第4話「スカートめくりの罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 梅雨がまだまだ続く6月中旬、この時期は毎日雨が続くせいか学校に通 うのが面倒になってくる。  誰もが早く梅雨があけて欲しいなぁと願うのが普通だが、葉須香のクラ スの男子たちだけはずっとこのまま梅雨が続いて欲しいと切に願っていた。  なぜ、こんなに必死に願うのかというのは葉須香がいるからであり、忘 れ物がひどい葉須香がどうしてもしてしまうのが傘の置き忘れであった。  葉須香の通学手段はバスか自転車であり、雨の日は大体バスに乗って学 校に通っていた。  普通の人でも、こういう乗り物でよくしてしまうのが傘の置忘れであり、 忘れ癖がひどい葉須香にとっては必ずと言って忘れて降りてしまう置き忘 れ常習者であった。 (忘れた傘は週末まとめて引き取りに行ってる)  今日も雨が降っているというのに傘を置き忘れて停留所に降りてしまい、 仕方なく頭にカバンを乗せながら学校まで走るしかなかった。  当然のことながら、夏服は雨でびしょびしょとなり、着替えなおす時間 もないので、その姿で教室に行って乾かすしかなかった。  それが男子たちにとって至極の瞬間であり、教室に入ってきたびしょび しょの葉須香の姿を見て、みんなでこっそりガッツポーズをして喜んでいた。  夏服のブラウスはすっかり雨でずぶ濡れて、葉須香のブラが張り付いて 見えているからだ。  男子たちは女子の冷たい視線を気にしつつも、葉須香の透けてるブラを 確認してから、こそこそ話して感動を分かち合っていた。  ぼそぼそ「今日は水色だな..透け具合は結構いいぜ」  ぼそぼそ「くぅ〜明日はもっと大雨が降ってくれねーかな」  ぼそぼそ「でも、さすがに大雨で置き忘れはあり得ないだろ?」  そう、バスの途中で晴れてきたせいで傘を置き忘れることは納得出来る が、大雨が降り続ける中で置き忘れる者がいるだろうか? だが、それをやってしまうのが忘れんぼの葉須香であって、気づいた時に はバスが遠くに行ってしまう後であった。 「ああっ、そのバス待ってぇぇぇーーー」  これが帰りだったら、バス停で雨が弱くなるのを待つのだが、朝はそん なゆとりもないので、滝のような大雨の中を走っていくしかなかった。  ブラウスは完全に透けて肌の色が浮かんでおり、白いブラの模様が細か くわかるほど透けてしまった。 (教室に体操着があったから、それに着替えないと..)  水浸しの状態で諦めて教室に行くと、男子たちの視線が一斉に集中する。  よほど嬉しいものを見れたせいか、ほとんどの男子が手で口を押さえて、 喜びを必死に抑えていた。  何故なら、透けてるのはブラウスだけではなく、白いブラも水を吸って 透けており、乳首のポッチが浮かんでいたからであった。 「須和さん〜、スケベたちが見てるから胸押さえた方がいいわよ」 (女子めぇーーー何てことを言いやがるんだぁぁぁーー!)  クラスの女子が注意したせいで、男子たちはせっかくの大チャンスを逃 すことになってしまった。  おそらく近くまで行って見れば、葉須香の乳首の姿を拝めたかも知れな かったからである。  こんな感じで、すでに日常が罰のような状況になってる中、葉須香の罰 は男子待望のものになってしまう。  それはスカートめくりであり、葉須香の下着が罰として公開されること になってしまった。  学年内でも3番目に挙げられるに可愛い美少女として挙げられている葉 須香が自分から下着を捲るということもあって男子たちの興奮が止まらない。  そんな中で葉須香は教壇にあがり、男子たちを前にしてスカートを捲ら なければならないのだ。 「今から罰として..スカートを捲ります..」  葉須香の言葉に男子たちの喝采が起こった。だが言う言葉はこれだけで はなかった。 「これは忘れ物の罰なので、遠慮なく私のショーツを観賞してください」 「おおっ、言うね〜」「もちろん、じっくり見てやるよ」  盛り上がる男子たちを見ながら笛地がこう言ってきた。 「これなら恥ずかしくて忘れ物しないだろ?」 「はい..」 「じゃあ、懲りたことがわかったら、スカートを捲りなさい」 「わかりました」  葉須香はこれは罰ということを頭で繰り返しながら、スカートを持ち上 げていくと少しずつ禁断の領域があらわとなってきた。  だが、恥ずかしかったせいか1度目は少しショーツの下部が見えたとこ までしか上げられなかった。 「え〜、今のでおしまいなのかよ〜」「それじゃ観賞できねーぜ」  一瞬のことに見れなかった男子がブーイングを始めるが、笛地はそんな 男子たちに珍しく注意をしてきたのだ。 「お前ら、今日はこれでOKとしろっ!葉須香も懲りたんだから、もう忘 れ物をすることはないだろう。だが、次に忘れたら思い切りあげてもらうぞ!」 「はい..ありがとうございます」  何とか少しだけのスカート捲りで助かった葉須香だが、結局は次の日に 忘れものをしてしまい、ショーツを再び見せる羽目になってしまった。  もちろん、その時は完全にスカートをあげなければならず、葉須香のシ ョーツを男子たちは見ることが出来たのだ。  ここまで恥ずかしい罰を受ければ、葉須香自身も忘れ物をなくそうと必 死に頑張る決意をしたが、どうしても次の日になるとまた忘れてしまう。  スカートを捲るたびに顔を真っ赤にして後悔をする葉須香だが、忘れ癖 が治るわけではなく、ついには3秒間めくると言う罰になってしまった。  3秒間めくりの罰を最初に行った日は、男子たちは全員、目を見開いて 葉須香がスカートをめくる瞬間をまっている。  興奮めいた男子たちの前で笛地のカウントダウンに合わせ葉須香は自分 のスカートをめくって3秒間自分のショーツを見せたのであった。  男子たちの歓喜は教室中に響き渡り、みんなで葉須香のショーツを堪能 した。  そんな3秒スカートめくりの罰もしばらく続いてしまうことになると、 罰の方法も少しずつ変わり始め、カウントダウンを取るのが笛地から男子 たちへ移ることになった。  そうなってくると男子たちは、わざとカウントダウンの掛け声を遅くし てスカートめくりの時間を延ばしていくのであった。  罰が続く内に3秒どころじゃないような長い間、スカートをめくる羽目 にされてしまった。

い〜〜〜ちぃぃぃぃ〜〜
男子たちがわざとゆっくり数えてくる。
恥ずかしさに手が震えてしまう葉須香に男子
たちは興奮してしまう。
に〜〜〜いぃぃぃぃ〜〜
今度は全身が恥ずかしさで震えてくる葉須香。
(ああ..早くはやく数えて..)
さあ〜〜〜んんん〜〜
三の声を掛けるときには葉須香の身体も顔も
真っ赤っかに染まっていたのだ。

だが、最後の三の掛け声の”んん〜”はかな
り長くなっている。
葉須香の早くスカートを下ろしたいという気
持ちが下半身に伝わってぷるぷると震える様
子が男子たちの興奮をより高めたのであった。

 こうして3秒スカートめくりの罰がしばらく続くことになったが、やは り何回も続けると嬉しいハプニングが起こってしまう。  ある日のスカート捲りの罰の時に、葉須香はうっかりしてきつめのショ ーツを穿いてきてしまい、くい込んだショーツからはマン筋がくっきり浮 かんでしまった。  思わず、指でなぞりたいぐらい綺麗に恥丘が盛り上がっており、男子の ほとんどは頭の中で葉須香の柔らかい2つの陰唇を指で掴んでる妄想をし ていたのだ。  しかし、これよりもおいしいシーンを見せてくれる時もあり、それはト イレを我慢している時の罰であった。  どうやら、ギリギリで登校したせいでトイレに行けなかったそうで、そ んな状況で罰をしたせいで下半身がぴくぴくとしていた。  おしっこを我慢しているのが、一目でわかるほど悶えており、無意識に 動かしている下半身の姿がすごく興奮してしまうのであった。  そして雨期の季節であるこの時期の最高のハプニングとしては雨が降っ てスカートがびしょびしょになった時のスカート捲りであり、男子たちは 中のショーツがどうなっているか期待いっぱいだった。  ただ実際はスカートである程度、水をガードしているせいで、大して透 けることがなかった。  まあ、それでもショーツの股部からの雨のしずくが落ちてるとこは漏ら しているような感じがして、男子たちの鼻息は荒くなってしまった。  だが、毎回傘を置き忘れ続けるせいで、葉須香にある別のトラブルが起 こることになった。  そのトラブルが起こる前日は大雨であり、葉須香は相変わらず傘を忘れ てびしょびしょになって学校へやってきた。  雨期に入ってからは濡れて登校することが多いせいか、体調の方も崩れ やすくなっていた。  当日、いつものように傘を置き忘れて登校したのだが、何か葉須香の様 子がぼぉっとしていておかしかった。  当然、忘れ物もしており笛地が新しい罰を言おうと思ったが、普段と違 う葉須香の様子を見て罰を中止して、頭に手を当てて熱を測ったのであった。  案の定、熱があったことから風邪の引き始めとわかり、急いで保健委員 に保健室に連れていくように指示し、今日1日はそこでゆっくり休むこと になった。  早めの処置が効いたのが、昼休みに近づいた頃には熱は冷めて、すやす やと気持ちよく寝るとこまで回復した葉須香。 「これなら、明日には治ってそうね」と保健室の女医さんが葉須香の頭に 手を当てて確認を取って、昼食を取りに保健室を出て行った。  女医さんが出て行ったことで今、保健室へいるのは葉須香1人となって しまったが、昼食を終えたらすぐに帰ってくるので寝ている葉須香にとっ ては全然、問題のないことであったのだが..  ガラガラガラッ..「すいません、先生。恭子が調子悪いんですが..」  突如、保健室のドアが開き3年生の女子2人が中に入ってきた。  どうやら恭子という女子も風邪の引き始めで熱がひどいと言う事で親友 の優子の肩を借りて来たのであった。 「まいったわね..食事中みたいね」「とりあえず..寝かせて」  ぐったりとしてる恭子を見て、優子はベットで横に休ませる事にすると、 奥の方で寝ている葉須香の存在に気づいた。 「奥の方に先客がいるみたいね」 「じゃあ、起こしちゃ悪いから、そっと寝ないとね」  寝ている葉須香を気遣いながら、熱がひどい恭子を優子がゆっくりとベ ットの上に寝かせたのであった。  後は先生が来るのを待つだけなのだが、雑談も出来ないせいか、つい出 来心から奥で寝ているのが誰かを見始めてしまった。 「優子、覗くなんてダメよ。はしたないわよ」 「大丈夫よ♪完全に寝てるみたいよ。どうやら、1年の女子みたいね」 「優子!保健室なんだから変なことはしないでよ」 「わかってるわよ〜ちょっと暇だったから見ただけよ」  恭子の注意により、覗くのをやめようとした優子だが、ふと近くにあっ た籠の中身を見てしまい、舌で上唇をぺろりと舐めてきた。 「ひゅぅ〜♪籠の中に下着があるわよん。制服もあるし..これって」 「優子っ!いい加減にしなさいよ。きっと、それは別の服に着替えてるの よ」「あら?焼きもちかしら♪今、肩の方を見たら肌が出てるから、ひょ っとしたら裸かも〜」 「それは汗をかいてたから身体を拭くために脱がしただけでしょ。いい加 減にしなさいよっ」  覗いている優子を必死で止める真面目な恭子。  実はこの2人はちょっとレズの気がある危ない関係でもあった。  優子の方が常に攻めとなっていることから、目の前に裸で寝てるかも知 れないという葉須香を見て、魔が刺してしまったのかも知れない。 「少しだけ〜いただきまぁ〜す♪」「優子っ!」  もちろん、すぐに保険医が戻ってくるのを知ってたので、大したことは してこなかったが、葉須香は優子にシーツを剥がされて全裸を見られてし まい、あげくにはおっぱいやおま●こを舐められたようであった。  ただ、それ以上の暴走は無く、保険医が戻った時にはシーツをかぶせて 何事もなかったかの様にしていた。  そして熟睡していた葉須香自身も上級生の女子に舐められたことに気づ くことはないのであった。


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