第2話「年初めだからって、こんな着物の罰なんて」


 今日も寒い中、下着姿で頑張って立っている葉須香です。  1月早々からこんな恥ずかしいことになるなんて悲しいです。  けれど、3学期最初の襦袢の罰よりはいいのかも知れない。 (うぅ..思い出しただけでも恥ずかしいよ)  だって、最初の長襦袢から徐々に透けやすい白襦袢に変わっていったか らです。最後の方は乳首の色がわかるぐらいまで生地が薄くなってきたん ですから〜。  あと、時たま行う特別な罰もすごく恥ずかしくてたまりません。  忘れ物がひどい時に行われる罰なのですが、笛地先生の変な趣向が濃く 出るからなんです。 「葉須香、今度の特別罰はこの豪華な着物を着てもらうぞ。更衣室で着替 えて構わんから早く着替えて来い!」 「えっ!いいんですか」差し出されたすごく豪華な着物に私は思わず目を 輝かせてしましました。  だって、お姫様みたいな着物で普段絶対に着れそうになかったから。  この時は罰よりも豪華な着物を着れることが嬉しくてたまりませんでし た。 (えっと、これ本当に罰なのかな?着付けの仕方、覚えてて良かったぁ)  実は着付けの仕方は高校入る前は全く出来なかったのですが、夏にあっ た着物の罰の時に私の下着丸見えの着崩れ姿を喜ぶ男子たちに悔しい思い をしたので、必死に覚えたんです。 「あの時は下着がOKだったので助かったけど..今は下着を全部脱がな いと駄目なんて..ここまで罰がレベルアップしたってことよね..」  まあ、でも!忘れ癖がひどいっていっても覚えたスキルはちゃんと覚え ているんだから。  そう、夏のように着崩れを期待してるかも知れないけど、今は完璧に着 こなせるんです。 「うん、バッチリ!それにしても、こんな綺麗なの着れるなんて夢みたい」  鏡に映った着物姿を見ると罰であることを忘れてしまいそうです。 (せっかくだからカメラで撮っておかなくちゃ)  こんな感じで私自身が罰を忘れて浮かれてしまうほどなので、いつも騒 ぐクラスの男子たちも私の着物姿に驚いてうっとり見てきました。 「!やべ〜、葉須香ちゃんが綺麗すぎじゃねーか」「うひょぉぉ〜」 「これ、ご褒美の間違いだよな?けど目の保養になっていいや」 「おいおい、先生。これでどんな罰をするんだよ」  私も何の罰をするのか分からなかったのですが、次の瞬間に罰の内容が 分かりました。 「今回の罰は!こういうことをするのさ。それっ」 「ちょ・ちょっと先生。そんな戯れは〜」  何と先生が私の着物の帯を引っ張ってきたんです。何か着付けの時に帯 がやけに長いのに気になったんだけど..こ・こういう罰ですかぁぁ! 「ほらっ、葉須香!引っ張る間は俺の事はお殿様と呼ぶんだぞ」 「そ・そんな〜!お・お戯れはいけません、お殿様ぁぁ」くるくるっ 「いいぞ葉須香。ほら、よいではないか〜、よいではないかぁぁ」 「あぁぁーーれぇぇーー、目が回っちゃうぅぅ」くるくるっ (って私も「あ〜れ〜」言ってる場合じゃないよっ)  この帯回しの罰は変すぎます。くるくる回す意味があるんですか?  けれど、これには男子の興奮を高めるポイントがあったみたいです。 「うおっ!笛地の奴、そうきたか」 「これは最高だぜ!もっと回せ〜」 「葉須香ちゃんの着物、はいじゃえ〜) (!しまった。私、着物の下に何も着けていないよぉ〜)  つまり回し方次第では、すごい露な姿が披露されてしまうんです。 「よいではないか〜」「あ〜れ〜」「よいではないか〜」くるくるっ  先生が私の帯をどんどんと引っ張ってく中、その間の私は帯がほどける 方向にくるくる回るので目が回ります。  だから、ほどけた瞬間は身体がフラフラとなって上手く隠すことが出来 ないんです。  そう、へにゃへにゃになって床に崩れてしまいました。  ただ、1回目は先生も回すコツが分からなかったので、帯がほどけた瞬 間にはだける着物を何とか押さえることが出来ました。 「おおっ!一瞬だけ、あそこが見えたかもぉぉ〜」 「すげぇ〜、葉須香ちゃん!着物の下はすっぽんぽんだったぞ」 「笛地の奴、回すの下手すぎじゃねーか」 「次回は俺にやらせろよ。それまで特訓するから」  どうやら、次の帯回しの罰は男子たちの中から選ばれることになり、そ れも何回かある小テストの成績が1番良くなくては駄目みたいなんです。  私のクラスの男子の学力平均点は学年一なのですが、こういうご褒美を 先生がやっているせいかも知れません。  けれども、私自身も罰をされるまでは幸せ気分でいられるので変な感じ です。だって..毎回違う豪華な着物を用意してくれるから。 (ともかく!今回も上手く隠さなくちゃ!)  一応、男子たちはこの帯回しの練習や研究をしているみたいで、そんな に私の露な姿を見るために必死にならなくてもいいのに。 「よし頼むぞ、梶原!お前に俺たちの夢を託すぞぉ」 「まかしておけ!それじゃいくぜ。葉須香ちゃんっ」 「は・はい..」(梶原君、普段の勉強より意気込みが違うよぉ) 「それ、それぇぇ〜。おおぉぉ、何か癖になりそうだ。この帯回し〜!葉 須香ちゃん、俺の場合はお代官と呼んでくれぇぇ〜」 「お・お戯れはいけません〜!お代官様ぁぁぁ」くるくる 「あははは〜、よいではないかぁぁ、よいではないかぁぁぁ〜」 「おい、梶原っ!1人だけ楽しんで回すなよ」 「あぁぁ〜れぇぇ〜、お助けくださぃぃ〜、あぁ〜れぇ〜」 「よいではないか、よいではないかあああ〜」 「いやぁぁん、目が..目が回っちゃう」  帯がほどけた瞬間、男子たちがガッツポーズをしました。それは目が回 ってる私が着物をすぐに押さえることが出来なかったからです。  回転してるから、それほど見られてはないと思うけど、数秒間は男子が 望む露な姿になっていたと思います。(あ〜ん、お戯れすぎるよ〜) 「今、絶対おっぱい見えたよな?ありゃピンクの乳首だったぜ」 「それよりも下の方も見えた気がするぜ!黒いのが見えたぞ」 「いや、そんなに生えてなかったぞ。可愛いスジがねーか?」  やぁぁん〜、みんなしっかりといろんなところを見ているのかも〜。  何か最近の罰って私のおっぱいやあそこを見えやすくしているような気 がします。  下着の罰もどんどん派手なものやエッチなものに代わっていくし、裾部 先生の朗読の罰もエスカレートしていってるんです。  わざと読み難いところばかり選んで私に朗読させる裾部先生。  5回以上読み間違えると当たり前のようにブラを捲って乳首をチラ見せ してくるし、20回読み間違えたときはショーツを捲られて大事なところを チラ見せしました。  けれども、それはまだマシな方でした。  エッチな下着の罰で朗読したときは、裾部先生は私のブラを完全に捲り、 サイドストリングショーツの紐を外してきたんです。  そうなんです。紐を外した途端に私のショーツはストンと床に落ちてし ましいました。  とんでもない状況になって、すごく恥ずかしいはずなのに私は何故か、 朗読を続けてました。 (は・恥ずかしいぃ..でも..間違えた私がいけないんだから..)  もう、みんなに全部見られてしまったと思ったのですが、男子たちから 一斉にブーイングが飛んできました。 「おい!裾部。早くどけよ。少しも見えねーよ」 「間違いなく葉須香ちゃん、すっぽんぽんなのに汚ねーぞ」 「裾部先生〜。俺たちにもお恵みを〜」 「ぐひひっ。お前らに見せるわけがねーだろ!悔しがったらお前らも教師 を目指すんだな〜」 「ちくしょぉぉ〜」「俺たちは葉須香ちゃんの横乳だけなのかよぉ〜」  男子たちがこれだけ悔しがっているということは恥部が見えてないのは 本当なのだろう。  でも裾部先生には隅々まで見られていて、読み間違える度にどこでも弄 られてしまうのよね? (いやあああ〜、私ったら何でここまでされて朗読をやめないの?)  朗読を最後まで続ける私も変ですが、裾部先生も恥部に直接触れずに金 属製の差し棒で突いてきたことに驚きました。 (えっ?何で直接触れてこないの..いや直接触れたら叫んじゃうんから その方がいいんだけど..)  いくら罰でも指で弄られたら私、気が動転してしまって泣いたり叫んだ りしたと思うんですが、裾部先生はそれを避けるかのように差し棒にした ってことなの?  どちらにしても、こんな恥ずかしいことを2度とされないように忘れ物 をしないようにしなくちゃ!  きっとエッチな下着の罰の時は、また裸にされそうな気がしたから。  そう、誓ったのにぃぃ.. 「ん?今日も忘れ物をしたか〜。それじゃ、朗読の罰をしてもいいな」 「わ・わかりました」  ただ、前まで喜んでいた男子たちは不機嫌な顔をしている。そう、私が 裾部先生に言わされる宣言が嫌みたいである。 「それじゃ、いつものセクハラ正当宣言を頼むぞ。もちろん、俺が言った 通りに頼むぞ」 「・・・はい..今から朗読の罰をしますが..私が読み間違えるたびに裾 部先生は軽いセクハラをしますし、し・下着を脱がす場合も..あります が..私は最後まで朗読を続けます..」(この宣言、ひどいよぉ) 「うむ、それじゃ朗読を始めるか〜。しかし、葉須香。お前がどんどん読 むのが上達するから、朗読の場所を選ぶのが難しくなってきたぞ」 「・・・」(あの..堂々とそんなことを言われても..)  どんどん難しい朗読をさせてくるので読み間違いが起こってしまいます。  当然、間違えるたびにセクハラをしてくるし、下着も脱がしてきます。 (いやぁぁぁ〜、またショーツ下ろされたよぉ)ストンッ  唯一の救いは私の恥部は裾部先生だけが見れるようにして、差し棒で悪 戯してくれるところだけど..何か私の拒絶具合を見ながら差し棒の悪戯 の強弱をつけてくるのでタチが悪いです。 (こ・今度こそ、絶対に忘れ物なんてしてたまるものですかぁ〜)  そう、絶対に懲りて忘れ物をしないと思ったのに、翌日には朗読の罰を 受けるなんて私ってバカなの?  こんなことを続けるから裾部先生も増長してしまい、ついには読み間違 いが多発したときは脱がされたブラとショーツを朗読している私のピンと 伸ばしている両腕に乗せてきました。 (ひ〜ん、私が何も出来ないからって、ここまでしなくても〜) 「裾部の奴、好き放題やりやがって〜。羨ましいぜ」 「ああ、相変わらず肝心なとこは見えねーし、けどよ〜。あんな状況にさ れても顔を真っ赤にして朗読を続けてる葉須香ちゃんがたまらねー」 「それにしても裾部が毎回差し棒でツンツンするだけとは驚いたな」 「いやいや、罰だからって俺らの葉須香ちゃんに手で触れるのは駄目だろ」 「そうだな。おっぱいが丸出しになるぐらいの罰になれば、お触りもアリ だがな〜」 (あ〜ん、男子たちが勝手なことばかり言ってる〜。おっぱいが丸出しに なるまで忘れ物を続けたら、本当のお馬鹿さんだよぉ〜)  でも、よく考えたら朗読時の私は一切の抵抗が出来ないので、もっとと んでもないことが出来るような気がします。  スケベな先生なんだけど、私が本当に拒絶することはしてこないので、 これだけ破廉恥なことをされても他の女子のように毛嫌うことが出来ない んです。(スケベでなければ、もっといい先生だと思うんだけど..)  あと、授業じゃない時の裾部先生もスケベなんだけど..優しいところ も見せてくるんです。  そう、あれは私が外でいろいろと置忘れをして、どこから問い合わせを していいか困っていたときでした。 「葉須香〜。何ぼーとしてるんだ。可愛いケツがノーガードだぞ」と廊下 を歩いてた私のお尻を撫でなでしながら裾部先生が挨拶してきました。  私が涙目で文句を言おうとしたら、裾部先生が箱みたいのをポンと渡し てきました。 「ほら、ここ数日のお前の置き忘れだ。忘れ癖がひどいのは分かるが、貴 重品だけは気をつけて管理するんだぞ」「あ・ありがとうございます」  どうやら私が困ってるのに気づいて、裾部先生ったら私があちこちで忘 れたものを黙って探してくれたんです。  スケベなことをしなければ素直に感謝できるのに..裾部先生は本能を 抑えられないのかも知れない。 「おい、葉須香。箱を忘れずに持っていくんだぞ。しかし、お前の手はす ごくプヨプヨして気持ちいいな〜」むにゅむにゅ。 「・・・裾部先生、それは手じゃなくて..胸なんですが..」 「おお、そうか!箱が影になっていて分からなかったぞ。あははは」  涙目でムッとする私を見て、裾部先生は謝りもせずに行ってしまいまし た。んもぉ〜、裾部先生のばかぁぁぁぁ〜。  もしかしたらドキっとして尊敬してしまいそうなんですが、それをすぐ に帳消しにしてくるのが裾部先生の悪いところなのかも。  この日も、この後で朗読の罰で差し棒でいろいろ弄ってくるし、もう絶 対に絶対に!忘れ物なんてしてやるものですか!  ちなみに、罰とは関係ないのですが、笛地先生の勧めで地元の朗読コン テストに出たのですが優勝してしまいました。  参加者のほとんどは大衆の前で朗読する緊張でミスを多発しましたが、 私はあまり緊張しませんでした。  だって恥ずかしい格好で朗読するわけでもないし、読み間違えても何の 辱めが無いんだもの。  あと裾部先生が出すものに比べたら、ものすごく読みやすいものばかり でした。  最後までノーミスで朗読した私に審査員たちが驚いて「間違えない秘訣 や朗読の特訓みたいのをやってるのかい?」と聞かれたけど私は顔を真っ 赤にするだけで本当のことは言えません。  きっと誰でも教室の教壇で下着姿で朗読させられ、読み間違えるたびに 恥部を晒されて悪戯されれば上達すると思いますから。  一部の人しか事実を知らないから、私の朗読を上達させた裾部先生も学 校で表彰されてました。(あ〜ん、納得がいきません)  ともかく、これ以上は本当に忘れ物をしないようにしなくちゃ!  もう、おっぱいがチラチラ出させる罰が増えてるから、このままじゃお っぱいまで出されてしまいそうです。