後編「飼育される萩ノ宮 里亜」


「おらっ、さっさと4つんばいになれよ」「牝犬らしくしな!」  全裸となった里亜にクラスメイトが4つんばいを強制する。  もちろん、全てを脱がされた上に愛液まで垂らしてしまった里亜が抵抗 出来るわけはなく、床に手をついて服従のポーズを取り始めた。 「わんっ..わん」  誰に言われたわけじゃなく、里亜自身の口から屈辱の台詞を吐いた。  そんな里亜の前におかしなものを持った男子が近づいてきた。  手に持っていたのは大型の首輪と金属の鎖だった。何でこんなのをすぐ に用意出来たのかを疑問に思う里亜だったが、何も聞くことが出来ず、首 輪は里亜の首にガチャリとはめられた。  この瞬間から本当に里亜はクラスで飼われる牝犬となってしまった。  そしてタイミングよく、ホームルーム終業の鐘が鳴る。  この後、15分の休み時間のあとに授業が始まるのだが、牝犬となった里 亜はどこに行ったらいいのだろうか?  が、それは里亜が考えることではなく、クラスメイトが休み時間を使っ て、里亜の机やロッカーを外へ運び始めた。 「おい、机の中の教科書やノートはどうするんだ?」 「そのまま破棄していいんじゃねーか。牝犬には2度と必要ねーんだから」 「そうだな。このロッカーの中にある体操着なんかもいらねーな。これか らはずっと裸だしな」  非情なまでに次々と里亜の所有物が捨てられていき、さっきまで着てい た服や下着までもが教室のゴミ箱に捨てられてしまった。  牝犬となった瞬間から、里亜は人としての扱いを失ったようだ。  が、問題はこのあとの授業をどうするかだ。  ホームルームでいきなり牝犬になった里亜のことを何も知らないでやっ てくる教師はどう思うのだろうか?  特にこれからくる男性教諭は破廉恥なことが全く嫌いな堅物教師だった。  ガラガラッ!「おい、授業を始めるぞっ」  里亜が牝犬になってることを知らずに、いつものように大声を出して入 ってきた堅物教師。 「ん?こりゃぁぁ!!どういうことだぁっ!」  突然、頭の血管がぶち切れそうな形相で堅物教師が怒ってきた。  彼が怒るのも無理はない。黒板の下には学級委員の里亜が4つんばいで 待っていたからだ。  だが、怒ってる教師にクラスメイトがおかしな答えを返した。 「先生〜、何怒っているんですか?それ、ペットの里亜ですよ」 「今日から、僕たち牝犬を飼う事になったんです」 「!!あっ、そうか。動物を飼うような話をしていたな..すまんな。先 生、ついイジメだと勘違いしてしまったぞ」  何故か、あっさりと牝犬の里亜を容認してしまった堅物教師。  実はこの堅物教師はむっつりスケベだったのだろうか?いや違う。  それから数時間経っても、里亜は当たり前のように黒板の脇で牝犬とし て4つんばいのままでいた。  堅物教師の他にも何人か授業をしにやって来た教師も、最初は全裸でい る学級委員の姿を見て驚くが、すぐに何も無かったかのような態度をとり、 授業をしてきた。  そう、昨日までみんなに慕われていた萩ノ宮 里亜はもうここには居な い。ここに居るのは人前でおっぱいやおま●こを無様な姿で見せている牝 犬の萩ノ宮 里亜だった。 「おい、牝犬。椅子になれ」と女子たちから信頼が高かった爽やか先生が おかしな命令してきた。  そんな命令を素直に従い、椅子となった里亜の背中に爽やか先生が座っ て授業を続ける。  それも、爽やかな笑顔を見せながらも空いてる手は里亜のおま●こを掻 き回していた。  里亜の身体がビクンビクンと跳ねていく。時々、軽くイって椅子が出来 なくなると爽やか先生がお尻を教科書で思い切り叩いてきた。  お尻が真っ赤になる中で椅子を続けることを強制され、おま●こはより 激しく掻き回されていく。  どうして、ここまで教師たちが酷く扱ってくるのかが分からない..  もはや、里亜1人が狂ったとは思えない状況だ。これじゃ、回り全てが 狂ったようなものだ。  でも今の里亜には何も出来ず、気がつくと牝犬として1週間経っていた。  この頃になると、クラスの男子たちはニヤニヤしながら素っ裸の里亜を 堪能しながら牝犬として飼い楽しんでいた。  人はこんなにも狂うのだろうか?真面目で誠実な男子ばかりだったはず だったのに今ではそんな面影もない。  里亜が手を触れただけで真っ赤になる男子が多かったクラスのはずが、 今では里亜の恥部を平然と弄り回してくる。  さらに、気がつくと里亜の食事は口だけで食べることを強制してきた。  その食事には白濁の汁がかかっており、男子たちがどんどんと鬼畜と堕 ちていくのが分かった。 「ほら、今日は特別に擦りたて..いや、絞りたてのミルクも用意したぜ。 一滴も残さずに舐めきるんだぞ」 「わんっ♪(はい、舐めきります)」  白濁の汁を美味しそうに舐めている里亜..  ついこないだまでクラス1の美少女が見事なまでに惨めな姿へ変えられ ていた。  もちろん、今まで里亜への憎悪とか妬みなどは一切なく、逆に尊敬され るほどだった。  まさか、短期間でここまで辱められるとは里亜自身も思ってもいなかっ ただろう。  こんな酷い目に遭ってる中、里亜はどこまで堕とされるのだろう?と呑 気に推測していた。  実は里亜は、この酷い状況をそんなに悲観してなかった。むしろ、前の イメージであった清楚で可憐、男子からも女子からも慕われる自分を気持 ち悪く感じていた。  その想いが里亜のストレスとして溜まっていく。  このままじゃ自分がこのストレスで自分の破滅を呼ぶことも分かってい た。何とかしなければと、ずっと悩んでいた里亜だった。  里亜は人が羨むほど小さい頃から何でも出来、勉強もスポーツも大好き で苦ではなかった。それも本人は綺麗になろうとも思ってないし、みんな の人気者を目指すつもりもなかった。  だが、里亜のステータスは本人でも信じられないほど完璧になっていく。  誰もが羨む人になってたなんて本当に分からなかった。  そんなある日、「裸になればみな平等」というフレーズを耳にした時、 里亜は何かを感じ取った気がした。  そこから里亜の露出願望が強くなってきた。もしかしたら里亜は辱めを 求める女性だったかも知れない。  だからと言って、裸になって露出をするわけにはいかなかった。  そう、里亜の立場がそれを許さなかった。  里亜自身を辱めるためには大胆なきっかけが必要だった。  そして、そのチャンスが上手く訪れたのであった。  ただ今まで賢明で紳士的な男子たちがすぐに理性を捨てられるのだろうか?  牝犬などと愚かなことを提案した里亜をすぐ止めてしまうのであろうか?  きっと、人はそんなに簡単に狂うことはないと思っていたけど..  思っていたんだけど、実にあっけなかった。  ここまで男子たちが欲望を丸出しにしてくるとは意外な結果だろう。  現に里亜のことを本気で牝犬として飼おうとしている。  みんなで動物を思いやる優しい気持ちを持とうとした志はどこに行った のだろうか?  今やクラスの人気者であった萩ノ宮 里亜は、おま●こから大量の愛液 を出しながら4つんばいで校内散歩をさせられるとこまで堕ちている。  学年1の秀才と言われ、弁護士を目指していた超真面目であった飯田青 年も「ほら牝犬、チンチンだぞぉ〜」と自分のイチモツを出して里亜に舐 めさせるとこまで狂ったのだから、すごいことだ。  こんなにも人は狂ってしまうのだろうか?  でも牝犬となった里亜は内心、嬉しくてたまらない。どんどん辱めてと 心の底から願っていた。  そんな恥ずかしい萩ノ宮 里亜がしばらく経つと裸のままで校外に連れ て行かれた。この付近で清楚なお嬢様として有名だった女子高生が鎖に引 っ張れて4つんばいで歩いている。  興奮でぱっくり開いたおま●こが、里亜が牝犬になったことを表してい た。それも野次馬が大勢集まる中で、里亜は男子の命令で電柱に向けて片 足をあげて、おしっこをし始めた。  おしっこは恥ずかしいほど大量に出た。女性として、これほどの辱めは 相当辛いことだと思う。  それなのに里亜は悦びの表情を浮かべて、おしっこを続けた。  里亜を罵る声が耳に響いてくるけど、それがすごく気持ちいいぃ..  だけど..里亜はどうしてこんなに自分が堕ちることを冷静に分析でき るのだろう?  そういう願望があったにしても、里亜自身が自分のことを第3者の視線 で見ている気がする。  何か理由があるのかも知れない。そして、その答えはこれから里亜の前 に現れる男が持っていた。  その男は市役所勤務の男性公務員であり、里亜の前に現れて何かを渡し てきた。 「萩ノ宮 里亜さんですね?」「はい..」 「このたび、過疎化防止地域繁栄法により貴女が”全裸飼育娘”に選ばれ たことを正式に認定します。これが貴女の全裸飼育認定書です」 「!!過疎化防止地域繁栄法..聞いたことがある..そうだわ」  里亜の脳裏に、この前TVでやっていた過疎化防止地域繁栄法の特集番 組の内容が思い浮かんだ。 ”過疎化防止地域繁栄法”、この法律は子供を生まない女性や、現実の女 性に興味を持たなくなった男性に性の感心を強めようとして特定の地域限 定で始まったものであり、里亜が小学生の時に女子生徒だけ体育館に集め られ、何か接種された記憶を思い出した。  これが”全裸飼育娘”を選ぶものであり、もし選ばれた場合、本人の意 思とは関係なくどんどんと淫らになっていく。  そして、周りの男性を狂わしていき、性の意識を高めて子孫繁栄を向上 させる。  選ばれる確立は500人に1人。”全裸飼育娘”の書類を受け取った女性は 10日後にはイきまくって理性を全て失ってしまう。  本当に、心の奥まで完全な牝犬となってしまうのだ。  そう..だからこそ、里亜はこんなにも平然と自分を辱められたのかも 知れない。  まあ今の里亜にとってはどうでもいいことであり、何の抵抗を見せるこ となく、”全裸飼育娘”の書類を受け取った。  こうして萩ノ宮 里亜は10日後には本当の牝犬となってしまうのだが、 それを後悔する理性もすでに失っていたのであった。 <完>


「全裸飼育娘」完