わすれんぼの葉須香2001−健康診断の巻−


※ 2001年当時の未発表作品です。葉須香視線で物語が進んでいます。

 そろそろ雨期に入ろうとしている中、私は教室でパンティ1枚の姿で黒 板の横で立たされていた。  それも、おっぱいを丸出しにしたままで... (ああっ..どうして私ったら毎日、忘れ物をしちゃうのよ..忘れたら、 おっぱいを見せなくちゃいけないのに..)  そう、これは罰であり、忘れ物をする度に私は恥ずかしいことをしなく てはいけないんです。  もちろん、最初の方はここまで恥ずかしいことをしませんでした。  このわすれんぼの罰が始まったのが高1の春からだけど、スカートをほ んの少し捲るぐらいで済んでました。  けど、このわすれんぼの罰は私が忘れ物を続ける度に過激なものへ変わ っていき、私の身体からどんどんと服が剥がされていったのです。  まさか、おっぱいを丸出しにして立つまで忘れ物が続くなんて、我なが ら情けない思いでいっぱいです。 (・・・そうよ..最初はパンティをほんの少し見せるだけだったのに、ど うしておっぱいを出すまでになっちゃったのよぉ〜)  このままじゃ、パンティすらも取られてしまう日が来るかも知れない。  いくらなんでも素っ裸で立つなんて冗談じゃないわ。 (今度の今度こそ!絶対に忘れ物をしないようにしなくちゃ!)  だけど、おっぱい丸出しまで罰を悪化させた私が、そう簡単に忘れ癖を 直せるはずはなく、ついにパンティまでも下ろす日がきてしまった。 「葉須香!明日もし忘れ物をしたらパンティを下ろしてもらうぞ!いいな」 「は・はい..わかりました..」 (パンティを下ろすなんて絶対嫌っ!もう忘れ物なんてしてたまるもので すかっ!)  この日、家に帰った私は念入りに鞄の中をチェックして忘れ物がないこ とを確認した。 「これで明日はパンティを下ろす必要はないわ!何度も、何度も確認した し!絶対に大丈夫よっ」  が、こういうときに限って寝坊して朝ギリギリに起きる羽目になり、慌 てて学校に向かった私は自分の手に掴んでいるものを見て驚いた。 「ええっ、嘘ぉっ!これ、違う鞄だわぁ〜」  何と慌てて家を出た際に、塾に行く時に持っていく鞄で登校してしまい、 もうどうすることも出来なかった。 「ど・どうしよ..パンティまで下ろさなくちゃいけないなんて..」 (逃げたい..でも逃げたからって罰はしなくちゃいけないんだわ..)  重い足取りで校門をくぐり、震える手つきで教室の扉を開けて入ってき た私を見て、男子たちは歓声をあげてきた。  ガラッ..「・・・お、おはよ..みんな..」 「!葉須香ちゃん。その感じだと忘れ物をしてしまったようだな」 「うひょぉ〜マジかよ。葉須香ぁ〜、お前そんなにま●こ見せてーのか?」 「違うわっ!見せたくて忘れたんじゃないわ」 「でもよ〜、今日忘れるとどうなるか知ってて忘れたんだろ〜」 「そ・それは..その..」 (私だって好きで忘れたんじゃないわ..パンティを下ろしたくないと思 って必死で努力したんだからぁぁ..)  でも、鞄を丸ごと忘れた私に説得力は無く、いつの間にか私は男子たち に囲まれた。そして男子が堂々と私のスカートを捲ってこう言ってきた。 「今日から、このパンティも下ろされるのかよ〜。葉須香ちゃん、おっぱ いだけじゃ懲りないってことかい?」 「・・・・そういうつもりじゃ..」 「じゃあ、何で忘れたんだ?パンティ下ろしたいからなんだろ」パチンッ! 「・・・ちょ・ちょっとパンティを引っ張らないで..」  男子たちがわざと私のパンティを引っ張ってきて、これからする罰の辛 さを実感させてくる。 「葉須香ぁ〜、こんなことで恥ずかしがってどうすんだよ。先生がきたら これは足元に下ろすんだぜ」パチンッパチンッ 「ううぅ..」(わ・分ってるわよ、それぐらい..) 「そのうち、ブラと同じに俺らが自由に脱がせるようになるかもな〜」  そう、悔しいことなんだけど忘れ物をした私に対しては男子はブラまで 脱がせられる権利があるんです。  おそらく、この雰囲気だと私はこのまま脱がされてしまうはず..  ここまでひどい目に遭ってるのに忘れ物をするなんて、私はどうかして るわ.. 「さ〜て、お前ら。葉須香ちゃんをどうしたらいい?」 「そうだな、とりあえず先生が来る前にパンイチまでしておくか〜」 「いいねいいね〜」  思ったとおり、男子たちが平然と私の制服を脱がしてきた。  黙って脱がされるのは辛いことなんだけど、それよりも辛いのは女子た ちから蔑まれる視線を受けるのが辛かった。 (私だって..好きで脱がされてるわけじゃないんだから..)  結局、無抵抗の私の服を脱がすのは簡単で、あっと言う間に下着姿にさ れました。  もちろん、その下着すらも男子たちの手が伸びてきます。  ブラのホックを外され、わざとゆっくりブラを持ち上げて、私のおっぱ いを晒します。  そして、おっぱいが出たときに調子に乗った男子たちが何人か揉んでく るけど、私は黙って耐えるしかないんです。  実はこれぐらいのセクハラは許されており、先生曰く「おっぱいを揉ま れたくなかったら忘れ癖を直すんだ」であり、つまり忘れ物をした私はセ クハラを容認してるってことなんです。 (ううぅ..悔しい..何でおっぱいまで揉まれなくちゃいけないの..)  が、忘れ物をした以上、仕方ないことであり、パンイチにされた私は黒 板の横でおっぱいを丸出しにして先生が来るのを待つことになった。  ガラガラッ「授業を始めるぞ!うん?葉須香、また忘れ物をしたのか」 「は・はい..鞄を丸ごと忘れました..すいません」 「仕方ない奴だな..っていうことは今日何をするか分ってるな」 「分ってます..ぱ・ぱ・パンティを下ろします」 「よし。とりあえず、手で隠すのは有りにしよう。もちろん罰が悪化した 時には分っているよな?」 「・・・はい。手隠しで済む内に忘れ癖を直します..」  ついにパンティをみんなの前で下ろすことになった私。  まだ手隠ししていいので股間が見られてしまうのは脱ぐ時ぐらいだろう。 「それじゃ..脱ぎます」  パンティをスルスルと下ろしていく私。男子たちの視線が痛いほど感じ る。これから私はずっと素っ裸で立たなければいけないと思うとやり切れ ない。 (こんな恥ずかしいことするのは、今日だけなんだから!明日から私は変 わらなくちゃ)  いつも罰が悪化した日は、忘れ癖をやめようと決意するのに、結局は忘 れものが続いてしまうことに。  そう、気づくと私のパンティ下ろしの罰は当たり前となっていく。  このままじゃ、おっぱい同様に手隠し禁止の時がくるだろう。 (いくら何でも、おま●こ丸出しなんて嫌よぉ〜。それだけは本当に避け なくちゃ!)  今度こそ固い決意をした翌日、毎年恒例の身体検査の日がやってきた。  去年は体操服を忘れて、怒られた記憶が残っている。  あのころは忘れても怒られるだけだが今度は何をされるか分らないので 細心の注意をはかっていこうと思った。  そう思ったのに..私は空の体操袋だけ持ってきてしまい、体操服を見 事に忘れてしまった。 「う・うそ..何でまた忘れちゃったのよぉ〜」  今さら家に戻ることも出来ないので、私は先生に忘れた事を伝えた。 「葉須香、お前去年も忘れて今年もか?」 「す・すいません」 「まあ、保健室はそれほど遠くないし、クラスも順番ずつだから大丈夫だ よな?」 「えっ?そ・それって、まさか..」  それが何を意味するかわかった私はあきらめて制服を脱いでいく。  そして、下着姿となった後はブラを外し、パンティを下ろし、いつもの おっぱい丸出しの罰の格好で先生の前に立った。 「こ・この姿で行けってことですね..先生」 「ああ、よく分かったな。素直に脱いだからパンティの方はあげていいだ ろう」 「あ・ありがとうございます」  そう、まだ他のクラスは私の罰を知らないのでパンティだけは穿いても いい事になった。 「さあ、早くみんなと一緒に廊下に並べ」と先生が呼ぶ中、廊下には体操 着を着たクラスメイトが並び、その中にたった1人だけパンティ姿で並ぶ ことになった私。  相当異様な光景だが仕方ない。唯一の救いはクラスずつで順番に行くこ とになっており順番がくるまでは他のクラスは授業中という点だった。  けれど、他のクラスが授業中と言え学年でも3番に入る美少女が廊下を 胸を隠さないでパンティ姿で歩くのはものすごい状況だと思う。    私は顔を真っ赤にして早く保健室に着く様に願いながら歩いていた。  しかし、世の中はそう甘くない様で何と前の順番のクラスが今頃終わっ たらしく前の廊下から歩いてきたんです。  本当ならこの段階ですぐにでも隠したいんだけど、回りの雰囲気から、 それは出来ずおっぱい丸出しの姿で前のクラスとすれ違った。  当然、私を見るなりみんなすごい奇声をあげたけど、先生がすぐに「お 前ら授業中だ。静かにしろ。葉須香お前から簡単に説明しろ」と言いすぐ に前のクラスの男子たちを静かにさせた。  私もしかたなく「体操着とブラジャー忘れましたのでこの格好で受ける んです」とおっぱいはあえて隠さないで会釈しながら言った。 「すげー。須和さんって、すごい度胸あるじゃん」 「なかなか出来ねえな。へぇー」  次々と男子たちが野次に近い感じで私に向かって言ってきた。  そして男子の中の1人が私に質問してきた。 「じゃあ、パンツも忘れた日にはお前どうするんだ?あー?」 「えっ?そ・それは..」  私が答えに迷っている中、私のクラスの女子の1人が近づいてこう答え た。 「パンツ忘れたらどうなるかって?それは当然こういう姿で行ってもらう わよ」と言い、次の瞬間何と私のパンティを下ろしたのだった。  そして続けて「ねぇ?葉須香!そうでしょ?」と聞いてきた。  もちろん、この女子が私に何を要求しているかわかった私は恥ずかしさ を押さえて、自分から下ろされたパンティを両足から抜いてどこも隠さな いでこう言うしかなかった。 「・・・はい。パンティも忘れたらこの姿で保健室に行きます」と。  当然、その答えと同時に男子が大いに盛り上がる中、またまた女子がき つい言葉を言ってきた。 「ねぇ?葉須香!もうついでだからその格好でいこうよ?」 「この子ね。意外に羞恥心がなく平気で裸になるのよね?」 「さあ、早く行こうよ。丸出しの葉須香ちゃん」と女子たちがふざけてい る中、先生がなんと大声で助け舟を出してくれた。 「お前たち、ふざけた事をするな。そんな格好で保健室にいけるわけない だろ?葉須香さっさと下を履け」 「は・はいっ」  思いもよらない言葉で私は羞恥を逃れ、何とか今の状態で保健室に行く ことが出来た。  もちろん身体検査なので保健室ではみんな上半身を脱ぐので、それほど 違和感もなく無事に終わった。  ようやく終わり教室に戻った時、新たな羞恥が私を待っていた。  そう、さっきの言動を察した先生がついにさらなる罰を言ってきたのだ。 「葉須香、次からの罰は手隠し無しだからな」  どうやら、さっきの下脱ぎの件で私は最後のレベルアップを引き出す羽 目になってしまった。  さすがに全て丸出しになるのを知ってて、忘れ物をする馬鹿はいないだ ろう。  私も痴女じゃないので、こんな辱めを受けてたまるものですか!と今度 こそ忘れものの罰に終止符を打つつもりだった。  そう思ったのに..忘れ物をしてたまるものですかと誓ったのに..  翌日、私は事もあろうに体操服を忘れてしまい、ついに私の罰は一切隠 さないオールヌードの罰になってしまいました。  それも脱いだパンティはブラジャーとセットで黒板横の掲示板の所にぶ らされることになったんです。  これから私は授業中ずっと、おっぱいも大事な所も丸出しにしなければ いけないと思うと今度こそ忘れ物をしないと再び誓いました。  これで今度こそ忘れ癖も直ればいいが、それでも私は懲りずに忘れ物を するかも知れないのであった。 <完>


「わすれんぼの葉須香2001−健康診断の巻−」完