第3話「胸文字当ての罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 局部説明の罰で自宅で自分のおま●こを描き続ける葉須香。  しかし、おま●こを広げて描いているせいか、少しずつ感じて濡れてき ている。  ここはとりあえず、イケナイことをする前に早く描かなければいけない。  ただ、変な風に描くと説明しずらくなるので、説明しやすいとこだけを 明確に描いていくことにした。 「上部にあるのがクリトリスよね..ここは描いたら不味いよね」  さすがに自慰行為を経験している歳であるので、クリトリスに関しては、 ただの丸を描いてデフォルトにした。 「尿道はただの穴だから、描いても平気よね」  男性と違って、ただの穴としか見えない尿道については描いてしまった。 「あとは真ん中の穴しかないよね..これって処女膜よね..」  久しぶりに見る処女膜に少しイケナイ好奇心を持った葉須香は大胆にも 鉛筆にキャップを付けて、穴の深さを確認しはじめた。 「ぁぁ..結構、奥に入っていくんだ..はぁぅ〜」  しばらくの間、穴の中を確認し続けることになり、絵の続きが再開した のは30分後であった。  何でこんなにかかったのは言うまでもないだろう..  火照りきった身体で続きを描いていたせいか、かなりリアルな処女膜を 葉須香は描いて完成させてしまったが、完成品を見て葉須香が出した言葉 は意外なものであった。 「これ..何か変なエイリアンみたい..性器に見えないよね..」  リアルに描いてしまったせいか、局部の絵は変な白黒の変な物体でしか 見えなかった。  当然、そんな完成品に恥じらいを感じない葉須香は平気で鞄の中に入れ て翌日、学校へ持っていってしまった。  そして、忘れ物をした葉須香は男子たちの前で昨日描いたあの絵を使っ て局部説明の罰が始めようとしていた。  いよいよ始まる葉須香の局部説明の罰。  ただ、男子たちが葉須香の平然とした表情を見て、すぐに意気消沈した。  おそらく葉須香が恥ずかしがって適当に描いたと思ったからだ。  男子たちは説明など聞く気がなく、雑談を始めたり、ジュースなどの飲 食をはじめた。 「須和さん、平気な顔してるぜ。ありゃ、適当に描いた顔だな」 「まあ、普通は描かないだろ。俺が自分のちんこ描くようなもんだぜ」 「まずは恥丘みたいだな..なんだ、あの縦スジだけの絵は..」  葉須香の出した縦すじが目立つ絵に男子たちがブーイングを始めた。 「ほら、やっぱり適当に描いたな。普通、毛がもっとあるだろ」 「あれじゃ、小学生のあそこだぜ。俺ら馬鹿にしてるぜ」 「まあいいじゃないか。須和さんが毛なんて描くわけないよ」  かなり真実にそって描いた恥丘の絵だったか、ありのままに描いたのが 逆に信じられない絵となってしまった。  もちろん、この男子のやる気の無さが余計に葉須香に変な安心感を与え ることになってしまい、例の絵を出しても問題ないと勘違いしてしまった のだ。 「次は、あそこを開いたところです。よく分かんない絵になりましたけど」 「ひゅぅ〜、須和さんがそんなピンクジョークを言えるとは思わなかったぜ」 「まあ、見てやろうぜ。本当に分けわかんない絵みたいだしな」 「もうこの罰を変えて欲しいぜ。くだらねー」  全然、盛り上がりがなく、期待感ゼロの状況に笛地も諦めたらしく、投 げやりに近い言葉を出してきた。 「葉須香、本当に開いて、ちゃんと描いてきたのか?」 「は・はい..」 「そうか..まあいい、それじゃ、それを皆に見せてみろ」 「わかりました」  笛地に言われ、自分で描いた例の絵を男子に見せると教室内が一気に騒 然としてしまった。  ジュースやお菓子を食べてた男子は全員吹き出してしまい、雑談をして いた男子たちも口をあんぐりと開けて、驚愕の表情を浮かべていた。  どうやら、葉須香には画才があったようで、白黒の鉛筆画で描いたにも 関わらず、リアルなおま●ことなっていた。  大陰唇のぷっくら感や小陰唇のびらびらのしわ、膣内や処女膜を忠実に 描いていたのであった。  ただデフォルトに描いてるのはクリトリスだけであり、それもただの丸 が剥いたクリトリスに見えてしまうので、かなり危険なおま●こ図となっ ていた。  女子の方からも悲鳴が起こり、教室がざわめく中、笛地が慌てて、葉須 香の描いた絵を取り上げてこう言ってきた。 「葉須香、冗談がすぎるぞ。お前らも真に受けるな」「えっ..それは..」  葉須香はこれが自分のおま●こだと言いたかったか、この騒がしい状況 を見て、何かとんでもない過ちをしたのに気づき始めた。 「これは何かの医学辞典を見て描いた感じだな」笛地が動揺を隠しながら 話し始めると、男子たちもようやく安堵の息を吐いた。 「須和さん〜。俺らを驚かないでくれよ〜。一瞬、本気にしちまったよ〜」 「そっか..医学辞典かよ。あまりにもリアルすぎると思ったぜ..」 「まだドキドキしてたまんねーぜ」 「ご・ごめんなさい..」 「私たちも一瞬、驚いたわよ。まあ男子も須和さんがあんなの描くわけな いでしょ!でも、たまにはこういうドッキリもいいんじゃない?」  クラスメイトたちは葉須香の大胆ないたずらに感心しながら笑いはじめ ていた。  しかし本物を描いてしまった葉須香にとっては、とんでもないことをし たのに気づいたらしく、今さらながら恥ずかしさで顔を真っ赤にしていた。 (ここって..やっぱり男子にとって、興奮するとこだったのね..私っ たら、すごいことをしちゃったんだ..ぁぁぁ)  葉須香だけ事の重大さに動揺をしていたのだが、実はもう1人同じ動揺 をしているものがいた。 (まさか..馬鹿正直に描いてくるとは..参ったな..)  それは笛地であり、デフォルト化されていたクリトリスの部分や葉須香 の性格を考えた上で、これが正真正銘の葉須香のおま●こ描写であること は分かっていた。  結局、局部説明の罰は後日、やり直すということになったが、次に葉須 香が描いてきたのは全部がデフォルトになってる絵であり、それを使って 説明することになった。  ただ、こっちの方が真実味があり、葉須香も恥ずかしながら説明してい たので、男子たちには好評を得ていた。  しかし、リアルの絵でもあれだけ堂々としていた葉須香が、なぜデフォ ルトで恥ずかしがっているのだろうか?  そう、実は男子たちのあの驚きぶりを知ってから、不思議に自分のおま ●こが、いやらしく思えるようになってしまったからだ。  以前はピンクの内臓みたいで気味悪かったのが、どこかに消えてしまい、 今では艶めかしいピンクの卑猥なものに見えてきたのであった。  ちなみに、例のリアルな描写のおま●こ絵はどうなったかと言うと、実 は当日の放課後に笛地があっさりと返してくれたので今は葉須香の家の自 分の引き出しの奥に閉まっていた。  本当はすぐに破いて捨てるつもりだったが、何故か破ることが出来ずに 取っておくことにした。  それも、この絵には返されたあとに葉須香が少し手直ししており、デフ ォルト化していたクリトリスの部分が鮮明に描き直され、完全なおま●こ 図としてなっていたのであった。  当然ながら、この局部データ説明は長く続かせることが出来ないので、 ちょうど6月になった関係で新しい罰に変えることになった。  今度のは罰ゲームとしても定番である尻文字の罰であり、お尻を動かし て文字を描くものであった。  3回当たるまで、尻文字をしなければならず、教壇にあがった葉須香が 両手を頭の後ろに組み、みんなの方へお尻を向けて、 「葉須香ちゃん、お題はどう書くの〜」とはやし立てる中、 「こう書いて、こう書いて〜こう書くのぉ」と葉須香が言葉を出しながら お尻を動かして文字を書いていった。  葉須香の曲線美が綺麗なお尻が男子たちの目の前でフリフリされていく。  ただお尻を振る罰だが、男子たちにとっては高い興奮を呼んでおり、葉 須香の縦や横に動く様にたまらない快感を覚えていた。  特に円を描く時の動く時は誘われてる感覚になってしまい、男子の誰も がイチコロにされてしまう魅力があったのだ。  もちろん、定番すぎる尻文字の罰では忘れものが減ることがなく、お尻 から胸の方へ罰が変化することになった。  あまり見たことがない胸文字当ての罰に男子たちの興奮は止まらない。  さすがに男性では胸文字は出来ず、女性でもおっぱいが大きくなければ 出来ないものであったからCカップの葉須香には丁度いい罰であった。  男子たちの前でおっぱいを振って文字を書く姿は尻文字の比較ではない ぐらいに興奮を高めてしまう。  2つのおっぱいがぶるんぶるん大きく揺れている。お尻の時と違って服 との擦る音も響き、葉須香が立派なおっぱいを持ってるのが一目でわかる。  それにおっぱいを揺らしているせいか、葉須香自身にも摩擦の刺激が襲 って思わず甘い吐息を出してしまう時もあった。 「あんっ..」  短い甘い吐息だが、男子にとっては至極の言葉となってうずくまってし まう。  この胸文字の罰は、男子たちの好評も高いせいか、しばらく続けられる ことになり、毎日に近い状況で胸文字当ての罰をさせられてしまった。  そして、胸文字のお題も、初めは簡単な文字ばかりであったが、罰が続 いていくうちに、おっぱいがよく揺れる文字へと罰のレベルがあがってい ってしまったのだ。  もう、どの文字が、よくおっぱいが揺れるかを把握されてしまい。だん だんと恥ずかしい揺れを見せなければならなくなってきた。

とある日の胸文字のお題はひらがなの”ぎあ”
であった。
葉須香の2つのおっぱいを使った胸文字が始
まる。
今回もお題の中に大きく円を描く動作や左右
に動かされる動作がちきんと入っている事に
男子は嬉しくてたまらない。
おっぱいを大きく揺らしながら、大きな円や
線を描いていく葉須香。
葉須香本人は早く当ててもらいたい一心で恥
ずかしさをおさえながら必死に描いている。
それが、余計に男子の興奮を高めてしまいわ
ざとらしい言葉を出させてしまう。
「葉須香ちゃん、もっと左右に身体を動かさ
ないと線にならないぜ」
「濁点はもうちょっとコンパクトだぜ」
「は・はい..こうですか..」

 ぶるんっ〜ぶるん♪  そう、特に”ぎ”の濁点はおっぱいを上下にぶるんと揺らさないと表現 できないので葉須香にとっては凄く恥ずかしいことであった。  こうして恥ずかしいおっぱいの揺れの罰を続ける葉須香なのだが、やは り何回も続けると嬉しいハプニングも起こってしまう。  ある日の胸文字の罰の時に、明らかに左の方のおっぱいの揺れが急に大 きくなっている。  葉須香の顔を見ると真っ赤となっており、左のおっぱいをすごく気にし ていることから、どうやら服の中で片方のおっぱいがこぼれてしまったら しい。  実はおっぱいを激しく動かしているせいか、この手のハプニングが多く、 片方のおっぱいポロリぐらいはまだマシな方であった。  ある時は胸文字の途中でパチンという何かが弾ける音が教室に響き、葉 須香の方を見るとおっぱいの動きとは別の不自然な動きが見える。  どうやら背中のホックが外れてしまい、ブラが胸文字にあわせて上下左 右に動いていた。  そして究極なハプニングとしてはフロントホックのブラが外れた時があ り、胸文字の罰があるというのに外れやすいブラを付けてきてしまったのだ。  案の定、罰の途中でフロントホックが思い切り外れてしまい、服の上で いつもより大きく揺れはじめる。  それも葉須香のおっぱいは張りがあって、弾力たっぷりのせいか、左右 で揺れる方向が違っていた。  服の上からでも葉須香のおっぱいの魅力はすごく、上着の中ではブラが 外れて丸出しになってると思うと鼻血がでるほどの興奮を覚えてしまう。  ただ、この罰は衣替えが始まった頃に行われてるせいで、まだ女子たち や葉須香が寒いからと言ってベストを着たままになっていた。  そのせいで、美味しいシーンが見れないので男子が悔しがっていた。  もし、これがブラウス1枚での罰なら、葉須香のおっぱいの形がもっと 見れるだろうし、ブラが外れたりしたら、浮かんだ乳首も拝めるかも知れ ない。  しかし現実は厳しい。  この罰は女子たちがベストを脱ぎ始めた前日に終わってしまうことにな り、男子たちのため息があちこちから聞こえてきた。  完全な夏服姿となってきた6月中旬、罰は好評だった胸文字当てから別 の罰へ変わることになったのであった。


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