第2話「局部説明の罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 リクエストものまねがなんでもありのものまねに移り、クラスメイトが いろんなものをリクエストしたものを葉須香がモノマネすることになった。  この罰も最初のうちは普通のなんでもありのモノマネとなり、扇風機と か有名人とか昆虫とかをしていたが、やはり忘れ物がなくなることはなく、 またもや男子の提案でちょっとエッチなモノマネに移ってしまった。  かってのネコのものまねに負けない好評なものがあり、それはカニのも のまねであった。

両手をチョキの形にしながら、
がに股となる葉須香。
その姿のままで手を振りながら
カニのような横歩きを男子たち
の前で見せていく。
当然、がに股になるとスカート
は捲れてしまい、綺麗な太もも
は丸出しになってしまうので
あった。
それも恥ずかしながら、やって
いる葉須香を見た生物部の男子
が、脚の開き方とかの注文まで
つけてくるので余計に羞恥さが
増してしまう。

しまいには「かにかにぃー」と
言いながらカニ歩きをしろと
まで言われしまう。

「かにかにぃ〜かにかにぃ〜」
「葉須香ちゃん、もっと身体を
上下に振りながら横歩きしない
とダメだよぉ〜」
「そんなぁぁー、実際のカニは
そんな感じじゃないよぉ〜」
結局、男子たちの理不尽な要求
に応えなければいけない葉須香
であった。

 ただ、いくら恥ずかしいモノマネをさせたにも関わらず、葉須香の忘れ 癖が治る兆しは見えなかった。  ここまで来ると女子たちの中からもエッチな罰に賛同するものが出てき てしまい、羽根ぼうきで葉須香の足を3分間、くすぐるという罰が出され る事になった。  そう、足をくすぐれば当然、葉須香の両足がバタバタと激しく動き、そ の激しい動きによってスカートが何回か捲れてしまう時があるのだ。  くすぐる担当が女子たちなので、男子たちはひたすら葉須香のスカート を注目して、スカートが捲れてショーツが見えることに喜び、ギリギリで 見えないことに悔しがったり、そんな一喜一憂を見せていた。  まだまだこの時は葉須香の下着が見えただけでも男子たちは大満足して おり、まさかそれ以上のモノがいずれ見ることが出来ようとは夢にも思っ てもいなかったであろう。  5月中旬、足くすぐり3分の罰は全身くすぐり3分の罰へと変わってい き、教室では全身くすぐりに耐える葉須香の姿に男子たちが唾を飲みこみ ながら、じっくりと見ていた。  葉須香をくすぐるのは今回も女子たちであり、羽ぼうきで身体のあちこ ちを3分間、くすぐりはじめる。 「ひゃーっははははーーあっははははははははーーいやああはははははーー」  意外にくすぐったがりの葉須香は身体をバタバタとさせながら、笑い声 を出して悶えている。  あまりにも暴れるせいか、終わりの方ではスカートや上着が捲れて、中 の下着が見えてしまうこともあった。  足くすぐりの時はショーツしか見えなかったが、全身の場合は上着が捲 れる時もあって、おへそからブラまで見えてしまうのだ。  初めてブラが見えた時は教室の中で男子たちの歓喜が響いた。  さすがに学年内で3番目に可愛い美少女として挙げられているだけあっ て、ブラだけでも大声で喜べるだけの価値があった。  しかし、くすぐりぐらいでは葉須香の忘れ癖が治ることがなく、新たな 罰が登場することになった。  それは身体データ説明の罰であり、忘れ物をする度に自分の身体の部分 を説明する恥ずかしい罰であった。  始めは身長やバスト・ウェスト・ヒップの普通の説明だけだったが、そ れがおっぱいのサイズから色・形など恥ずかしい説明をすることになって しまった。  だが、この身体データ説明で拒否し続けたものがあり、それは体重であ り、体重以外なら何でも説明するという拒否ぶりであった。  年頃の女性にとっての体重は、どの身体のデータよりも恥ずかしいらし く、少し太ってしまった葉須香にとっては絶対に公開したくなかった。  ただ、男子たちにとってはスタイルがいい葉須香の体重など関心がなか った。  本人は太ったことを気にしているが、どこが太ったかわからないぐらい、 全然プロポーションがいいのだ。  だから男子たちは逆に体重公開を拒否することを上手く利用して、男が 気になる所のデータを葉須香に求めてきた。  そんなことも知らずに葉須香は恥ずかしいとこのデータを忘れ物する度 に次々と説明することになり、最終的にはおっぱいの重さまで言うことに なってしまった。 「・・・両方で..約600gありました..左右の重さはほぼ同じです」 「300gずつかよ。結構あるな〜。ところでどうやって量ったんだ?」 「先生に自習室の鍵と量りを借りて、おっぱいを乗せて量りました」 「おおっ、すげー。学校でおっぱいを量ったのかよ」 「はい..家には量るものなかったので..」  そう、家ではおっぱいを量るものがないので、笛地に鍵と量りを借りて 放課後に自習室で量ることにした。  自習室に向かい、鍵を開けて中に入った葉須香は早速、上着とブラを脱 ぎはじめた。 (恥ずかしい..早く量って帰らなくちゃ..)  急いで上半身裸になった葉須香だが、スカートだけの姿に恥ずかしさを 感じてしまう。 (・・・スカートだけって何かすごく恥ずかしい..)  おっぱい丸出しのスカートだけの姿に、どんどん恥ずかしく思った葉須 香は大胆にも下の方も脱ぎ始め、全裸の姿で計測を始めた。 (鍵を持ってるから平気よね..)  すっぽんぽんの姿で量りにおっぱいを乗せる葉須香。  だが、どうしても体重が量りに加わってしまい、試行錯誤を繰り返すこ とになった。  ようやく正確な重さを調べることが出来、意外におっぱいが重いことに 驚いていた。 (けっこう、重かったんだ..増えた体重の一部もここに入っていたのかも..)  体重の一部が大きくなったおっぱいに含まれてることに葉須香はホッと して、もう1つの測定も始めることにした。  もう1つは測定というよりは、どこまで出来るかというデータであり、 Y字バランスでどこまで足があがるかというものであった。 (結構、あげられそうよね..)  葉須香はこう見えても身体が柔らかく、中学のころにY字バランスを成 功させていた。  バランスを保ちながら、上げる足を屈曲させていき、その足のかかとを 持ち、そのまま足を伸ばしていった。 「出来たっ」  見事に上げた足は上に向かってピンと伸びており、綺麗なY字バランス が完成した。  身体のふらつきもなく、我ながら完成度の高いY字バランスに喜んでい た葉須香だが、ふと上げてる足のドアの方を見ると、とんでもないことが 起こっていた。 「きゃぁぁぁっ!何でドアが開いてるのっ。いやぁぁぁぁぁっ」  何と自習室のドアがほとんど開いており、内鍵を閉めるのを忘れたせい で、自然に開いていたのだ。  葉須香は慌ててドアの方へ向かい、頭だけを出して辺りを確認した。 「いないよね..誰もいなかったよね..」きょろきょろ  幸い誰も居なかったみたいであり、すぐにドアを閉めて内鍵を掛けた。  しかし、これは手遅れそのものであろう。  ドアが開き始めたのは葉須香が服を脱ぎ始めてからであり、全裸となっ ておっぱいを量っていた時は全開で廊下から丸見えとなっていた。  知らなかったとは言え、葉須香は相当過激なことをしていたかも知れない。  もし誰か1人でも通れば葉須香の痴態は堂々と覗かれることになり、最 悪襲われてもおかしくないだろう。  さらに、この廊下には窓がついており、窓の向こう側にある別校舎から 自習室の中を覗くことも出来たのだ。  人の居ない放課後だったから良いものの、これが違う時間であったら、 葉須香の裸はしばらく見放題であり、最後にはY字バランスのおま●こ丸 出しの大サービスまでしたことになる。  もちろん、誰にも見られなかったという確証もないところが怖いのだが、 見ていたものが居たら後日、噂が立つことになり、その噂が出なかったこ とを見ると今回は問題なかったと思うしかない。  まあ、あのおま●こ大満開のY字バランスを見ていたなら、黙っている ことが出来ず、何かしらの行動を起こしているに違いないだろう。  そんな恥ずかしい体験をしてしまった葉須香だが、やはりそれでも忘れ 物は続いてしまい、身体データ説明は更に恥ずかしいものへと変わること になってしまった。  それは局部データ説明であり、ここはさすがに口だけで説明するのは可 哀想ということから局部を紙に描いて説明することになった。  当然、局部を描くのは葉須香であり、これがまた新たな羞恥を呼ぶこと になり、この罰はある意味で最強の恥辱になっていたかも知れない。  この罰は文字通り、自分の局部を紙に描いて説明する罰であり、笛地に 紙を渡される葉須香。  普通、局部説明という言葉が出れば男子たちが盛り上がるのだが、今回 は誰も期待しないでこの罰を見ていた。  何故なら、局部を描くのは葉須香自身であり、自分から局部を丁寧に描 く馬鹿はいないと思っていたのだ。  男子たちの予想では何だかわからない落書きみたいのが出て、それで説 明がされるのがオチだろう。  だが、この罰が意外にも強烈なものとなるとは誰もが思わなかったであ ろう。  笛地に言われ、家に帰った葉須香は自分の部屋に戻ると局部を描くため に全裸となった。  そして、大き目の鏡を目の前に置いて、そこに自分のおま●こを映して 紙に描いていく。  ただ、葉須香のおま●こは、恥毛が少ない上にぴったしと閉じているせ いか、あっという間に書き終えてしまった。 (これで、いいのかしら..)  白黒の鉛筆画ということもあり、10分もかからない内に完成してしまい、 何か足りないような気がしてしまう。 (やっぱり、局部っていったら、こっちの方なのかしら..)  綺麗に閉じているおま●こをじっと観察する葉須香。  そして何と自分から大胆な行動を起こしてしまった。 (鉛筆画だったら、中を描いてもわかんないよね..)  鏡を見ながら、葉須香が自分の指でおま●こを広げ始める。  自分で陰唇をつかんで引っ張ってるせいか、左右へ思い切り広げてしま い、ピンク色の膣内を丸出しにしてしまった。  普段、あまり自分のおま●こを見ておらず、葉須香はぐにゃぐにゃのピ ンクの膣肉を見て気分が悪くなってきた。 「ぅぅ..」 (大体の感じはわかっていたけど..何か内蔵を見てる感じで気持ち悪いわ)  葉須香はこう思った。男子はこんなとこを見て興奮するのだろうか?  おっぱいやお尻を見て興奮するのは理解できるけど、こんなピンク色の 肉の塊を見て興奮できるのだろうか? (ぅぇ..見てるとどんどん気持ちわるくなってくるわ..)  葉須香にとっては膣内は食道や腸の内部を見てるみたいであり、どう考 えてもこんなものを描いたところで盛り上がることはないと感じた。 (色がついたら多少はエッチかも知れないけど、白黒じゃただのグロテス クな絵になりそうだわ..)  おそらく鉛筆画で細かく描いたとしても、白黒だからぐちゃぐちゃな感 じしか出せないだろう。 (ここだったら..丁寧に描いても問題なさそうね..)  どうやら葉須香にとっては、おま●この中はピンクの内臓に近い感覚し かないせいか、恥じらいもなく平然として描写しはじめていった。  しかし、おま●こを広げて描いていく内に葉須香の身体の方は少しずつ 火照り始めていき、イケナイ事をしそうな衝動にかられてしまうのであった。 (ぁぁ..やだぁ..少しずつ濡れてきているよぉぉ〜)


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