第13話「鬼畜な運命の先...」


稚奈の拳のせいで淫らな言葉の支配から逃れられない琉璃乃.. そんな琉璃乃に非情にも女子たちの仕打ちがエスカレートしていたので あった。 いつのまに女子トイレには30人ぐらいの人数が集まってしまった。 その誰もが、かって猪崎や柔子らにいじめられていた者ばかりであった。 彼女らにとって猪崎や柔子らが従う琉璃乃には憎悪の気分でいっぱいで、 その琉璃乃がこんだけ惨めな格好になっていれば誰もがすっとするのは 当然でもある。 彼女らは何の抵抗もなく琉璃乃の前でショーツを下ろし、尿をかけてい った。 トイレはすでに琉璃乃に尿をかける行列が出来ておりますます異様な雰 囲気になり始めていた。 シャアアアアアアアアアアアアアーーーー 「はああー気持ちいいわね。今までいびってた仕返しよ」 「ねえ、次は私の番よ。早くどきなさいよ」 シャアアアアアアアアアアーーーー 「はぁぁーーなんかゾクゾクするぅー」 「ちょっと、後がつかえてんだから早くどいてよ」 3年の女子連中は既に善悪の判断を失ったまま狂気に走ってしまい、次々 と琉璃乃目掛けて放尿していった。 全員が放尿し終わったあとの琉璃乃の周りからは、よりきついアンモニア 臭が漂いひどい状況となっていた。 琉璃乃の身体はすでに尿まみれとなっており無惨な姿を晒していた。 しかし、稚奈の拳のせいかクリップで剥き出しにされた秘部からは未だに 愛液が垂れており、淫らな姿を見せ付けていたのであった。 そんな琉璃乃を見て彼女らの狂気はますますエスカレートしていった。 「きゃはっはは、見てよ。このバカ、まだ濡れてるわ!!」 「ねえ?この後どうする?あの雌豚?」 「今までいびられたお礼に見せしめにしてやろうよ」 「じゃあ、このまま外に放りなげちゃおうよ」 「いいね!それ!」 「学校だとやばいからどっか外に放っちゃおうよ」 「いいわね。見世物にして晒しちゃおー」 「でも、こんな壊れた女じゃ誰も欲情しないんじゃないのー」 「言えてるわね。きゃはっはははーー」 「それなら男が飢えてるとこに放るとか」 「いっその事、公園の公衆便所にくくりつけちゃうのは?」 「それ、おもしろいわね。さぞかし楽しい事になるわね」 「一晩、ほっとけば楽しい事になるんじゃない?」 「ねえ?琉璃乃ちゃん?もっと晒してほしいでしょ?」 「は・・はいぃぃ..もっと琉璃乃を晒して下さいぃ..」 「ほーら。変態琉璃乃もお望みみたいね。あはははーー」 「見てよー、こいつ私たちの会話でさらに濡れてるわよ。変態ね」 「そうみたいね。もう、とことん壊してあげましょうよ」 「そうよ!私たちだって一丸となれば怖いものなしよ!!」 「この女の次は猪崎や柔子も襲っちゃおうよ!」 「そうね!!私たちの怖さを教えてやるわ!!」 「その為にはこいつを思い切り晒してやるわ」 「はぁぁんん..る・琉璃乃を晒してぇぇ...」 「あはははは、この女、ほんとにみっともないわね」 「じゃあ。早速、公園デビューさせてあげようよ!このバカ女の」 「それじゃ、ここから持ち運ぶ手段を考えないとね」 彼女らはもはや自分たちがしている事に対して何の罪悪感もなく行動を 開始してようとしていた。 このまま行けば、琉璃乃には最悪の展開が待っており、琉璃乃自身では すでに自分の言葉を止める事が出来なかったのである。 「それじゃ、台車でこっそり運ぶって事で決定ね」 「あとは朝になってどうなっているかよね」 「そんな事、わかりきってることじゃない。あははは」 「猪崎グループの時代は終わった事を教えてやんのよ」 「そう、これは私たちの挑戦状よ!!」 「今まではバラバラだったけどこれだけ数がいれば何とでもなるわ!!」 「そうよ!!あいつらに仕返しする番よっ!!」 その場にいる全員は大きな喚声をあげた。今、ここに狂気によって支配さ れた集団が生まれようとしていた。 そして、その被害を真っ先に受ける琉璃乃は何も出来ず、ただ喘いでるだけ しか出来なかった... 「さーて、そろそろこの変態を運ばないとね」 「まだ、この女感じてるよ。腰がピクピク動いてるわよー」 「こいつ淫乱だもん。早く晒してって訴えてるのよ」 「あははは、いいね。それ。あははは」 「そうね。あははははははは・・・・ははははははははは・・・!!」 「きゃははははははははははーーーひゃはははははーーー」 「ひゃぁぁあっはははははははーーーーーー」 「きゃははははは・・・ははっはっはっはあははは・・・・・・・・」 「!?ちょっと、どうしたのよ?」 「そんなに何笑ってるの?」 突然、2人の女子が狂ったように笑い始めたのであった。 その女子が笑い苦しんで倒れ込むと後ろから修羅の形相をした1人の女子 が立っていた。 そう、珠紅がようやくこの場を探し当てることが出来たのであった。 「・・・・!!に・西堂さん?」 「あんたら・・・何しとるんや!!」 「な・何って...そ・それは...」修羅の形相の珠紅に彼女はたじろ いた。 だが、そんな中、珠紅の背後から気配を殺して1人の女子が襲い掛かかっ てきた。 「やぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」 バキャァァァァァァァッ!!ズザザザッザザーーーンン!! 後ろから襲ってくる女子に珠紅は後ろを振り向かずに避け、左の拳を一瞬 のうちに女子の腹に叩きつけた。 大きな打撃音と共に襲い掛かった彼女は飛ばされる。廊下を2転3転し、 彼女は跳ねるように転がっていった。 「不意打ちするやつは容赦せーへんで」静かな口調で喋る珠紅。 彼女らはそんな珠紅に平然と反論を始めた。 「だ・黙れぇぇ!!この転校生!あんたみたいな部外者は用はないわよ」 「悪いが琉璃乃はうちのダチなんや。見逃すことは出来んちゅうことや」 「ふ・ふざけんな!だ・誰かこいつをやっちゃって!!」 「わかってるよ。私がこの女、片してやるよ!!」 1人の女子が珠紅の背後からモップを持って襲い掛かってきた。 「ははは、彼女は全国大会にも出た剣道の段持ちよ!!あはははは!!」 「ほないか...そりゃ頼もしいことやな...」 「な・何よ。この転校生ーーまじむかつくー」 一直線に突進してくる女子、その速さは大会に出たのを頷けるほど早く、 モップはもう珠紅の脳天に直撃しようとしていた。 珠紅はそんな状況において静かな呼吸をして気を集中し掌打を出してきた。 「羞恥拳!!五笑孔撃!!」 一瞬、凄まじい音が響き、珠紅が放った打撃は相手を一瞬に吹き飛ばした。 宙を舞う女子、さながら旋風に巻き込まれた枯葉の様に回転し、廊下に叩き つけられたのであった。 だが叩きつけられただけではなかった。床に落ちた彼女は腹をかかえ笑い はじめた。 「ぎゃははははははーーーーー」 「ひゃははははは・・・・腹が・・よじれ・・・・ぎゃはははは・・・」 「失神するまで悶え笑えや..」 「ひ・ひぃぃぃーーー」 女子たちは、あまりの珠紅の凄さに動揺し始めた。そんな女子らに珠紅は静 かな口調で話してきた。 「さあ、言い訳するなら聞くで」 静かな口調で話す珠紅..しかし噛み締めた歯がギリギリと周りに大きく響く。 珠紅の押さえきれない怒りが周りを一瞬に静寂に変えてしまった。 「ちょ・ちょっと、私たちはただ仕返ししただけよ。転校生の分際で何がわか るの?」 「仕返し?ああー?何ボケかましてんねん。ドアホ!!」 「な・な・何よ...あんたこの女の肩もつ気?あいつは..あいつは..」 「自分、琉璃乃にしばかれたと言うのか?」 「そ・それはこの女が猪崎らの・・・」 「そんなら、もっと上の校長や文部大臣をしばけや。ぼけ!!」 「な・何わけわからない事言ってるのよ」 「うちはめちゃむかついてるんや。そんなら、しばいた本人に返さへんのか?」 「でも、猪崎や柔子らに私たちが勝てると思うの?」 「なんぼ、言い訳しても屁理屈には変わらへんで。ドブス!!」 「超むかっ!!みんなで一斉にこいつもやっちゃおうよ!!」 「そうよ。いくらこいつだってみんなでやればイチコロよ」 「そうね。こいつもあいつと同じにしてやる」 「ふふっ。おもろいやんけ。まとめてかかってきや」 「その言葉、後悔させてやる!!転校生!!」 「ふっ..後悔?向かうドアホには手加減せーへんで...」 言葉と共に珠紅の目が大きく開き、大声で回りにいる女子たちに一喝する勢い で言葉を放った。 「笑い転げたい奴は、さっさと来いや!!!」 一斉に珠紅に襲い掛かる3年の女子たち..果たしてこれだけの人数を相手に 珠紅は勝てるのであろうか?


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