らかに言葉が足りないというのに気づき、先ほど断っ たことも謝れと言わんばかりの表情だった。 (わ・わかったわ..言えばいいのね..言えば取ってくれるのね..) 「課長、先ほどの指摘は私の方が間違えてました..」 「指摘?私が何が言ったかね?」 「乳首が刺身を突き破った段階で隠してる意味がありませんでした。課長がわざわ ざ指摘してくれたのに否定してすいません」 「ああ、その事か。私はちっとも気にしないよ」 「ありがとうございます。課長の言う通り、もう私のおっぱいは丸出しなんです。 だから気にしないで2つとも取ってください」 「そーか、そーか。そういうことなら取らせてもらうか」  自分の思惑通りの言葉を聞いた陰健課長はニコニコしながら箸でひょいと大トロ 1つだけを、すくってしまった。  これでまずは結愛子の左側の突起してる乳首と乳輪が男子社員たちの前で晒された。 「おおっ!夢にまでみた桜野さんのおっぱいだぜぇぇぇー」 「乳首が完全におっ勃っているじゃねーか」 「乳輪の方も真っピンクだぜ。興奮してけっこう膨らんでるぞ」 (ぁぁ..おっぱいが晒されてしまったわ..)  男子社員たちが歓喜の喝采をあげる。それと同時に女子社員たちの軽蔑の声も聞 こえて始めた。 「うそぉぉーー、本当にニップレスをしてなかったんだぁ〜結愛子」 「ここまでやるなんて、実は露出の気があるんじゃないの?あの子」  課内のみんなが次々と声をあげながら、結愛子の事を批評していく。  結愛子はただその声に目を閉じて羞恥を耐えるしかなかった。 (ああぁぁ..乳首がみんなに晒されるなんて..)  そんな羞恥に耐えている結愛子に陰健課長が更なる追い討ちをしてくる。 「桜野くん。随分好評だね。じゃあこっちもすぐに取っておかないと。いいんだね」 「は・はい..お願いします。右のおっぱいも出してください」 「じゃあ、遠慮なく」  結愛子の言葉を聞いて陰健課長が右のおっぱいにに乗っている大トロも取り、つ いに両乳首は課内全員の眼前に晒されてしまった。 「うーん。こっちもビンビンに勃っているな〜もしかして桜野くん。君はこういう 気があったのかなぁ〜」 「そ・そんな事ありませんっ!!」 「そうだよな。君は真面目な社員だしな。でも本当に感じてないんだね?」 「は・はい..感じてません。そんなフシダラな女じゃありません」 「なら、証明してもらった方がいいかも知れんな」 「えっ?証明って?」 「どうやら乳首が勃ってるのを感じていると思ってる者が多く居るみたいだからな。 疑いを晴らした方がいいと思うが..そう思わないかね?」 「いえ..思います。でも、どうやって疑いを..」 「簡単なことだよ。感じてないという事なら、下は乾ききっているという事だ」 ぎくっ。「そ・それは...」 「桜野君がそういう気がなければ下は乾いてると思うか?違うかね?みんな?」 「・・・・そ・それは...」 「まあ、貝の汁で濡れてる風に見えるかも知れんが、そんなのは、すぐわかる事だよ」  いまだに貝汁が溢れているあわびを見て言ってくる陰健課長。  だが、結愛子の股間を隠してるあわびはとっくに貝汁など出しておらず、大量に 出続けてるこの汁は全て結愛子の愛液であった。


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