二次創作 <八巻クンと温泉旅行>
最終話「堕ちていく、さおり」


 けど、私の幸せはここまでだった。これから先は悪夢の連続となるので あった。  そう、パンティストッキングを脱ぎ、裸で温泉に向かった私を待ち構え てたのは野次馬たちの写メの洗礼だった。 「おおっ、すげぇぇー。美人の姉ちゃんが素っ裸で歩いてるぞ」 「こんな田舎でストリーキングを見れるとは〜。写メだ、写メだ」 「大人しそうな顔して露出狂かよ。どんどん撮って転送してやんぜ」 (ぁぁっ..私の裸が撮られていく。とられていくわぁ〜)  きっと、この写メはあちこちに送られてしまうんだわ。それは萩原さお りが露出狂って言ってるようだわ。私を知ってる人に見られたら..坂崎 クンに見られたら私..私..  けど、もう手遅れだわ。裸で歩いてる私が悪いんですもの。八巻クンの 命令を聞いていれば、いずれはこうなったんだから..  明日から露出狂と言われても諦めるしかないわ。  私はこの悪夢の洗礼を受け入れることにして、そのまま目の前に見える 温泉へ向かって歩いていった。  が、今の写メの洗礼が甘く思えるような、強烈な恥辱が襲ってきた。 「えっ?温泉の方から男の人の声が..」  明らかに複数の男性の話し声が温泉から聞こえてきた。  八巻クンと2人きりで入れると思った温泉には、すでに5人ほどの中年男 性が先客として入っていた。 (・・・八巻クンが、こんなミスをするはずがないわ..この中に入れって ことなのね?)  これもきっと、八巻クンが私に用意した恥辱の舞台なのだろう。  そう思うと、私の足は止まることなく温泉の方へ向かっていった。  ガラガラガラッ..「こ・こんにちは..あの、ご一緒してよろしいで しょうか?」一斉に中年男性たちのいやらしい視線が私の身体に突き刺さ ってくる。それも私が一切隠さないと知ると恥部ばかり見尽くしてくる。  すごい視姦をされている気がした。 (いくら何でも、これ以上は見られたくないわ..八巻クンには悪いけど 少しぐらい隠させてもらうわ)  私が中年の視線に耐え切れなくなったとこで、腰タオルを巻いた八巻ク ンがタイミングよく入ってきた。 「こんにちは。ボクもご一緒していいですか〜。さおりさん、湯加減の方 はどうですか?」「・・・八巻クン」 「ちっ、彼氏連れかよ..」「入ってもいいが、変なことすんなよ」  先ほどまで喜んでいた中年男性たちが不機嫌な顔を取り始めた。  まあ、いくら若い女性が入ってきたからと言っても男連れじゃ、面白く ないのだろう。が、そのことを八巻クンが否定してきた。 「あっ、みなさん。何か勘違いしていませんか?その女はボクの恋人じゃ ありませんよ。今、ボクが調教している牝犬なんですよ〜」 「ちょ・ちょっと、八巻クン..何を!」 「ん?何かボクが間違えたこと言いましたか?萩原センパイ」  ちょっと抵抗を見せてきた私に対して八巻クンが鋭い視線を向けてきた。  そんな視線をされたら、私はもう何も言い返すことが出来なかった。 「・・・八巻クンの言うとおりです..私、彼に調教されています」 「と言うことですので、どうぞ皆さんも彼女の近くに寄ってきてください」  八巻クンの言葉を真に受けた中年男性たちが一斉に私を囲うように集ま ってきた。 「へぇ〜、こんな綺麗なベッピンさんを調教してんのかよ」 「何か、信じられねー話だな。もしかして脅してんじゃねーか」 「そんな怖いこと、ボクはしませんよ。萩原センパイ、ここは彼らの誤解 を解くために自分から立ち上がって自己紹介をしてくれませんか?」  八巻クンの非道な命令が私に降りかかってくる。  もちろん、私はただ八巻クンが満足する答えを出さなければいけなかっ た。中年男性たちが囲んでいる中で立ち上がって自己紹介を始めた。 「城南大学に通ってる露出狂の萩原さおりです。ここには近くのバス停か ら裸のままでやってきました。裸になるのが本当に好きなんです」 「そういうことですよ。さらに付け加えると萩原センパイは、ここには男 を求めて入りにきたんですよね?センパイってヤリマンですからね〜」 「・・・はい。今日は男を求めてきました。だから、遠慮せずに私の身体を 弄ってください..」(こ・これでいいのね。八巻クン..)  私の答えに八巻クンが満足の笑みを浮かべてきた。私はこの笑みを確認 出来ただけで嬉しかった。  おっぱいやおま●こは弄られてもいい。それが八巻クンの望みなら..  ただ、これぐらいで八巻クンが納得するわけはなく、次なるハードルを 私に示してきた。 「あっ、そうそう。皆さんはこの牝犬にリクエストありますか?どうぞ、 遠慮なく言ってくださいよ」 「そ・そ・それじゃ、俺キスしていいか?」「えっ?キスって..」 「キスならいくらでもしていいですよ。萩原センパイ、あなたがリードし て舌をいれてあげてください」「わ・わかったわ」 (ディープキスなんて..八巻クンと坂崎クンぐらいしかしてなかったの に..)それでも私は八巻クンの言うとおりに口臭が臭い男の口に舌を入 れてディープキスをした。 「他のみなさんは、おっぱいやおま●こを弄ってあげてくださよ。萩原セ ンパイも自分から、ちゃんとお願いしなくちゃ」 「ごめんなさい..周りのみなさんはどうか、私のおま●こを掻きまわし てください・・・」「いいのかい?俺ら本気にするぜ」 「遠慮は無用ですよ。彼女は城南大学のヤリマン女ですから。そうですよ ね、萩原センパイ?」 「はい..萩原さおりは誰でもしちゃうヤリマンです」 「ああぁ..これでいいのね、八巻クン)  これほど従順な態度を見せても、八巻クンの過激な仕打ちは続いた。 「他の人は何かリクエストありますか?さおりはヤリマンの牝犬なので何 でもいいですよ〜」「それなら、俺のチンポも舐めてくれるのか?」 「!!」「何だぁ〜、そんなことですか〜チンポはさおりの大好物なんで すよ。徹底的に舐めてくれますよ。あっ、それとさおりは後ろから責めら れるのが好きなので、どんどんマ●コに突っ込んでいいですよ」 (なっ、何を言ってるの!八巻クン..そんなこと言ったら、私..彼ら に、めちゃくちゃに..)  だが、八巻クンは涼しい顔をして私の乱れ様をじっと見ていた。 (わ・わかったわ..彼らと激しいセックスをすればいいのね。八巻クン はそこでAVビデオでも鑑賞するようにして私の姿を見続けて..)  今さら逃げることは出来ない私は、この屈辱も受け入れることにした。  ふと頭には坂崎クンの明るい顔が浮かんできた。 (ごめん..ごめんね..坂崎クン)  坂崎クンへの謝罪をしている私の耳に、聞き覚えのある声が聞こえてき た。 「坂崎〜、温泉の方から如何わしい声が聞こえておるぞ。公衆の場でいや らしいことしてるなんて天誅ものだ。このカメラで犯罪を下に晒すぞ!」 「慈堂さん、スケジュールが押しているんですよ。どーせ、温泉を借り切 ってAVの撮影でもしてるんですよ〜」 (う・うそぉ〜、本当に坂崎クンがここに来てたなんて..こんなとこで 声でもあげたら..)  パンパンパンッ!「あっ、あっ、あんっ♪いいわぁぁ〜」(しまった〜) 「おい、姉ちゃん。俺のチンポを早く舐めろよ!」「は・はいっ」 (そうだわ。咥えればいいのよ。でも声が漏れちゃうわぁ〜)  こんな淫らなとこを坂崎クンに見られたくないわ。お願いだから、その ままどっかへ行ってちょうだい。 「ああぁぁぁっ♪おじさんのチンポがゴリゴリ気持ちいいぃぃっ!」  あれほど、声を出しては駄目と自分に言い聞かせてたのに、私の喘ぎ声 が次々と出てしまった。  そして、恐れていた言葉が出てきたのだ。 「坂崎!聞こえてくる女の声、どこかで聞いたことがないか?拙者の耳に はどうも坂崎の..」 「慈堂さんっ!これ以上、言ったら怒りますよ。さおりがこんなとこでA Vでも撮ってると言うんですかっ!」 「いや、別にそういってるわけじゃないゾ。まあ、喘ぎ声が似てるだけで あって確信したわけじゃない」 「・・・正直、言って似てますが..さおりが複数の男とするわけなんて絶 対にないですよ。そんなこと、さおりの耳に入ったら慈堂さんも張り倒さ れますよ!」 「うむっ、坂崎の言うとおりだな。が、念のために確認でもするか?」 「やめてくださいよ。これがAVの撮影だったら、カメラを持った俺たち が変な風に見られますよ」 「そうだな。AVの撮影であるのは間違いないから、ここは立ち去ること にしよう。去るぞ!坂崎!」「はい、慈堂さん」 (よ・よかったぁ〜、AVの撮影と勘違いしてくれたのね..)  でも、それは私がそれだけ激しい行為をしてるってことなの?  八巻クン..さっきから黙って見てないで、何か言って..  そんな私の視線に気づいたかのように八巻クンが喋りはじめた。 「良かったですね。萩原センパイ。坂崎さんがAVと勘違いしてくれて.. いや違うか..これはAVそのものだったね。センパイってAV女優の素 質があるんじゃないかな?」 「な・何を馬鹿なこと言ってるのっ!私が何でAV女優なんかに..」 「でも萩原センパイ、温泉の端で2人ほどへにゃチン状態で倒れてますよ。 溜まってる中年男性の精をそこまで吸い尽くせるなんて驚きです」 「わ・私がそんなこと出来るわけないでしょ!」 「そうですか?なら、今ボクに文句いいながらもしゃぶってるモノは何で すが?ほら、彼の顔が苦痛に満ちてますよ」 「こ・こ・これ以上、しゃぶらないでくれぇぇー。もういくら舐めても、 出てこねーよ」「えっ?」 「ほら、萩原センパイ♪3人目〜。いや4人目か..全員倒れるのも時間の 問題ですね」 「こ・これは違うのっ、八巻クン..私はそんな女じゃないわ..」 「分かってますよ。とりあえず、さっきセンパイの写メを撮ってた中から 若い連中を呼んでおきましたから。今度こそ約束どおり気がおかしくなる ぐらい、イかせまくりますよ。センパイ♪」 「あ・・・ぁぁ・・・」  こんなに非道なことをされてるのに、まだ私は八巻クンのことが好き..  坂崎クンのことが思い出せなくなるほど、好きになってるわ。 「ああっ..ねぇ、八巻クン♪私が気がおかしくなる前に入れて..」 「そうですね。まだ時間もありますから、いいですよ」 「じゃあ、後ろからお願い♪八巻クン..」 「萩原センパイは本当に後ろからされるのが好きですね」  せめて、これから始まる本格的な陵辱を受けるかわりに、ご褒美をもら わなくちゃ.. 「あん♪あっ、あっ、ああぁぁっ・・・・・・」  もう私は八巻クンなしじゃ、ダメかも知れないわ。  八巻クンを私のとこに引き留めて置けるなら、もう何だってするわ! <完>


ぷっつんメイクLOVE二次小説「八巻クンと温泉旅行」完