「ホック外しの罰」(挿絵:ぺた@ぺん)


 男子たちが下着姿に慣れたあたりで笛地は葉須香に新たな罰を提案して みた。 「葉須香、明日からホック外しの罰などはどうか?ブラは外さなくていい から」「ブ、ブラのホックですか..それぐらいなら..」  どうやら葉須香は笛地の提案を受け入れたらしく、翌日からホック外し の罰が始まった。 「そ、それじゃ新たな罰としてホックを外しますね」  葉須香はそれほど嫌な顔をせずにホックを外そうとしていた。 「先生、ホックだけでいいんですよね?」 「ああ、それだけでいい」 「それなら..外します」  ポロリの可能性もあるというのに、葉須香の表情は明るかった。  男子たちは逆にワクワクしていたが、葉須香にはポロリしない自信があ るのだろう。 「えっと、それじゃ外しますね」  葉須香が笑顔で言うと、少しこちらが拍子抜けするような..  出来たら「ポロリしたらどうしよぉぉ〜」って不安がってくれるといい のだが、葉須香はホックを外してした。
「これでいいですか?」ホックを外した葉須香が確認してきた。 「ああ、OKだ」まあ罰は今日だけでないし、次に期待しよう。  こうしてホック外しの罰が始まったが、下乳程度が見えるのが限界で、 すごいポロリがなかなか見れることが無かった。  けど、ホックを外したままでいると、何かの拍子に乳首が見えるときが あったが当本人は気づいてないらしい。  男子たちにとっては、それだけで満足だった。チラリズムというものだ ろうか。高校生男子にとってはそちらの方がそそられるのだ。  一応、この罰ではブラの位置を変えることは禁じられているのだが、 葉須香はこの重大さに気づいているのだろうか?  レベルアップにも繋がるのやも知れないのにのん気なものだ。  ただいつまでも同じホック外しが続くのも退屈である。笛地は自分が ブラを選んでいいかを葉須香に提案してみた。 「葉須香、明日から先生がブラを用意していいか?」 「構いませんが、サイズはあってますよね?」 「それは指定したサイズを用意するよ」 「そういうことなら大丈夫です」  笛地は生地のことを指定されるのかと内心ヒヤヒヤしていたが、その 指定は無かった。  翌日、よく弾ける生地のブラを用意し、葉須香にホックの罰をさせた ところ、早速その効果があらわれた。 「えっ!そ、そんなぁぁ〜」ポロリンッ!!  笛地のナイスな作戦勝ちで見事に葉須香のポロリを成功させたのであ った。