第39-1話「エッチなショーツの罰。高2-9月」



 夏休みが終わり、男子たちが待ちに待った高校2年の2学期が始まる。  これからまた葉須香の新たな罰が毎日見られることで、男子たちはウキ ウキしながら元気に学校に登校してきた。 「夏休みって長かったんだな」と思いながら、登校してくる2年4組の男 子生徒の姿が、校門前で目に入ってくる。  時刻はまだ朝の7時、登校時間の8時15分よ早いので朝の光が、まだ 眠たげな街を包み込んでいた。 「おはよ。お前も早く来たのかよ」「おはよ、何か早く目が覚めてな」 「って言うか、あいつらもかよ」  校門には、4組の男子たちが次々と登校してくる。制服の襟を整え、眠 気などないシャキッとした顔でやってきた。  廊下はまだ静観とし、教室も窓から差し込む光が教室を温かく照らして いた。  そう、2年4組だけが、人の声で賑わっており、すでに男子全員が登校 し、葉須香の話題で盛り上がっていた。 「確か1学期の最後って、抱き合いの罰で終わったよな。まあ、あれは夏 休み前の特別罰みたいだし、カラー正の字に似た罰からやるのかな?」 「まあ、丸出しのおっぱいが見れるだけで幸せもんだぜ。もう、おっぱい は一切隠せないからな」 「葉須香ちゃんの良い所は羞恥心が無くならないとこだよな。夏休みに海 で会ったけど、普通の水着だったし、胸を見ていた俺に気づいて、「エッ チ」と照れて手で隠してきたんだぜ」 「そうそう、俺も横に居たけど、あんなに胸を隠す葉須香ちゃんが新鮮だ ったぜ。だって、生のおっぱいなんて何度も見てるし」 「けど、2学期初日から忘れ物してくるのか?あんだけ絶対に忘れ物はし ないんだから!と大声で言ってたよな」 「それでも忘れ物をするのが葉須香ちゃんだろ」「だな」「同感っ」  男子たち葉須香に対する熱い思いを語るうちにチャイムが鳴り響いた。  校内に生徒たちの歩く音が聞こえてくる中、葉須香が教室のドアを軽く ノックし、笑顔で入ってきた。  葉須香のいいところは忘れ物とは関係なく、明るく登校してくるので、 教室の雰囲気も一気に明るくなり、男子たちは元気よく挨拶を返した。 「おはよう、みんな。今日から2学期だね」「葉須香ちゃん、おはよう」 「おはよ、葉須香ちゃん。2学期もよろしくな」「うん、よろしくね」  男子たちと元気いっぱいに挨拶をする葉須香。これはきっと忘れ物を回 避できたようであり、葉須香の声は心地よく、まるで太陽のように温かさ を運んできたかのようだった。 「まあ、2学期早々からは忘れ物はないか」「でも、制服姿の葉須香ちゃ んでも俺はいいや」「うん、そうだな」  男子たちは久々に生の葉須香の存在をただ楽しみ、葉須香の明るさや優 しさに触れることが心地よかったのだ。  が、男子たちの期待を破らないのも葉須香らしく、席に座らず教室の中 央に立つと、男子たちに目を向けた。 「えっと..今日は忘れ物を絶対にしないつもりだったんだけど..」 「しないつもりだった..」ごくりっ!(男子たちが生唾を飲み込む) 「…提出課題の一部を..わ、忘れました」 「ってことは!」ごくりっ! 「こ、これから..脱ぎます」  そう、1学期の終わりでも忘れたら、まずは自分からパンイチになるこ とが決まりだった葉須香は2学期早々から制服を脱ぐことになった。  けど、最初のスカートを脱ぐところで動きが止まった。 「ぅぅ..恥ずかしい..」  久々に皆の前で脱ぐのには抵抗があったようで、羞恥心を忘れない葉須 香に男子たちは喜んだ。 「いいよ葉須香ちゃん。まだ時間あるし、 ゆっくりでいいから!」 「うん..じゃあ..ゆっくりでも..脱ぎます..」  内股になって弱々しくもゆっくりとスカートを下ろし始めた。 「葉須香ちゃん。ちょっとペースが遅いかも」 「ご、ごめんなさい..早くします」  ようやく、スカートが足首まで下がり、重力に従いパサッと床に落ちる と、上着の方も頑張って脱ぎ、まずは下着姿になった。 (は、恥ずかしいけど..このまま前を向かなきゃ)  男子たちの方を見ながらブラのホックを外していく葉須香。  外す際、思わず手で胸を隠してしまったが、もうそれも禁じられている ことを思い出した葉須香は手を素直に下ろし、外したブラを床の上に落と した。 無防備なおっぱいが大きく揺れ、男子たちの目がそこに釘付けになる。 (恥ずかしいけど..罰なんだから..ちゃんとしなくちゃ)  葉須香が胸を突き出して前へと突き出した。男子たちは誘われるように 揺れるおっぱいを見た。 「うひょー! 久々の葉須香ちゃんの生パイ最高っ」  男子の一人が思わず声を上げると、他の男子たちも口々に喋り出す。 「これがまた毎日見れるのかよ」「ぶるんぶるん揺れてるぜ」 「やっぱ葉須香ちゃんはおっぱいもでかいし形もいいなぁ」  男子たちが騒ぐ中で、葉須香の口から更に嬉しい言葉が出た。 「せ、先生から2学期初日でもし忘れたら、今日だけはパンイチ待機もダ メと言われてました」「うおおお!」「ってことは?」 「い、今から..ショーツも脱ぎます」  そう言った葉須香は何と両手をショーツの端をつかむ。  男子たちの興奮はピークに達する中、葉須香はショーツに手をかけたま ま動けなかった。 (どうして忘れちゃったのぉ〜。全裸になるのは分かってたのにぃ〜)  今さら、脱げないなんていうわけにはいかない。男子たちが動かない葉 須香の背中を押した。 「先生が来ちゃうぞ」「葉須香ちゃん、あともう少し」「下ろしてくれ」  男子たちの熱い気持ちが伝わると、ショーツが下へ動いた。 「おい! 脱ぐぞ!」「おおおっ」「いいぞ」  とうとう葉須香のショーツは足元を通り過ぎ、全裸となった葉須香は全 身真っ赤になっていた。  そして、先生が来るまでの数分間だけ全裸起立の姿で待機することにな った。  時計の針が8時半を指した頃に「おはよう!」と、元気な声と共にドア が開いて、笛地が入ってきた。笛地は、白いシャツに黒いズボン、紫のネ クタイという、1学期によく着ていた格好だった。  視線の先には素っ裸で立っている葉須香が見え、笛地は挨拶をした。 「おはよ、葉須香。あれほど言ったのに忘れ物したのか?」 「…提出課題の一部を..わ、忘れました。すいません」  葉須香は震える声で答えた。笛地が教室を見渡すと、男子たちは葉須香 の全裸に目が釘付けだった。 「お前ら、見過ぎだろ。まあ、葉須香もこれで懲りたなら、明日は忘れ物 をするなよ」「は、はい」 「じゃあ、今日は新しい罰として、これを穿いて立ってもらうぞ」  笛地が渡してきたのは汗や水で透けていくスケスケショーツであり、ほ ぼ全裸で立っているのと変わらない罰となった。 「スケスケショーツって、恥丘は丸見えのままかよ」 「さっきまで、生で見れるから、少しがっかりだな」「ああ」  そう、すでにいろんな罰で生の恥丘を見ている男子たちには少し不評だ ったが、まあ葉須香の恥丘が当たり前に晒されていく流れには嬉しさを感 じていた。 (明日はもう絶対!今度の今度こそ忘れ物しないんだからっ!これじゃ、 全裸で立ってるのと同じじゃない)  割れ目も恥毛も丸分かりのスケスケショーツは恥ずかしく、葉須香は全 身から火が噴き出るように火照っていた。  けれど、赤くなりながらも葉須香はしっかりと立っていた。 (やっと1日終わったわ..こんな恥ずかしいこと、今日限りにしなくち ゃ!明日は絶対に忘れ物しないんだからっ)  固い決意をした葉須香は、これで翌日は忘れ物をしないはずと思ったが、 翌日も色々、忘れ物をしてしまい、スケスケショーツを穿いて立つ羽目に なった。  そのスケスケショーツでも忘れ物を続けた為、レベルアップとして布地 が完全透明な一見、穿いてないように見えるショーツへ変わった。 「透明すぎて穿いてない感じじゃね?」 「って、もう全裸起立と変わらねーよな」「これ、次の罰どうすんだ?」  このままだと次はショーツ没収かもと思った男子たちに笛地から嬉しい 提案がされた。 「次の新しい罰だが、見ての通り、丸見えのショーツまで穿くまでになっ たから、次の罰は以前お前らが要望していたエッチなショーツとしよう」  そう、春頃に男子たちは葉須香に自分たちが用意したエッチなショーツ を着て欲しいと要望していたことがあった。  その時はまだ、そこまで股間を晒せないということで却下され、悔しい 思いをしたのだが、今ここで叶えられるチャンスが訪れたのだ。  もちろん、今の恥丘丸見えよりレベルダウンとなるのだが、葉須香がエ ッチなショーツを穿いて、おっぱい丸出しで立つ姿が男子たちにとって、 たまらんのだ。 「マジで俺たちが選んだショーツを穿いてくれるんだよな?」 「ああ、サイズさえ合っていれば問題ない。葉須香もそれでいいよな?」 「はい。私も大丈夫です..」(今の透明なショーツよりはずっと良いし) 「やったぁ〜。俺、葉須香ちゃんに穿いてもらいたいのがあったんだ」 「俺も今日、帰ったらすぐに海外から取り寄せるから!」 「先生、過激なのはどこまではOKラインっすか?」 「それは俺が判断する。ただ過激なのはレベルアップ用として控えておく から安心しろ」「うおっ!マジっすか!俺すげーの頼んじゃお!」  どうやら、それぞれの男子が穿かせてみたいエッチなショーツがあるみ たいで、9月中旬からは忘れ物をする度に男子たちが用意したものを穿い て立つことになった。  さすがに今度の今度こそは忘れ物をしないと誓う葉須香は念入りに忘れ 物しないように前日チェックしてから登校してきた。 「今日は全部、鞄に入ってるのを確認したから大丈夫っ!」と昇降口で靴 を穿き替えようとしたときに、鞄がやけに黒っぽいことに気づいた。 「ああっ!これ、お父さんのだ!」どうやら玄関で間違えて持ってきたら しい。  結局、教室に入ってきた葉須香は「おはよう」と挨拶をしたあとに、そ の場で制服を脱いでいく。 「えっと、今日の罰の下着は誰のを穿けばいいの?」「俺が買ったやつだ よ」「飯田くんのね..わかったわ」  下着を用意した男子を確認すると、葉須香はそのままブラを外し、ショ ーツを脱いで全裸となった。  このエッチなショーツの罰では、葉須香自身が用意した男子の席まで受 け取りに行くのが決まっていた。 (ふぉっ!葉須香ちゃんがマッパで俺の席まで歩いてきたあああ〜!)  飯田の心臓は今でも爆発寸前だ。実は男子たちの中には罰で立ってる葉 須香に近づく勇気がない者が数人居て、飯田もその1人だった。  そんな飯田のすぐ目の前に葉須香のおっぱいが近づき、ぶるんと揺れる。 「飯田くん、これを穿けばいいの?」「ああ..うん、それでいい..」 (うおおおっ!俺の顔に!顔に葉須香ちゃんのおっぱいが近づいている! 乳首ってこんなに綺麗な色なのかぁぁ〜!下の方もやべぇぇぇえ〜!いい のかこれ?葉須香ちゃんのおま●こが間近で見れるんですがぁぁ〜!!)  興奮した飯田はしばらく席から立つことが出来なくなったらしい。  ちなみに飯田が用意したエッチなショーツは高級な生地100%使用のTバ ックだった。穿き心地が最高なものらしく、これを自腹で用意した飯田は 心から大満足だった。 (まさか俺が買った下着を葉須香ちゃんが穿いてくれる日がくるなんて最 高だっ!しかも、俺が一番エロいと思った下着を今、葉須香ちゃんが穿い てるんだぜ!!これが人生で最高の買い物をした気分かぁぁぁ〜!)  意外にも男子たちに好評となった罰となり、Gストリングスやタンガ、紐 パン、総レースなどを毎日穿いて立つことになった。  この状況に葉須香は危機を感じていたが、その割には忘れ癖が治らず、 エッチショーツの罰の過激さにブレーキをかけることが出来なかった。  ついに、レベルアップとして恥部のところに穴が開いてるオープンショ ーツまでも穿くのもOKとなり、もはや葉須香の割れ目は平然と晒される ようになった。 「今日も昨日に続いて、穴あきショーツかよ!葉須香ちゃんの割れ目も隠 せなくなったってことか」 「レベルアップしてから、パンイチから全裸待機になったしな」 「これって明日の穴あきはもっと広がってそうだな」  男子たちの思惑通り、最初の方はほんのわずかの隙間しかないオープン ショーツだったのだが、恥丘全体が丸開きとなっているショーツも穿いて 立つようになった。  こんな過激な下着なのに手で隠すことが禁じられている葉須香の恥丘は 男子たちに見放題となった。  ただ、ぴったしと閉じている割れ目のため、その奥のピンクの秘部はま だ男子たちの前に晒されてはいなかったのである。  この罰では紐だけのバタフライショーツや、パールショーツなど、絶対 に葉須香が穿かないものが用意され、男子たちを大いに喜ばせた。  ちなみに、これらの下着は全て葉須香にプレゼントされ、罰では着なか ったブラもセットで貰うことになった。  あと、忘れ物が続いた場合の特別罰も実行され、映像研に所属する男子 が編集したエッチなショーツの罰コレクションを公開された。  軽快なメロディーに乗せて次々と葉須香の下着姿(この時はブラ着用) が登場し紹介する罰映像は男子たちに大好評となった。  言うまでもないがラストの映像は全裸の葉須香だった。


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