プロローグ


時は22世紀。 地球は突如やってきた謎の衛星により羞恥な攻撃を受ける事となった。 この時代、人類はすでにスペーステクノロジーを確立しており様々な宇宙戦艦を 各国が持っていた。 当然、直ちに国連宇宙軍はその衛星を破壊する宇宙に向けて主力艦隊を向かわせた のであった。 相手は巨大コロニーなみの大きさであり、国連宇宙軍はその衛星に対し 77機の大艦隊で向かったのであった。 そう、誰もがこの戦いは大艦隊の国連宇宙軍の勝利だと思ったのだが 羞恥衛星の防御力・攻撃力は凄まじくわずかな時間で国連宇宙軍は 大惨敗をしてしまった。 国連宇宙軍の攻撃はまるで歯が立たず、その上敵の放つ羞恥攻撃によって 各艦隊の内部ではとんでもない状況になっており指揮が失ってしまったので あった。 「か・か・艦長ーー女性たちが次々ととんでもない事に・・・男性たちももう理性を  完全に失っています...」 「彼奴め...なんて嬉しい・・いや汚い手をしてくるんだ..しかし..」ごくりっ。 「か・艦長ーな・何で服を脱いでいるんですか?」 「うるさい!!こんな事2度と味わえるものか!!戦闘などやってられるか!!」 「・・・艦長」ごくりっ。「そ・そうですよね...」 そう、どの艦も沈没こそはしなかったが戦闘意識は根こそぎ謎の衛星によって 失われてしまった。 もはや地球はこの羞恥衛星の手に落ちると全世界の女性が落胆している中、 1つの艦隊が地球からやってきたのだった。 その艦隊の名はORIHIME。 「バイブレーターから宇宙戦艦まで」をキャッチフレーズにしている民間企業、鯉町重工で 開発した艦隊が向かっていたのであった。 鯉町重工。初の宇宙戦艦を作成し、その財で財閥としてなった鯉町財閥の直営企業で あり今でも様々な戦艦を開発している企業。 ORIHIMEは全女性が見守る中、羞恥衛星に向かっていった。 驚くことにこのORIHIMEの搭乗員は全て女性であり、艦長は鯉町財閥の長でもある 鯉町 緒璃香がしていたのであった。 一瞬、羞恥衛星に女性だけの艦が向かうのは無謀な事だと男たちは思ったが 既にその対応はやっていたのであった。 「レア。対羞恥フィールドをお願い。」 「はい・・艦長・・・羞恥フィールドセットしました....」 「敵側より、ビーム攻撃多数接近中」 「ノバァシールド発動!!」ドカカァァァーーーンン 「敵攻撃防げました。・・・推測攻撃エネルギーは!?えっ何なのこの数値は?」 「どうしたの?」 「・・・数値オーバーです..あの衛星?なんでこんな攻撃力を?」 「大丈夫よ。このORIHIMEこれぐらいでは問題ないわ。」 「・・・・・」 「それより、こちらも攻撃開始よ。目標やつの・・・Hiko星の破壊よ!!」 こうしてORIHIMEの好戦により羞恥衛星を退かせる事が出来た。 破壊こそは出来なかったが初戦としては良く出来た方だった。 一方、退いた羞恥衛星はやってきた7月7日から数ヶ月たっても来る様子がなく ほっとしたが1年後の7月7日にまたやってきたのであった。 1年後もその日のうちに決着をつけられたが、また逃げられてしまった。 そう、この時から羞恥衛星Hiko星は毎年7月7日にやってくるのであった。


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