第12話「温泉忍び足」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 次の第11競技開始にあわせて司会者が大声で吼えた!叫んできた! 「さあ、次の競技もリタイアばんばん出ちゃうかもよぉぉーーー!次はプ レッシャーがかかる競技「カギ開けゲーム」だぁぁぁぁぁー!」  そう、次の第11競技は「カギ開けゲーム」であり、手を後ろで縛られ、 更に足が錠前で縛られた状態でステージに立つ。頭上に下がった20本の カギから選んで口でくわえ、足の錠前をはずすゲームだ。  しゃがんで足の錠前をはずすのだが、床が透明のアクリル板のため、し ゃがんだ際に下から恥部が丸見えになってしまう。  制限時間と下から見られるプレッシャーで、なかなか外せないところが ツボとなるだろう。  そして、1分以内に両足をはずせないと、自動的に床が開いて温泉へド ボンとなり、失格となってしまうのだ。 「さあ、競技の開始だぁぁぁーー。最初の服島美佳ちゃんは、正解のカギ を選べるだろーーか!」 「あああぁぁぁっっっ!このカギ違うぅっ!」  ドボォォォォーーーーーン!!! 「ありゃりゃ〜。残念でしたね。これは運が必要になるので、なかなか難 しいぞぉぉーー」 「ぅぅ..次は私の番..」 「さて、次は縞 京香ちゃんですね。続けてのリタイアにならないように 頑張ってね。無駄だと思うけどぉぉー」 「ぅぅ..絶対、カギを当ててやるんだからぁぁぁー」 「うん。おやおや、そういう割には外しましたねぇぇー。時間もそろそろ 1分なのでさようならぁぁー」 「あああっ!そんなぁぁぁーー」  ジャバァァァァーーーン!!! 「やっぱ、正解を出すのが難しいですね。これは前の競技に続いて大量の 失格者が期待できますなぁぁぁー」  と司会者が皮算用をしていたが、これが狸の皮算用となってしまったよ うだ。  初めの2人は、失格になりながらも後の選手のためにゲームのヒントを 残したらしい。  それに気づいた選手、衛藤と大城が失格を覚悟に完全なコツを見つけよ うと決意した。 「いい、美佳と京香の失格は無駄にしちゃ駄目よ。こういうゲームはコツ を見つければ誰でもクリア出来る筈」 「そうね。たとえ、あたしたちが失格となっても次の選手に繋げよう」  衛藤と大城の番は少し先だが、それまでは何とか失格を出さずに済むこ とが出来た。  そして、この2人が失格覚悟で新たな攻略を残したらしく、その攻略を 大球磨、沙野、鍋志摩の3人の才女が発展させて完全なコツを見つけたの だ。  この3人の才女も失格してしまったが、これ以降は失格するものは出な くなり、結果としては快挙とも言える失格者7人で全員クリアすることが 出来た。  悔しがる司会者や観客を見ながら、クリアした選手たちは次の競技の場 所へ向かった。  今のところ、第11競技でのリタイア選手は7人なので残り人数は89 人となっている。  いつもの通り、会場の大型モニタに先ほどの競技のダイジェストが流れ る中、1人の女の子が温泉の端を見ながら不安そうに吊るされてる数を数 えておどおどしていた。 「ぅぅぅ..いっぱい..リタイアしてるよぉぉぉ〜全部で何人並べられ てるんだろぉぉ〜〜」  そう、リタイアした選手たちを見てしまうと、残ってる選手には更なる プレッシャーが圧し掛かるだろう。 「次は見られちゃうのかなぁぁ〜ぅぅぅ..いやだよぉぉ〜」  おどおどした女の子がふと観客を見ると、観客の視線はやはり選手たち の身体に集中している。 「ぅぅぅ..みんな見てるよぉぉぉ〜どーしーよー」  観客が選手たちの恥辱姿を楽しみにしてる中、選手たちは次の競技、第 12競技「温泉忍び足」の会場へ向かうしかないのだ。 「ぅぅぅ...今度もクリアしないと..しないと..ぅぅ」おどおどし た女の子が他の選手たちと一緒に第12競技の場所に到着した。  この女の子、実はこう見えても運動神経は抜群の少女であり名は荻川  音子(おぎかわ おとこ)。  陸上界では知らぬものが居ないほど有名な選手であり、本番にはめっぽ う強い少女であった。  本番になるとスイッチを入れ替えたかの様に性格が変わり、今までもそ の力で数多くの難関をクリアしてきたのだった。  ただ力の加減が出来ないのが唯一の弱点でもある。  そんな理由で今回は本来の力をコントロール出来るようにするためと、 度胸や根性をつけるために、あえて恥ずかしい競技に参加をする決意をし た。  そう、恥ずかしさを克服する特訓のつもりだったが、今はあまりにも恥 辱な内容に愕然としてしまった。 「ぅぅぅ...聞いてないよぉぉ..TVだから、そんなに過激じゃない と思ったのにぃぃぃ〜」  身体を小刻みに震えながら怯える音子。  そんな音子の前に第12競技「温泉忍び足」のセットが聳え立っていた。  見た感じ競技としては、その名の通り、温泉の周りに立てられた高さ5 mほどの平均台に壁がつき、その壁伝いに歩いてゴールを目指すものであ った。  だが壁のあちこちに穴が開いてるとこを見ると、ある程度の時間がたっ たり、一定の条件になると、あの穴からアームが出てくる仕組みになって、 恥辱な目にあうようになっていた。  その上、競技説明によると壁から振動するトラップも設置されていたの だ。 (私の順番は5番目..ぅぅぅ)  音子が怯える中、早速競技が始まる。  開始の音と同時に一番手の選手、内藤 一美が好調に壁をつたっていく。  だが、ある程度行くと、壁穴から次々とアームが出てきてしまう。  ウィィィィーーーンン。ぐにゅ♪むにゅ♪ぐにゅ♪むにゅ♪ 「あああぁぁぁんんん」先ほどまで好調だった一美の胸やお尻をアームが 思い切り揉んでくる。  快感に耐えながら一美が進んでいくが。次第に喘ぎ声を出してきた。  どうやらアームが恥丘までも責め始めており、器用におま●この中まで 掻き回し始めたらしい。  当然ながらタオルは外れてしまい、Fカップのおっぱいをブルンブルン 揺らしながらアームの卑猥な責めを受けていた。 「このアームの責め、ひどすぎるよぉぉぉ〜。ああぁぁっ、おま●こが〜」  何と一美の陰唇をアームが押し分けて、観客の前でくぱぁ〜してきた。  そして、開いたおま●この上部で膨らんできたクリトリスまでもクリク リと弄ってきたのだ。 「はぁぅんんっ〜。お豆まで弄ってきてるぅぅ」  もはや、ここまで責められた一美が先へ進むことなど出来ず、あまりの 快感についつい足を滑らして落ちてしまったのであった。  バシャァァァァーーン!! 「ぅぅぅ...嫌な仕掛けだよぉぉぉ〜〜〜」  アームで思いきり責められた選手をおどおどしながら哀れむ音子。その 後も残念ながら選手が次々とリタイアし、ついに音子自身の番になってし まった。 「次は陸上界のホープ、荻川 音子ちゃんの挑戦だぁぁぁぁーー!果たし て今回はクリアできるだろうかぁぁ!」 「ぅぅぅ...行くしかないのね...」  おどおどする音子だったが開始の音が聞こえると同時に人が変わったか のような俊敏な動きを見せ始めた。

「ぅぅぅ..何かあのアームが怖い…って
怖がってたら前にすすめないんだヨッ!!!
こちとら、こんなとこで止まるわけにはい
かねーッつの!!!」
ドドドドドドドドドッ!
突然、裏音子モードとなった彼女がクリア
へ向けてまっしぐらとなる。
「こうなったら、そんどん壊して先いくのみ!
名づけて、ハイパーアームボキボキ大作
戦っ!」
ばーんっ!
ネーミングは少し感心できないところだが、
裏音子モードの音子ちゃんは強いのだ。
次々と破壊されていくアームの数々。
クリアをひさすら目指す今の裏音子には何
も通じないだろう。
そう、これが音子の凄さだった。

 凄まじい速さでゴールを目指す音子にアームの魔手が襲い掛かる。  だが、そのアームを恐れずに突っ込んでいく音子。 「・・・・邪魔だっ!くそアーム!!」バキッ!ボキッ!  トラップであるアームを簡単に破壊しながら進む音子。  この変貌ぶりに、悔しさを覚える司会者と観客。今までの競技でも半ば 強引にクリアしているのが音子の凄いとこだった。 「五月蝿いぃぃぃーー!ばか壁ぇぇぇ!!」振動する壁に思い切り蹴りを 入れて仕掛けを壊してしまう音子。  だが、司会者は何故かニヤニヤと音子を見ていた。 「いつまでも強引な手が通じるかな。くくっ」  そんな司会者の思惑とは裏腹に次々と仕掛けを破壊しながらゴールに突 っこんでいく音子。 「邪魔だぁぁぁーーーーやかましいぃぃぃーー!!」バキッ!ドカッ!  すでに仕掛けは何の意味なく音子の手によって破壊されるがままになっ ていた。  だが司会者は全然、動じず、何かのサインを仕掛けの裏方に送る。  それと同時に音子の身体に何かの衝撃が走った。  バリバリバリッ!「ううぅぅぅぁぁっ!」  何か壁からきたものに身体を止めて叫ぶ音子。  強引で攻める音子に対して壁に電撃を流したのであった。 「き・汚いぞっ..」身体をふらつかせながらゴールへ目指していく音子 だったが、今度はアームが次々と音子の身体を攻めてきた。 「くくっ、残念ですな。音子選手。もはや逃げられませんね」司会者がに やついた顔で音子に言う。 「こんなアームなんか力づくで...」強気に言い返す音子だが、電撃へ の衝撃で思うように身体に力が入らなかった。 「くくっ、では、そろそろセットを壊したお仕置きと行きましょうか」  再び何かの合図を送る司会者。それと同時に音子が身体を付けてる壁か ら強烈な振動が始まる。 「くああぁぁぁ・・・・」アームに押さえつけられてるせいで振動を直接 うけてしまう音子。  そんな振動の中、身体に巻いていたバスタオルがズレていく。  ついに外れて落ちそうなった時、音子は懇親の力をこめてアームを振り 切ることが出来た。  タオルを外され全裸になったが、何とか魔手から逃げられた音子。  全裸のままで必死に先に進み始めるが、これが司会者の思うつぼだった とは音子が知るはずもなかった。  ある程度、行くと再びアームの大群が襲い掛かる。  何とか破壊しようと試みる音子だが、逃げるのに力を使い果たしたらし く、すぐにアームによって手足の自由を奪われてしまった。  手足の自由を奪ったアームが音子の身体を壁に寄せ付けるのだが、壁に 押し付けられるだけではすまなかった。  ズボズボッ・・・「えっ?身体が壁に吸い込まれる?」  壁に押し付けた身体が吸い込まれるように、徐々にめりこんでいく。  わずかの間で音子は大の字の姿で壁と同化してしまう形となってしまっ た。  それもタオルが外れた後の事なので胸やあそこは丸出しになっている。 「ぅぅぅう..」手足をバタバタしてもがく音子だが、余計に壁にめり込 む形となってもはや逃げる事が出来ない。  そんな中、再び壁の激しい振動が開始する。 「あああぁぁぁぁぁ・・・」振動に苦しみ、さらにもがき続ける音子だが、 すでに完全に壁と同化してしまっていた。  そんな音子に司会者の非情な言葉が襲い掛かる。 「音子選手、セットを壊した罰として、しばらくそのままの状態で競技を 進めましょう。くくっ」 「そ・そんな・・・あああぁぁぁ〜」  振動に耐えながらも訴える音子だが、もはや身体が快感に酔いはじめて くる。  そんな音子を無視したかのように何と競技が再開してしまう。  皮肉にも音子が同化した場所は後の選手たちの安全ゾーンとして使われ ることとなり、その度に選手たちの振動トラップを音子が受ける羽目にな ってしまった。


服島 美佳(ふくしま みか)   第11競技失格
縞 京香(しま きょうか)    第11競技失格
衛藤 新美(えとう にいみ)   第11競技失格
大城 貴子(おおき たかこ)   第11競技失格
大球磨 信歌(おおくま のぶか) 第11競技失格
沙野 恒(さの つね)      第11競技失格
鍋志摩 尚子(なべしま なおこ) 第11競技失格
 【失格者7名:残89名】

内藤 一美(ないとう ひとみ)  第12競技失格
町田 メグ(まちだ めぐ)    第12競技失格
小谷 みやび(こたに みやび)  第12競技失格
柴谷 鮎(しばたに あゆ)    第12競技失格
 【失格者4名:残85名】

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