第30話「意地悪な女子生徒」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 ようやく裾部の羞恥な朗読の時間を終えることが出来た葉須香。  その後の4時間目では股間に手を隠したままやり過ごす事が出来たのだ が、男子たちの様子が少し異様な感じとなってきた。  どうやら、裾部の丸出し朗読の罰に相当、興奮を覚えたらしく昼休みに なったら自分たちも葉須香のおま●こを見てやろうとひそかに画策してき たのだ。  男子たちが時計をちらちら見て昼休みが始まるのを待っている中、4時 間目終業のチャイムが鳴った。  教師が教室を出たと同時に一斉に股間を手で隠している葉須香の周りを 男子たちが囲んできた。 「あ・あの..何でみんな私の周りに?」 「葉須香ちゃん、俺たちと一緒に昼ごはん食べようぜ」 「そうそう、今教室の端にシートを敷いているから」 「えっ?シートって..」  よく見ると机をどかして教室の端にレジャーシートを敷くスペースを作 っており、そこで全裸の葉須香と昼食をするつもりだった。  だが、次の言葉で男子たちが変な事を葉須香にやらせるつもりだと分か ってきた。 「葉須香ちゃんは俺たちが箸で食べさせてやるからよ」 「そうそう、昼寝する感じで構わないから」 「えっ?それってどういうこと」 「まあまあ、それはお楽しみってことで」  男子たちが葉須香をレジャーシートを敷いてある場所で強引に連れて行く。  このままだととんでもないことをさせられそうな気がした葉須香だが、 男子たちに囲まれている以上、逃れられない状況だった。  しかし、そんな男子たちの行動を見抜いたかのように笛地が教室にやっ てきて、こう言ってきた。 「葉須香、すまんが夏休みの臨海学校のことで話があるから、制服をきて 相談室にきてくれないか?」「は・はい」 「うん?何だ、このレジャーシートは?お前たち、教室の中で遠足の雰囲 気でも味わうつもりか」「ううぅ..」「・・・・・」  男子たちの悔しい表情を見ながら、笛地は何も追求せずに葉須香を生徒 相談室へ連れていった。  どうやら裾部が自慢そうに笛地に朗読のことを話したらしく、それを聞 いた笛地が男子たちが暴走すると判断したらしい。  笛地の判断は正しかったらしく、おそらくは葉須香をレジャーシートの 上に寝かせて卑猥な昼食会を開催するつもりだっただろう。  間一髪で暴走を止めることが出来、葉須香もほっとしたのだが、まだ安 心は出来ない。  生徒相談室に呼ばれた以上、笛地が何か臨海学校の罰について何かを言 ってくるはずだからである。 「あの..先生、臨海学校での話って何なんですか。もしかして罰のこと ですか?」 「ああ、お前の予想どおりだ。臨海学校での罰なんだが、今までは先生が 勝手に決めてたから、今回は葉須香が選べるようにしてやろう」 「私が罰を選ぶんですか?」 「そう、ここに2枚の紙がある。その中に臨海学校の罰で下に着るモノの 大まかな内容が 書いてあるから、どっちかを選んでいいぞ」 「内容を見て好きな方を選んでいいんですね」 「ああ、もちろんだ。ほら、これがその紙だ」  笛地は葉須香に2枚の紙を渡してきた。  その紙を見ると笛地の言うとおり、下半身に穿くモノの大まかな内容が 書いてあった。   【生地面積が今よりもはるかに狭く肝心なとこしか隠せないモノ】   【生地面積が今よりもはるかに多く全ての部分を隠せるモノ】 「・・・・・これって..」 「あらかじめ言っとくが、一度選んだら変えることは駄目だからな」 「・・・・はい..」  笛地が示した2つのモノは見てもわかるように全く逆のモノであった。  普通に考えれば後者の全てを隠せるものを選ぶのが当たり前だろう。  けど、これを考えたのが笛地である以上、迂闊に素直な答えを出すのは 危険であろう。  すぐに答えを出してこない葉須香に意外にも笛地が考える時間を与える 言葉を出してきた。 「どうやら、なかなか決められないようだから、答えは明日でいいぞ」 「いいんですか?明日で」 「ああ、まだ臨海学校は始まってないからな。これ以上、話したらお前の 昼食の時間がなくなるしな。俺は職員室に戻るから、お前はここで昼食し てそのまま家庭科室に行っていいぞ」 「は・はい。わかりました」  そういうと笛地は素直に職員室に戻っていき、葉須香はそのままここで 昼食を取って男子たちからの陰謀からも無事に避けることが出来た。  こうして相談室で昼休みを終えた葉須香はそのまま家庭科室に向かう事 にした。  そう、あと5時間目の家庭科の授業さえ乗り越えれば、無事に開放され ることになるからだ。  ただし、5時間目の家庭科は女子しかいないという事で葉須香の罰は自 然にレベルアップされてしまう。  いつ頃からか分からないか、女子だけの時は葉須香の罰を重くしていい 事になっていた。  その為、ここで忘れてしまったら葉須香はどこも隠さないで立つ事が決 まっており、今日は裁縫箱を忘れたと言う事で約束どおり、家庭科室でお ま●こを隠さずに全裸で立つことになった。  家庭科室に女子たちが次々と入る中、葉須香の隣りのクラスの女子たち が軽蔑の眼差しを向けながら席についていく。  そう、家庭科は常に隣のクラスの女子との合同授業であり、隣のクラス の女子には葉須香の罰の事情は全て伝えられていた。  だが、見るたびに過激な姿となっていく葉須香の状況は隣のクラスの女 子たちには受け入れられるものではなかったらしい。 「うわぁぁっ、もう全裸なの〜。ショーツ忘れたって馬鹿じゃないの」 「綺麗なおっぱいも、あんなに落書きされちゃおしまいね」 「そのうち、おま●こにも落書きされちゃうんじゃないの〜」 「それってサイコー。そこまでされたら女じゃないわね」  葉須香に浴びせられる冷ややかな言葉。確かにおっぱいに落書きをされ て全裸で立っていれば仕方のないことかも知れない。  忘れ物をしなければ、こんな事にはならないだけに隣の女子たちも葉須 香がどうして忘れてしまうのか理由を知りたいぐらいだ。  そんな葉須香の所に、隣のクラスの女子の相崎(あいざき)と飯倉(い いくら)が近寄ってくる。  この相崎と飯倉は葉須香に良く意地悪をしてくる女子であり、無様な姿 になってる葉須香をさけずみながら、とんでもない事を言ってきたのだ。 「今日はまだ一段と卑猥な格好になったね〜葉須香ちゃん」 「は・はい..」 「パンティを穿き忘れましたって笑える〜こんな言葉をマジックで描かれ るなんて、どうかしてるわ〜」 「す・すいません..」 「聞いたところだと、今日はショーツをはき忘れたから両手で股間を隠し てたんだよな〜」 「ええ..」 「それなら、ここでも股間に手を当てるのが常識じゃなーい」 「ど・どういうことですか?」 「股間に手を当てて、掴めってことだよっ」 「そう〜掴んで中も晒しちゃえってこと〜」  くすくす..くすくすっ..  相崎と飯倉の求めてる事がわかった他の女子たちが失笑し始める。 「なんで、そんなことをしなくちゃ..」 「そういや..こんなことも聞いたわよ。裾部の授業では、ずっとおま● こ丸出しだったんでしょう?」 「今ってそれと同じじゃーん。それってズルくなーい」  相崎と飯倉が葉須香の陰唇を指で弾きながら責めてくる。 「ぁぁぁ..」 「ほら、早く掴んでしまえよ。罰なんだろ?」 「そーそー忘れたあんたが悪いじゃなーい」 「わかったわ..」  葉須香は震える手つきで、股間に手を伸ばし自分の左右の陰唇をそっと 掴んだ。 「じゃあ、オナニーの時のようにガバッと開けよな」 「ぱかっとね〜ぱかっと〜」  陰唇を掴んでる葉須香の震える手を見て、ニヤニヤしてる相崎と飯倉。  こうなると女子の方が同性である分、とんでもない要求を平気で言って くるのだ。 「どうしたんだよ。オナニーで開いてるんだろ〜」 「そんなに開いてません..」 「早く開かないと〜何かするかも知れないよ〜」 「そうそう、何かしそうかもな〜」 「・・・・・」  相崎と飯倉の脅しに近い言葉で、葉須香は素直に言うことを聞くしかな く、女子たちの前で陰唇を左右に引っ張っていく。  さっきまでは男子たちの視線から大事な股間を隠していた自分の手が、 ここでは全てを晒す手に変わってしまい、ぱかっと開いた陰唇の間から恥 ずかしいピンクの肉壁が露となってしまった。 「こ・これでいいですか..」  震えた声で、おま●こを開いたままで聞く葉須香。  しかし、相崎と飯倉はまだこれで許そうとしなかったのだ。 「ちょっとぉ〜開き方が足りねーな」 「そーそー、おま●こって普通、もっと開くでしょ〜」 「で・でも..」 「別に私が開き方を教えてあげてもいいんだけどね」 「もしかしたら〜ガバガバになっちゃうかもぉ」 「わ・わかりました..」  再び、陰唇をつかんでる手を左右に引っ張っていく葉須香。  今度はかなり大きく開いた為、葉須香の小陰唇までも大陰唇と同じに大 きく口を開けはじめてきてしまった。  それと同時に今まで見えなかった葉須香の女性としての全てが全部、晒 された事になる。  全てを丸出しにされた姿で立つことになった葉須香が、今でも泣きそう な声で見てる女子たちにじろじろ見ないようにお願いしてきた。 「ああぁぁっ..あまり見ないでください..お願いですから..」  女子たちの集中する視線のせいか、ピンクの肉壁が少し湿ってくる。  やはり秘部を見られて正常な状態でいろと言う方が難しいものだろう。  そんな感じ始めてる葉須香に相崎と飯倉は皮肉を言ってくるのだ。 「別に指で擦ってもいいんだぜ。女子しかいないんだから」 「そーそー、濡れてきてるならオナっちゃえば〜」 「ち・ちがいます..」  葉須香にとって一番、言われたくない台詞を次々と言ってくる相崎と飯 倉。  そんな2人の言葉は、どんどんと過激なものにかわっていくのだ。 「これが男子たちが夢見てる葉須香ま●こってやつだな〜」 「秋ごろには、すっかり大公開かもね〜きゃは」 「ぁぁぁっ..」  過激な言葉に耐えられなくなってくる葉須香だが、やけにクラスの物音 が静かになってくる。 「ん?おい、みんなも何か言ってやれよ〜何だよ。急に静かになりやがって」 「そーそー、みんなで笑っちゃおうよ〜」  何故か声を出せずに黙り始めていく女子たち。  これには葉須香の開いてる秘部に意外な原因があり、女子のほとんどが 葉須香の秘部を見て、ショックを受けてしまったのだ。  それは葉須香の秘部が、ここにいる女子たちよりはるかに綺麗というこ とであり、逆に見入ってしまう程であった。  葉須香の秘部は色素が薄い綺麗なピンク色をしており、馬鹿に出来る言 葉を失わせるだけの色と形をしている。  中には、葉須香のおま●こに深くため息をついて自分の股間を見る女子 も居るぐらいのものだから相当綺麗な事であるには間違いないだろう。  ある女子などは、つい葉須香のおま●こを見て、こんな言葉までも漏ら してしまったぐらいなのだ。 「いいなぁ〜」 「何で、あんなに整ってるのよぉぉ〜」  そう、よく同性が見て感じてしまうグロテクスなおま●このイメージは 葉須香には一切感じ取れないぐらい綺麗な姿であった。  さすがの相崎と飯倉も葉須香のおま●こを見ると言葉を失ってしまい、 悔しさで唇をかみ締めてくる。 「ぅぅ..やっぱ、ここも綺麗だったのね..」 「葉須香ちゃんってズルすぎぃぃぃーー」  だが、当の葉須香本人にとっては恥辱以外の何者でもないだろう。  こんなに真剣で見られてしまうぐらいなら、からかわれた方が良かった かも知れないと思った。

いつしか、みんなの視線はどんどん葉須香の
おま●こへ集中していく。
その視線はブランド品や美しいものを欲しが
る願望の視線に近かった。
それほど葉須香のおま●こには同性が魅入っ
てしまう力があるのだが、本人にとってはた
まらない状況である。

熱い視線を浴びている葉須香の身体は、自然
に火照っていき、身体中に痺れる様な感覚を
起こしてきている。
(ああぁ..そんな物欲しそうな目で見ないで
よぉぉぉ..)
「ぅぅ..予想以上のおま●こね..」「うん」
いつの間にか、葉須香に罰を与えた相崎と飯
倉も遠目ながら、葉須香のおま●この魅力に
引き寄せられていたのだ。

 一方、葉須香の方も女子たちの熱い視線を浴びるうちに、はしたない事 に感じはじめてしてしまった。 (ぁぁっ..どうしよ..濡れてきちゃう)  葉須香がおま●こを開いたままで腰をピクピクと反応しはじめると、包 皮に隠れていたクリトリスが膨らみ始める。  そして、それを遠目で見たいた相崎と飯倉が何かを思いついたらしく、 再び葉須香の近くにやってきた。 「葉須香ちゃーん。ついでだから、そこも晒しちゃいなよ」 「そうそう♪中途半端はいけな〜いんだよ〜」 「えっ..何をするつもりなの..」  どうやら、2人がまたまた凄い事を葉須香に仕掛けてくるつもりであった。


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