プロローグ


 とある共学名門校、彼女はこの学園の1年生として通っている女子高生 である。  彼女の名は舞川 美沙代(まいかわ みさよ)。  本人は平凡で地味な女の子だと思っているが、実際は学園ベスト5に入 る美少女であり、Eカップの見事なおっぱいを揺らす女子なのだ。  これだけの容姿を持てば本人にしては喜びたい所だが、彼女は何故か素 直に喜べない所があった。  けれど彼女は知性も良し、運動能力も良し、性格も良しと、素晴らしい ステータスを持っており、異性・同性からも良く慕われていた。  ただ、美沙代自身はあまり目立つ事はしたくない性格であり、良く思わ れれば思われるほど、心にとげが刺すようであった。 (はぁぁ〜、私はそんな出来る人間じゃないし、今もフシダラな事をして る女の子なのにぃぃ)  そう、美沙代にはある1つのとんでもない問題点があった。  その問題点が美沙代に様々なとんでもない事をさせており、そうしなけ れば、徐々にストレスを溜めてしまう程になっていた。  実は美沙代にはとある性癖があり、何とその性癖は露出狂だった。  常に美沙代自身にはみんなに自分の裸体を見られたいという願望があり、 日に日にその意思が強くなっていくこの頃であった。 (ぁぁっ..お股がスースーするよぉ..やっぱりノーパンは最高かもぉ)  駅のトイレでパンティを脱いで学園まで心細いノーパンで歩く快感。  10分ほど歩いて着くので、ほんの短い露出タイムだが、すぐ後ろには大 勢の男子が登校していて、いつ生尻を晒してもおかしくない状況だった。 (私きっと風が吹いてもスカートを抑えないかも..お尻丸出しにしちゃ うのかもぉぉ〜)  今日も多くの男子の視線を感じながら、校門へ向かう美沙代。  もちろん、風がふいたり、誰かがいたずらでめくった日にはたちまち大 事な所を披露してしまう事になるだろう。  男子たちはいつも美沙代のスカートが捲れてくれないかと懇願するが、 その願いが叶えられたことがない。  何人かの男子が、あのスカートの中がノーパンだったら最高だよなと妄 想してるが、まさか本当に何も穿いてないとは微塵も思ってなかった。 (もうすぐ校門だわ..今日も誰も気づいてくれなかった。あんっ、この スリルが癖になりそうだよぉ〜)  今みたいに隠れた露出行為を楽しんでいるのだが、心の中に物足りない 衝動が日々、膨らんできている。 (そろそろ、ノーパンだけじゃ満足できないっ..けど、これ以上の過激 なこともできないし..どうしたらいいのかな..)  この様に悪化していく性癖には勝てず、自ら羞恥の日々を求めてしまう 美沙代。  だけど、この性癖の為に美沙代はこれからとんでもない羞恥な目に遭う ことになったのである。


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