武奈の水上チャレンジャー(読切)


200*年の夏〜。 今や日本はN●Kを除いてTV規制が緩和され、往年のエッチ番組が 制作できるようになった。 だからと言って、ばんばんエッチなものを作れる状況になってるわけ でもない。 未だにエッチな番組を出すと抗議の電話が殺到するのである。 まあ、大半はP●Aなどの教育熱心の方々のお電話なのですが.. 「宣言かましてよかですか?」 「そう今、古珍何とか朗とやらが目立っておるが〜、このわしが司会 する以上〜楽羞のメインの力を見せてやるぞぉぉぉぉーーー! 毎回、4問目で失格して読者が満足できるかぁぁぁぁーーー」 司会の鯉町博士が大きく叫んでいる。 そんな司会の横には、あの助朗も解説実況として参加していたのである。 「そうだぜ。じっちゃんっ!これ以上、奴らの好きにさせては駄目っすよ」 「うむ。その通りだ。だからこそ、新しいイベントの司会を引き受けた のじゃーー」 会場の司会席で大きく盛り上がる二人。 今日は新しいイベントの開始ということで司会席で、新イベントのお披露目 となっていたのだ。 目の前の巨大モニタには新イベント「武奈の水上チャレンジャー」の会場が映し 出されている。 「武奈の水上チャレンジャー」の名前が相応しい数々の競技が目の前にそびえ 立っていたのだ。 鯉町博士が声を高々にして、そのイベントの概要を話し始める。 「見よ!!これからこの会場に次々と女子高生がやってくるのじゃぞぉぉー」 「おお、じっちゃん。それは楽しみっすね」 「うむっ、せっかくの初のイベント司会じゃ。ここは思い切って恥辱の限り を尽くすのが当然じゃろー」 「それは、すごく楽しみっすね」 「ふふふ、これからがムフフの連続じゃぞ」 そんな時、こんな司会たちが暴走しない為のお目付け役の鯉町 美瀬乃が 司会席にやってきた。 「温泉のリユースって聞いてきたんだけど、これじゃロボのリユースに なってるじゃないの..まったくぅぅー」 「わしがまかされた以上、何のリユースでも構わんのじゃぁぁーー」 「こんなので本当に無事に話しが進むのかしら..」 「問題ないっ!あんな古珍何とか朗に出来て、わしに出来ないことは ないのじゃぁぁぁーー、そう皆無皆無皆無皆無皆無ぅぅぅなのじゃぁぁぁ」 「はいはい、それよりも早く本編に移らないと不味いんじゃないの? けど競技はリユースじゃない新作ばかりね..」 「当たり前じゃぁぁぁー!素晴らしい恥辱極まりないアイデアを次々と 出していただけるので競技は全て新鮮なのじゃぁぁぁーー!」 「アイデアを出して頂いた方には、この場を借りてお礼を申し上げます ってとこね」 「そうじゃ、これから次々と恥辱な展開を予定しておりますので、 ご期待下さいってとこじゃぁぁぁぁぁーー」 「しかし、恥辱な競技が本当にいっぱいね..」 「いろいろ考えるのに苦労したぞ。今回はバスタオルではなく、スクール 水着でチャレンジするとこがポイントじゃぁぁー」 「さすがだぜ。じっちゃん。ただの水着じゃ悲しくなる所だったぜ」 「そうじゃろ。じゃがの〜ただのスク水ではないぞ。この日のための 特別仕様のスク水なのじゃぁぁぁーー」 「すばらいぜ。じっちゃん。こうでなくては恥辱じゃないぜ」 「はぁぁーー、いつもくだらないものばかり作って・・・・んもう、 そんなので競技をやらせるの?」 「構わんじゃないか。お前は今回、せっかくの参加を断ってここに いるのだから」 「当たり前よ・・・これ以上、恥辱な目に遭わされてたまるものですか」 「じっちゃん、どうやら選手の映像が入ってくるみたいっすよ」 「おおっ、やっと始まったかぁぁぁ」 (ここまで伸ばしたのはあんたのせいと思うけど...) 美瀬乃が呆れる中、会場の舞台である日本最大のプールには書類審査や 予選選考を通過した全国の女子高生が集結していた。 そう、この大会で優勝した子には宝くじを上回る多額の賞金が出ると いう事であるから多くの参加者が応募したのである。 早速、全国より集まった女子高生たちは選手準備室に集められ、1人の 少女より大まかな説明を受けていた。 「本来なら、この武奈ちゃんも参加して盛り上げたいとこだけど、今回 は進行役として影に徹するのだぴょ♪」 「この武奈ちゃんが進行役としていく限りは、どんな不正も見逃さん のだぴょぉぉーー」 そんな武奈ちゃんの説明を参加者の1人が納得しない顔で聞いて いたのだ。 「何で私が参加者として出ないといけませんでございますの」 そう、その1人とは某敵幹部である水菜子であった。 「では、今からこの武奈ちゃんが競技の大まかなルールを言うから、 注意して聞くのだぴょ」 武奈ちゃんが全国より集まった200名の女子高生たちに説明を開始する。 「まず、みなさんには、予め配ったスク水に着替えてもらうんだぴょ」 「あの..私の水着何かおかしい感じなのですが..」 参加女子の中の数人が何故かざわめいている。どうやら、もらったスクール 水着に不良品が混じっていたと騒ぎ出す。 「あ・あのー、これ乳首のとこに穴が開いているんですが、どういう 事ですか」 「ちょっと、何で股間のとこに縦の切れ目が入っているのぉぉー」 不良品水着に運悪く当たった女子たちが交換を求めてきたのだが、 武奈ちゃんがとんでもない答えを返してきたのだ。 「これは競技に入る前の運試しゲームだぴょーー!題して選んだ水着が エッチだったのゲームだぴょ!」 「ちょっとぉー乳首出して、競技しろっていうのぉぉーー」 「うそぉぉーー私のはおっぱいのとこ丸ごと開いてるじゃなーい」 「文句はきかないぴょん。さっさと着替えるんだぴょ」 「そんな..ひどすぎます」 「何を甘いことを言ってるんだぴょ。このイベントのクリア賞金は 宝くじを上回る多額の賞金が出るんだぴょ!おっぱいやおま●この 1つや2つなど出すのは当たり前だぴょ!」 「でも、人前で出すなんて...」 「それならこれを見るんだぴょ!これぞ、ぶっといのを入れても すぐ綺麗に閉じる武奈ちゃんのスーパァァーーーおま●こだぴょ!! 武奈ちゃんなら、あんな競技、朝飯前なのだぴょぉぉーー」 そう言って堂々と縦すじツルツルおま●こを見せて言ってくる武奈ちゃん。 その言葉に多くの女子は諦めてうつぶいて黙ってしまう。 「じゃあ、そろそろ着替えてもらうんだぴょ」 そう言う武奈ちゃんだが、やはり恥ずかしいスクール水着に当たった 女子たちからはいろんな質問が出てきたのである。 「あのーサポータは履いていいんですか?」 「そんなの穿いたらかっこわるいだぴょ」 「ニップレスは付けちゃだめなんですか?」 「穴の意味がなくなってしまうぴょ」 「この水着、何か破れやすそうなので縫っていいですか」 「駄目だぴょ。破れたら裸を晒すんだぴょ」 「あのー放映ではモザイクかけてくれますよね?」 「おま●こは、そこそこかかるけど後は丸出しだぴょ」 「そこそこってどれぐらいなんですか?」 「とりあえず成年コミックが良く使ってる意味の無い黒棒だぴょ」 「それじゃ、ほとんど丸見えじゃありませんか!」 「黒棒を馬鹿にしてはいけないのだぴょ!あれが入ると何故か放映倫理が 通ってしまうのだぴょ!」 そうなのだ。黒棒さえ、ちょっこと入れれば恥部は隠れたことになると 言う、とぉぉぉ〜〜ってもぉぉ〜〜有難い黒棒様なのだ。 その言葉を聞いた選手たちの中でざわめきが大きくなってくる。 いくらなんでもこれじゃただのAV番組と変わらないからである。 中には早めにリタイアを考えてるような発言もあちこちから聞こえてきた。 そんな中、武奈ちゃんがニヤリとしてとんでもない事を言ってくる。 「1つ言うけど、早めにリタイアするということは愚の骨頂なのだぴょ。 あの鯉町博士がただでリタイアなんかさせないのだぴょ」 「そんな..」 「ちなみにクリアした子は何人いてもOKで賞金は山分けとなるから 相手を蹴落とすのも問題ないぴょ」 武奈ちゃんの言葉を聞いて観念をした女子たち。 確かに考えれば、リタイア防止をしてくるのは当然であろう。 もう、この競技に参加を決めた段階でもう手遅れであったのかも知れない。 結局、彼女たちはこのルールを受け入れるしかなく、全ての女子選手たちは 諦めて服を脱ぎ始め、次々とスクール水着をつけていったのである。 運悪く恥部丸出しに当たった女子たちも恥ずかしい水着を付けていく。 ふと、気になったのは胸に穴が開いてる水着を着た子たちのおっぱいが 皆、Dカップ以上が何かの作為を感じてしまうところだろう。 こんな恥辱な作為が堂々とされてしまう恥辱イベント「武奈の水上チャレ ンジャー」がこれから始まろうとしたのだが.. ドカァァァァァァァ!!! 誰かか武奈ちゃんを思い切り足で思い切り蹴ってきたのであった。 「ぴゅっ?痛いぴゃ!!武奈を蹴飛ばすのは誰だぴゃ!!」 「わ・た・し・よ♪武奈せ・ん・ぱ・い!!」 武奈ちゃんの前にいつもの龍美が現われ、また足で武奈を蹴りつづ けてきた。 「先輩を蹴り続けるのはいけないのぴゃ!!」 「本編も進まないのに何、訳の分からない作品をやろうとしてんのよ!」 「!!いろんなサイトの事情があるんだぴょ!」 「だから..それは言うなぁぁぁっ!」 「とりあえず、また武奈ちゃんの野望は潰えてしまったぴょ..」 「さあ、早く帰るわよ」 何か結局、競技を開催する前に終わってしまったようであった。 まあ、武奈ちゃんの言うとおり、いろいろな諸事情もありますが..(笑) とりあえず、機会があったら続きをするということで。ゆるして、ゆるして〜 <おわり>