プロローグ


私の名は鯉町 愛夢奈。ごく普通な生活を送っていた 高校1年生であった。 少し変わった所と言えばスケベな妄想エロじじいが いるぐらいで他には大して特別な事はなかった。 妄想エロじじい、鯉町 重柔。よく分からないが普段から 変なエロ道具を作っている私の祖父だが未だに成功 したものは作れていない。 ご先祖さまにとんでもないエロ道具を作った人もいるとは 聞いたがあのエロじじいには残念ながらそう言う才覚は なかったのであった。 まあ、ボケるよりはましだからほっといてはいるが、あの歳 で良くやると感心はしていた。 私の姉の愛魅亜姉さんはエロじじいが開発するエロ道具が 結構気に入ってるらしくて直々顔を出している様であった。 そんなある日の事だった。 突然にじじいと姉さんが突如いなくなってしまったのであった。 警察などが必死に調べてくれたのだが消息は途絶えたままに なってしまった。 ただ、部屋の様子から見るとある部屋にこの2人が最後に 居た事はわかったのであった。 その部屋には飲みかけの紅茶..食べかけのお菓子... そして得体の知れない変てこな機械... 私はこの機械に何があると思いいろいろ調べてみようと 思った。 これが全ての間違いの始まりであった.. 機械を調べてた私の前に突如、眩しい光が発しられたので あった。 パァァァッッッッ!!!! ばしゅーーーーーんんんんん!!! 私の身体は一瞬にどこかに飛ばされてしまった。 どかっ!!私は突然テニスコートの上に落ちたのであった。 「・・・・?ここどこ?テニスコート?」 ごほっごほっごほっごほっ。コートの片隅で痩せ細ったジャージ姿 の女性が立っていた。 「!!あれっ?あれは結秋先生じゃ...結秋先生ーー!!」 「・・・・丘か...待っていたわよ。」 「はいぃ?あのー私、鯉町ですが...先生どうしたんです?」 「先生じゃない!!コーチと呼びなさい!!」 「・・・・・・・えっと...これってこれって...」 「丘...次の試合..必ず耶亜佳婦人には勝つのよ...ごほっ!!」 (あああぁぁぁーーーやっぱりぃーこれってあのテニスものぉぉーー) 嘘、嘘、嘘よーー。あの機械で別の世界に飛ばされたってことぉぉーー? こんなアニメみたいなパタンがあっていいのーーー 私はこうして何故かテニスプレーヤーとして結秋先生、いいや結秋コーチに 鍛えられていく事になったのであった。 「いい事。愛夢奈さん。大事なのはお尻を見せない事なのよ。」 「・・・どうしてアンスコ履かないでノーパンでやるんですか?」 「だって、これは裏テニス、すなわち羞恥テニスなのよ。」 あああーーとんでもない世界だよー。ここは。 エロじじいが作った機械のせいか何故か羞恥な方向に話しが進められて いるじゃない!! とりあえず、元の世界に戻るにはトップ羞恥テニスプレーヤーになるしかない みたいね。(ちくしょーーー) こうして数多くの羞恥な試合を繰り広げた結果、私はようやくこの世界から 脱出する事が出来たのであった。 だが、それは1つのシナリオが終わっただけの話しであった... パァァァッッッッ!!!! ばしゅーーーーーんんんんん!!! 「・・・・・・・・ここはどこ?」 私の羞恥な物語はまだまだこれからであったのだった...


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