第5話「水上壁のぼり」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 ようやく第3競技も終わり、クリアした私たちは次の競技の場所へ向か っていた。  第3競技でのリタイア選手は9人、これで温泉の端には25人の逆さ開 脚姿が吊るされて並べられてしまった。  観客たちはこの光景に興奮して騒いでいる。  何せ、どの子も出身校では1、2を競える容姿のいい子ばかりであり、 そんな子たちの秘部が並べられれば男性にとっては狂喜をあげて騒いでし まうだろう。  その上、会場の大型モニタでは屈辱的な事に先ほどの競技のダイジェス トが流れており、今残っている選手たちの秘部が次々と映し出されていた。 「なんて卑猥な会場なの!ここは!」  私は、とても悔しい気分でモニタを見ていた。さすがに自分の秘部が映 されるとあって見ない子も結構多くいた。  あのエロ司会者が言ってたように、あの平均台わたりでほとんどの子の アソコは完全に晒されている。  けど、よく見ると足を開く競技にも関わらずアソコが映ってない子も数 人いたのであった。  足を大きく開いたとしても歩幅を大きく素早く渡ることによって大きく 揺れるタオルが上手く隠してくれるのである。  私なんて、もう完全に丸出しになってると言うのに未だに見せてない子 が居ることにはすごく関心した。 (すごい..あんな渡り方があったなんて..)  私がそんな子たちに感心して見てる中、第4競技場の競技がいよいよ見 えてくる。  前回、何とか恥を晒した甲斐があって、ようやく普通のバスタオルに戻 ることが出来た私。  今回もこの姿でクリアしてバスタオルを維持しなければ.. 私が固い決意をしたところで丁度、第4競技「水上壁のぼり」が開始された。  この競技は名の通り水上でのウォールクライミングであり、上から流れ る水から滑らないように頂上まで登る競技であった。  この競技も今までの競技同様に、それぞれの足に2本の救助ロープを、 バスタオルにはペナルティロープが付けられる。  ただ今回は手が自由に使えると言うことで、新たなアイテムとして両手 首に特殊なリングを装着されることになっていた。  見た感じでは合金製の手かせの様なリングだが何か仕掛けがしてあるこ とは間違いないであろう。  この競技も足を滑らせて落ちれば、定例の悪魔の救助ロープによって逆 さ開脚になり晒されてしまう。  ただ両手が使える分、恥部は手で隠すことが出来るかも知れない。  競技の方の登る壁は、およそ80度の壁となっており少しは身体を寄せ て登ることが出来そうだった。  ただ、いやらしいのは競技の壁が前面アクリル板で出来ていることであった。  そう押し付けた身体が向こう側のカメラではっきりと映し出されるとい う恥辱な競技になっていたのである。  そして、ついに恥辱な競技「水上壁のぼり」の始めのチャレンジが始ま った。  1番目の選手としてお嬢様学校から来た平沼 橋香がアクリル板に設置 された凸凹の箇所に足をかけて登り始める。  小柄でありながらDカップのおっぱいが目立つ橋香が安全な登り方とし て身体を板に押し付けて確実に登っていく。  上から流れる水でタオルが多少透けてしまうが落ちてリタイアするより はマシな方法であった。 (私もこの登り方で目指すしかなさそうね。悪いけど参考にしてもらうわ..)  確実に登りやすい凸凹の箇所を選んで登る彼女だが、やはりこの競技に も恥辱な罠が隠されていた。  登りやすい凸凹の箇所を選べは選ぶほど、その格好は卑猥なガニ股姿に なってしまい無様な姿を晒すことになる。  その上、ガニ股になってるせいで下半身のバスタオルは完全に捲れてい まいアクリル板には彼女の押し付けられた恥丘がはっきりと映っている。  それだけではない。アクリル板の下からもカメラが狙っており、下から の映像には彼女の秘部がズームアップで映し出されている。  その映像を見ながら、いつものエロ司会者が大きな声で観客に呼びかけた。 「さぁ!みなさん!ご覧くださいぃぃーー!!花も恥らうお嬢様学校の乙 女である平沼 橋香ちゃんがガニ股で登っているぞぉー!前からも下から もおま●こがばっちり見えるぞぉぉ!!」  平沼 橋香が司会者の声で、ようやく自分の卑猥な姿に気づき足を閉じ るコースを選んでしまったであった。 (あの子、マズイわ!!あれじゃ安定して登れないわ!!)  コースを変えてしまった彼女は今までの安定した登りがなくなり苦戦し 始めてくる。  足のしっかりした支えがなくなった分、両手にかなりの負担がかかって きてしまい、股を閉じて登ろうとすれば相当なクライミング技術を要求す る風にコースが作られていたのであった。  必死に手の力だけで登る彼女。だが、こんな彼女をあざ笑うかの様にと んでもない仕打ちが彼女を襲ってきたのであった。  何と上から滝のような水が思い切り彼女を襲ってきた。  落ちずに何とか耐えていた彼女だが、タオルの方は耐えることが出来な かった。  登った際に多くの水を吸い取っていたタオルが、この水の勢いに耐えず 事が出来ず外れて下に落ちてしまったのだ。  あっという間に丸裸にされてしまった彼女。  必死に隠していた下半身に加え、上半身の豊満なおっぱいまでも全てカ メラの前に晒してしまうことになったのである。 「きゃあぁぁぁーーー見ないでぇぇぇぇーーーーーーー!!!」  いきなり丸裸になった恥かしさから平沼 橋香が大きな悲鳴をあげる。  そして悲鳴の直後、恥ずかしさで動揺した彼女は足を滑らせて温泉に落 ちてしまった。  ジャパアアアァァァァァァァンンンン!!!  温泉に落ちると同時に恥辱の救助ロープのウインチが動き、あっという 間に彼女は逆さ開脚の姿で観客の前に現れたのであった。  だが、咄嗟に彼女は手で自分のアソコとおっぱいを隠した。  そう、手を縛られてなければ恥部を隠すことは女性として当然の行為で あろう。  そんな必死な抵抗の状態の中で司会者が1つのリモコンを取り出してきた。 「さあ、彼女はいつまで隠し通せるかなぁぁーー!まずは、おっぱいから だぁぁ!」  司会者はそう言うと手にもってたリモコンのスイッチを押す。 「手が・・・・引っ張られる?こ・これって一体何なのよぉぉーー」  おっぱいを隠している右手が何かの力によって徐々に引き離されていき、 力負けした彼女の右手は下の方へ向かって伸ばすように下げられてしまった。 (なっ?これはどういう事?あの子の手にはロープはしてないはずなのに!?)  私は不可思議な現象に目を疑った。だが、この答えを後ろに居た子があ っさりと解説してくれたのあった。 「あれは磁力ね。恐らく、この手についてるリングは強力な磁気を出せる ように作られているのね」 「磁気?」 「そう..磁気を持ってなければ片方だけ切り離すなんて出来ないでしょ?」 「そうか..磁気があの子の手を..」 「おそらく、それぞれの手はS極とN極の磁気が出るようになっているわ。 だから下から逆の磁気を出せばあんな風に引っ張られるのよ」 「じゃあ、次は左手が..」  私が不安そうに見ている中、司会者がさらにリモコンのスイッチを押し てこう言ってきた。 「さあ、次はおま●こ満開の時間だよぉぉー!!彼女はいつまで耐え切れ るでしょうかーー♪」  司会者や観客が見てる中、必死で左手に力を入れて隠しとおす彼女。  そんな彼女に会場では卑猥な「おま●こ」コールが鳴り響く。 「いやぁぁぁーー絶対に離さない!離したくないぃぃーー!」  強い磁力の中、必死に戦う彼女。私や他の選手がそんな彼女にエールを 送っていった。 「頑張ってぇぇ!!絶対、離しちゃ駄目よぉぉ!!」 「そうよ。頑張ってぇぇ!!」  私たちが彼女を応援している中、後ろのほうでさっきの子がとんでもな い事を言ってきた。 「・・・・馬鹿ね..さっさと離した方が楽になれるのに..」 「!?ちょっと、あなた!あれを見て何とも思わないの!?」 「思うわよ..あれは観客を楽しませる単なる遊びよ..考えて見なさい.. 彼女の手なんていつだって切り離すことができるはずだわ」 「・・えっ..それじゃ..これって..」 「ええ、おそらく磁力を調整しているわ。彼女の羞恥心を上手く利用して 観客を楽しませてるだけよ」 「そんな..」 「もし、あなたが落ちたときは素直に手を離すことをおすすめするわ」 「・・・・・・」  冷静な判断をしているこの子の前でついに磁力に負けて手を離す彼女。  離れた左手は下へ一旦引っ張られたと思うと突然、下がっている右手に 向かいリング同士が思い切りくっついた形になったのである。  そう、後ろの彼女の言うとおりこの両手のリングは磁力の仕掛けが施さ れており、最後にはお互いがくっつく風に作られていたのであった。  結局、観客を盛り上げるだけに利用された彼女は例のごとく、上のウイ ンチによって温泉の端まで移動され前のリタイア選手の前に逆さ開脚の姿 で並べられた。  生き残りモニタには彼女の顔写真が消えて彼女の今の秘部の映像に移り 変わる。  私が悔しさでその様子を見ている中、後ろの子が競技の板を見ながら独 り言のような感じで自分の登り方を話してくれた。 「押し付けて登れば確実にタオルは落ちるわ。私だったらジャンプを数回 繰り返して登るわ」 (ジャンプって?あの壁を飛んで登る気?そんなの無茶苦茶よ!)  私は、そんな登り方はしない。ここは多少の恥を覚悟して安全策で行く しかない。  そう、2番手の子は1番手の子の失敗を教訓にして恥を捨てて登ってい った。  当然、途中でタオルが取れてしまい屈辱的な全裸でのガニ股登りをする ことになったが何とかクリアすることが出来たのであった。  そうなのだ。恥を捨てて登ることがクリア出来る唯一の道なのだ。  要は、恥を捨てて安全策で登る子の方がクリアしやすいわけで私の番に くるまで恥を捨てられなかったお嬢様の山形梨乃と松形雅美が失格し、全 裸で並べられる事になった。  私は恥部を見られてもいい覚悟で挑み、いろんなところを晒しながらも 無事にクリアすることが出来た。  やはり、無難にクリアを目指すならある程度、恥部を晒されるのは仕方の ないことかも知れない。 (これをジャンプして渡るなんて出来ないわ..そうよっ)  次に挑戦する子はこの競技をジャンプしてクリアすると言った子であり、 私はその子の様子を見ることにした。 「さあ、次は今までの競技でまだどこも晒してない萩谷 菜琴ちゃんだぁーー  今度こそ僕らの前におま●こを晒してくれよぉぉ〜!」 (萩谷 菜琴...それが彼女の名前なのね..)  卑猥な司会者のかけ声の後に菜琴さんの壁のぼりが始まる。  自分では到底できない手を言ってきた彼女。  果たして本当に彼女の手が通用するのかどうか私はその様子をじっと伺 っていた。 (ジャンプなんて、絶対にできっこないわ)

多くの観客が、菜琴さんの痴態姿を期待している
中、壁をじっと見てこう言ってきた。
「これしきの壁、問題ないわね」
そう自身たっぷりに言った菜琴さんは言葉どおり
にジャンプしながら壁を登っていく。
タンッ!タタンッ!タタッン!

途中、滝のような水が思い切り菜琴さんに向かっ
てくるのだが、あっさりひらりとかわしてしまう。
しがみついた私と違い、ジャンプしている菜琴さ
んにとっては意味の無いトラップであったのだ。
そんな菜琴さんのタオルから覗かせる恥部をカメ
ラが必死にを狙おうとしているが、菜琴さんの動
きはそれ以上に早く、映す隙など与えてくれなか った。
残念がる司会者や観客に余裕の笑みを見せてくる
菜琴さん。
颯爽と壁のぼりをしていく菜琴さんの姿は綺麗で
勇ましくてたまらなかった。
結局、菜琴さんはわずか数秒もかからない内に
競技をクリアしてしまった。

 もちろん今回もカメラには彼女の恥部が映る事がなく、余裕のクリアで あった。 (あれを本当にジャンプしてしまうなんて..私があんなに苦労して登っ た壁なのに..)  彼女の競技を見て、私はこの時、何かに気付いた気がする。  もしかすると..私の力ではこの先は..  実力の差を見せられて自分の限界を知る中、第4競技が終わったのであ った。  菜琴さん以降で失格になったのは6人居て、この第4競技では9人が新 たに温泉の端で晒されることになった。


平沼 橋香(ひらぬま はしか)    第4競技失格
山形 梨乃(やまがた なしの)    第4競技失格
松形 雅美(まつかた まさみ)    第4競技失格
菅原 清華(かんばら きよか)    第4競技失格
大内 桃子(おおうち ももこ)    第4競技失格
城 じゅん(しろ じゅん)      第4競技失格
三倉 ユウ(みくら ゆう)      第4競技失格
森内 慶子(もりうち けいこ)    第4競技失格
原谷 泰乃(はらたに たいの)    第4競技失格
 【失格者9名:残164名】

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