第17話「セレブがハマる羞恥珈琲」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

「おしゅうちさま」がいる駅から少し離れたところにあるオープンカフェ。 何とこのお店は開店している時がほとんどなく、誰も入った事がない という噂が立つカフェであった。 噂では、ここのコーヒーを飲めるのは気品漂うセレブなお嬢様でしか 飲めないという話があり、自称セレブのお嬢様がやってくるのだが、 自称ぐらいでは店がオープンしておらず、ほとんどの子が入れなか った。 もしかすると本物のセレブが来れば開いてくれるのかも知れないと 話が高まり、そのカフェの噂を正真正銘のセレブなお嬢様女子高生 の耳に入ったのであった。 「これは是非とも行かなければなりませんことね」 「そうですわね。ワタクシたちが行って確かめてみてみましょう」 「う・うん..そ・そうよね」 美人で有名なセレブなお嬢様が他のセレブなお嬢様2人と相談して、 3人のセレブ女子高生が執事が運転する高級リムジン3台で噂の元 であるオープンカフェにやってきた。 実はこの3人が知っているセレブのお嬢様が、ここでの珈琲を飲んだ ことがあるらしく、もし飲めずに帰る羽目になったら、相当な屈辱を 味わうことになるだろう。 「だ・大丈夫かしら..私はセレブといっても土地成り金だから..」 「心配ご無用ですわよ。ワタクシたちが一緒なんですことよ」 「そうですわよ。あの財閥のお嬢様が飲めるのであれば私たちも飲める はずですわよ」 少し不安な気持ちもあったせいか、おそるおそる入り口に近づく3人の 目の前に”OPEN”の看板がしてあった。 「よかったぁぁ..何とか私もセレブと認められかもぉ〜」 「そのようですわね。おめでとうでございますことよ」 「まあ、ワタクシたちが3人も居て、開いてなかったら失礼というもので ございますわ」 こうして中に入る事が出来た3人だが、ドアを開くとそこはただの狭い 部屋であり、3つの籠がただ置かれているだけであった。 「これって、どういうこと?」 「籠が3つってことはワタクシたちの人数はわかっているってことですわね」 「あれをご覧なさって。前のドアに何か書かれていてございますわよ」 よく見ると、奥に進むドアがあり、そこには1つの注意書きが書かれて いたのだ。 【穿き物を全て脱いで、オープンカフェの席についてください】 「履き物?」 「ここのオーナー、漢字が違ってますことよ」 「とりあえず、靴を脱いでいきましょう」 3人が靴を脱いで、ドアの中に入ろうとしたところ、何故か見えない何か に遮断されて奥へ進めない。 その上、注意書きの”穿き物”のとこが点灯してきたのであった。 「まさか..履き物って服のこと..」 「そんなことないわ..」 「服を脱げっていうことですの!」 そんな彼女たちの問いに注意書きに大きな赤い丸が点灯してきたのだ。 何と服を全て脱がないと奥に入れてくれないオープンカフェとなっており、 2人が戸惑っていたところ、1人が大胆にも素直に服を脱ぎ始めていった。 「面白いですわ。ワタクシたちにここまでさせる以上、それ相応の珈琲を 出さなければ承知しませんことよ」 さすが、セレブなお嬢様とあって裸にも自信があるせいか、堂々と脱いで いく。 当然、他の2人も慌てて脱ぎ始め、全員が裸になると奥に進むことが出来た。 目の前にテーブルと3つの椅子が見えてきたのだが、何とそれは外に置かれ ていたのだ。 そう、オープンカフェというぐらいだから、外で飲むのが当然であり、近く には道路があって、普通に通行人が横を通っている。 「う・うそぉぉ〜!これじゃ私たちの裸がみんなに見られちゃうよ〜」 「ど・どうしましょうか..こんな破廉恥なことを素直に受け入れるつもり?」 「お2人とも、セレブがこんなことで動揺していいことですの?この完璧な 身体を見せ付けるぐらいの度量がなくてはいけないことよ」 1人の世間ズレしたセレブのお嬢様が、説得すると他の2人も渋々納得して 外の席につくことになった。 すでにテーブルの上には温かいコーヒーが置いてあり、まずはその香りを味 わう3人のセレブのお嬢様。 「す・すごい..この煎れかた完璧すぎる..すごすぎるわ」 「自家焙煎みたいですね..今まで様々な珈琲を味わいましたがレベルが違 いすぎますわ..」 「ワタクシ..この前、1杯50万円の幻の珈琲をいただいて、他の珈琲と 雲泥の差を思い知らされましたが、これは幻の珈琲そのものが雲泥の差とな っていますことですわ..」 香りだけでも格段の違いを見せ付けられる珈琲に3人のセレブのお嬢様が裸 でいることを忘れて、思わず唾を飲み込んでしまう。 「飲むわよ..飲んでいいよね?」 「当たり前でございますわ..肝心なのは味ですわよ..さあ、飲みましょう」 「そうですわね。美味しいうちにいただきましょう」 3人が珈琲を口にすると何とセレブなお嬢様にあるまじき、はしたない大声 を全員出してしまった。 「こ・これが珈琲なの?何なのよ、この凄すぎる上手さは..」 「これはもはや人が作れるものではないですわ。何百年も鍛錬を重ねたよう な職人芸ですわよ..」 「素晴らしすぎるわ..さすが噂の珈琲ですわね。裸で飲ませたことも道理 があるかも知れませんわね」 「えっ?」「どういうことですの?」 「究極すぎるものを味わった身体の快感は性的快感を受けたようになると聞 きましたが、まさにその通りですわね。見なさい、ワタクシの乳首を。 はしたなくビンビンに勃ちまくっているでございますことよ」 「確かに、私も濡れてきてるよぉぉ〜」 「こういう場合、どうすればいいの?」 「それはワタクシも困ることですわ。こういう時の飲み方は教わっていません ことよ」 そんな困っていた3人の頭の中に「おしゅうちさま」の声が聞こえてくる。 どうやら、この凄い珈琲を煎れたのは「おしゅうちさま」であったらしい。

「ええ〜空いてる手を股間に当てて飲めって」
「大股を開くと尚、いいみたいとの事ですわ」
「お2人とも、セレブがそんなことで恥ずかし
がってはいけませんことよ」
さっきから1人の世間ズレしたセレブのお嬢様
が、めちゃくちゃなことを言っており、素直に
おま●こを弄りながら珈琲を飲み出した。

「ああっ、これぞセレブなワタクシぐらいしか
味わうことの出来ない至極の快感ですわ〜」
「何か恥ずかしいけど..確かに気持ちいいかも」
「ああ〜ん、何か癖になっちゃうかもぉぉーー」
「あんまり、ぐちゅぐちゅに音を立てて掻き回すの
は、ハシタナイですわよ。セレブはオナニーも
高貴でなければいけませんことよ」
「まあ、でもつい掻き回してしまうわね..ぁぁ」
「何かすごいよぉぉーーすごすぎるわぁぁぁー」

あまりの美味しさなのか、周りのことがすっかり見えなくなってる3人がオナ ニーをしながら、素晴らしい珈琲を味わっており、そのセレブたちの素晴ら しい光景を周りの男たちが荒息を立てて楽しんでいたのであった。 「すげぇぇぇぇーー!お嬢様たちが下の口を悦ばしながらコーヒーを飲んでるぜ」 セレブお嬢様たちの痴態を見ていくうちにどんな珈琲か味わってみたくなる。 しかし、そんなにすごい珈琲なのであろうか? 実は珈琲を煎れるのは「おしゅうちさま」の隠れた趣味であり、いつのまにか セレブなお嬢様の味覚を唸らせるほど極めてしまったらしい。 元々、このお店も「おしゅうちさま」のお仲間のいたずら妖怪たちが集ってくつ ろぐ店であり、妖怪たちはこの至極の珈琲を普通に飲んでいるのだから羨ましい。 今日も別室で集まっていたらしく、セレブお嬢様のオナニーショーを楽しみながら 珈琲を飲んでいたのだ。 そんなことを知らないセレブお嬢様たちは潮を噴いて絶頂するまで飲んでおり、 飲み終えた頃はすっかりテーブルは愛液だらけになっていた。 その後はいたずら妖怪たちに介抱?されてから店をあとにしたのであった。 そしてこの味が忘れられずに、また近いうちに訪れてしまうお嬢様たちだった。 そんな羞恥な珈琲を求めて、セレブお嬢様たちが時々来るのだが、実は別の場所 でも似たようなものが飲める場所があった。 早速、噂を聞きつけたセレブお嬢様たちが、その珈琲が飲めるというある建物の 前に、高級リムジンでやってくる。 おそらく、この建物には高級リムジンは似合わないだろう。 そう、何とここは銭湯であり、オープンカフェとは違い、セレブでなくても誰でも 入れるとこであったからだ。 そんなところに高級リムジンがが3台止まり、ドアが開くと共にそれぞれ赤じゅう たんが銭湯の入り口までくるくると延びていく。 例のオープンカフェで飲める高級珈琲に引けをとらない至極の珈琲を味わうため にセレブなお嬢様女子高生3人が堂々と赤じゅうたんの上を歩いて銭湯に入ろう としていたのだ。 「ここに例の至極の珈琲に引けをとらない珈琲牛乳があるという銭湯というもの でございますわね」 「そうようですわね、他のセレブもよく通ってると聞きましたわ」 「けど..ここの珈琲牛乳なら普通に取り寄せれば..」 意外にも一人のセレブお嬢様が消極的な意見を出す。 「どうやら、あなたにはここの珈琲牛乳の飲み方がわかってないようね」 「そうようですわね、そんなことじゃ真のセレブとは言えないわね」 「す・すいません。ワタクシが間違ってました」 結局、他の2人に押し負かさせれてしまい、3人で銭湯ののれんをくぐったのだが、 何と何故か男湯の方へ向かっていくセレブお嬢様たち。 「ぅぅ..何で男湯に入らないとダメなんでしょうか?」 先ほどの消極的な意見を出す一人のセレブお嬢様が顔を真っ赤にして聞いてくる。 「珈琲牛乳が男湯にしか置いてないからでございますからよっ」 「男湯ごときで怯んでしまうとは真のセレブではありませんわね〜」 「す・すいません..」(って言うのか絶対、違うんだけどぉぉぉーー) 納得のいかないこの子は実は成り金であり、生まれながらのお嬢様ではなかった ので、内心は引いていた。 でも、今さらセレブのお嬢様をやめるわけにもいかず、諦めるしかない彼女は 素直についていくしかないだろう。 そして、他の2人と一緒に、男性客が入っているというのに大胆にも服を脱ぎ捨て て、堂々と風呂場の方へ入浴していった。 「うおっ、今日も違うセレブが入ってきたぜ..」「一体、ここはどうなってるんだ」 「何であんなに堂々と見せられるんだよ」 あまりにも堂々として入ってくるセレブお嬢様たちに、逆に男性客の方が股間を 手で必死に隠しながら、こそこそしている感じになってしまう。 そんなセレブお嬢様たちが入浴を終えると、早速目的の至極の珈琲牛乳が置かれ てる場所へ向かう。

「これが噂の珈琲牛乳というものでござい
ますわね」
「そうようですわね、このビンの珈琲牛乳
を飲むときは腰に手を当ててお風呂上りに
飲むのが暗黙の飲み方みたいですわ」
「では、早速飲みましょう」

周りに男性客がいるというのに、堂々と腰
に当てて、ごきゅごきゅと珈琲牛乳を飲み
干していく3人。
「これは素晴らしいわ..風呂上りというの
が見事にあっているわね」
「そうですわね」
「これは意外でしたわ..」
(でも恥ずかしいよぉぉぉーーー)
あまりの美味しさに感動している3人が全裸
のままで珈琲牛乳を飲んでいく。

もちろん、このコーヒー牛乳が「おしゅうちさま」が作った特製のものであること は言うまでもないだろう。 そして美しさに更なる磨きがかかる効果もあるという事で、これからも、ここの 銭湯には時たま、セレブお嬢様たちが通ってくるのであった。


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