第1話「恥辱求めて」


 どんな悪にも怯まず立ち向かう正義の女生徒会長。  また私が知らない間に変な呼び名が追加されている..  私はどんだけすごいヤツなのか、自分で聞きたいぐらいだわ。  私の名は初夏津 観瀬愛(しょかつ みせあ)。  鯉路姫山高校の生徒会長をやっているごく普通の2年生の女子である。  人は私のことをハイパーステータスで呼びたがるが、中身はただの女の 子と言ってもいいはずなんだけど..  今日は生徒会長として校舎から離れの場所にある不良集団のたまり場に 1人で堂々と向かっている。  教師すらも怖くて行く事ができないらしく、無法地帯と化しているとも 聞く。  そんな危険なところに無防備に乗り込む馬鹿な女生徒会長。  おそらく、彼らは正義ぶった生徒会長のことが気に入らないはずだ。  乗り込んだ途端に彼らに服を剥ぎ取られ、陵辱の限りを尽くされるのだ ろう。  そして全裸で失禁した私を校門に晒して辱しめると思う。  あぁぁぁぁっ〜女神と呼ばれた私が明日から牝豚のような扱いをされて しまうのねぇぇぇーーー。  けど..それって痴女みたいだから、もう少し違うのでもいいのかも知 れない。  まあ、とりあえず乗り込んでから考えましょう。(うんうんっ)  そう言って、あっさりと危険な無法地帯に乗り込んでしまう私は大馬鹿 者だ!  中の連中がすぐに私の全身を舐めるような目つきで見てきて、近くにい た不良が私の服に手をかけた。 (ぁぁっ!ついに裸にされてしまうのね..けど、無抵抗って悔しいかも)  で、数分後..  お得意の護身術で壊滅させてしまうとこが実に呆れてしまうとこよね。 (はぁぁぁ〜、またやっちゃたわ..でも私にも言わせてっ!)  だってぇ、だってぇぇぇー、ただ黙って脱がされるなんて負けた気がす るじゃないのぉぉ〜〜!  せめて必死に抵抗を繰り返して脱がされるのなら納得するんだけど.. (う〜ん、それでも負けた気がして悔しいんだけどぉ..)  それにしても、こいつら弱すぎっ!呑気に昼間から酒宴なんか開いてい るから、こういう無様な敗北をするのよっ! 「努力が足りないっ!あんたら、精進が足りないわよっ!!」  あまりにも悔しかったので大声で叫んでみたけど、この声が彼らの心に 響いてしまって改心することを約束してきた。(おいっ!)  ここは普通、やられたのを根に持って汚い手で復讐してくるんじゃないの?  あっさり改心しないでよぉぉぉぉぉーーー。私の牝犬計画がぁぁぁぁぁーー!  それでまた私の呼び名に無敵の美少女生徒会長とか加わるのね..私は どこのヒーローなのよ..(ぁぁっ、私ってかなりの大馬鹿かもぉぉ〜)  そんな私のところに薙刀と長槍を背中に背負って走ってきた長い黒髪の 女子が私に声をかけてきた。 「生徒会長っ!!また1人で立ち向かっていったんですかぁ〜」 「!朝露副生徒会長っ」  彼女は私の下で副生徒会長をやっている朝露さんであり、私の身を案じ て勝手に助けにきたらしい。 (しかし..薙刀と長槍って、戦でもするつもりなのかしら..) 「いくら会長がお強いと言っても、もしものことがあったらどうするつも りだったんですか。そうなったら私..我を失って全員討ち取ってしまい そうです」 「・・・・」(討ち取るって..可愛い顔とは裏腹の怖い子よね..) 「とりあえず、この下衆どもは風紀委員にまかせて中の女子を助けにいき ましょう」 「中の女子?中に誰か居たの..」「はい、彼らに捕らわれていた女子が..」 「それは一大事ね。早く助けましょう」「はいっ」  中に入ると朝露さんが言っていた通り、2人の女子が裸で吊らされていた。  何て羨ましい..いやひどい有様だ。 「会長っ、幸いなことに身体の方には軽いあざがついてる程度で乱暴され た形跡はありませんね。どうやら、危機一髪のとこで会長が救ったようです」 「そう、それは良かったわ。けど、不良の前で裸にされた傷は大きすぎる わ。心の傷にならないように心のケアの手配を宜しくね」「わかってます」 「私はもう少し、ここでの実況見分をしておくわ。風紀委員に何もかも任 せるのも可哀想だからね」 「わかりました。では私は先にこの2人を保健室に連れて行きますので。 風紀委員の方には会長の実況見分を邪魔しないように近寄らないようにし ておきますので」「お願いね」  そういって、すぐに被害者の女子を背負って朝露さんが立ち去っていった。 「ふ・ふ・ふっ♪さて、さっさと実況見分をするとしますかぁぁぁぁ〜」  誰もいない部屋で急いで服を脱いで全裸になった私。  一度、こういう雰囲気で恥ずかしい姿をしたかったのよねぇぇぇーー。  器用に自分で身体を縛って、上手に吊るされた姿になってみた。  吊るされた女子はただ普通に両手を縛られて吊るされたようだけど、あ れだど足が使えるじゃないっ!足の自由を奪わないなんて本当にド素人な 連中よね。  やっぱ足の方もちゃんと縛って吊るさないとね。それも辱しめるように 大きく股を開かせて、おま●こを丸出しにしなくちゃね♪  これで立派に辱しめられてる女の完成だわぁぁ〜。ここまで完全に縛れ ば身動きの1つも取れないってものよっ!(えっへん!) 「・・・・・・・」ギシッ..ギシッ.. 「・・・・・」ギシッ..ギシッ..  そういえば、露出癖の他にみんなに知られてない欠点が私にはある。  意外にもおっちょこちょいで馬鹿な失敗をしやすいというところだ。 「・・・抜け出れない..これはどうしたものか..」  我ながら大股ぱっくりの見事な吊るし方が出来たのは嬉しいことだが、 本気で縛ってしまいました..(ぁぅぅっ〜〜)  ちなみに、もがけはもがくほど股が開いて、Eカップのおっぱいが無様 に搾り出せるようにしたのは実にいい仕事をした気がする.. (あ〜ん、私の馬鹿ぁぁぁ〜!やりすぎだよぉぉ〜)  とりあえず早く何とかしないと、言い訳できない状況になりそうだわ..  いや..手遅れだったかも..  コンコンッ「生徒会長!風紀委員です。実況見分ご苦労様です。もし良 かったら我々も手伝って宜しいでしょうか?」  気がつくと建物の外には風紀委員の男子たちが集まっていた。 (ああぁぁぁぁっ!どうしよぉぉぉぉーーー!)  どうやら、露出生徒会長としてのデビューのチャンスが来てしまったよ うであった。 (この危機的状況をどうやって抜け出たらいいのだろう..早く考えない と私のぱっくりおま●こが晒されちゃうよぉぉぉぉぉーー)  えっ?露出生徒会長になるのが夢なら、晒された方がいいんじゃないか って?それは違うわっ!(きっぱり)  だって、こんな自分のドジで露出狂ってバレるなんて負けじゃないっ!!  私は負けるのはイヤなのよっ!  自分から堂々と露出生徒会長よっ!って言ってこそ勝ちなんだから。  だから、この場は何とかして切り抜けなければいけないのよっ。  コンコンッ「生徒会長?そろそろ僕らも中に入ってもいいでしょうか?」  ドキンッ!「だ・だ・だめよっ!現場を荒らされたくないのっ!」 (って私はどっかの敏腕刑事か..) 「す・すいません。もしかして重要な証拠を採取中でしたか」 「そ・そ・そうよっ!重要な証拠だらけなのっ」 「そうですか。それなら我々はここで待機してますので」 「お・お願いね..」(いやぁぁっ、さっさと帰ってよぉぉぉぉぉーーー) 「ところで我々風紀委員としても状況を報告しなくてはいけませんので、 ドア越しで構いませんので調べた事を説明してくれませんか?」 「そ・そうね..えっと、それじゃまず部屋の配置だけど..」  大股を開いた姿のままで器用に辺りの様子を見て、私は風紀委員に説明 することになった。  彼らはきっと私が全裸でおま●こ丸出しで吊るされているなど思ってい ないのだろう.. (って言うか、絶対に気づかれないようにしなくちゃいけないわ!) 「・・・以上が部屋の全体図ってとこね。あとは..ああっ!!」 「!ど・どうかしましたか、生徒会長!」 「な・なんでもないわっ!ちょっとした閃きをしただけよ..」 「なんだ..閃きですかぁ..てっきり、何が重要なものを見つけたかと」 「まあ、それも少しあるかも知れないわ..」ドキドキドキドキッ...  えっと、とんでもない事実を見つけてしまいましたぁぁー。  ここのドアに鍵がかかってません..その上、立て付けが悪いせいか、 ドアのとこに中を覗ける隙間があります...  要するにいつでも開けられるってことじゃないぃぃっ!  どぉぉーーしよぉぉぉぉぉぉーーー 「はっ!」(ま・まさかっ!)  もしかして..すでに彼らは中の様子を知っているとか..    仮に知っていたとするならば..私って、かなりの大馬鹿ものかもぉぉ ぉぉぉーーーー!  だってだってぇぇ〜、おま●こをぱっくり開きながら真剣な口調で彼ら に説明してるのぉぉぉぉーー。  そうなんだわ..わざと知らないフリして楽しんでいるんだわぁぁ〜 ***ここからは観瀬愛のかってな憶測〜〜〜 「くくっ、見ろよ。あの真面目な生徒会長さまが、おま●こ丸出しで俺ら に説明してくれてるぜ」 「所詮は生徒会長さまもただの女ってことだな。ここは知らないフリして じっくり拝ませてもらおうじゃないか」 「しかし、胸の方もでけーな。Eカップの巨乳は嘘じゃなかったみたいだ な。ぶるんぶるん揺れてるぞ」 「けどよ〜。おっぱいまで締め付けられるように縛ってるなんて、よく1人 で出来たもんだなぁ〜」 「これからも脅せるように写メ撮っておくか〜。で、あとでネットでばら まいてやるか〜。いひひ」 「明日からは立派な牝犬として飼ってやるからなっ」 (ああぁぁっ、そんなぁぁぁぁーー) *************************  って、脅されるのは負けてるよね..それは絶対にイヤよぉぉぉぉーー (本当に知ってるのかな?そうだったら、私どうすればいいのよっ!) 「生徒会長?どうかしましたか?」「いえ..な・何でもないわ」 「そういえば何やら変な匂いがしますが、大丈夫ですか?」「!!」  彼らが鼻をクンクンさせてドアの隙間から漏れる匂いを嗅いできた。 (ああぁぁぁっ!嗅がないでぇぇぇーー!この匂いは私の汁の匂いなんだ からぁぁぁーー)  そう、股間の方を見るとはしたなく愛液が大量に糸を引いて垂らしてお り、私のおま●こはこのプレイにかなり満足してるようだった。 (ううぅぅっ、情けないぞぉぉーー!私のおま●こぉぉぉーー、満足して る場合じゃないでしょ!) 「はぁはぁはぁ..」(って言うか脳内にも快感が迫ってくるぅぅーー) 「生徒会長?息苦しいのですか?ドア開けましょうか?」 「だ・だ・だいじょうぶです..ド・ドアは開けちゃらめぇぇーー」 (呂律がまわらない..エッチなスイッチが入ってきてるぅ..) 「はぁぅっ..いいぃっ!」(しまった!)  あまりの快感でちょっとだけ喘いでしまったよぉぉぉーー!  こ・声を止めないと...「ああぁっ!い・イクゥゥーー!」  って私は馬鹿かっ!逆に変なこと口走ってどうするのよっ! 「はぁぅんっ!イく..イく..イっちゃうよぉぉぉーー」  だ・だめです..快感モード全開みたいです..こうなった私に出来る 事はただ1つ!  このまま後先考えないでイくだけっ!悔しいけど見せてあげるわよっ!  恥さらしな私のイきざまをぉぉぉーー!「イくぅぅぅぅぅーーー!」 「はぁはぁはぁっ..」(まずい..本当に声あげてイっちゃったよ..)  この後どうすればいいの?今のは絶対に聞かれたよね?いや、聞こえる はずよね..とりあえず何か言葉を出すしかないのかな.. 「本日は..晴天なり..」「ぶっ!何をいきなり言ってるんですか?」 「!!この声は朝露さんっ!あれ?外にいるのは風紀委員じゃないの?」 「ここにいた風紀委員の男子たちは生徒会長が息苦しくなったのを心配し て慌てて私のとこに助けを求めてきましたよ。くすっ」 「・・・ということは..えっと〜」 「ここに居た風紀委員の男子たちは会長の熱狂的な崇拝者ですから、勝手 な行動は取れませんから。ドアを開けるなって言ったら、会長がそのまま 死んでも開けないと思いますよ」(いや..それはすごく愚かでしょ!) 「ところで..朝露さんは..扉を?」 「私もこう見えても会長を心底崇拝してる1人ですから絶対に開けません よ♪まあ、生命的危機の時は開けさせてもらいますが、そんな様子でも なかったですし♪」 「何をしているか聞かないのですか?」 「さあ、私は何も存じません。この朝露 苺、会長が嫌がる事はしませ んので..ただ私の方からも今、扉を開けないで来ないでくだひゃぃ..」  くちゅっ..くちゅじゅぷっ.. 「・・・・朝露さん..えっと変な水音が聞こえるんだけど..」 「はぁはぁ..気のせいです..会長はそのまま実況見分のつづきを..」 (お〜い..人が縛られるのをいいことに何してるのっ!人のこと言えた 立場じゃないけどっ!変なことしないでよぉぉぉぉぉぉーーー)  そう..忘れてた。この朝露 苺(あさつゆ いちご)は可愛い顔をし てる割には、私のことを勝手におかずにして自慰する変わった女子である。  唯一の救いは私に自慰してるとこを見せないとこだけど、こんな場所で 堂々とするなぁぁぁぁぁーー!  もちろん、この後は何とか自力で縛った縄を切りました。考えてみたら この縄って安物だから力入れればいいだけのことじゃないぃぃっ!  ガラッ!「待たせたわね。朝露さん。実況見分終わりましたので戻りま しょう」「はい、私もさっき終わったとこなので、ちょうど良かったです」 「・・・何が終わったのよ..まったく〜」 「はい、数独です♪会長もおひとつやってみますか?」にこっ。 「はぁ〜、上手く考えたものね..まあ、お互い追求はなしということで」 「もちろんですわ♪」  今日の所は何もなかったことにするとしよう。けど、私の事だから.. これからもいろいろ羽目を外しそうかもぉぉぉぉーーー


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