第52話「豆まきの罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 寒中マラソンの罰はマラソンと同時に終わったため、2月から新たな罰 が始まることになった。  一応、男子たちからボディペイントを続けて欲しいという嘆願が多くき たので名歯亀は2月始めの節分を上手く利用して豆まきの罰を提案してきた。  新たな罰「豆まきの罰」の準備を終えた葉須香が普段の冬服の制服姿で 教室の中に入ってきた。  よく見ると、手足が真っ赤に塗られていることから、新たなボディペイ ントの罰がされてるのがよく分かる。  きっと、制服の下の肌も赤く塗られているのであろう。 「これぞ、豆まきの罰だべ〜。葉須香には赤鬼の役をやってもらうだべ〜」 「おおぉぉ〜、こういう豆まきなら大歓迎だぜ」 「早く披露してくれよぉ〜」  いったい葉須香の肌がどこまで塗られているかを男子たちは楽しみにし ていた。 「葉須香ちゃん〜、早く赤鬼になってくれよぉぉ〜」 「そんな服、さっさと脱いじゃえ〜」  男子たちの興奮が高まる中、名歯亀が葉須香に対して服を脱ぐように言 ってきた。 「じゃあ、葉須香。赤鬼の格好になっていいだべ〜」 「はい..先生」  赤く塗られてない葉須香の顔が真っ赤になってることから、相当恥ずか しい要求をされたかも知れない。  男子たちが注目する中、教壇で恥ずかしそうな顔をしながら、一枚一枚 衣服を脱いでいく葉須香に男子たちの股間も熱くなってくる。  が、制服の下は普通の肌色な全身が現れ、上着とスカートを脱いだ葉須 香が準備完了を伝えてきた。 「先生、脱ぎおわりました」 「おおっ!黄色と黒の虎じまパンツとブラだぜぇぇーーー!」 「けど、赤く塗ってるのは手首と足首だけじゃねーか?赤鬼の役なら全身 真っ赤だろ?」  意外なことに赤く塗ってるのは手足だけであり、あとは虎じまパンツと 虎じまのブラを着けているだけだった。 「おい、まさかこれが赤鬼ってかよ?葉須香ちゃん」 「いや、それはありえねーだろ?」「おおっ、ちょっとブラ見てみろよっ」  男子たちが、葉須香の胸を良く見ると虎じまのブラに浮かんでる乳首が かなりリアルに盛り上がっている。  時々、ピクピクと動くことから、これは明らかに生の乳首だろう。 「うおおおぅっ!も・もしかして葉須香ちゃんノーブラかよぉぉー」 「っていうと、この虎じまブラがボディペイントかぁぁーーー!」  男子たちが詳しく葉須香の胸を確認するとブラのラインはなく、おっぱ いを虎じま模様に塗っていたようであった。  けど、何故ここまでノーブラであることに気づかなかったのであろうか?  それは名歯亀が巧みに塗っていたせいで、おっぱいの方は乳首の形が分 かる程度しか見えなかったからだ。  まあ、実際に葉須香の立場から考えると今までの罰とは違い、丸見えで ないだけ有難いはずだが..  そう、おっぱい丸出しと言っても分かるのは形だけで、その形もラバー ペイントで重ね塗りをしてるのでブラがフィットしてるぐらいしか見えな いだろう。 「って言うと、やっぱ下もボディペイントかよぉぉ〜」 「おおぉー、割れ目くっきりパンツだぜ」 「さて〜、それじゃ葉須香には校内を逃げ回ってもらうだべ〜。他のクラ スは授業中だから問題ないだべ〜」 「そ・そんな〜。授業中に鬼ごっこなんて他のクラスから文句が..」 「我輩は絶対権力教師だべぇぇ〜。もう全ての教師は我輩に逆らうことが 出来ないのだべ〜。だから安心するんだべ〜」 「うおぉ〜、さすが名歯亀だ」「俺たちのサイコー教師だな」  そう、男子にとってはボディペイントの葉須香を校内で追いかけること がツボにきたらしい。 「さすが先生だぜぇぇーー!こりゃ最高の節分になるぞぉぉーー」 「早く節分を開始しよーぜ!豆まっき、豆っまき〜」 「こんなに盛り上がってくれると先生も嬉しいだべ〜。じゃあ、初日の葉 須香豆まきを始めるだべぇ〜」 「しょ・初日って..そんな..」  名歯亀の開始の合図で虎じまのボディペイントで節分をすることになっ た葉須香だが、開始前に少しだけ変な追加注文を笛地に出されてしまった。 「葉須香、その格好の時は必ず、語尾に”だっちゃ”を付けるんだべ〜。 ただ疑問符は時と場合で付けなくてもいいぞ」 「・・・わかっただっちゃ。これでいいんケ?」 「そうそう!ついでにそれでダーリンお仕置きって言ってくれだべぇー」 「・・・ダーリン、こんなことばっかりやらせると電撃でお仕置きだっちゃ!」 「おおっ、見事な受け返しだべぇぇー」「・・・・・・」 (ぅぅ..この変態傘じじい..)  その後で急きょ、緑色のカツラまでかぶって節分をすることになった葉 須香。  初日の豆まきは葉須香の逃げ切りで終わったのだが、最後にちょっとし たハプニングが起こった。  何と体育館の壇上に逃げ込んだ際、上級生による卒業式の練習が行なわ れていた。 「いやぁぁぁぁぁぁーーー見ないでぇぇぇーーーー!」  一気に3年生たちの前で恥ずかしい姿を晒したと思われたのだが、残念な がら誰も葉須香がボディペイントしてることに気が付かなかった。  かなりしっかりとしたラバーペイントを施していたおかげで、おっぱい やおま●こが丸出しでも、3年生は見抜くことが出来なかったのだ。  ただ恥部の形はくっきりと出ていたので、もう少しじっと見ればバレて しまったかも知れない。  こうして、恥ずかしい豆まきの罰が1日目が終わった。そう、節分は今 日で終わりだが、豆まきの罰は明日も続くのだった。  一方、1組の方では裾部が新しい恥辱の罰を考えたようだった。  節分の日、1組では鳥子の新しい罰が行われていたのだ。 「じゃあ、悪い点を取り続けてる鳥子には今日からニワトリの罰をしても らうことにする。いいな、鳥子」 「は・はい」 「じゃあ、罰の羽とトサカをつけてもらうぞ。さあ、腕を曲げなさい」 「これでいいですか..」  裾部が罰として用意した大きな羽を全裸の鳥子につけるのだが、わざと 腕を曲げた状態で付けてきたので、もう恥部を手で隠すことが出来なくな ってしまった。  そして、その格好でにわとりの真似をしなければいけないのであった。  腕に羽をつけ、頭にトサカを乗せた鳥子が、顔を真っ赤にしながら物真 似を開始する言葉を出してきたのだ。 「これから、罰として..にわとりになりますので見てください」

生まれたままの姿で鳥子の恥ずかしい
にわとりの物真似が始まる。
2つの羽をばたばたと羽ばたきながら、
丸出しのおっぱいやおま●こを見せ付
ける形で教壇の上を歩き始めた。
この物真似の恥ずかしいところは自分
から、大声でにわとりの声を出さなけ
ればならないとこだろう。
「こけぇぇーこけっ」

だんだんと恥ずかしさで気がどうにか
なってしまう鳥子だが、逆に男子たち
はそんな鳥子に注文をつけてきたのだ。

「鳥子ちゃんは鳥なんだから、もっと
胸筋を張らなくちゃ」
「そうそう、立派な胸筋を持っている
んだから」
「これは胸筋じゃないよぉぉぉ〜」
「文句を言うんじゃない、鳥子」
「はい..すいません先生」
裾部に注意され、大きなおっぱいを胸
筋に見立ててにわとりの真似を続ける
ことになった鳥子。

恥ずかしい鳴き声を出しながら、おっ
ぱいを突き出して歩く罰をしばらくや
らされる事になったのであった。

「こけっ..こけぇっ」ぶるんぶるるん♪ 「上手い、上手い。その調子だよ。鳥子ちゃん〜」 「こけぇーこけぇぇーー」ぶるんぶるるん♪  こうして恥ずかしい罰をさせられてしまった鳥子だが、これで全ての罰 が終わったわけではなく、裾部から次なる屈辱を与えられることになった。 「今日はここまでにしよう。だが、次の小テストまで自分への反省として 毎日やってもらおう」「!そ・そんな..毎日だなんて..」 「小テストまでの我慢ということだ。ちなみにその小テストで悪い点を取 った時にはもっと過激な罰をやってもらうからな」  裾部の言葉に青ざめる鳥子。果たしてこれ以上、過激なことをやる羽目 になってしまうのであろうか? (ふふっ、どうです師よ。ボディペイントの罰なんぞ生ぬるいですぞ〜。 これぐらい、葉須香を無様に辱めてくれなくちゃ俺はついていきませんよ)  この1組の罰を後で聞いた名歯亀だが、翌日も同じ豆まきの罰を続行す るだけだった。 「一応、世間では豆まきは昨日で終わりだから、今日は豆の代わりに今日 はパイでいくだべ〜」 「なんで、そうなるっちゃ!パイなんか投げたら迷惑だっちゃ!」 「いいのだべ〜。何せ、我輩は絶対権力教師なんだべー」  何か辱めの罰というよりは、楽しい罰ゲームの雰囲気となっており、名 歯亀は裾部の言うとおり、生ぬるくなってしまったのだろうか?  どうやら、聞くところによると最近の名歯亀は1年女子への罰もしなく なったようであり、絶対権力教師と言う割りにずい分と大人しくなってし まった感じも見える。  そんな生ぬるくなってきた師の行動にイラつく裾部が、名歯亀の家に再 び招待されることになった。 「師よ。今日はどんな用ですか!俺はこう見えても忙しいんですが..」 「ふふっ、ひよっこがずい分と生意気な口を聞くもんだべぇー」 「・・・そりゃどうも。俺は師ほど衰えてはないんでね!」 「うんうん、いいだべよ。いいだべよぉ〜。その野心がたまらんだべ〜。 じゃが、これを見て我輩が衰えたなんていえるだべかぁぁー」  裾部が名歯亀に招かれて、家の裏山までまで連れて行かれた。 「師よ。なんで俺を裏山なんかに?」 「実はだべ〜。最近、我輩所有の裏山で温泉が湧いたので、お前に見せて やるのだべぇぇ〜。こう見えても、我輩は湯治が大好きなんだべぇ〜」 「・・・くだらんな。やはり、師も老いには勝てなかったということか..」 「ふふふ、そうほざいて居られるのも今のうちだべー」  どうやら裏山の温泉についたらしく、温泉を見た裾部は驚いた。 「!!!うおおぉぉっ〜!こ・これはぁぁ〜〜」  温泉の至るところにエッチなアトラクションが設置されており、1年女 子がタオル一枚で必死に挑戦している女体だらけの恥辱温泉となっていた。 「これは校則違反をした1年女子のアスレチックの罰だべぇー。そうだべ? 我輩の特別風紀委員長になった松佳くん?」 「はい、ご主人様。校内の風紀を乱したものは、ご主人様の温泉で辱しめ の競技を受けてもらうことになってます。失格者には、ご主人様のパパよ り怖いお仕置きが待っています」 「そういうことだべぇ〜。さすが、我輩の特別風紀委員長だべ」  そう、きわどい黒のボンデージを着た気仙 松佳が現れて、裾部に説明 し始めた。  首には忠誠の首輪をつけていることから、どうやら完全に名歯亀の手に よって堕ちたらしい。 「ま・まさか、あの特別風紀委員長をここまで堕とすとは..まさか残り の2人も」 「甘いだべ〜。竹奈と梅乃なんか、とっくに堕としただべ〜。特別風紀委 員全てを我輩が手に入れただべ〜。そうだべよな〜、松佳くん?」 「はい、ご主人様。来年は私が生徒会長に立候補しますので、その時はも っとご主人様が悦ぶ校則を作りますので」 「うむ、期待するだべ〜。我輩は今年で定年だが、そんなのは先延ばしに するだべ〜。もっともっと女子生徒たちを辱しめるんだべ〜」 「はい、ご主人様。私も精一杯協力します。裾部先生も協力してくれます よね?」 「・・・ああ、もちろんだ。しかし、1年女子にここまで卑猥なことをさ せるとは..見事です。師よ」ガクッ.. 「裾部よ、認めたくないものだべなぁぁ〜。自分自身の若さ故に力の差に 気づかないとはなぁー。若い、若いだべぇ〜」 「ぅぅ..師よ。本当に参りました。俺は一生、ついていきますぞ」 「うむ。ついていくだべ〜。まずはこの恥辱なシーンを一緒に楽しむだべ ぇぇー」 「そうですね。しかし、いつのまにこんな凄い施設まで..それに師らし いエッチな競技ばっかで生唾もんばかりですよ」ごくりっ 「ふふ、こんなのが生唾なんて、坊や!坊やだべぇぇっ!」 「えっ?それはどういうことで..」 「我輩の欲しいのは至極の宝石のみだべぇー。ハイパーストーンだべぇ〜。 我輩はなぁ〜、くだらない焦りで原石をダメにするわけにはいかないのだ べぇぇぇー。こんな石ころ程度で良かったら、いくらでも貴様にくれるだ べぇー」 「これを石ころだなんて..ま、参りました..」がくりっ。 「お前はまだハイパーストーンがどれほど素晴らしいか分からんのだべ〜。 あの笛地の若造が苦戦してたのが納得しただべ〜」 「!そ・それは葉須香のことですか..」 「そうだべ〜、あの娘を堕とすのには我輩でも慎重にいかないと駄目だべ ぇぇ〜。まさか我輩の神の視線があそこまで効かんとは驚いただべ〜」  どうやら名歯亀の腕は少しも衰えてはおらず、あやゆる神の視線(盗撮 &盗聴)を尽くしても堕とせる要素が見つからない葉須香をたいそう気に 入ったらしい。 (あそこまで裏表がない純粋さを持ってる女子は初めてだべぇ〜。あの純 真無垢な葉須香のおま●こは我輩のハイパーメインディッシュに相応しい だべぇ〜)  そんな名歯亀に目をつけられて、葉須香は最後の場所をいつまでも死守 することが出来るのであろうか..  まあ、豆まきの罰の後で行った女体チョコの罰で、名歯亀が葉須香のお ま●こから型取ったマン拓チョコを配るほどまできたので、葉須香のおま ●この中が公開される日は近いかも知れない。


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