第78話「ボディーペイント」


 今日は快感の赴くままにしている沙智菜です。露出行為を思い切り愉し んでいます。  いったいどんな露出行為をしてるかって?  ズバリッ!全裸で公園の芝生で大の字になって寝ていますよ。  それも日曜の真昼で辺りに人がいっぱい居る中で大空を見ながら露出中 なんです。  仰向けで顔も素顔のままだから、もしかしたら同級生の男子に見られて しまって「おい、4組の新宮が素っ裸で公園で寝てる」と写真つきでツイ ートされちゃうかもぉぉ〜。 「けど、裸で居ることに気づいてないのよね〜。いつばれるかのドキドキ 感がすごく気持ちいいぃ..あっ、あんっ」ビクッ、ビクンッ。  実は傍から見ると、本格的なサークルウェアを着ている女性に見えてる からなんです。身体にすごく密着している半そでの上着とレーサーパンツ を着てる風に見えてるはずです。 (身体の横に置いてある自転車用ヘルメットの効果もありそうだけど..) 「ボディーペイント最高かもぉぉ〜。ぁぁ..どんどん濡れてきちゃう」  大空を見上げながら、丸出しのおま●こから愛液が溢れる私。  このままじゃ喘ぎ声を出しそうだよぉ〜。はぁんっ、ああんんっ!  思わず指でおま●こを掻き回してしまいそうだったわぁぁ..。  まさか、こんな凄い露出行為があるとは思いませんでした。  最近、テレビCMや看板広告で上半身をボディーペイントした女性のコ マーシャルをよく見かけることもあり、ついどんな感じかやってみたくな ったんです。  もちろん絵の具なんかでやったら一発でばれちゃうし、テレビで紹介し ていた専用のカラー材を使ってすることにしました。 (丁度、お母さんが面白半分で買ったカラー材が物置にあったので)  早速、自分の部屋で服を脱ぎ全裸になって、鏡を見ながらインターネッ トで勉強したボディーペイントを体に描き始める私。  まずは上半身がTシャツ、下半身はレギンスをペイントとしてみると初 めてにしてはいい出来となりました。  ごくりっ「こ・これなら..外に出ても..」  余りの出来の良さに、止せばいいのに外出して見ようと思いました。  有り難いことに、歩いてもさほど遠くないところに、木々が鬱蒼と茂る 大きな公園があり、夜になると特に薄暗く、気味が悪く昼間に比べると極 端に人通りが少なくなるので、そこで散歩しようと思いました。  けれど、公園に行くにはコンビニを通る必要があるため、良く出来てい るとはいえボディーペイントだけでは心細いので、パーカーを羽織、スカ ートを履いて公園まで行くことにしました。  ただ、コンビニの前を通過しようとしたところ、高校生位の人たちが雑 談したんです。  ドキドキ(だ・大丈夫かな?普通の服に見えてるよね..)  ビクビクしながら通過した途端、風のいたずらでスカートがまくれ上が り、しっかりスカートの中を見られ焦ったけど、高校生たちが「なんだ、 パンツじゃないのかよ!」とがっかりした表情をした。  本当は、下着を着けてないのにそれをレギンスと間違えるなんて、自分 のペインティング技術に自信を持った私。 「・・・お・思い切ってこれも脱いじゃおうかなぁぁ」ドキドキ  そう思った私は公園に着きトイレに入って、パーカーとスカートを脱ぎ、 散歩を開始しました。  木々のお陰で相当暗いこともあり、歩いていても人とすれ違うことがあ りません。  しばらく歩いていると、かなり酔っ払った人が前からやって来るではな いですか。  堂々とすれ違う自信が急に無くなり、周りを見渡すと、いつもあるはず の銅像が修理のため無く台座のみだったので、顔が見えないようにして後 ろ向きでポーズを取って銅像に化けてやり過ごすことに。  しかし、酔っ払いがそのまま通過すると思いきや、女性でしかも全裸の 銅像のため、立ち止まって観察を始めました。  薄暗いとは言え、リアルすぎるため、手がお尻をタッチ。あまりの軟ら かさにびっくりする酔っ払い  さらに、前に回って股間を確認しようとした瞬間、酔っ払いの携帯電話 が鳴り会話を始めましたが、何か叱られているようです。  電話の相手が奥さんのようで、電話を切った途端、慌てて走り出しまし た。  何とかばれず済んだので、この日はもう少し散歩を楽しんでから帰るこ とにしました。  こうして初めてのボディーペイントは多少の失敗があったけど、新たな 露出行為として始めることになったのです。  そのあと何度もペインティングして技術も向上したおかげで、ついには 日曜の真昼に公園まで散歩できて満喫するところまできました。  いや、まあ..公園の芝生までは人目を避けてコソコソと来たんだけど.. (乳首は見事に隠せても、おっぱいはペイントじゃ無理があるのよね..) 「こうやって芝生に寝ている分には分かりにくいんだけど〜」  まだまだ街中を堂々と歩く域まで達してはいけないのが残念です。  目指せ!街中全裸露出ってとこね。 (そろそろ周りの雰囲気が不味くなりそうだから去らないと!)  よく見ると2・3回、私の近くを通り過ぎる男性が数人出てきたのだ。  きっと大の字で寝ている私の股間の部分を必死で確かめようとしている みたい。 (ちょっと、やりすぎちゃったかも..よく見るとマンスジがくっきりと 浮かんでいるよぉぉ〜)  今更ながらに過激な露出行為と知って、慌てて大き目のヘルメットをか ぶって公園から逃げ出す私。  この自転車用ヘルメットを深く被ると眼がヘルメットの影になるので、 顔を隠すにも丁度いいのだ。 「ぁぁ..よく見たら、すごく濡れてるし、これは不味かったもぉぉ〜」  芝生の上で露出を楽しみ、軽くイったせいもあって、改めて落ち着いて 自分の姿を見ると顔が真っ赤になった。 「うああぁ〜、よくこれでバレなかったよぉぉ〜。レーサーパンツがパク パクしてるぅ〜。もしかしたら中が見えちゃったのかもぉぉ〜」  接近した人は居なかったけど、「絶対あれ、おま●こじゃねーか?」と 見抜かれたかも..  もしかすると危険な状態だったんじゃ...ぅぁぁっ、しばらくはペイ ント露出は控えなくちゃ!  ということで2週間ほどはペイント露出を自粛してたんだけど、夜の公 園なら大丈夫なのかなと露出解禁することにしました。  今日は新月でもあり露出するには最高の日なんだしね。  ですが、親戚が遊びに来ているので部屋で準備できません。仕方ないの で公園のトイレでペイントすることにしました。  個室トイレには鏡がないので、下だけをランニングタイツ風にペイント して、上はブラジャーを外してタンクトップを着て腰にはウエストバック をつけてトイレから出て散歩を始めました。  今までも、人にすれ違うことが何度か会って、一人二人程度だったんだ けど、今日は、やけにすれ違う人数が多い感じがします。  すれ違う度にドキドキしたけど何とかばれずに済みました。 「・・・もう深夜だから帰らないと..」  そろそろ散歩を終えてトイレの戻ろうとしたところ、数人の男たちが居 り、会話しています。どうやら先程、すれ違った人たちようです。 「えっ?嘘っ..」  何と、その内の一人がトイレの掃除用具室に隠して置いた私の着替えが 入っているかばんを持っていたんです。  ばれないように隠れながら近づいて会話を聞いてみると、男たちは公園 に痴女が出る噂を聞いて、捕まえに来たようです。 「ここ2週間ほど通ったかいがあったな。ようやくお出ましだぜ」 「けど、あのペイントはひどくねーか?日中なら丸見えだと分かるぜ」 「ああ、可愛い顔してよくやるぜ、あの女」 (いやぁぁぁぁ〜、完全にばれてるってことなのぉぉぉ〜。念のために帽 子をかぶってきて助かったわぁぁぁ〜)  やはり部屋で準備すべきでした。私は完璧だと思ったペイントでしたが、 すれ違った人の中には、全裸で歩いていることがばれていたようです。  そして、男たちは私のかばんを調べて、中から出てきた女性の下着を見 た瞬間、ニヤリとしてこう言ってきた。 「おい、見ろよ。この清楚な下着から見ると普段は真面目な女だぜ」 「きっと、この着替えがなきゃ家に帰れねーし、公園からも出れねーぞ」 「じゃあ、公園を捜索すれば痴女発見ってことかぁ〜」 (こ・これは、すごく不味い展開になってきたよぉぉぉ〜。かばんは諦め て、ここから逃げなくちゃ!)  一斉に捜索を開始する男たちから隠れるように私は急いでウエストバッ クの中に用心のため入れておいたペイント道具で顔にペイントをしました。  そう、顔さえ隠せれば裸でも公園を出て家に帰ることが出来るから。  逃げる準備も終えたので、その場から離れようとしたんだけど、その際 に何か冷たいものに触れて「きゃ」と声が出てしまった。 (しまったぁぁ〜) 「おいっ!今の声」「チッ、近くに隠れてたのか」「なら、あの草むらだ」 (は・早く逃げなくちゃ!)  私は慌てて草むらから飛び出して公園の出口まで向かったんだけど、あ まりの人の多さにボディーペイングしたまま公園から逃げ出す勇気が出ま せんでした。 (ど・どうしよぉぉ〜。公園からも出られないよぉぉぉ〜)  もちろん躊躇したせいで男たちに見つかって、そのまま捕まってしまい まい、外灯があるところまで連れ来られてました。 「すげぇぇー、下半身丸出しじゃねーか。へへっ」 「しかし、顔をペイントで隠すとは恐れ入ったぜ」  顔はペイント、上半身はタンクトップ、下半身は何もつけていない状態 を男たちに見抜かれました。  そして、その内一人がタンクトップの中に手を入れて私の胸を揉み始め てノーブラだということもばれました。 「やっぱノーブラだぜ。ほら、お前らにも拝ませてやるぜ」とタンクトッ プを脱がされて、とうとう全裸にされてしまった。 (ぅぅ..私って学習能力ないのかもぉぉ..)  何回も..こういう輩に絡まれて怖い目にあっているのに少しも学習し てない。もう危険な露出をやめればいいんだけど、露出癖を抑えるのは、 そう簡単に出来るものじゃないんです。 (ともかく何とか逃げなくちゃ!けど、どうすればいいのぉぉ〜)  恐怖心に負けないようにして逃げる方法を必死に考えてる中、私のかば んを持った男が最後にやってきたのであった。 「おっ、やっと捕まえたんだな。でけーパイオツの割には綺麗じゃん〜」 「!!後藤先輩?」見覚えのある顔と声に思わず名前を言った私。 「て・てめぇ〜。どうして俺の名を..そっか俺の高校の女子か..」 (し・しまったぁぁ〜。自分からヒントを与えてどうすんのよぉぉ〜!)  完全な失敗、そう思った私でしたが..これがまさか救いの一手になる とは思いもしませんでした。 「チッ..参ったぜ。こいつが自棄になって俺の事ばらしたら全てが台無 しだ..さて、どうするか..」 「それなら、こいつの正体を暴いて脅せばいいじゃん。どーだ、後藤?」 「こんな露出する変態女に脅しなんて効くかよ..まともな女なら、それ でもいけるがな」  ううぅ..何かすごい言われようだよぉぉ〜。けれど何となく事情はわ かってきたかも。  3年生の後藤先輩は確かサッカー部のキャプテンで女子から大人気の男 子であり、爽やかで誠実さが売りの、いわゆるイケメンでリア充な先輩だ。  まさか、こんな不良たちとつるんで遊んでいる裏の顔があったなんて。  私も正体がばらされたら一巻の終わりだけど、後藤先輩もこんな正体が ばらされたら私より最悪な展開が待っているのだろう。 「・・・おい、そこの女。俺のことをばらさないのなら、逃がしてやるぜ! だが、こいつらの手前もあるし、少しだけ俺らを喜ばしてもらうからな」 「わ・わかったわ..何をすればいいんですか..」  後藤先輩の譲歩案に乗ることにした私。  どうやら、外灯下でエッチポーズをいろいろ取ってくれたら顔のペイン トも取らないし、かばんを返すと言われたので、取り合えず言われた通り にポーズを取り始める始めることにしました。  ただし、その中の一人が、ビデオカメラで撮影を始め、私の痴態が録画 されていきます。  そして、段々過激なポーズを要求する男たちは、その場でおしっこした ら終わりにして帰してやる言うので仕方なく、要求通りにしゃがんで足を 開きおしっこをしようとするのですが、男たちが正面に陣取るためうまく できません。  なんとか、男たちの前でおしっこをして、これで帰れるとおもったので すが、男たちは、「時間が掛かり過ぎだと」と言い始める始末。  にやにやしながら更なるおしおきが必要だと私に近寄ってきました。 (話が違うよぉぉぉ〜。こんなに頑張ったのにぃぃ〜)  今度こそ絶対絶命のピンチを迎えたのですが、がっちりした体格のおじ さんがいきなり現れ、男たちを投げ飛ばしてくれたんです。  おじさんは、何故かコートを羽織っており、私に向かって「今のうちに 逃げなさい」と言ってくれたので、着替えが入っているかばんとビデオカ メラを彼らから奪って公園から逃げることに成功し、無事に家に帰ること ができました。  家に帰って、ビデオカメラを見ると、かなりやばい物がはっきり映って おり、奪ってきて正解でした。(後でテープだけ抜き出して、ビデオカメ ラの方はお母さんが落し物として警察に届けてくれたそうです)  随分と危険な目に遭ったにもかかわらず、ビデオに写っている自分の姿 をみて、懲りずに再チャレンジしよう思ってしまう私でした。  周兄さん、あまり後悔しない私を思い切り叱ってくださいぃぃーー。 *****沙智菜の勝手なイメージ*****************   「かなり危険だったけど、これで懲りちゃいけないよ」   「沙智菜の再チャレンジ期待しているよ」   「ところで、沙智菜を助けたおじさんは誰だったのかい?」 ********************************  えっと、そのコートのマッチョおじさん(田中 拓三)は、この公園付 近を縄張りにしている露出狂だったみたいです。  マッチョおじさんも、公園に露出に来たのですが、同じ趣味を持つ私を 偶然見つけてしまい、わからないように尾行していたのです。  そしてこのままじゃ大変なことになりそうなので助けてくれたそうです。 (後日、露出中に声を掛けられて、露出指南を受けることになりました)


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