第58話「変身少女」


怪獣のコスプレを裸でしたばっかりに、とんでもない目に遭おうとしている私。 矢井中さんが、おっぱいと股間のとこを外れるようにしたところが仇になって 男たちの前で恥部が丸出しにされてしまいました。 ただ、おま●この方は頭のところを取るまでは触ってこないのが唯一の救い だけど、それも時間の問題であった。 (このまま頭の部分が取れてしまったら..きっと..) 私はこんな危機にも関わらず、ちょっとだけ最悪の状況を思い浮かべてしまった。 =======沙智菜の最悪なイメージ============================================ 「うおぉぉ〜、こんな可愛い顔をしてた何て意外だな」 「こりゃ、犯しがいがあるな」 「お願いですっ!挿れるのだけは許して!私、処女なんですっ」 「そりゃいい事聞いたぜ。じゃあ、俺が初めての男だな。くくっ!」 ズボッ!「ああっ!」 男の1人が私の願いを無視して、硬くなった先っこを挿れてしまった。 「いやぁぁぁぁーー。痛ぁぁぃぃーーー」 「こんなに濡れてちゃ痛くねーよ。ほら、どんどん入っていくぜ」 男の硬くなったアレがどんどんと私のおま●この中へ沈んでいく。 そして挿れた男の根元に私の紅く染まった愛液が垂れてくるのを見るとニヤっ と笑ってきた。 「へへっ、もう破っちまったなぁ〜。このまま最後まで入れてもらうぜ」 「ああぁっ!そんなぁぁー」 「じゃあ、俺はその間、こっちのパイズリを楽しむかぁー」 「おい、口を開きなっ。いいものを咥えさせてやるからっ」 「そんなの咥えたくないっっ!!助けてっ・・・周兄さん・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・」 ====================================================================== はっ!!冗談じゃないわ。何でバージンまで取られた上に口なんかで咥えな くちゃいけないのよっ! そんな汚いモノ、口なんか入れたら吐きそうになるわよ。 けど、周兄さんのなら、我慢して頑張ってみるからっ! って、そんな悠長なことを言ってる場合じゃないわ。 この男たちなら顔を見られたら、本当にやってきそうだわ.. (イケナイ妄想をしている場合じゃないわっ!) そう、この間にも少しずつ、怪獣の頭の部分がずらされていき、すでに首の 部分が見えてしまっている。 ただ、頭の方も汗で抜けにくくなってるので、4人がかりでも取るのにひと 苦労しているみたいだ。 もし、これが取られたら、私はもう完全に終わりになってしまい、絶体絶命 な状況に何も出来ない自分が悔しくてたまらない。 (このまま奴らの思うとおりになんか、なりたくないよぉぉーーー!逃げなく ちゃ!何としても逃げなくちゃ!) 4人の男相手に無駄な行為かも知れないけど、諦めるわけにもいかないので 必死で手足をバタバタとさせていた。 (最後の最後まで諦めたら駄目よっ!何としても抜け出して逃げなくちゃ!) でも頭の方は、あごの方が出ていて、あと少しで抜けてしまう状況で、完全 なピンチには間違いない。 (ああっ!か・顔を見られちゃうぅ!周兄さんっ!た・助けてぇぇー) 私の最後の心の願いを周兄さんが叶えてくれたのかどうかわからないけど、 何と誰もいないステージからゴーカートの音が響いてきたのであった。 ブルンブルルルルンンッッ! 「だ・誰だ!貴様はっ!」「何だぁ〜、こいつは」 「ゴーカートに立って乗ってきてるぞ?」「あっ..飛び降りた」 誰かが、立ちながらゴーカートに乗ってきて、そのまま飛び降りてゴーカート だけを男たち目掛けて壁にぶつけてきた。 「てめー何をしやがる!」「一体、誰なんだ。こいつ?」 「ちくしょー顔が見えねー!」「おい..バイオリンを弾いてきたぜ」 背負っていたバイオリンを持って、突然、弾き始めた謎の人。 (何なのよ、この人ぉぉ〜。何で、ここでバイオリンなのっ?) カーボーイハットを深くかぶり顔は見えないのだが、身体のラインから見ると 女性のようである。 ただ白のマフラーと手袋をしていて、黒の革ジャンとカーボーイハットをして いるので、見てて恥ずかしい格好なんですがぁぁーーー! 男たちも突然、バイオリンを奏でて現れた謎の女に唖然としているけど、彼女 は気にすることもなく会話を続けてきた。 「君たち、こんな真昼から如何わしいことをするなんて、お天道様が泣いて雨 を降らしそうだぜ」 「てめー誰だ!」「この怪獣女の仲間か?」 「ふざけた格好をしやがって」「俺たちに喧嘩を売る気かよ!」 (何か不安な謎の人だけど..この際、誰でもいいから助けてぇぇーー) 「あいにく、これを見逃しちゃぁ〜あたしの正義の血が枯れちまうぜ」 「あいつ女だぜっ!俺達のことをよく知らねーみたいだな」 「俺たちはこう見えても十人の野郎をぶちのめした腕があるんだぜ」 「そうそう、キザなこと言えるのもこれまでだな」 「てめーも一緒に犯してやるぜ」 (うそぉぉぉーー!こいつら、そんなに腕が立つ連中なの?10人を倒す相手に あの女の人が勝てるの?) 「10人かい?じゃあ、あたしに勝てるわけないわねぇ〜」 そう言って黒いカーボーイハットに2本指を示してこう言ってくる。 「あたしは20人を倒したことがあるんだよっ」 堂々と2倍の数を言ってきたことに男たちが少しムッとする。 そんな男たちに向けて、ヒューと口笛を吹いてちっちっちっと舌打ちまでやって くる謎の女の子。 「おっと、慌てるのはいけねーさ。5分だけ着替える時間をいただくぜ」 何と男たちに着替えの時間を要求して、あっという間に逃げていく謎の女の子。 ちょっとぉぉぉーー。言うだけ言って逃げるって何なのよぉぉぉーー。 さすがの男たちも異常な展開にしばらく固まっていたが、すぐに落ち着いて こう切り出してきたのだ。 「さっきの女、誰かを呼びにいったな」「この女をいったん別のとこに運ぼーぜ」 「そーだな。ここじゃまずいな」「じゃあ、運ぶとするか」 (そんなぁぁーー!またピンチになっちゃったよぉぉぉーーー) 4人の男が怪獣の私の身体を持ち上げて、どこかに連れて行こうとした時、何と 本当に謎の女が着替えて戻ってきたのであった。 「こらぁぁぁぁぁーー!そこの馬鹿連中!5分待てって言ったでしょ!」 約束どおりに本当に5分で戻ってきた謎の女の子は、さっき見かけた懐かしヒー ローの姿で現れたのであった。 「このイカレタ女め!そんなに痛い目にあいてーか」「もう、こいつから犯って しまおーぜ」「いくぜ!」「覚悟しなっ!」 4人の男たちが懐かしヒーローに向かって突進していく。 20人を倒したって言うけど、誰も信じてない感じだよぉぉぉーーー 「あっはははははははは〜。このヒーローで負けるわけにはいかないんだよ」 そういって手に持っていた鞭で1人の男を締め付けて、そのまま空中に飛ばして いった。 だが、その間に別の男が鞭を掴んでしまい、いきなりのピンチとなる。 「鞭なんて掴んでしまえば平気なんだよ」「そうか、じゃあ、そのまま持って いるんだな」懐かしヒーローが何かのスイッチを押すと掴んでいた男の身体が すごい勢いで震え出す。 「電撃の味はどうかい〜。気持ちいいだろ?」「あびゃび$&#*#〜!!」 (うそぉぉぉーー!あの鞭って電気が通っているのぉぉーー!) 感電して倒れた2人目から鞭を離して、3人目の男に向けて鞭でしばき始める。 何か結構、一方的な攻撃のような気がするんだけど.. そんな中、最後の1人が私の方へ戻って向かってくる。 も・もしかして、これってよくある人質戦法ですかぁぁーー!安直すぎるぅー だけど、突然私の後ろから1人の女の子が出てきて、戻ってくる男の方へ向か っていく。 「安物の服だな..すべて見切った!」 一瞬の内に戻ってきた男の服を全て布切れに変えてしまい、全裸にしてしまった。 そう、後ろから来た女の子は矢井中さんだったみたいだ。 矢井中さんはそのまま、他の男たちの服を次々とバラバラにしてしまい、裸に なった男たちが股間を隠しながら逃げていった。 「お・おぼえてろぉぉーー!くそぉーー」 「そういう台詞、あたしは嫌いなんでね〜」 懐かしヒーローが裸で逃げる男たちを追いかけて、鞭を浴びせていく。 あえて誰だが聞くことはしないけど、きっと同じクラスメイトであるのは言う までもないだろう。 「ヒトミィーもよく、甲冑の時に裸で入るのを思い出して良かったわ」 どうやら矢井中さんは私が暑くて全裸になってると勘違いしてるみたいだ。 「ありがと。矢井中さん。すごく助かったわ」 「すまない..私が変なとこに凝ったばかりに..」 「ううん、気にすることないわ。危機一髪だったけど、きっと誰かが助けにくる と思ったから」 「強いんだね..新宮さんは..」「そんなに強くないよ..ところで矢井中 さんのこと、私もちおんって呼んでいいかな..」 私のその言葉に顔を真っ赤にしながらも思い切り頷いてくれた矢井中さん。 「..私もさちたんって呼んでいい?」(さちたんって..まあいいか) 「うん、いいわよ。じゃあ、これからちおんって呼ぶね」 「ちぉちぉ、嬉しいですっ。さちたん、大好きです」 そういって、おっぱいに顔をすりすりしてきた矢井中さん..じゃなくてちおん。 もしかして、意外に甘えんぼなとこがあったのぉぉーー。 (それにしても、おっぱい感じちゃうから、すりすりはだめぇぇーーー) ああ〜ん、何か余計なことを言ってしまったかも知れません〜。 トラブルは解決したけど、新たなトラブルを作ってしまった感じがします.. 午後になり、ようやくメカ怪獣から解放されて、遊園地を満喫できるように なったけど、私の横にはちおんが、がっちりと腕組みをしていて離そうと しない。 ちおんって無口で甘えることがないと思ってたけど、親しくなるとすごくなつ いてくるのね.. 「さちたん。ちぉちぉ、今度あれに乗りたいですっ」 「あれね。いいわよ」 甘い声で自分のことをちぉちぉと呼ぶちおんの豹変ぶりに驚きっぱなしです。 おそらく愛賀さんと2人きりの時は、こんな感じで甘えているのかも知れない。 (でも何か、可愛い妹が出来たみたいで悪い気はしないわね♪) こうして、ちおんと仲のいい姉妹のように遊園地が終わる時間までいっぱい 楽しんでました。 ちなみに例の懐かしヒーローはあれから戻ってくることなく、男たちを追い かけたままだけど、まあ、それはそれでいいかな〜 辺りもすっかり日が暮れ始めてきたところで、ようやくコスプレでくたくた になってた愛賀さんと合流して、そのまま隣にある温泉へ行って身体を休める ことになった私たち。 水着着用と裸で入る温泉があるところで、まずはちおんが用意した水着で入る ことになったけど、結構いろんな温泉があって面白かったです♪ 愛賀さんはかなり疲れてたらしく、イスラエルの死海の塩を使った死海プール で、ずっとプカプカしてなかなか離れようとしませんでした。 「ヒトミィー、いつまで入っているんだ..」「そうよ。他のとこ行こうよ」 「もうちょっとぉぉぉーー、はぁぁぁ〜気持ちいいぃわぁ〜♪」 このままだと、ずっと入ってそうだったので無理やり愛賀さんを出して、温泉 に行ったけど、愛賀さんは温泉寝浴に入りっぱなしだった。 その後はボディクリーンでリラックスして、目の前に広がる庭園を見ながら リラクゼーションを堪能しました〜。 ただこの間もちおんは私にべったりとくっついていて、愛賀さんも焼もちを焼き そうで不安でしたが、そんなことはなく、1人で身体を休めている感じでした。 逆に、愛賀さんが私にそっと耳打ちしてお礼を言ってきたぐらいです。 「今日はいろいろ助かったわ〜♪ちおんって一度甘えたら、なかなか離れない から疲れてる時はきついのよ〜。これからもちおんをよろしくねっ♪」 よろしくって言われてもぉぉーー。ここまで甘えてくるなんて思わなかったよぉ〜。 しかし..結局、あの懐かしヒーローはどうなったんだろう.. それだけが気がかりだけど、意外にもその事を愛賀さんの方から話してくれた。 「そういえば〜今日、悪質な盗撮グループが捕まったみたいね。いつものヒーロー が表彰されてたわ〜」 「いつものヒーローって..えっと、バイオリンを持った女の人ですか?」 「今回はお気に入りで来てたんだ〜前回はV3の格好で覗き犯を捕まえてたわね」 「その前はビックワンでステッキ振り回して、酔っ払いを退治してた..」 何か毎回、悪人退治に来ているような感じじゃない.. どちらにしても愛賀さんもちおんも中に誰か入っているかは知ってるみたいけど、 それを口にすることはなかったのだ。 (まあ、コスプレはコスプレだけど..全然、違うみたいだし..) ともかく今回はいろいろあったけど、終わりよければ全ていいって感じでした。 ただ、愛賀さんと別れた後に、ちおんをそのまま家に連れてきてしまいました。 いや、くっついているのが自然になってたので、お母さんに言われるまで疑問 に思いませんでした。 「ただいまー」「おかえり〜沙智菜ちゃん。ところで..その隣の子は?」 「ああっ!しまったぁぁーー。ちおんったらずっと横にいたの?」「はい♪」 「もう夜も遅いから泊まっていきなさい。けど、沙智菜ちゃんもやるわね〜」 「変な目をしないでよ。お母さんっ」「うぷぷ〜♪2人でお楽しみにね〜」 「ち・違うんだからぁぁぁーー」 お母さんは何か変な勘違いをしていたけど、ちおんの方は私にしがみついた ままで寝てしまったようです。 それにしても本当に今日はいろいろあった気がします〜。 今思うと、おっぱいを出した怪獣が快感だったかもぉ〜〜周兄さん♪ *****沙智菜の勝手なイメージ*****************   「おっぱい怪獣、お父さんたちの目の保養になったんじゃないか」   「あと、矢井中さんがここまでなつくとは驚きだね」   「そういえば、懐かしヒーローとは結局、再会はなかったみたいだね」 ******************************** はい、懐かしヒーローとはあの後会うことはなかったけど、実は帰りの電車の 中で見かけてしまいました。 声を掛けようと思ったんですが、あまりの普段の格好に声を掛けられなかった です.. だってぇ〜、青いカウボーイハットに青のレザージャケットを羽織って、水色 の手袋をして乗ってるんですよぉぉーー! あれじゃ、今日していたコスプレと変わらない感じだよぉぉぉぉーーーー。 蘭ちゃんが1度、買い物に付き合って恥ずかしい目にあったって言ってた意味 がわかった気がします..


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