第11話「昼と夜の水遊び」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

猛暑が何日も続き、人々が暑さでばてているこの頃。 もう40℃近い日が何日も続き、日々最高気温を更新している最悪の 状況となっている。 そんな暑いさなか、「おしゅうちさま」が日に照らされながら、じっと ある場所に居続けていた。 その場所とは駅前公園の中の噴水がある場所で、噴水の手前に置かれた Tシャツの束と「どうぞお使いください」の立て看板がある場所に じっと何かを待っている様子であった。 ちなみに看板とTシャツの束は「おしゅうちさま」が用意したものであり、 噴水に入る際に使ってくださいという意味で作ったものであろう。 そして、Tシャツのサイズは子供用ではなく、成人女性用に合わせて 作ったものであるのは言うまでもないだろう。 つまりは、この噴水の中に女子高生たちを入れて楽しもうと目論んで いる「おしゅうちさま」だが、果たして上手くいくのであろうか? 羞恥心がない子供なら喜んで入るだろうが、成人女性がわざわざ肌を 晒して楽しむのはあり得ないことだ。 今回ばかりは無謀な作戦だと思われる「おしゅうちさま」がいる噴水の ところに。ちょうど学校が終わって公園の中を通って帰る女子高生の 集団が現れた。 「はぁぁ〜今日の暑さしんどすぎるわよぉぉぉ〜〜」 「こんなに暑いのに送風機だけなんて、私たちの学校、超なめてるぅぅ」 「もう汗で服も下着もぐしょぐしょだよ..早くシャワーあびたい..」 「あっ、気持ちよさそうな噴水・・・昔はよく水遊びしたなぁ」 「気持ちよさそうだよね..童心に返りたい気分かも..」 噴水を見ながら和む女子高生たちだったが、例の立て看板の存在に気づくと 慌て始めてきた。 「あっ!!ちょっとすぐに引き返そうよ!やばいものがあるわ!」 「何?あの看板..どうぞお使いくださいって何でTシャツが?」 「これって〜・・・例の何とかさまの罠じゃないのっ!」 「今すぐ、逃げよっ!ちくしょぉぉ〜こんなとこで脱いでたまるものですか!」 騒ぎ始める女子高生たちがすぐにこの場を去ろうとしたが、ふと見ると一緒 に帰っていた2人がフラフラと立て看板の方へ寄っていく。 「ぁぁ..お水が気持ちよさそう..」 「水遊びしたいかもぉ〜」 すでに「おしゅうちさま」の誘惑の罠にはまった2人が立て看板の前で服を 脱ぎ始めていく。 「ちょっとぉ〜こんな公衆で脱いじゃ駄目よぉ!」 「2人とも目を覚ましてよ」「これは罠よ」 脱いでる2人の目を覚まそうと必死に声を掛ける中、逆に噴水側の立て看板に ある書き込みが追加される。  《ただいま、無料カキ氷提供中》 Tシャツの束の横で本格的な氷削機が姿を現し、切り出しの天然氷が削られる 心地よい音が辺りに響きだす。 「そ・そんなの卑怯すぎるわぁぁぁぁ〜〜〜」 汗が止まらないこの状況で、聞かされるカキ氷の音は女子高生たちを惑わし、 その音に魅了された彼女たちは立て看板のところに行き、次々と服を脱ぎ始 めてしまった。 「このカキ氷、超美味しぃぃぃーーー」 バシャバシャッ「ここの水も気持ちいいぃぃ〜何か肌がすべすべしてくる感じぃぃ」 「ああぁぁぁっ!私だけは誘惑に負けてたまるものですが..大体、あのTシャツ じゃ下半身隠せないじゃない!」 すでにTシャツ1枚で水遊びを開始している彼女たちを見ると下半身が丸出しで あり何とも卑猥な姿になっている。 おっぱいの方も濡れたTシャツでは丸見えに近いものであり、全裸で戯れている のと変わらない気もする。 だが、あえて全裸ではなくTシャツ1枚で水浴びしてもらうのが、「おしゅうち さま」の素晴らしいこだわりといったとこだろう。 「わ・私だけは最後までここで頑張るんだからぁぁ..」 汗をかきながら耐えてる残された彼女。そんな彼女の前に別の女子高生たちが 通りかかったのだが、何とあっさりと噴水の方へ行ってしまった。 「うわぁぁ〜涼しそう♪」「私たちも脱いじゃおうよ」「うわぁ♪カキ氷 サービスだって」 (ああぁぁっ、こいつら人の気も知らないでぇぇぇ〜) 1人だけ暑さに耐えながらぐったりしている彼女。 そんな彼女に「おしゅうちさま」がわざわざ身体を気遣って、彼女の傍にカキ氷 を置いてくれたのである。 「これは噴水とは関係ないサービスって..う・美味いじゃない..もう何だか 私1人汗をかいてるの馬鹿みたいじゃない..」 結局どうでも良くなってきた彼女も服を脱ぎ始めて水遊びに参加してしまった。

次々とTシャツ1枚で無邪気に歓声をあげながら
水遊びに夢中になっている彼女たちに「おしゅうち
さま」は大変満足でたまらない。
「それぇぇ〜」バシャァァッ!
「やったなぁぁ〜お返しぃ」バシャァッ!
「きゃぁぁっ、股間に水があたると冷たくて気持ち
いいっ」
「それぇぇ〜♪」ザプンッ

すでに恥部が見えることなど気にしない童心に
返った女子高生たち。
おっぱいやおま●こが丸見えの光景であると
いうのにどこか微笑ましい光景にも思える。
水に戯れる彼女たちの姿を間近で見れること
が出来た「おしゅうちさま」にとっては苦労が
報われた瞬間であろう。

ちなみにこの噴水には美肌効果がたっぷりなので、浴びてる彼女たちには 嬉しい結果が待っているだろう。 その上、脱いだ服や下着を新品同様に戻して返すところが「おしゅうちさま」 の凄いアフターケアと言えよう。 汗がすっかり引き、身体もすっきりした彼女たちが新品同様になった服へ 着替えて満足しながら帰っていく。 周りはもう日が暮れ始めており、1人残った「おしゅうちさま」も帰ると思ったが、 何とまた新たなTシャツの束を用意して夜がくるのをじっと待っていた。 そう、これぐらいで満足しないところが「おしゅうちさま」のらしく、帰った 彼女たちの服のポケットにある招待状を忍び込ませておいたのだ。 《熱帯夜をすっきりしたい貴女は是非、噴水へ。昼間と違った夜の噴水が 味わえます》 辺りが真っ暗となる中で、噴水だけがイルミネーションが飾られて綺麗にライト アップされている。 色鮮やかにライトアップしている幻想的な光景は、きっとどんな女子高生でも 引き寄せてしまう力があるのかも知れない。 夜の噴水ショーに向けていろいろと準備している「おしゅうちさま」が噴水の 中に何か怪しい液体をいっぱい入れている。 そう、夜の噴水は昼の無邪気な水遊びとは正反対の淫猥たるものを計画して いた「おしゅうちさま」であった。 夜になり、昼よりも更に暑さを感じ始める熱帯夜の中で、女子高生たちが 次々と家を飛び出して公園の方へ向かっていく。 この何とも不快な暑さで何も出来ない彼女たちに「おしゅうちさま」の甘い 誘いの誘惑から逃れることが出来なかったようであった。 公園の中に入り、噴水の方に近づくと見事なイルミネーションの噴水に 誰もが感動してしまう。 きっとこの中で水遊びをしたら、さぞかし気持ちが晴れるだろう。 綺麗な光による幻想的な世界を前に、もはや脱ぐのをためらう子はおらず 次々と服を脱いで噴水の中に入っていった。 「わぁっ♪冷たくて気持ちいいぃっ」 「ほんとぉぉ〜冷たくて気持ちいいけど身体の方が熱い感じぃぃ」 「えっ?どうしたの..みんな?」 昼間だと、みんな水を掛け合いながら無邪気にはしゃいでいたのに、それを やるものは誰もいない。 どの子もぽぉっとして肌の色がだんだんと真っ赤に染まっていく感じであった。 「これって..どういうこと!?」 何かおかしな光景に気づいた子が自分の身体を確認すると、乳首がやけに 硬く勃っており、それに触れると何とも言えない快感が身体中に走った。 「はぁぁぅっ..」(うそ..何でこんなに敏感なの?) ヒクヒク動く身体に慌てはじめた彼女だが、もうすでに遅かったかも知れない。 一緒に来た彼女の親友が思いっきり、後ろから手をまわして、おっぱいを揉み 始めてきたのだ。

「うりぃうりぃぃ〜」「あぁぁんっ...」
思わず口から甘い吐息が出てしまい、身悶えしてしまう彼女。
そんな彼女に親友の子が前の方へ行き、濃厚なキスをして
きた。
「うぐぅっ..ぅぅ」「んふふふふ♪」
さっきまで理性を保っていた彼女が一瞬の内に理性が崩れて
しまい、親友の愛撫に堕ちてしまった。
もう消えかかるであろう理性で周りを見ると、あちこちで
抱きついてる姿や噴水に身体を擦り付けて快感に溺れてる
姿が目に映る。
(ぁぁ..みんな..エッチなことをし始めてるぅ〜)

この時、ようやく噴水の水に何かを仕掛けられていたのに
気づいたのだが、今更時遅く、彼女はそのまま快感の虜に
堕ちてしまったのだ。
(もう..どうなってもいいぃ..はぁぅんん〜)

そう、夜の水遊びにふさわしいように「おしゅうちさま」
が大量の媚薬を噴水の中に混ぜておいたのであった。
そんな事も知らずに入った彼女たちは次々と快楽に溺れ始め、
「おしゅうちさま」の目の前でお互いに卑猥な行為をし始め
てしまった。

彼女たちのように百合行為をする者、独りで噴水相手に自慰を始める者、数人 で互いに身体を舐めあう者など普段ではとても見られない痴態が次々と繰り広 げられている。 中にはすでに何回もイってしまって、噴水の水面に浮かんでる子もおり、そんな 子は「おしゅうちさま」が救い上げて近くの花畑に寝かせるようにしていた。 もちろん朝が近づくにつれて花畑に寝る女子が増えてきており、何故か円状に なるように並べて寝かせてあげる「おしゅうちさま」であった。 そして朝日が昇る頃になると全ての子が絶頂してしまったようで、噴水には 誰もいなく、花畑で気持ちよく全員寝かされてしまったようだ。 「おしゅうちさま」が円状に並べた女子高生たちを見て感涙する中、公園には すでにお年寄りたちが早朝の散歩で姿を見せ始めた。 「今日もいい天気だのぉ〜花時計の花も元気に咲いてるかも知れんのぉ」 「そうだの〜元気な姿を見て、わしらも元気をもらうとするかのぉ」 「ん?何じゃ!わしらの花時計で寝てる不謹慎な奴等がおるぞ」 「それはけしからんっ!たたき起こしてくれるか」 花畑に寝かされている人の姿を見て、怒りの形相で向かうお年寄りであったが、 近くに寄ると誰もが怒りを忘れて両手を合わせて拝み始めたのだ。 「これは見事な花時計じゃぁぁぁぁぁっ!いや観音時計じゃぁぁぁぁぁぁーー!」 「わざわざ足の方を外側に向けるなどふしだらな..んにゃ、これは芸術かも知れん」 「これほど元気にしてくれるもんは、ありえないぞぉぉ〜何十年ぶりに股間に 力が沸いてくるぞい」 「ありがたや〜ありがたや〜、これで寿命がのびたわい」 おじいちゃんの誰もが女子高生の観音時計に歓喜し、ずっと両手をあわせて 拝んでいたのであった。 こうして身体にみなぎる元気をもらったおじいちゃんは、これからも長生きする であろう。 女子高生たちの方も思い切り気持ちよくイったせいか、花畑で寝ていたことに 疑問に思わず、お年寄りが居なくなった後で普通に起きて服を着て帰っていった。 おそらく身体に残る快感の余韻が気持ちよく、身体の疲れがすっかり無くなった いたのであろう。 辺りがどんどんと日差しが強くなる中で、「おしゅうちさま」が再び、昼の 水遊びの準備を始める。 そう、しばらくは「おしゅうちさま」がこの噴水の傍を離れることはないので あろう。


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