たいようの奇説 読切


 日本ではないある国の某都に!そう、日本ではないと大事なことなので 2度言いました。そんな国の某都に漫画を敵対視して徹底的に取り締まっ たとっても愚かなおろかな〜障子破りが好きな都知事がいました。  彼はP●Aや公園の鳩が党首をしていた政党などの強大な力を借りるう ちに、おかしな頭がもっともっとおかしくなってきました。  そして、次々と画期的な健全育成条例を成立させてきたのです。 「女子高生のスカートが短すぎるから覗かれたりする。男って気の毒な連 中で見えそうなパンツがあれば見てしまうものだ!そもそも短いスカート など何の役にも立たないし、害あって一利もないじゃないか〜」  彼の一言で某都ではスカート着用禁止条例、括弧パンツ丸出し括弧閉じ があっさり成立した。  そう、最初からパンツ丸出しだったら覗かれることもないじゃないかと いうのが彼の言い分だった。  こうして、某都に通う女子生徒は全員パンツ丸出しを強要されることに なる。  もちろん、このある国は公園に居た鳩が政治が出来るぐらいだから問題 ないのだ。 「うむっ。これでパンツが覗かれる心配はなくなったな〜。これぞ!画期 的な健全育成条例なんだぁぁぁ〜。チンポで障子破って良かですかぁ〜」  と叫びながら、都知事室横にある障子で仕切られた秘書室に向かって、 アレでズボズボと障子を破って美人女性秘書たちの悲鳴を楽しんでいる変 態都知事。  そう、この物語はある国の某都で好き放題な条例を繰り出す愚かな都知 事のお話である。日本のことじゃないんだからねっ!そこ勘違いしないで よねっ!!  大事な事なので2度言いますが、あくまでもある国の某都のお話であり、 東●都のお話ではないんだからねっ!  そんなある国の某都の変態都知事は今日もチンポで障子破りながら羞恥 な条例を次々と成立させてきたのであった。 「幼い子が強姦される連中がいることは全くけしからん。それと言うのも ガキのくせに変にマセているから、良からぬことを考える輩が出るのだ。 よし、寒風摩擦を小中学校に復活させようじゃないか!」  今度は彼の一言で某都の全小中学校に朝は元気に寒風摩擦条例、括弧裸 でやるんだよ括弧閉じがまたあっさり成立した。  普段から元気に裸を見せてれば変な気を起こす連中など出ないんじゃな いかというのが彼の言い分だった。  そして、条例成立翌朝から中学校の校庭からは女子生徒たちの素っ裸の 寒風摩擦が見れることになった。  言うまでもないが、このある国は公園の鳩が政治をやったり、その鳩が どこからか咥えて持ってきたただの配水管でも政治が出来るぐらいだから 問題ないらしい。  何度もしつこく繰り返すけど、あくまでもある国のお話であり、特定の 国のお話ではないということを念頭に入れて欲しいんだからねっ!  彼のおかげで毎朝、女子中学生の裸の寒風摩擦が見れるのでサラリーマ ンは元気いっぱい下半身もギンギンで仕事に精を出せました。  まあ、正確にはギンギンなチンポを抑えようと必死に仕事をしたので、 業務の能率アップに繋がったそうです。  ちなみに中学3年の女子は校門のところに並んで寒風摩擦をさせるよう に追加の寒風摩擦条例を出したのであった。  で、犯罪の方は本当にマジでずごっく減りました。どっかの国は必死に ポルノ規制を強化するけど、強姦の件数が激増しているようなので、やっ ぱ規制しすぎるのも考えものなんじゃないかと思いますね。  それに寒風摩擦をすれば健康になりますしね。こんな素晴らしい成果に 変態都知事はチンポをギンギンにして大いに喜びました。 「うむっ。これでみんな風邪を引かない健康な身体になるぞ〜。これぞ! 画期的な健全育成条例なんだぁぁ〜。チンポで障子破って良かですかぁ〜」  こんな風に次々とおかしな条例を繰り出すことに某都に住んでいる女子 高生たちにとっては地獄の日々となっていた。  今日も女子高生たちがあちこち集まって、都知事の文句を言っていた。 「一体何なのよっ。あのチンポ障子っ!何でこんなエッチな条例が次々と 成立しちゃうのよぉぉ〜」 「って言うか、あのチンポ障子ってエロ小説書いてたんでしょ!こんな奴 を都知事にした段階で間違ってるわよ」 「そうよ、そうよっ。それも強姦小説も書いてんのよっ。まずは自分の書 いたもんを取り締まりなさいよ」 「そうね。漫画だけはダメで、その他が全部OKって、あのチンポ障子! どういう頭の回路してんのよ。大体、何で私たちが毎日パンツ丸出しで高 校行かなくちゃいけないのよ。国は何をやってんのよ」 「いや、この国ってどっかの公園に居た鳩ぽっぽが政治やってるし、この 前なんか鳩が持ってきた配水管が政治やってたのよ..」 「・・・いや、配水管じゃ、もう生物じゃないし..」 「ともかく、何とかしてあの都知事をどうにかしないと。これ以上変な条 例を出されたらたまらないわ」  が、残念なことにまたある国の某都の都知事は、新しい条例を出してき たのだ。 「男性が弱くなったのはセクハラなどで訴える馬鹿女が増えすぎたせいだ。 これは医学的にも証明されているはずだ!うん、間違いないっ。これから はセクハラはどんどんやっていいことにしよう。男子生徒たちよ!女子の 服を毎日捲るのだ。あと捲られた女子は頬染めてまいっちんぐするのだ〜」  またまた青少年健全育成条例よりもおかしな条例、女子生徒の服はバン バン捲って良し、パンツも下ろして良し、括弧捲られたらまいっちんぐポ ーズ括弧閉じが某都で施行された。  これを聞いた男子高校生たちは、張り切って女子高生たちの服を捲り始 めてきたのだ。 「天下の都知事さまのお墨付きだ〜。みんなで捲っちゃお〜」 「俺たちゃ、無敵の捲り野郎さ!」 「こっちはどんどんパンツをずるりんと行こうぜっ」 「「おうっ!」」 「きゃぁぁぁ〜、パンツだけは下ろさないでぇ〜」 「いやぁぁ、ブラまで捲るのはだめぇぇーー」 「おいっ!お前ら、捲られたらポーズだぞ。ポーズしないと逮捕だぞ」 「そ・そんなぁぁぁ〜」 「ほらほら、ポーズだ!ポーズだ」 「ううぅ..いやぁぁんん〜。まいっちんぐ〜」 (って何やらせる気なのよっ!)  この条例のせいで、あちこちで服を捲ったり、パンツを下ろしたりの悪 戯が横行することになるが、罪ではないので全く問題ないのだ。  だけど、やっぱスカートを捲りたい男は婦警やナースを捲っても良しっ。  婦警さんが交通取締りなどしてたら背後からこっそり迫ってスカートを 捲っちゃえぇ〜。  もちろん、捲られた方は頬を染めてエッチっぽい声でまいっちんぐをし なければいけない。  だって条例だもん。そうですよね、都知事? 「もちろんだ。これは健全なる男の挨拶なのだ〜。男はいつも悶々の方が 健全に育つのだぁぁぁ〜!チンポで障子破って良かですかぁ〜」  もはや何でもありの暴走都知事となっており、今さらながらP●Aのオ バサンたちが騒ぎ出したが常に手遅れだった。  公園の鳩に常に餌をやって手なずけている都知事が国の力を借りて、口 うるさいオバサンを排除してきたのだ。 「あっ、そうそう。P●Aなんて今度の条例で解散だよ。僕はね〜、文明 がもたらしたもっとも悪しき弊害なものはババァだと思ってるんだ。こん な口うるさい連中はもう不要なんだよ。性欲が減衰したババァが口出す時 代は終わったんじゃないかぁ〜。チンポで障子破って良かですかぁ〜」  そう言って口うるせーババアの権限を一切合切奪ってしまった都知事。  まあこれはこれでいいんじゃないか?  これで文句をいう輩も消えたので、都知事はかっての失敗したオリンピ ック招致に代わる新たな招致を提案してきた。 「人はみな平等ということを世界に伝えなければいけない。よし、ここは わが都のビーチに健全なビーチを招致しようじゃないか〜」  と言って今度はヌーディストビーチの招致まで始めた暴走都知事。  この国も武器を一切禁じているので、この無防備宣言は世界中から賞賛 されたようだ。  裸なら武器なんて持てないしね。服を着ないということは、これぞ究極 のクールビズにもなるからねw  こうして夏になると、某キー局の近くのビーチがヌーディストビーチと 代わり、さらに徴兵?制度を導入し、某都に住む選ばれた女子学生(美少 女に限る))が夏の間、ヌーディストビーチで徴兵?訓練を受けることに なった。 「うむっ。カジノやオリンピックなんかより、こっちの方が招致のしがい があるってもんだ!ビキニなんか着るからかえってムラムラしてしまうん じゃ〜。これなら健全でいいんじゃないかぁぁ〜。チンポで障子破って良 かですかぁ〜」  この頃になると何故か障子の売れ行きもどんどんあがっていき、男たち が暴走都知事のマネをし始めたらしい。  街中にはフリーの障子があちこち増えて、障子を破る行為ならわいせつ 物犯罪にならないと国の法律で決まったのだ。  もちろんチンポで障子を破るにはいつもの掛け声が必要らしい。 「チンポで障子破って良かですかぁ!チンポで障子破って良かですかぁ〜!」  男たちにとっては嬉しい状況が続いているが、強制的に裸にされる女子 高生たちはかなりの辱めであろう。 「もういやっ!あのチンポ障子っ、どこまで私たちを辱しめるつもりよ」 「でも..美少女に限るっていうのは、ちょっと嬉しいかも..」 「それに、みんなで裸になれば何か恥ずかしさも低減してる感じよね」 「そういう考えが一番やばいわよ。羞恥心が無くなったらダメよ!」 「そうよ。このままじゃ、あのチンポ障子がどんどん暴走するわよ」 「これ以上のエッチなのは嫌ぁぁ〜〜。公園の鳩でも配水管でもいいから、 何とかしてよ。この状況〜」 「唯一、逃れる手は引越ししかないかも。この某都から逃げればいいのよ」 「!そっか、西の某府に行けばいいのかも」  確かに、某都に住まなければいいだけのことであり、女子高生たちが次 々と西の某府へ逃げていったのだが..  所詮は公園の鳩が政治を行なう国なので、どこへ行っても同じであった。  ちなみに某府は暴走都知事のお天気息子が府知事を行なっており、某都 に負けないぐらいのはちゃめちゃの条例がまかり通っていたのであった。 「雨が降ったら、裸にレインコートは基本だね。服なんか着て出たら濡れ ちゃうからもったいないでしょ!なので、雨の日は女子学生はレインコー トのみだね。もちろん可愛い子に限る!」  こんな感じで某府は天気にちなんだ条例をいっぱい出しているらしい。 「あ〜ん、いったい私たち、どこに逃げたらいいのよぉぉ〜」  某都も某府もダメな彼女たちが他の某県に逃げたら、そこは元・お笑い 芸人が県知事をやっていて「制服からの開放が必要、女子をどげんかせん といかん」と全裸登校を条例化してきたのであった。  まあ、こんな感じでどこの県もエロをどんどん全面に出してきたので、 この国全体が手遅れな感じだった。  だって、本物の鳩ぽっぽが国を動かせるんだもんっ。仕方ないですよね ぇ〜。  どちらにしろ暴走都知事が落選するまでは、このおかしな状況は続くの であろう。 <完>


「たいようの奇説」完