最終話「ノーブラでどっきどき」



 先日はすごく恥ずかしいノーパンで授業を体験したゆさめです。  もちろん、それが病みつきになるわけなく、2度とノーパンで授業など 受けてたまるものですかと叫びたいぐらいよ。  これでも一応、露出癖がある女の子ですが正直、露出行為は怖くて出来 ません。  この前のノーパンもシェイムノートというエロエロノートの力を借りて ようやく出来たぐらいだからだ。  そりゃ..気持ちよかったけど..達成した快感もすごかったけど..  欲望に溺れて堕落するなんて、やっぱ出来ないよぉぉぉ〜〜。  シェイムノートの前の持ち主は最高の露出を求めるため、いろんな露出 行為を次々とノートに書き込んで自らを辱しめたらしく、最終的には秋葉 原でストリップをやっていくとこまでいってしまった。 (私は絶対に堕ちてたまるものですかっ!まだ高校2年で人生を台無しに したくないわっ)  だからっ!2度と使わない!でも..あと1回ぐらいはいいよね?  我ながら意思が弱いと思うけど、日が経つにつれて露出がしたくて仕方 なくなるのよぉぉぉーー!けど、臆病な私では自分から恥ずかしいことな んて出来ないしぃぃーー!身体の方は変に疼いてきてるしぃぃーー。  何か禁欲生活を続けるような感じで、ストレスもたまっているし、これ は仕方のない判断なのよ。  きっと、次の1回で満足すれば次こそは大丈夫なはずよっ!  そう、自分を説得して再びシェイムノートに新たな露出を書いてみるこ とにした。 【明日のマラソン授業ではブラをつけずに走ること】  ごくりっ。やっぱ、ノーパンをやったらノーブラも体験しないとね。  ちなみに私がブラを外すときはお風呂入るときぐらいであり、どんなに 暑くても蒸れててもブラを外すことなどはしない。  そんな私だから、これはかなり大胆な露出行為であるのだ。  一体..ノーブラで授業をするのって..どんな感じなのかな?  今からハラハラドキドキしてたまらないよぉぉぉぉぉーー。  そして次の日..ついにノーブラ露出を実践するときがきた。  更衣室で体操着に着替える私が、いつブラを外した方がいいか悩んでし まう。(周りにみんないるし..いなくなるの待とうかな..)  けど、やっぱり外せないよぉぉぉーー!ノーブラで授業なんて大胆すぎ るよぉぉぉーー!(つ・次の機会でいいよね?うんうん)  別に無理してブラを外す必要はないと思った私は普通に着替え終わった のでそのまま更衣室を出て行った。  初めてノートの効力が無効になったことに驚いたけど、まあこういうこ ともあるのだと納得した。  だが..この考えは甘かった..甘かったのだ。  体操着に着替えた私の足が何故か教室に向かう。 (ちょっと何で教室に行こうとしてるのよっ!教室はだ・男子が着替えて るのよぉぉぉーー)  そう、男子は女子と違って教室で着替えており、そんな中に入っていっ たら痴女みたいに思われちゃう〜〜。 (ああぁぁっ!止まってぇぇーー、私の足ぃぃーー)  必死で足を止めようとするけど言うことが効かず、結局私に出来たのは 目をつぶることだけだった。  ガラガラッ!(ああぁぁっ、どう言い訳したらいいのぉぉ〜)  ついに男子たちが着替えていた教室へ入った私だが、やけに静かである ことに気づき、目を開けた。 「ほっ..よかったぁぁー、着替え終わってみんないないわ」  これで一安心といいたいとこだけど、教室に入ったということはまだ何 かをするはずなので予断を許さない状況だ。 (気をつけなくちゃ!絶対にっ、絶対に変なことしてたまるものですかっ)  そう強く誓う私だけど、突然目の前がくらんくらんとしてきた。 「こ・これって..お馬鹿ノートの..何とかおんぱぁぁ〜〜」  またシェイムノートの仮想空間に落ちていく私。  目を覚ますと何故か教室が授業前の光景になっていた。 「あれ?もしかして今までのが夢だったの?まあいいか..とりあえず、 次の授業の教科書を・・・・・・うん?ないわ。もしかして忘れたの?」 「おおっ!ゆさめちゃん。また忘れてるぞぉぉぉー」「えっ?」 「忘れ物の罰だぁぁー!忘れんぼの罰だぁぁぁー」「はぁ?」  よく状況が分からない中、担任が入ってきたのだが何か見たことが無 いような人なんですがぁぁ〜。 「ん?ゆさめ。また忘れ物か?」「は・はい..」(またって何?) 「じゃあ、忘れ物の罰としておっぱいを出して立ってもらうぞ」 「わ・わかりました」(ちょ・ちょっと待ってぇぇーー。物を忘れたぐ らいで何でそんな恥ずかしい姿をぉぉぉーー)  何故か忘れ物の罰をするために教壇に立って服を脱ぎ始める私。  恥ずかしさに震えながら上着を脱ぎ、白いブラウスのボタンを1つずつ 外していく。  そしてボタンをひとつふたつと外し、ブラを見せたあたりで裾を引っ張 り出して、下からはずしていく。(いやぁぁーー、やめてぇぇーー)  ついにボタンを全て外した私はブラウスの前を開き、その下に隠れてた 素肌を全て晒した姿でそのまま両腕からブラウスを抜いた。  ブラウスを机の上に置き、今度はスカートを下ろしてショーツをみんな に晒してしまう。  これで下着姿になった私だが、とどめのブラ外しが待っており、男子が 見ているというのに堂々とブラを外してしまったのだ。 (きゃぁぁぁーーー!私のおっぱいがみんなにぃぃぃーー)  教室でトップレスで立たされるなんて、これってどんな辱めですかぁぁー!  でも〜、何かすごく気持ちいいぃ..こんなおっぱい丸出しの罰で感じ るなんて、私って最低かもぉぉぉーー。 <くーくくくっ!どうだ御主人、忘れ物をするたびに辱めを受ける少女の 物語はぁぁー!次のレベルアップではショーツも下ろすのだぞ!> 「・・・・・・はぁはぁはぁ、どこの世界にそこまでする子がいるのよ!」 <世の中は広いぞ、御主人。こういう目に遭っている少女もいることも忘 れるでないぞ。さあ、そろそろ胸を隠した方がいいぞ、御主人!> 「えっ?胸って..ま・ま・まさかぁぁぁーー!」  はっきりと目を覚ました私は教壇の端に立っており、さっきの幻覚の女 の子と同じように体操着を捲っておっぱいを出していたのであった。 「いやぁぁぁー!お・お馬鹿ぁぁぁぁぁぁーー!」  すぐに体操着を戻してブラをつけようとしたが、これはただの余興だと 言わんばかりに私の足がブラをそのままにして教室を出て行った。  ちなみにブラは私の鞄の中に入れたようなので、見つかることはないと 思うけど..  それにしても私..ノーブラで校内を歩いてるのよね? (おっぱいが揺れてるよぉ、ゆれてるよぉぉぉ〜。気持ちいいっ!気持ち いいよぉぉぉ〜)  それも乳首が体操着の摩擦で擦れて、思い切り固くなってる〜。  きっとポッチが..浮かんじゃうっ、浮かんじゃうよぉぉぉぉ〜〜。 (これがノーブラ露出ってものなんだぁ〜。こっちの方が乳首に刺激がく る分、軽くイっちゃいそうかもぉ〜)  これから私はこの恥ずかしい姿でマラソンをしちゃうのよね?  今日は男子との合同授業じゃないから男子に見られることはないけど、 女子のみんなにはきっとノーブラでばれちゃう。  ゆさめってこういう恥ずかしい子だったんだと言われちゃう〜  でも..それでもいいかも..私、露出狂なんだもの..  女子たちに見つかっても構わないという決意でグランドに向かう私。  これから、みんなの非難中傷を浴びるのかも知れない。 (仕方ないわ..マラソンだというのにノーブラなんだもの)  ドキドキしながら、みんなの輪の中へノーブラのままで入っていったの だが、何故か普通に接してきた。 (あれっ?私、ノーブラなのに..結構ポッチが浮かんでるからブラを付 けてないのは分かると思うけど..)  誰1人として私のノーブラであることを言うことはなく、結局そのまま マラソンの授業が始まってしまった。  体育教師の真里ちゃん・・いや真里先生も何も言ってこないし、これは どういうことなんだろう? 「さあ、みんな今日は走りまくるから覚悟しなさいよっ」 「「ええぇぇぇーー、そんあぁぁー」」 (ずっと走るって..何か乳首の刺激で変になりそうかも..) 「ゆさめ〜、一緒に並んで走ろうね♪」 「う・うん、アリカ」(アリカも私がノーブラって気づいてないのかな?)  いや..結構目立ってると思うんだけど、私が自意識過剰なだけなの?  確かに透けてはないから分かりにくそうだけど、形ははっきりと出てる のに..同性だからそんなに胸を見てこないのかな? (何か..がっくりしたような..ホッとしたような..)  結局、マラソンが始まっても誰も私のおっぱいに注目することはなかっ たが、これから新たな恥辱が始まるとは思ってもいなかった。  そう、走るということは汗をかくことであり、汗を吸った白の体操着が どんどん透けてくるのだ。 (うそっ、うそぉぉぉ〜。どんどん透けてきているぅぅーー!これじゃ、 乳首の色がぁぁーー乳首の形が見えてきちゃうぅぅぅーー)  もう私の体操着には、はっきりとくっきりとピンク色の乳首が現れてい た。これで今度こそノーブラと分かってしまうだろう。  きっとマラソンが終わった時に、みんなの視線が私のおっぱいに集中し てくるんだわぁぁーー  明るい笑顔で一緒に走っている親友のアリカも、軽蔑の眼で私を見てく るのであろう。ゆさめって変態だったんだぁ〜って言ってくるんだわぁ〜。 (ううぅっ..何で私、こんな馬鹿なことしちゃったんだろう..おしま いだわ、おしまいよぉぉぉ〜。私も結局、あのノートに堕とされてしまっ たのよっ!これから露出狂女っていうことでみんなから白い目で見られて しまうんだわぁぁ〜)  絶望の時間が迫ってくる。このマラソンが終わったとき、私の人生が終 わるのよ..ノーブラなんかでマラソンをしてしまったことに今さらなが ら悔いる私だった。  そして、ついにマラソンが終わり、みんなが地面に手をついて息を切ら している中で私は運命の時を諦めて待つことにした。  そんな中、親友のアリカが恐れていた言葉を出してきた。 「ゆさめ..やっぱノーブラだったんだ」  ぎくっ!「・・・・」(ついにバレちゃったよぉぉぉぉ〜) 「こりゃ早く着替えにいかないとやばいよね〜。あっははは♪」 「えっ?」(な・なんで、そんなに明るくいってくるの?)  疑問に思った私がアリカの方へ振り向くと、私の眼前にぶるぶるんっと 上下に揺れてるアリカのDカップのおっぱいが映った。 「はいぃ?あ・あ・アリカ..そ・それっ!それって」 「うん?やっぱ結構透けてるかな〜♪まあ、あれだけ走れば仕方ないよね」  何故かアリカもノーブラであり、私よりも透けていて目立っていた。 「あ・アリカ..な・何でブラを?」 「何でって..締め付けられるからよ。綿100パーの体操着だから、あ まり擦れて痛くないし〜。私以外もノーブラの奴、いるよ」 「えっ!ええぇぇっ!」  慌てて私の女子の胸を見てみると、アリカの言うとおりノーブラの女子 が何人かいたのだ。 「男子との合同の時はブラつけるけど〜、女子だけの時は私、ノーブラで したたけど〜」 「そ・そうなの?」「うん」  がぁぁぁぁーーーんんんっ!!私はすごく驚いた。驚きましたさ!  こんなにノーブラでマラソンしていた女子がいたなんてぇぇーー!  その上、アリカったらDカップのくせして女子だけの時はノーブラだっ たなんてぇぇぇー!私はシェイムノートの力を借りてようやく出来たのよっ!  私にとってはすごくっ、すごーい露出行為なのよっ!ノーブラだよっ。  ブラをしてないのよっ!この服のすぐ下はおっぱいなんだよっ!  今でも恥ずかしいし、心臓が破裂しそうなぐらいドキドキしてるんだから。  それなのにアリカは人の目の前でノーブラの女子たちと透け自慢をして 呑気に笑ってるよぉぉ〜。こいつら、乳首が透けてて恥ずかしくないの〜?  いつから日本の女子はこんなに性に大らかになったのよぉぉぉ〜〜。  私なんて今でも死ぬほど恥ずかしいのにぃぃぃーー。  顔を真っ赤にして必死に手で胸を隠していた私にアリカが手招きしてきた。 「ゆさめ〜、ちょっとこっち来てきて♪」 「う・うん..」(ノーブラ集団の輪に入りたくないんだけどな..)  この時、私は無防備にアリカたちのとこに近づいてしまった。  そう、アリカの口元が怪しげな笑いを浮かべたのを気づかなかった。  私が接近したと同時に咄嗟に後ろに回りこんだ。そして私の上着を一気 に捲ってきた。 「ほらっ、今日はゆさめもノーブラなんだよっ♪」「えっ?」  ノーブラ女子たちの前で思い切り晒されてしまった2つのおっぱい。  それも体操着との摩擦で立派に固くなった乳首を見られてしまった。 「きゃぁぁぁぁっ!な・何をするのよぉぉ」私は大声を出した。  すぐに服を戻そうとする私に1人の女子がいきなり乳首を弾いてきた。 「やっぱ、ここはビンビンになっちゃうのよね〜」 「相模さん、大声出しすぎよ。別に変なことしてるわけじゃないのに」 「そうそう、ゆさめったら何、そんなに恥ずかしがってるの?」 (こ・こいつらぁぁ〜、すごくエッチなことしてることに自覚がないの? おっぱいが..おっぱいが野外で出されてるなんてぇぇぇ〜)  まあ、すぐに服を戻してくれたから助かったけど、変なことされたから お股がぐちょぐちょに濡れてしまったじゃないぃぃーー!  まさか..今のとんでもないこともアイツのせい? <くーくくくっ!ご名答だ、御主人。スケスケノーブラだけで満足させな い気配りを!おっぱいぺろりで愛液倍増!されてて良かったピンポイント サービス!それがこの俺、シェイムノート!> ぷちっ!(またかぁぁ〜こ・このお馬鹿ノートぉぉぉぉぉぉーー!)  いつものように頭にきた私はノートを持って花壇にいきましたさ。 <ぬおぉっ!御主人、今度は埋めるつもりかぁぁ〜>  毎回、毎回変なオプションつけないでよぉぉぉーー!この馬鹿っ!お馬 鹿っ、ばかぁぁぁぁぁぁーーー!ザクザクザクッ!  まあ、このまま大人しく埋まってくれればいいんだけど、鞄の中を見る とちゃんと入ってるとこが憎たらしいとこね。  今度こそ..今度こそ2度と使わないと誓う私だけど..  何となくダメかも知れない..(情けない私だよぉぉぉぉ〜)  きっと、これからも私はノートにそそのかされて変なことをしそうな気 がする..シェイムノートとの戦いの日々はこれからが本番なのだろう。 <完>


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